またきてトゥーラン
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ゴルフ トゥーラン プライムエディション 2010年モデルが納車された。
色は写真のようにシャドーブルーメタリック。
カタログの様なブルーに見えることを期待したが、紺だよね。
直射日光が入ると、ラメが光って少しは派手に見える。
濃い色は、盾を模したミラー仕上げの大きなフロントグリルとの相性が良い。
同じトゥーランのGLi2005年モデルからの乗り換えなため、エンジンは2000ccDOHC直噴タイプFSIから、スーパーチャージャとターボチャージャの二段階加給器に1400ccDOHC直噴エンジンを組み合わせたTSIタイプへ、そしてトランスミッションも6速ATから7速DSGへと大きく変わっている。
また、外観もマイナーチェンジによって、グリルやヘッドライト、テールライトのデザインが変わり、ルーフにフィンアンテナが追加されるなど、地味なイメージがやや払拭された。
左ハンドル仕様の対向ワイパーも、右ハンドル専用の一般的なワイパーレイアウトへ変更されている。
個人的には、選択できる外装色の違いもあり、GLiのエクステリアの方が好みだった。
パワフルかつ低燃費なTSIエンジンとDSGトランスミッションの組み合わせがとても気に入り、さらにプライムエディションの装備のお買得感から買い換えるにいたった。
GLiは現行のHigh Lineに相当する。Prime Editionは、Trend Lineベースの特別仕様車なので、1グレード落ちたことにはなる。
しかし、動力性能が向上したほか、GLiではハロゲンだったヘッドライトは、アクティブコーナーリングライト方式のバイキセノンタイプとなり、ヘッドライトウォッシャーまで追加されている。
反面、フロントフォグランプは無くなった。
ドアミラーにカーテンシーランプが付いて、リモコンキーでロックを解除するとルームランプが点灯するのに加えて、クルマの両サイドも照らされるのは便利だ。
また、超音波レーダー方式の、後方パークディスタンスコントロールが追加された。
さらに、リモコンドアミラーのスイッチをLポジションにしておけば、シフターをリバースへ入れた際に左ドアミラーが自動的に下方を向いて駐車アシストするようになっている。シフターがリバース以外になれば、左ドアミラーは元の位置に戻り、パークディスタンスコントロールも解除される。
このような性能向上や機能追加にも魅力を感じて、同じ車種へ更新した次第だ。
しかし、グレードを下げたことや、ランニングチェンジによるコストダウンもあって、乗っていたGLiに比べてカタログには現れない細かな違いも目に付いた。
以下、2005 Golf Touran GLi と 2010 Golf Touran Prime Edition のカタログに記載が無い細かな違いを書き記しておく。
- タイヤを取り外すための車載工具が省略された。ジャッキ、ホイールレンチが無くなって吃驚した。
- 車載工具の簡略化に伴い、工具入れはパンク修理キットと同じ場所へ同梱されるようになり、左リアタイヤハウス後端に設けられていた工具収納スペースの工具固定部品等は一切省略されている。
- リアゲートの二段階オープンメカニズムが省略された。
- ドアミラーが横長からおむすび型へ変わり、面積は増えたように見える。
- ドアミラーリモコンスイッチのミラーヒーターポジションが“0”へ変更され、別途ミラーヒーターポジションが追加された。
- ルームミラーが天井吊り下げから、フロントウィンドウ貼り付け式へ変わって遠くなったため、小さくなったように感じる。
- フロアマットの固定が樹脂トグルから樹脂ホックへと変わった。
- 2005年のランニングチェンジでリアドアポケットのゴム底が省略されたが、プライムラインではフロントドアポケットのゴム底も省略されていた。
- エア弁付きタイヤバルブキャップが廃止され、一般的なバルブキャップへ変わった。
(単純に、プライムエディションに設定されているホイールの仕様かも知れない) - 運転席、助手席背面に設置されている二列目席用シートバックテーブルの材質と補強構造が変わって、剛性が低くなった。また、スポーツシートからトレンドライングレードのコンフォートシートへ形状が変わったからか、テーブル収納時にシート背面と面一だった上端が出っ張るようになった。
ぱっと見て、気付いたのは上記の通りだ。
更に、操作フィーリングから重厚さが減少している。
ハンドルが軽くなり、剛性感も低下。変速レバーのクリックも軽く、やはりレバー自体の剛性感も低下している様に感じる。
ウィンカー、ワイパーレバー、ヘッドライトスイッチも剛性が低下した感じ。特にヘッドライトスイッチは、回転軸の撓みが多くなっている。
リサイクルプラスチック率を上げたためなのか、内装樹脂の質が低下したように見受けられる。比重が小さくなった様な感じだ。
スライディングカバー(トノカバー)固定部のカバー部品の樹脂が軟らかく、形が歪みやすくなってカッチリ感が無い。
トレンドラインとほぼ同じプライムエディションの内装を、ハイラインと同じグレードのGLiと比べるのが悪いわけではなく、単純にコストダウンを目的としたランニングチェンジの結果が、重厚感の低下をもたらしているように思える。
但し、乗り味には影響が無い様だ。サスペンションフィーリングやブレーキフィーリングに関しては、GLiとの差をほとんど感じなかった。
ドライブトレインのフリクションがかなり小さくなった様で、積極的にエンジンブレーキを利かせないと、今までのブレーキの踏み方ではタイミングが遅く、踏力も足りないと感じることはあった。
ATとDSGとの違いも、多分にある。
とは言え、同じ車を乗り継いだからこそ感じる些細な違和感だろう。
GLiに対しての進化は、買い換えるに足るものであったことは間違いないし、その走りは、子供たちでさえ驚いてくれるほどに加速感溢れるスポーティなものとなっている。
長く乗るための質感の良さがスポイルされてしまったのはとても残念ではあるものの、今選ぶとしたら、やはりベストな選択だったと思っている。
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