2020.03.02

チェーン交換(10速システムのロードバイク)

シマノのロードバイクコンポーネントは11速スプロケットで、マウンテンバイク同様に12速化も目前ですが、当方は旧い10速システムを使っています。

主に室内ローラー台で使用しているスコットCR1SL、そしてサイクリング用のスコットアディクトR1ともに最近チェーンを交換しました。

購入した当時はシマノCN-7801チェーンを使用していました。このチェーンはずいぶん前に生産終了して流通在庫も無いため、同社のシマノ CN-HG95へ切り替えています。

シマノの推奨に従うなら、継続生産されている10速用HGチェーンでアルテグラグレードのCN-6701を使うべきところです。

CN-HG95はシマノのMTB10速コンポーネントと10速ティアグラ向けの左右(裏表)非対称のHG-Xチェーンで、超低摩擦表面処理「SIL-TEC」が施されています。

同様のチェーンにはEバイク用のCN-E6090-10というものもあります。

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2019.04.18

東山道古道で神坂峠を越えるサイクリング

随分前に坂隊の宮さんが「自転車で東山道を」ってお話しがあって、自分もいつか走ってみようと思っていました。


東山道は五畿七道のひとつで、8世紀には整備されていたという古道です。

神坂峠(みさかとうげ)はその要所であり最大の難所で、阿智村と中津川市との境、標高1569メートルにあります。

神坂峠から50メートルほど南に林道大谷霧ヶ原線が通っていますので、阿智村から馬込へ、またその逆コースも走った経験があります。


今春、駒つなぎの桜の開花前に、園原から神坂神社を経由して神坂峠を越えてみました。

神坂神社まではロードバイクで上ったことがあったので、詳しく下調べもせずに山道を上ったのですが、神坂神社から神坂峠の道程は二つのコースに別れていました。

カラマツコースと名付けられた本来の東山道古道ですが、登り口からあまりに急峻なため早々に断念。

園原川沿いの傾斜が緩やかなブナコースを走りました。そんな訳で、実はタイトルには誤りがあります。

 

林道大谷霧ヶ原線 神坂峠

神坂神社より南アルプスを望む

富士見台高原往復登山コース※ブナコース

富士見台高原口

富士見台高原の日陰には、先週降った雪が残っていた

富士見台高原から恵那山

 

平成最後の冬は記録的とも言える暖冬で雪もとても少なかったのですが、梅の花が咲く頃になってから急に冬が戻ったような寒さになりました。

この日の前週にまとまった降雪があり、標高1200メートルを超えると雪が残っていました。

とは言え、道はそれほど険しくなく、目算通り神坂峠に到着。

 

 

神坂峠まで来れば目的は終了ですが、林道大谷霧ヶ原線で岐阜側へ下り、馬込峠を越えて大妻籠、そして蘭(あららぎ)を経由して大平街道で大平峠と飯田峠を越えて帰ります。

神坂峠から岐阜側へと下る

林道大谷霧ヶ原線

 

強清水で給水。これが悲劇を生む。

強清水(林道大谷霧ヶ原線)

強清水からの下り、荒れた路面の振動で外れたボトルを後輪が踏んでしまった。

路面が荒れていてボトルを落とすことは偶にある。しかし、運悪くコーナーリング中だったため落車に繋がった。

転倒は一瞬の出来事で、どうしてこうなったかすぐには分からなかった。とにかく自分の状態を確認する。

幸い、激痛で動けないという感じではない。立ち上がることもできた。

右カーブだったため、右半身を路面に打ち付けている。腰の右側から臀部までパンツが破れていた。酷い擦過傷になっている。

右肘と右肩にも痛みを感じたが、こちらは衣服のダメージは無く骨にも異常は無さそうだ。

自転車を確認する。ダメージは見あたらない。そしてボトルが無いことに気付く。

ボトルは20メートル先まで吹っ飛んでいた。

近くの沢で傷口を洗い、今一度自転車の状態をチェックして走り出した。

クアリゾート湯舟沢の前にある五平餅屋さんまで一気に下った。ここの団子の様な五平餅が食べたかったが、なんと売り切れ。

落車で時間をロスしたための大きな悲劇だった。

失意の中、たこ焼きをいただく。

 

