2022.01.05

自転車車載動画

アクションカメラをロードバイクなどの自転車のハンドルに付けて進行方向をビデオ撮影しています。

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いわゆるドライブレコーダーと同じですが、併せてGPSログも記録して、撮影した動画と一緒にKinomapというフランスの専門サイトへアップロードします。

Kinomapへアップロードされた動画はGPSログと同期して、スマートトレーナーと心拍計などのセンサーをスマートフォン上のKinomapアプリと同期させて実現するバーチャルライドの媒体となります。

Kinomapのバーチャルライドはサブスクリプション式の有料サービスですが、ビデオ投稿者はビデオメーカーというメンバーにカテゴライズされて、自分の投稿動画を無料でプレイできると共に、投稿に応じた1ヶ月分のサブスクリプションコードがプレゼントされます。

撮影には GoPro MAX を使用しています。360度カメラですがHEROモードを利用して進行方向のみのカメラで撮影。

撮影はGoProシリーズでは最大画角になる35mmカメラ換算13mm相当にあたる Max SuperView、1080p 60fps に水平維持モードを組み合わせています。

電子式手ブレ補正と電子式ロール軸ジンバルはとても優秀で、まるでジンバルカメラで撮影したかのような安定した動画が撮れます。

反面シャッタースピードが低速となる夜景などはボケた映像になってしまいます。

数時間連続で撮影することが多く、内蔵バッテリーの他にモバイルバッテリーから外部給電も併用。5000mAhを接続して3時間半は安定して連続撮影可能です。

録画用メモリーは256GBのmicroSDカードを利用。約10時間の録画ができます。

撮影例は次のリンクをご参照ください。

Kinomap 蝉時雨投稿ビデオ

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2020.02.03

スマートウォッチをGarmin Foreathlete 935へ更新

ワークアウト時はGARMIN ForeRunner 910XT、普段はASUS ZenWatch 2と使い分けていましたが、GARMIN ForeAthlete 935へ一本化しました。

Smart Watches

2007年の12月にGARMIN Forerunner 305を使い始めてから、Forerunner 310XTを経てForerunner 910XTへ更新してきました。

GARMIN Forerunnnerシリーズ(日本語版はForeAthlete)はGPSウォッチと呼ばれるもので、主に長距離陸上競技者向けにリリースされたスポーツウォッチです。

この三本の基本性能はほとんど同じです。

腕時計としても使えましたが電池は半日ほどしかもちません。

携帯電話があれば時間はわかりましたのでワークアウトの時だけ使用していました。

ランナーズウォッチとしてデザインされていますがトライアスロンを含むマルチスポーツ対応で自転車でも使えます。

GPSサイクルコンピュータとして見てもEdge305や500と同等の性能です。

 

2014年になって3G携帯からスマートフォンへ替えました。

スマートフォンにはGPSが搭載され、心拍計や自転車用スピード&ケイデンスセンサーが採用していたANT+通信までサポートしていたこともあって、ワークアウト用のウェアラブル端末をスマホで代替させることさえできるようになりました。

WearOSへとアップデートされて劇的に使いやすくなったASUS ZenWatch 2を一日中着けるようになって、Forerunnerの代わりにアクティビティのログをスマートフォンとスマートウォッチで取得することが多くなりました。

STRAVAがWearOS用のアプリをリリースしたことも一役買っています。

しかしながら、ZenWatch2にGPSが内蔵されていない点やWearOSの日本語版は言語処理をスマホに依存している仕様であることで、レスポンスや信頼性がいまいちでもありました。

アクティビティログがアプリやシステムの強制終了で消えてしまうことがあったのです。

 

