2013.12.08

トレーラーバイクで自転車散歩

トレーラーバイク朝から快晴、しかも風穏やか。

早朝マイナス3度まで下がっていたので、朝霧を覚悟していたのだが、川の水温がすっかり冬モードになったのか、空気がとても澄んでいたものか、日の出から陽光が降り注いで日向はぽかぽかしていた。

みーちゃん氏や次女Y氏、長女H氏の送り迎えなど午前中は出かけられず、昼過ぎになってから長男S氏とトレーラーバイクを使ってタンデムで自転車散歩を楽しんだ。

車の通りの少ないルートを選んで、ゆっくりペースで走る。

空気はキーンと締まっているが、午後の陽ざしが勝って少し汗ばんだりもした。

長男S氏はハーフフィンガーのグローブだったが、日が沈むまでは快適だったようだ。


このトレーラーバイクは、今秋で7年目になる。

シートポストを抜き取ると、連結ブームのある前部を折り曲げて長さを半分にできるので、20インチの子供車とほぼ同じスペースに収納できる。

MONGOOSE SABROSA with ADAMS Trail-A-Bike

フレームはクロモリ・スチール製で、車重は約10kg。

トラクター用の700cバイクと一緒に、電車輪行させたこともある。

オリジナルモデルに対し、ハンドルバーをBS製の軽合ショートバーハンドルへ変更し、折りたたみペダル、そしてサドルを大人用のコンフォートシートへ換装している。

制限体重が40kg程度までなので、今は次女Y氏と長男S氏しか乗せることができない。

今日のようなサイクリングのほか、送り迎えでも使っている。

南信州飯田市立動物園

1時間ほど走りまわって、飯田市立動物園へ。

入園無料の小さな小さな動物園ですが、ここ数年市街地整備事業費で旭川動物園的行動展示、景観展示を実践すべく大胆な施設改良中。

15時から16時にかけては、目玉のフンボルトペンギン、ミーアキャットの食事タイムがあって、長男S氏はじめ子供たちは大興奮だった。

軽便鉄道の弁慶号は、バッテリー駆動ながら煙突からスチームを噴き出しながら走っている。

ここの電動遊具は、どれも50円なのも財布にやさしいね。

ワークショップが充実しているかざこし子どもの森公園、そしてデジタル方式の最新式プラネタリウムで独自プログラムが楽しめる飯田市美術博物館と併せて、家族連れには特におすすめのスポットです。

夕方、日射しがなくなってくると途端に冬の寒さに包まれる。


飯田市上海楼のタンメンと中華そば、餃子サイクリングの締めは飯田名物上海楼のゆるゆるラーメン。

藤子不二雄氏描くところの小池さんのように、ラーメンは出前が当たり前だった。
出前で麺がのびても美味しいラーメンってコンセプトの飯田のラーメンは、出来たてもゆるゆるな麺が特徴。

硬めの麺が好まれる昨今、ちょっと癖はあるけど、こういった食べ物だと思えば納得できるおいしさ。

ご飯代わりなので、ボリュームも満点。

最近は肉野菜炒め載せタンメン(750円)、辛さ(ラー油)控えめがお気に入り。

長男S氏は中華そば(600円)、麺だけを食べる。今日はシナチクはいらない気分なんだって。

餃子はもちもち揚げ餃子。千切りキャベツの上に載って、特製中華ソースひたひたがまた美味。

すっかり満腹、からだもホッカホカ。かさねて日帰り温泉へ直行したい、そんな気分、冬晴れ日曜日の夕暮れ。

| | トラックバック (0)

Schwinn Rendezvous 2

Schwinn Rendezvous 2

Schwinn Rendezvous 2

次女Y氏の誕生日プレゼントになったシュウィン ランデブー2

シュウィン ランデブー2フェンダー支持金具性能よりも、ピンクとミントグリーンのカラーリングが気に入った模様。

7速ボスフリー、レボシフトという構成は残念。
8速カセットスプロケットでラピッドファイヤーレバーという構成がベターだ。

スチールフェンダーを支持する金具から異音がするので、右の写真のように炭酸系飲料ペットボトルの切れ端を挿入して抑えている。

この自転車はクロモリ・スチールフレームにハイテン・スチールフォークという構成で、フェンダーやフェンダーステーなどスチールパーツが多いので、錆に悩まされそうだ。

フレームサイズはXS。
欧米ではMサイズとSサイズもラインナップされているが、日本ではワンサイズ。
しかし、クランク長は170mmなんだよね。XSサイズフレームなら、せめて165mmを採用してほしいものです。