馬込宿の春

神坂PAで遅い昼食をとり、馬込宿でふたたび休憩。

じわじわと落車のダメージを感じる。日没時間も近く、大平街道を抜けるのは難しそうだ。

 

蘭から国道256号線で清内路峠を越えて飯田へと戻りました。

詳細は、STRAVAのログをご覧ください。

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2015.12.24

コンパクトクランク

あたたかなクリスマスイブ

クリスマスイブなのに、朝の最低気温が5度。

日中は気温が14度まで上がり、日射しも手伝って、体感では20度以上にも感じた。

南アルプスに懸かる雲も、冬らしく見えない。

FC-6650G

アディクトのクランクを、FC-7800からFC-6650Gへ替えた。

いわゆるコンパクトクランクで、フロントチェーンリングが52-38から50-34になった。

外したクランクはCr1で既に使っている。Cr1は、FC-6601Gの53-39からFC-7800の52-38となった格好だ。


コンパクトクランクへの交換自体は簡単で、チェーンリング付きで取り替えただけ。

今のところ、FDの調整もチェーンの詰めもしていない。

90kmほど走ってきたが、特段不満は無いので、このまま使ってみるつもり。

アディクトのチェーンフォールプロテクター

ただ、チェーンフォールプロテクターは交換した。

アディクトのシートチューブは34.9mm径なので、ノーマルクランクではバンドタイプの写真左のチェーンフォールプロテクターを使っていた。

ところが、シートチューブはBBに向かってテーパー状に太くなっていて、34歯のチェーンリングに対応する位置へチェーンフォールプロテクターを下げられない。

アディクトはFDの直付け台座がカーボン製なため、FDと共締めするタイプのチェーンフォールプロテクターは使いたくない。

そこで、34.9mm径以上でも使えそうなバンドタイプのチェーンフォールプロテクターとして、サードアイ・チェーンウォッチャーを手配した。

写真右側が、サードアイ・チェーンウォッチャー。なんとか収まっている。

すこし大仰な気はするが、フロントインナーのチェーン落ちはダメージが大きいので、それが完全に回避できるなら問題ない。

ところでコンパクトクランクにした効果の程だが、今日は確認できるほどのヒルクライムができなかった。

アップダウンが緩いコースでは、ちょっと合わない感じ。

来春、大平街道の冬季閉鎖が解けたら、タイムの変化で評価したい。

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2014.10.29

陣馬形山 2014秋

陣馬形山 2014秋

昨日、今日と素晴らしい秋晴れ。南信州中川村の陣馬形山へ上ってきた。

ロードバイクで走るのを半年間休んでいた。
もともと力不足なのに加齢を放置した報い。登坂はもちろん、平坦でもスピードが上がらない。

追い込めないので、サイクリングと割り切って走っている。
そうは言っても、予定の時間には帰宅しなくちゃいけないのが救いか。


渡場(どば)の銀杏並木も色付いてきた。

高圧電線を避けて、南駒ケ岳と銀杏並木を撮る。

中川村渡場の銀杏並木と南駒ケ岳


明日30日までは舗装工事のため、陣馬形山山頂から折草峠の間は通行止め。

そのため、アンフォルメル中川美術館から手取沢沿いに風三郎神社へと上る。

陣馬形山から中央アルプスと伊那谷を望む


帰路は風三郎神社前の陣馬形林道を北に走って起点へ出、県道210号の四徳発電所北側へと下りて、小渋側沿いに戻った。

小渋峡谷の秋

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2014.04.13

赤石峠は4月24日まで閉鎖中

国道256号線舗装路終点付近

喬木村の「氏乗の枝垂れ桜」を見物した後、県道251号線で上村へ出る予定だったが、喬木村矢筈から飯田市上村までは今月24日まで冬季閉鎖中とのことだった。

仕方が無いので、国道256号線へ戻り、卯月山を巻いて平栗峠から千代方面へ走ることにした。