Forerunner910XTの後継モデル以降はスマートフォンとの連携が強化され、スマホの通知をForerunnerでも扱えるようになっています。

要はForerunnerのスマートウォッチ化ですね。

スマートウォッチとして使うなら日本語が扱えないForerunnerシリーズは厄介ですので、日本語版のForeAthleteを選ぶようになります。

正月の買い初めでForeAthlete935が手ごろな価格になっていたのでZenWatch2の代わりとして求めました。

ZenWatch2はスピーカー内蔵で電話の受話ができましたがForeAthlete935は電話ができません。

また音声操作もできないため当初は不便に感じましたがスマホで直接操作することに慣れました。

むしろサイドボタンを押すだけでアクティビティを開始でき、サイクリングとランや登山を組み合わせたマルチスポーツのアクティビティを一括記録できるメリットを強く感じました。

また心拍を常にモニターしてストレスや睡眠のログを比較的正確に取得して記録分析できるため生活習慣の把握とリカバリーが容易になり、生活の質が向上したと思います。

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2019.10.27

STRAVAアプリがセンサー対応を止めるので代わりを探す

2019年10月27日でスマホ版STRAVAアプリのアクティビティ記録機能での心拍計やスピードケイデンスセンサーのサポートが終了します。

WearOS版の心拍記録機能についてはどうなんでしょうね。当方では心拍計内蔵のスマートウォッチを利用していないのでわかりません。

最近ケイデンスセンサーを導入したばかりなので、GPSロガーとしてのSTRAVAに代わるアプリを検討しました。

 

アンドロイドスマートフォンでBluetooth接続したケイデンスセンサーの値も含めてGPSログが取れるアプリを探します。

アプリのログはGarmin ConnectもしくはSTRAVAへアップロードできなければ意味がありません。

Garmin Connectへのアップロード機能をサポートするにはガーミンへ5000米ドルもの使用料を支払わなければならないそうで対応するアプリは無いようですが、STRAVAへのアップロード機能は見つけたアプリすべてに搭載されていました。

取り敢えず、手持ちのケイデンスセンサーのログも取れる次のアプリを評価しました。

 

  1. TOPEAK Panobike+
    トピーク製PANOBIKEサイクルコンピューターと連携するアンドロイド用サイコンアプリですが、単体で機能してBluetooth LEに対応したセンサーであれば他社製であってもペアリングして利用可能です。
    見やすく使い勝手も良いのですが、スピードケイデンスセンサーは独立型に対応していないようで、ケイデンスセンサーだけのペアリングでは速度ならびに距離が表示されません。
    ケイデンスは表示されます。ログ自体はGPSから取得されたものがケイデンスセンサーと一緒に記録されているので、STRAVAへアップロードされたデータに瑕疵はありません。

  2. CATEYE Cycling
    キャットアイ製スマートタイプのサイクルコンピューターと連携するアンドロイド用サイコンアプリです。Panobike+同様に単体で機能して他社製Bluetooth LE対応センサーともペアリングできます。
    ケイデンスセンサーだけのペアリング利用でもこれと言った不具合は無く、STRAVAへのアップロードも問題ありません。
    ところがSTRAVAからGarmin Connectへデータを移すと、なぜか移動時間と速度が表示されませんでした。
    STRAVAからGarmin ConnectへはSynchMyTracks freeを使っていて、このアプリの問題かも知れません。

  3. Wahoo Fitness
    Wahoo製スマートローラー用のスマートフォン向けアプリですがサイクルコンピューターとしても使えます。
    ケイデンスセンサーだけのペアリングでも問題ありませんでした。
    しかし、自動停止機能はかなり不安定なようで、一度オートポーズが働くと再スタートされないことが多く、43kmほどの道程で27kmしかログに残すことができませんでした。

  4. IpBike + IpSensorMan
    アンドロイド向けのANT+対応サイクルコンピューターアプリです。IpSensorManとの併用で外部センサーとペアリングします。
    Bluetooth LE対応はベータ版扱いなようですが、ケイデンスセンサーも心拍計も問題なくペアリングできました。
    インターフェイスデザインは古くさく野暮ったいのですが、機能は非常に多く、安定性も高いと感じます。
    できることが多いため設定項目も多くてわかりにくいのです。しかし慣れてしまえば様々なカスタマイズで使い勝手の良いサイコンに仕立てられます。
    また、STRAVA同様にロック画面コントロールができます。