なお、この手のバイクには珍しく、スタンドが付属しない。当方ではAKIスリムセンタースタンドを使っている。

ブロックダイナモ台座が無いのも残念なところ。

リアエンド部にフェンダーステーダボはあるが、キャリアダボは無い。

タイヤは700x28cで、チューブバルブは米式。
ミキストフレームデザインの700c完成車は、意外と英式バルブチューブが多い中、米式なのは幸い。


次女Y氏はとても気に入っている。長く乗ってもらえるといいな。

| | トラックバック (0)

2013.11.21

700c 軽快車 シュウィン ランデブー2

今宮神社のもみじ
王竜寺川の落ち葉

19日の朝に霙(みぞれ)が降っていた。
昨日の夕方も霙まじりの雨。山はうっすら雪景色。

街中の紅葉もそろそろお仕舞い。木枯らしに身が縮む。

次女Y氏の新しい自転車

20インチのジュニアMTBに乗っていた次女Y氏も、長女H氏と同じ700cタイヤサイズの自転車へ乗り換えた。

選んだのは、シュウィンのランデブー2という軽快車。

桜色に塗られたスタッガードフレームはクロモリ製。

ウッドボトムの前かごとホイールリムやブレーキレバーがパステルグリーンに塗られていて、いかにも女の子って配色は次女のお気に入り。

シュウィン ランデブー2

とても残念なことに、スタンドやライトといった、普段使用頻度の高い装備が無い。

スタンドは後付けしたけど、ライトをどうするか悩んでいる。あと、鍵もね。

できればダイナモ式を付けたいのだが、ブロックダイナモは台座が無く、後付けだとスマートじゃない。
専用カラーのリムが使われているので、ハブダイナモにするなら、ホイールをバラして組み直すことになる。

鍵は馬蹄錠(サークルロック)がいいのだろう。キャリパーブレーキを避けながら、スマートに付けられるか思案するところだ。

可愛い前カゴも、木製の底板の重さがかなりあるようで、ハンドリングに影響するほどフロントヘビーとなっている。

フレームと同じ桜色に塗られたフェンダーは鉄製。ステーも鉄にクロムメッキっぽいな。錆るよね。


Schwinn Rendezvousには、Rendezvous 1という内装変速機を採用したモデルもある。

グレーカラーのユニセックスモデルで、フレームサイズ自体はRendezvous 2と同じ。

ランデブー1は、スターメイアーチャーの5速内装ハブに合わせた専用フレームになっている。

ランデブー1の方が格好良く見えるけど、坂が多い当地だとランデブー2の方が使い勝手は良いだろう。

| | トラックバック (0)

2013.11.06

Schwinn Speedster 2.0

Schwinn Speedster 2.0

長女のファーストバイクだった、シュウィン スピードスター 2.0。

ロゴシールとモデル名からすると、2001年モデルらしい。

写真のモデルは2000年から2003年までの4年間に毎年フレームカラーなどの仕様を変えてリリースされていて、2000年と2001年のモデルは、フレームにクロモリ鋼がおごられてる。

2002年と2003年モデルは、フォークと同じハイテンションスチールへとグレードダウンされた。

写真の様にフレーム形状が凝っていて、プレイス整形されたフレームを貼り合わせて溶接したモノコック構造を採用している。

同じデザインの26インチホイールモデルが台湾のメリダからリリースされていたことから、Schwinn Speedster 2.0もメリダで作られていたものだろう。

シュウィンからは、24インチホイールのSchwinn Speedster 2.4もリリースされていた。


Schwinn Speedster 2.0は20インチホイールを採用したMTBモデルで、フロントシングル、リア7速の構成。

対応身長は120cm~150cmといったところか。

ボトムブラケットがアメリカンサイズで、クランク長135mmのワンピースクランクが使用されている。

152mmクランクが多い子供車の中で、135mmという長さ最適と言える。


長男が自転車の練習をはじめたいと言うので、彼に合わせて整備した。

ステムを上下逆にしてハンドルを下げ、サドルを一番前に出して、シートポストを一杯まで下げた。

変速がトップに入らなかったので調整。トップ側の動作制限調整が悪かったようだ。


初雪までには乗れるようになるかな?