国道256号線の舗装路終点から平栗峠までは、未舗装のダブルトラックとなっている。

卯月山から平栗峠

CR1で使っていたキシリウム・エキップと25Cのタイヤ、そして11-25sのスプロケットへ換えたので、未舗装路も比較的楽に走ることができた。

平栗峠からは飯田盆地が一望できる公園になっていて、バーベキューを楽しむ一団に出遭った。

平栗峠からの眺望

赤石峠、地蔵峠と越える目論見は外れたが、ヒルクライムはそれなりに楽しめた週末だ。

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2014.04.12

ヒルクライムシーズン到来

「東山道神坂から南アルプスを望む」

桜の花のシーズンになって、近隣の名桜を巡るサイクリングを楽しんでいる。

日を追うごとに、開花がはじまる名桜が佇む標高も増す。

今日は900メートルを超えた。

もっとも、そこはまだ咲いていない。開花までは、もう一週間はかかりそうだ。

今週末は、冬季閉鎖された峠道の多くが開通する。

いよいよヒルクライムシーズン到来だ。

一足先に楽しんでいるものの、峠越えは格別。

桜が一段落したら、峠へ行こう。

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2010.09.25

運動会、大平街道TT、そしてボンシャンス激励会

雨で延期となっていた娘たちの学校の運動会が秋晴れの下に開催された。
長女H氏は小学校最後の運動会になるので、しっかりビデオで残しておいてねってことでカメラ片手に見学。
組体操に感動していたのはみーちゃん氏。
怪我なく無事終わって良かったな。次女Y氏は徒競走で1位。ダンスも楽しそうでした。

運動会を見学後、少し時間があったのでアディクトを使って大平まで上ってきた。
アディクトは反応が良いわりに振動吸収性能も高い。あまりに気持ち良いので踏みすぎて、TT区間へ着くまでに心拍をずいぶんと上げてしまった(苦笑)。そこまでのタイムも過去最高だったかも。
TT区間も調子よく、ヴァーチャルパートナーどころかサイコンの表示すら見ないようにしていたが、ペースが高いことに気付いていた。
中間地点でかなりきつく感じても、ペースは落ちなかった。ラスト1kmもそれなりに踏めた。
36分台が出たか?と思ったが、結果は37分7秒と、ベストタイムにも1秒足りなかった。
尚、FDのフレーム直付け台座がカーボン製のため、FDの剛性が低くなるのが玉に瑕。お陰でシフトアップ時に変速性能がスポイルされていることを感じる。

ヒップホップ教室帰りの次女Y氏と連れ立って、夕方はかぶちゃん食堂で開催されたボンシャンスの遠征報告会兼激励会へ行って来た。
グムサンジンセンアジアの福島晋一選手が代表を務めるプロロードレーサー養成チームであるボンシャンス飯田は、今年からケフィアグループのかぶちゃん農園がメインスポンサーとなって活動している。
チームメンバーの多くは、フランスの国内レースで研鑽しているため、激励する機会が少ない。
シーズンも終盤となり、ジャパンカップやツール・ド・沖縄に参戦するため帰国した選手達が久しぶりに当地へ集まっている。スポンサーのご厚意で、懇親会が賑々しく執り行われた次第だ。
とても楽しい一時だった。次女Y氏には退屈かもと思ったが、かぶちゃん食堂のバイキングメニューが豊富で味もよくご機嫌だった。晋一さんのお嬢さんのAちゃんとも仲良くしていた。
ジャパンカップでも是非大活躍して欲しい。期待しています。

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2010.09.24

Unaddict

決戦しないから(苦笑)、全然乗ってないスコット・アディクト。

最近のポジションに合わせて、サドル高を5mm下げて、ハンドルを僅かに送った。

写真のように、ステムからハンドルへの繋がりがほぼ直線になっている。

以前からいわゆるフラットトップなセッティングを好んではいたが、コンパクトな曲がりのシャローを使っているために、アナトミックの下ハンを切り詰めたような形状に見える。