 

以上4つのアプリを評価して、キャリーミーではIpBikeを常用してみることにしました。

キャリーミー以外の自転車で適当にログを取るだけの場合は、WearOS版のSTRAVAを使います。

また、トレーニング性の高いサイクリングではGarmin Forerunner 910XTを使います。

 

IpBike for Android

 

上図がIpBikeの画面です。左が基本画面で左スワイプで拡張画面を表示できます。

表示色はカスタマイズしています。また、拡張画面の表示項目ならびに表示数はカスタマイズできます。

地図もGoogle Map以外を指定できます。当方はOpen Street Mapをローカルファイルでインストールして利用するようにしました。

ローカル地図の導入にはマップファイルの他にOI File Managerのインストールも必要ですが、地図のアドオンが終わればOI Fike Managerはアンインストールしても問題ありません。

上図では現在時刻が12時間制表示になっています。24時間制の方がわかりやすいので現在は変更しています。

また、斜度もレスポンスがイマイチで有用とは思えず、今は高度表示へ項目変更しています。

パワーも仮想的なものですが、平均パワーは妥当な値まで調整できたので引き続き表示させて使っています。

 

STRAVAは設定も簡単で使い勝手もとても良いサイコンアプリだったので、センサー対応が省略されるのはとても残念です。

無料アプリでもあり、今回の決定は仕方ないところでしょう。サイクリング関連ではルートラボのサービスも来年3月で終了することが決まっています。

5年前に終了したセカイカメラもそうでしたが、便利なサービスといえどもニッチなものではビジネス化は難しく継続的な事業にするにはよほどスリムな体制を取らないと難しいのでしょうね。

そんな中、STRAVAは有料機能を充実させて、本来のサイクリングログを主体としたSNSサービスを提供し続けています。

Garmin Connectは保険です。どちらのサービスも維持され続けられればと期待しています。

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2019.08.26

ANT+が省略されたXperia XZ1 CompactでGarmin ANT+ Watch Uploader PROを使う

サイクルコンピューターはランニングコンピューターと兼用のGarmin Forerunnerシリーズを愛用しています。

2007年12月にForerunner 305を使い始め、7年近く愛用したものの防水性の低下で310XTへ買い換え。ところが310XTは早々のバッテリー劣化のため910XTへと更新してきました。

Forerunner 305はANT+で心拍計とスピードケイデンスセンサーならびにフットポッドとペアリングでき、ウェアブルながら当時のEdgeシリーズと性能に差はありません。

充電しながら使えたためとても重宝しました。

 

スマートフォンの普及とスマートウォッチの登場で、時計型のForerunnerシリーズは近年スマートウォッチ機能を積極的に実装しています。

そのためスマートフォンとの親和性が高く、サイコンやランコンのログを管理するウェブサービスとの利用や連携も、かつてのようにPCを介さずにスマートフォン上ですべて完結できるようになりました。

しかしながら多機能化に伴う高価格化は甚だしく、Forerunner 910XTラインの最新モデルであるForeathlete 945は8万円近くもします。

 

自分にとって、サイコンやランコンは910XTで充分です。

しかし、910XTはBluetoothに対応していないため、ANT+が搭載されていないスマートフォンとはペアリングできません。

 

以前使用していたSONY Xperia Z3 CompactはANT+搭載で、以前のエントリー「スマートフォンからANT+でガーミンのデータをGARMIN CONNECTへアップロード」のようにスマートフォンとペアリングできました。

Xperia Z3 Compactはバッテリーの寿命でXZ1 Compactへ更新しています。XperiaシリーズはZ5を最後にANT+の搭載を止めてしまっています。