娘たちはトレーラーバイクに乗っていたこともあってか、すぐに乗れるようになった。

長男もトレーラーバイクには幾度も乗っている。それほど苦労せずに乗れるようになるだろう。

| | トラックバック (0)

2012.06.25

自転車の荷台にビデオカメラを付けて撮影

固定ギヤでありながら3段変速機を内装させた Podium Carrera Roll と、ADAMS Trail-A-Bike Shifter を牽いた MONGOOSE SABROSA OCHO modoki の荷台にハイビジョンビデオカメラを取り付けて、走行しながらビデオ撮影して見た。

いわゆるオンボードカメラによる車載動画です。

トレーラーバイクは、長女、次女、そして長男と使い続けています。

彼らがどのように乗っているかを見るのは、これが初めて。


カレラ・ロールの方は、スターメーアーチャーのS3Xの操作などがわかればと思いましたが、カメラの画角とアングルもいまいちで、趣旨には及びませんでした。

固定ギヤでも、変速操作は意外に支障がありません。

ダウンチューブのダブルレバー台座に変速レバーを取り付けていますが、ハンドルへレバーを取り付ければ、より安全に操作できるものと思います。

| | トラックバック (0)

2012.06.11

荷台(キャリア)低床化とギヤ比変更

Commuter bike

舗装道路を走る用途を中心に発展し、競技用自転車として洗練されたロードバイク。
オフロードを楽しく走るために考案され、現在は競技用自転車として発展しているマウンテンバイク。

そして、ロードバイクとマウンテンバイクそれぞれのコンポーネントをミックスして、舗装道路から未舗装路、石畳など多種多様な路面を走ることができ、多用途かつ通勤利用も考慮された自転車を、ヨーロッパでは“Hybrid Bicycle”と呼ぶのだそうです。


ウィキペディアによると、“Hybrid Bicycle”は次の5つに分類されています。
ただし、マーケッティングによる呼称もあって、その境界は曖昧です。


  1. Trekking bike(トレッキングバイク)”:
    泥除け(マッドガード)と荷台(キャリア)、前照灯と尾灯を備えたもの
  2. Cross bike(クロスバイク)”:
    泥除けや荷台は付けず、フラットバーハンドルで、オフロードの走破性を少し犠牲にしてサスペンションなどは採用せずに、できるだけ軽量化を重視したもの
  3. Commuter(コミューターバイク)”:
    トレッキングバイクを基本として、通勤に便利なようにバスケットを追加したり、ズボンがチェーンに絡まないようにようにチェーンガードを付加したもの
  4. City bike(シティバイク)”:
    コミューターバイクから長距離走行の要素を省き、グレーチングや石畳での安定性を重視するため、より幅広なタイヤを採用し、耐久性も重視して設計されたもの
  5. Comfort bike(コンフォートバイク)”:
    シティバイクから変速機を省き、よりアップライドなポジションが取れるようなハンドルなどを採用したもの

写真の自転車は、典型的な“Commuter”でしょうか。
てっきり“Trekking bike”と思っていましたが、フロント変速機を追加してもう少しワイドレシオにしないと山道がつらい構成です。

長女用に組んだものですが、彼女はあまり自転車を使いません。
写真の状態までサドルを上げれば自分も使えるので、ママチャリ代わりに借りて乗っています。

また、トレーラーバイクの牽引のため、トラクターとしても使います。
ロングホイールベースで車重もそこそこあるので安定性が高く、ESGEダブルレッグスタンドを装備しているので何かと便利です。

元々はK2 Enemyをトラクターにしていましたが、カーボンフォークへ換えて軽量化したのと、スタンドが無い不便さもあって、長女の自転車を借りることになりました。


さて、トラクターとして使うには、二点ほど問題がありました。

ひとつは、荷台がトレーラーバイクのブーム(ヒッチ(連結器)へと伸びるフレーム)に当たる。

そしてもうひとつの問題は、ローギヤでも上り坂がつらい。


ブームが荷台に干渉する問題は、こちらの様にトレーラーヒッチの取りつけ箇所を上げることで解消できる場合がほとんど。

ところが、娘のバイクは荷台が若干後ろ気味で、ヒッチを上げただけでは十分なクリアランスを取れません。

そこで、荷台の取りつけ穴を追加する加工をして、12mmほど低床化しました。


ギヤはフロントがシマノ・アルフィーネの45t、リヤは20tにALFINEインター8の構成。
インター8は、0.527倍から1.615倍の8段変速機。これでも上り坂がつらいので、手元にあったSHIMANO HORNのDHクランクへ交換。