ゴールスプリントに絡めるほど速くないので、下り坂での下ハンの握りやすさだけを考えれば充分だ。

ヒルクライム重視として、ブラケットを握ってのダンシングがもっとも楽になるポジションをベストとした。


-追記-

朝令暮改。ハンドル送りすぎた。
斜度がきつくなると違和感が拭えない。止まってはハンドル調整して、また走るって感じで、結局は調整前の状態に戻ったかな(苦笑)。

右の爪先がほんの少しだけ外側を向くように、シューズのクリートも調整した。
こちらもトライ&エラーで2回ほどやり直し。右膝の違和感が無くなって調子良い。

久しぶりに車重を計った。写真の状態で7.1kg。あまり軽くないなぁ。
ちなみにフレームはLサイズでトップ長が565mm。

2011年モデルのGIANT TCR ADVANCED SL SEって完成車なんて、定価66万(税別)で車重はSサイズ5.9kgだからねぇ。
軽量モデル欲しいなら、ジャイアントで完成車買った方が安く済むな。

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2009.12.15

Specialized Toupe

アディクトのサドルをスペシャライズドのトゥーペ130に換えたし、チェーンを1コマ詰めたこともあって、試しに60kmほど走ってきた。

アレーを買って以来、サドルはスペシャライズドのAlias 130mmと143mmを使ってきた。
耐候性が高く、それでいて変に滑ることもない座り心地がとても気に入っている。

トゥーペを購入前、スペシャライズドからサドルとシューズのスポンサードを受けている福島晋一選手から、「良いサドルだけど固いよ」ってアドバイスはされていた。

トゥーペはアリアスと変わらない形状なため、薄く固いことをあまり問題視していなかった。
晋一さんのバイクをお借りしたときにも、それほど固いとも思わなかったこともある。
しかしローラー台で30kmほど走ったら、尻がとても痛くなってしまったため使うのは止めようと思った(苦笑)。

それでも、寒さが増して生地の厚いボトムスを履くようになったので、春まではトゥーペを使ってみようと思う。

今日が公道での初日。微妙ながら、やや前下がりにセッティング変えたことも影響してか、ローラー台の時のようなひどい痛みは出なかった。
しかし、130mm幅は失敗だったようだ。アリアスよりもフィッティングはシビアだと思われる。晋一さんと同じように143mmにすれば良かった。

ちなみに、日本にはカーボン強化ナイロンベースでチタンレールのモデルしか入っていないが、2010年モデルからはドライカーボンベースのToupe Carbon、更にカーボンレールとしたToupe Carbon SLがラインナップされた。

続きを読む "Specialized Toupe"

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2009.11.13

チェーン交換

チェーンをアレーに移植したので、アディクトはチェーンが無いままハンガーに吊り下がっていた。

そろそろサドルを換えて、ポジションの調整をし直したい。いい加減、チェーンを張ることにした。

CN-6600がCN-7801に比べて伸びやすいように感じたので、再びCN-7801とする。

CN-7900は十数グラムのために肉抜きした形状が伸びやすくなった様に見えて、値段も高いし今回はパス。

CN-7801に表裏は無いが、繋ぐ場合はアウタープレート側(写真手前)が引っ張る方向になるのが適当なのだそうだ。

CN-7801とCN-6600、そしてCN-5600との違いは、表面処理だけと聞いている。

しかし、CN-6600に比べるとリアの変速がスムースになるんだよね。気のせいかな?

CN-5600との価格差は800円ほど。次回もCN-7801を使いたいな。


海外に発注しているISP用のヤグラは先月末に発送されたそうだが、まだ届いていない。

取り敢えず、手持ちのトゥーぺにサドルを換えた。晋一さんが言っていたように、ちょっと固いな。

気持ち前上がりにすると良い感じ。今まで使っていたアリアスよりも座る位置に制約がある。あまり後ろに尻を乗せると痛いね。
サイズ(幅)が合っていないのかも知れない。アリアスだと、130mmでも142mmでも良い具合なのだが。

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