そのため、XZ1 CompactとANT+しか搭載していないランコンやサイコンとペアリングするには、ANT+センサーを取り付ける必要があります。

Xperia XZ1 Compact with ANT+

上図のように、USBハブとOTG機能を持つUSB type CのカードリーダーへガーミンのUSB ANT+ドングルを挿すことで、Xperia XZ1 CompactへANT+を追加できました。

デバイスドライバとして、ANT Radio ServiceとANT+ Plugins Serviceに加え、ANT USB Serviceをインストールしています。

また、Ant Uploaderの開発が止まっているようなので、ANT2net PROへ乗り換えました。GARMIN Connectの仕様変更などで発生する不具合対応も早いのです。

 

以上で、Garmin Forerunner 910XTなどBluetoothを内蔵しないサイコンやランコンから、Xperia XZ1 Compactを利用してGarmin Connectへ直接データログをエクスポートできるようになりました。

ANT2net PROはアクティビティログのアップロード機能しかないため、コースのダウンロードやANT+体脂肪計で取得したデータのアップロードはできません。

ガーミンのBluetooth内蔵モデルに比べれば制約はありますが、実用上問題なく満足しています。

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2017.05.16

Garmin スピードケイデンスセンサー GSC10 修理

Garmin スピードケイデンスセンサー GSC10が無反応になった。

CR2032電池を交換しようと電池蓋を外して入っていたボタン電池を外したら、GSC10本体のプラス側の端子が外れていた。

この不具合は以前にもあって、そのときは電池蓋を開けただけで、隙間からハンダ鏝の先を入れて、端子をハンダ付けしなおした。

隙間から鏝先を入れての作業だったので、ハンダの回りが十分ではなかったようだ。

Garmin GSC10 電池端子脱落

今回はGSC10本体を殻割りして基盤を露出させ、端子にハンダを盛り直してハンダ付けしなおした。

Garmin GSC10 電池端子のハンダ付け直し

端子をピンセットで摘んでのハンダ付けは老眼の身につらい作業だが、殻割りからハンダ付け、接着と自転車への再設置まで30分ほどで完了できた。

Garmin スピードケイデンスセンサー GSC10

早速に試走。問題なく機能している。

南アルプスとScott CR1 SL

尚、最近のGARMINのサイクルコンピュータは高機能すぎて使いこなせないので、8年前のEDGE500相当のGPSサイコン機能を内蔵した腕時計型のトライアスロンモデルFORERUNNER 910XTを愛用している。

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2016.08.19

スマートフォンからANT+でガーミンのデータをGARMIN CONNECTへアップロード

最近のガーミンデバイスはANT+とBluetoothの両方をサポートして、心拍計などのセンサーとはANT+で通信し、BluetoothではスマートフォンにインストールされたGARMIN CONNECTと連携できるようになっている。

当方が利用しているForerunner 310XTやForerunner 910XTにはBluetooth通信は内蔵されていないため、USB-ANT+ドングルをインストールしたWindowsパソコンなどでGARMIN ANT Agentなどを利用してGARMIN CONNECTへデータをアップロードしなければならない。

さて、ソニー製のスマートフォンXperiaシリーズは、ANT+をサポートしていることが知られている。

現在Xperia Z3 Compact (SO-02G)を使用しており、このモデルもANT+を標準でサポートしている。

そこで、Xperia Z3 CompactのANT+を介してForerunner 310XTのデータをGARMIN CONNECTへアップロードできないか試してみた。

結論としては、ANT Radio ServisとANT+ Plugins Serviceをインストールすることで、Ant Uploaderというアプリを利用して、Garmin Forerunner 310XTや910XTからスマートフォンのXperiaだけでGARMIN CONNECTへログをアップロードできた。

アプリ一覧


尚、Ant Uploader LiteはAnt Uploaderの無償評価版で、ログを一つのみ抽出してアップロードできるもの。

Ant UploaderはAndroid上のANT+デバイスを使用して、ANT+通信に対応したGARMIN ForerunnerやEdgeから直接ログデータを抽出するアプリケーション。