フロント32tとなります。トップスピードは下がりますが、登坂性能を重視する方が娘にとっても便利です。

クランクをHORNにしたことで、スタンドを立てた時に、クランクがスタンドへ干渉しなくなりました。

荷台を下げたことで十分な隙間ができ、、トレーラーバイクのブームとの干渉は完全に無くなりました。

トレーラーバイクとトラクター化したコミューターバイク

あとはダイナモライトの交換が必要です。
今付けているマジックワンSR600HD相当のハブダイナモ用LEDライトは、LEDの劣化で輝度が著しく低下しています。

欧州ではダイナモ用ライトが数多くリリースされていますが、日本では品ぞろえがよくありません。
意外に高価なものなので、適当な製品を個人輸入してみたいと考えています。

| | トラックバック (0)

2010.12.15

リアキャリアとトレーラーバイクとの干渉回避

ウィンブルドン(Wimbledon Bicycles)ServiceAceにリアキャリアを付けたため、トレーラーバイクのブームとキャリアとのクリアランスが厳しくなった。

そこで、シートポストに取り付けている連結器(トレーラーヒッチ)を30mm上げることにした。
ちょうどオーバーサイズステム用の30mmカーボンコラムスペーサーが余っていたので、トレーラーヒッチを30mm上げて固定してから、コラムスペーサーを入れてシートポストをシートチューブへ取り付ける。

理屈ではスペーサーを入れる必要は無いのだが、シートバンドにクイックリリースタイプを使っているためか、時にシートポストの固定があまく下がってくることがある。
スペーサーを入れておけば、サドルが回転することはあっても下がることはない。

トレーラーヒッチを移動させて、トレーラーバイクがキャリアへ干渉する可能性は無くなった。
写真の通りクリアランスは少ないものの、トレーラーバイクの変速ケーブルも干渉しない。

次女Y氏を乗せて近くの森林公園まで走ってきたが、特に異常はなかった。
しかし、キャリアが無い状態に比べると、トレーラーが水平より下がる場合のクリアランスは随分と減ってしまった。
坂道へ入る時や、坂道から平坦な場所へ移る時などは特に注意したい。

| | トラックバック (0)

2010.12.06

Night Rider

ServiceAceで長女を迎えに行って、帰りは彼女が乗って帰る。

僕は荷物を抱えて、走って帰る(苦笑)。

フロントフォークブリッジに付けられた大きな砲丸タイプのヘッドランプが邪魔で、前篭をスマートに付けられそうにない。

なんとか工夫して、かわいいパニアバッグでも付けられるようにできると良いね。

小振りのリヤキャリアが入手できると良いのだけど。できれば、エンドステイと、あとはフェンダーで固定するタイプ。
問題は、ディスクブレーキキャリパーをどう逃がすかというところか。

元々安く買えた自転車だから、あまりお金をかけずに実用的な、それでいてちゃんと女の子の持ち物っぽく仕上げなくちゃだな。

| | トラックバック (0)

2010.12.01

Wimbledon Bicycles ServiceAceのサドルを下げる

Wimbledon Bicyclesサービスエースというトレッキングバイクのサドルを限界まで下げる工夫をした。

ママチャリなどで使われている櫓(ヤグラ)とピラーが別体のシートポストを使い、ヤグラをひっくり返してサドルを取り付ける。
このヤグラ返しについては、「サドルの高さをギリギリ下げる方法」として、CBアサヒのHPで詳しく解説されている。

黒色ながら、φ27.4mmのアルミ合金ピラーのシートポストが手元にあった。ヤグラはスチール。
しかし、ヤグラの形状に一癖あって、廃棄予定の子供乗せ自転車のヤグラの一部と交換して利用した。

櫓返しにより、BB中心からサドル座面までは565mmとなった。これで、長女なら普通に乗ることができるだろう。

シートチューブはC-Tで500mmなので、フレームのシートチューブ上端からサドル座面まで65mmという次第。

サドルの前部底面がシートピラー先端と干渉するため、写真よりサドルを引くことができない。サドルを高くして自分が乗る時は、ちょっとポジションが窮屈となるが仕方ないな。

トレーラーバイクを牽く時は、牽引用のヒッチと別のサドルが付いたシートポストへ交換して使用する。
そちらのサドルを目一杯引いてセッティングしておけば良い。

アルフィーネのクランクは170mmのワンサイズで、長女には長すぎる。できれば短いクランクを手当てしたい。

ハンドルも高すぎるので下げてみた。
もう10mm下げることはできるが、コラムを切りたくないので、見た目のバランスも考慮して10mmだけにした。

フロントライトが上向き過ぎるので、俯仰角調整用のネジを弛めて再調整。
ネジがとても固く締められていて、10mmのソケットレンチとラチェットレンチを併用した。プラスのねじ回しも当たるようになっているが、ネジを舐めてしまうだけだろう。