さらに、抽出した任意のログをGARMIN CONNECTやSTRAVA、RunKeeper、SportTracksへアップロードすることができる。

XperiaはANT+標準サポートなので必要ないが、他のスマートフォンではUSB-ANT+ドングルをOTGケーブルでUSB端子へ接続して、前述のアプリに加えANT USB Serviceをインストールすることで、Xperiaと同様にAnt UploaderでGARMINデバイスからANT+でログデータを抽出できるらしい。


Ant Uploaderの操作は簡単で、起動して"Download Activities"ボタンを押せば対応するガーミンデバイスとペアリングを始める。

SONY Xperia Z3 CompactとGarmin Forerunner 910XTとのペアリング

写真の様に、初回の接続ではガーミンデバイス側にペアリング許可を求めるダイアログが出るので、"Yes"とすればペアリングが実施される。

二回目以降、このダイアログは出ない。

また、Xperia Z3 CompactはBluetoothと同時使用が可能で、Bluetoothヘッドフォンとペアリングして音楽再生中でも問題なくANT+のペアリングが可能だった。

Garmin Forerunner 910XTからSONY Xperia Z3 Compactへデータ転送中

ANT Uploader Lite画面

ガーミンデバイスからログデータの抽出が完了後、アップロードしたいサービスのユーザーIDとパスワードをANT Uploaderへ登録してアップロードを実行すれば完了する。

SONY Xperiaの場合、ANT+のハードウェアが内蔵されているため、必要なアプリさえインストールすればスマートフォンだけで310XTや910XTのログデータをANT+経由でGARMIN CONNECTへアップロードできる。とても簡単だ。

おかげで、Forerunnerのログデータを出先でも簡単にアップロード可能になった。

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2014.10.10

Forerunner 310XT

怪我や坐骨神経痛による歩行障害、さらに諸々なトラブルの後に母の入院と、なんとも嫌な流れで半年が過ぎてしまった。

先月末になって、やっと一段落がついた。

先週あたりから、少ないながらも余暇を作れるようになってきたので、まずは8日の皆既月食を観望。
みーちゃん氏の多大なサポートのお陰で、月の出から部分月食の終わりまでを楽しむことができた。

先週末から、ロードバイクもぼちぼちと乗りはじめている。


さて、7年間使い続けてきたForerunner 305がいよいよ駄目だ。
経年使用によるケースの歪みで防水性能が劣化して、内部が腐食したようだ。加えて、サイドボタンのカバーも切れてきた。

そのため、動作中に勝手に電源が落ちたり、サイドスイッチ操作で電源が落ちたりすることが頻出するようになった。

バッテリー自体は、いまだに新品と変わらぬ持続力がある。

Forerunner 305は充電しながら使用することができるので、ロングライドでも安心して使うことができた。
本来なら修理してでも使い続けたいところだが、すでに修理は受け付けていないようだ。

そのため、新しく新調することになった。


Wi-Fiを内蔵することで、スマートフォンと連携したり、直接インターネットサービスへデータをアップロードすることができるGarmin Forerunner 920XTが発売している。

バッテリーは24時間もち、さらに40時間の低消費モードが追加されている。
しかも、Forerunner 910XTより11グラム軽量化され、2.3mmも本体が薄い。
加えて、スポーツウォッチモードが追加され、普段使いの腕時計にも対応する。
戦隊ヒーローもの的デザインは賛否分かれるところだろうが、機能的には大変魅力的な最新モデルだ。

しかし、450米ドルの価格は捻出できない。送料を加えるなら、日本円で5万5千円にはなるだろう。


Forerunner 310XT
個人的にはForerunner 910XTを欲しいところだったが、Forerunner 310XTのセール品が予算内だったので妥協した。

Forerunner 310XTも登場から6年目となっている。
それでも、基本的なスペックはForerunner 910XTに近いため、不便することは無いだろうと思った。