このバイクは、長女H氏が使うようになったら荷物を載せる工夫をしないといけないだろう。
フロントにスペースが無いので、リヤキャリアにサイドバッグあたりが適当だろうか。

| | トラックバック (0)

2010.11.30

TREKKING BIKES

ウィンブルドン(Wimbledon Bicycles)ServiceAceが届いた。

さっそくリヤフェンダー用テールランプワイヤー錠を追加した。


この自転車は、クロスバイクと言うよりはトレッキングバイクというカテゴリーのモデルらしい。

トレッキングバイクは欧州でもっとも売れている自転車の種類で、日本のクロスバイクとほぼ同じ車種ではある。

しかし、いわゆるママチャリと呼ばれるシティサイクルが実用自転車のデファクトスタンダードとなっている日本とは違い、ヨーロッパではママチャリのような圧倒的シェアを誇る定型な自転車は無いようだ。

クロスバイクがスポーツサイクリング用としてのニーズに絞られている日本とは違い、欧州ではスポーツ用自転車がシティサイクルとしても使われる。

そのため、トレッキングバイクにはフェンダー(泥よけ)や荷台が標準装備されていることが多い。

また、日本ほどに舗装路が整備されていない国も多く、旧い町では石畳も残っている。路面の補修サイクルも長いため、舗装路面が荒れている。
サスペンションが装備されているモデルが多いのも、日本のクロスバイク事情とは異なる点だ。


さて、届いた自転車は、典型的なトレッキングバイクの特徴を備えている。
しかも、シマノがトレッキングバイクのために開発したアルフィーネ(Alfine)コンポーネントをフル装備。

アルフィーネのディスクブレーキは油圧キャリパーで、すごく引きが軽く効きも良い。長女はこのブレーキがとても気に入ったようだ。
メンテナンスフリーなら、電動アシストモデルの様な重量のある自転車に標準採用して欲しいブレーキだ。

さらに砲弾型のヘッドライトは3wLEDが前輪ハブ内蔵のダイナモで給電されるオートライトで、コンデンサーにより停車時でも一定時間明かりが灯く。

チェーンステイ直結のアルミ製サイドスタンドが変わっていて、スタンドパイプを反時計方向へ捻るとロックが弛み、伸縮できるようになっている。時計方向へ捻ればロックされる。
工具なしで簡単にサイドスタンドの長さが変えられるので、少々斜めな場所でもスタンドを使うことができる。

フロントサスペンションは、エアサスペンション、オイルダンパーシステム。ロックアウトは手元操作できるようになっていた。

本革のサドルは、皮の伸びに応じて先端からアーレンキーで引くことができるようになっていた。
ハンドルグリップも、同じ本革のエルゴノミック形状なモデル。

台湾製の表示だが、フレーム自体は溶接が汚く塗装の仕上げも悪い。組み立てが台湾で、フレームは中国製かも知れない。

元々14万円の定価設定だけあって、使われているパーツも価格相応だ。
パーツに対してフレームの仕上げが悪いため、あまり高そうに見えないのは残念だ。

肝心の走りだが、内装変速機のためかギヤのかかりが悪い。そのため、軽快感に欠ける。
しかし、泥よけもダイナモライトも付いているし、サイドスタンドもある。ママチャリ兼トレーラーとして使い倒す予定だ。

附属のサスペンションシートポストでは、BB中心からサドル面まで660mmまでしか下げられなかった。
フレームC-T:500mmは、女性陣にはやっぱり大きすぎたな。
シートポストを一般的なもの(リッチータイプ)へ変えて、長女H氏がなんとか乗れそうな高さ(BB中心からサドルまで600mm)。彼女が普段使いできるようにするには、サドルをもう20mmほど下げる工夫をしないと駄目なようだ。

フレームのトップ長はホリゾンタル換算で560mm、ステム長は約125mmと、ロードバイク基準でみると随分大きいと思ったが、シティサイクルのポジションでは、むしろ短いと思ったほどだ。
身長152cmの長女も、ハンドルが遠いことは無いと言っていた。短いステムへ換えて、ハンドルもスワロータイプにしたいと思っていたが、そんな必要はない様だ。

| | トラックバック (0)