店頭では気がつかなかったが、購入したForerunner 310XTの付属ANTスティックは、新型のミニタイプだった。

これが自分にはくせものだった。
旧タイプのANTスティックのドライバーでは動作しないため、旧いアプリケーションとの連携ができず、データの記録が面倒になった。


普段は自転車のハンドルに付けるので大した問題ではないが、Forerunner 310XTは重心が高く、手首に付けるとForerunner 305よりも重く感じる。

操作性はほとんど変わらないが、バックライト点灯が煩雑になっているとか、実地での操作性は悪くなっている。

反面、ANT+での心拍計やスピード&ケイデンスセンサーとのペアリングはスムースになっていた。
この点、ストレスフリーだ。


Forerunner 310XTも、すでに三世代も前の製品。それにしても、データ接続までANT+にした意味は無かった感じ。

USBよりも転送が遅いし、充電には別の優先ケーブルを必要として効率が悪い。

充電しながら使用できたForerunner 305と違い、Forerunner 310XTは内蔵バッテリーでしか動作しない。

ANT+でのデータ通信の良さは感じられない。

一般ユースでは恩恵をあまり得られないのかも知れないが、リアルタイムにテレメーターへデータを渡すなどの使い方を想定していたのかな。


Forerunner 305に代わり、Forerunner 310XTを使うことになった。

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2014.01.29

GARMIN Forerunner 305 外部バッテリー

GARMIN Forerunner 305素晴らしい冬晴れだったが、なかなか時間を取れず、夕方近くにやっと走りへ行けた。

昼ごろまでは無風で、しかも気温もそこそこ上がった。陣馬形山へ登りたかったのにな。

さて、日没まで時間もないと言うのに、GPSサイコンとして使っているガーミンのForerunner 305のバッテリー警告が点いていた。
一時間前から起動させたままだったのが失敗だったかな?

だからと言って、内蔵バッテリーの劣化ではない。
このForerunner 305は使い始めて7年目になるが、厳冬期でも7時間は連続使用可能だ。新品時と大して変わらないバッテリー保持力を今でも維持できている。

ここ3日ほどデータをPCへ転送し忘れて、充電されていなかったため間抜けなことになった。

仕方が無いので、久しぶりに外部バッテリーを繋いで使用した。

GARMIN Forerunner 305は付属のクレードルを付けることで、USBミニケーブルで繋いだ外部バッテリーから、給電しながら使用することができる。

千丈ヶ岳とロードバイク

便利で丈夫なGPSサイコンのGARMIN Forerunner 305だが、防水の耐久性能は低かった。

スイッチの防水パッキンの劣化、そしてケース自体の経年劣化による歪みが、防水性能を奪ってしまうようだ。

当方はサイコンとして使うことが多いので、自転車のハンドルへ固定する。
しかし、多くのユーザーは腕時計の様に腕に巻いて使うだろう。
防水性が劣化すると、汗が内部へ入り込んで金属部を腐食させてしまう。
Forerunner 205と305の評判がイマイチなのは、そんな不具合が多かったためだろうと思われる。

わが家のForerunner 305は、3年ほど前から防水性能が怪しくなった。
雨に打たれると内部に水が入るようで、ボタン操作で誤動作をはじめる。
完全に乾けば元に戻るが、いつ壊れてもおかしくない状況だ。なので、天気が怪しい時は、ラップなどを巻いて防水するように工夫したい。

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2013.07.18

GARMIN Forerunner 305 不調

6年と半年使っているGARMIN Forerunner 305の調子が悪い。

なんらかのサイドボタンを押して操作している間に、電源が切れてしまうようになった。

電源のオン・オフ、トップパネルのスタート・ストップボタンとラップ・リセットボタンは正常に動作する。

電源をのぞく、4つの側面のボタンが不調なのだ。

GARMIN Forerunner 305
GARMIN Forerunner 305

サイドボタン全体を覆う防水ゴムだろう素材のベゼルが、ボタン部分を中心に経年劣化で切れてきているようだ。

そこから雨水が浸入して、不具合を起こしているのだろう。

先月、二日間ほど雨の中走っている。


内蔵バッテリーに劣化はみられない。現在でも、7時間程度は連続使用できている。

取り敢えず、初期画面の表示データは視認できているし、GPSをはじめとする各種データの記録も正常に行われている。

リプレース品が出回ってずいぶん安くなっているとはいえ、310XT新調の決断をするには、壊れ方が中途半端で悩ましい。

そうでなくても、以前と比べると走っていない。

みーちゃん氏に買い替えを言い出すには、かなり分が悪いな。

今夜も早寝して、健康に気を使っていることをアピールしておこう。

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2011.01.15

SONY NV-U35 その4

折り畳み自動車と自転車とで同じカーナビを共用している。いわゆるポータブルナビゲーションデバイス(PND)だ。
モデルはSONYのNV-U35

iPhoneとナビゲーションアプリの性能向上で、PDNもiPhoneや同等のスマートフォンで十分になってきてはいる。
しかし、スマートフォンが高性能かつ高機能で使い勝手も良くなったように、カーナビゲーションシステムも同じ恩恵を受けてポータブルデバイス化したものが、長年カーナビゲーションシステムをリリースしているメーカーが作ったPNDだ。

地図データをネットに依存することなく、回線使用料も不要なスタンドアロンであり、なおかつ使い勝手や性能はカーナビとなんら違いがない。

自転車での使用も考慮して設計されているNV-U35では、耐候性能はもちろん、耐衝撃性能もスマートフォンに比べ優秀だ。
弱点とされている電池のもちに関しても、常時画面を点灯させているカーナビモードでも、連続6時間は使用できる。
自転車モードなら8時間近くもつ。

先月、ファームウェアが更新され、GPSログが1時間毎に区切られてしまう仕様が変更され、12時間までは1ファイルでGPSログが取れるようになった。
また、GPSが受信できないトンネル内のような区間のログも、前後のログから予測して補完する機能が盛り込まれた。
一部個体で充電時にインジケーターが変わらないといったマイナートラブルも、今回のファームアップで完全に修正できたようだ。

前モデルのNV-U3は、GPSの取得がとても遅かったそうだが、NV-U35ではコールドスタートでもほとんどの場合1分以内で計測開始できる。

今後改善して欲しい点を挙げるとすれば、液晶モニターの視認性のさらなる改良と高解像度化だろうか。
もちろん、内蔵バッテリーでの連続使用可能時間が延びるなら、それに越したことはない。
それでも、NV-U35は、すでに完成された観があるPNDだ。


さて、ゴルフトゥーランへは次の写真のように、ダッシュボード中央にあるリッド(蓋)付き小物入れにNV-U35を設置している。

以前の記事で、「クレードルはリッド底から外す必要がある」と紹介しているが、これは間違いだった。

ダッシュボードセンターの小物入れのリッドにロック解除用のボタンが付いたトゥーランでは、NV-U35のクレードルのアタッチメント部を90度回転させれば、クレードルをリッド裏面に固定させたまま蓋を閉めることができる。

もっとも、トゥーランのダッシュボードセンターの小物入れは、マイナーチェンジ前のトゥーランに付けられていたリッドに開閉用ボタンの無いモデルの方が作りは凝っている。
リッド全体を押すことでロックが解除され、オイルダンパー付きのスプリングでせり上がる構造になっていた。
しかし、ロックを解除するためにリッドが一旦沈み込む必要があり、小物入れの中に背の高いものが入っているとロックを解除するクリアランスが得られず、蓋は閉められても開けることができなくなるという、致命的な不具合を持っていた。

そのため、現行の小物入れは、ダンパーを省略したスプリング構造へ改め、ロックもボタンで解除するという、見栄えよりも機構の簡便さを重視した設計へ改められている。

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より以前の記事一覧