2022.03.03

スマートホームで使うアプリケーション(サービスプラットフォーム)

IoTを活用したスマートホームを導入しています。

スマートホームを解説する際に最重要となるサービスについて何故か言及する記事を見ません。とても混乱します。

スマートホーム導入で最重要なのは、使用するサービスプラットフォームです。

おすすめはソフトバンクがパートナーシップを結んでいる中国の Tuya Smart。

アプリの名称としては Tuya Smart, Smart Life そして+Styleアプリが該当します。

当方では Smart Life に統一して利用しています。

グローバルなら Tuya、日本のブランドでは +Style の対応機器が Smart Life で利用可能です。

 

eWink や SwitchBot、CloudEdge、TP-Link Tapo など Tuya Smart 同様のサービスはありますが、機器で採用されているモジュールとアプリは紐付けされているので互換性は期待できません。

そのためスマートホームを構築するなら、まず初めに利用するサービスプラットフォームを決め、そのサービスに対応したスマートホームデバイスを使用します。

 

スマートホームでは Amazon Alexa やGoogleアシスタントとの連携ばかりが宣伝文句に使われますが、Smart Life などのアプリケーションが連携しているにすぎません。

デバイス自体にもスキルで利用できるトリガーの提供が必要です。Alexa やGoogleアシスタント対応が謳われていれば問題ありません。

スマートホームデバイスはWiFiでサービスプラットフォームへ登録されます。

そのため、スマートホーム構築にはWiFi環境が必要です。

デバイス自体にWiFi通信機能がある場合の他、Bluetooth、ZigBee、433MHz、そして赤外線なども使用されます。

WiFi以外の通信を使用する場合には、別途WiFiへのブリッジゲートウェイが必要となります。

 

家電機器は旧くから赤外線通信を利用した遠隔操作機能(リモコン)が提供されてきました。

そのため、赤外線ブリッジゲートウェイでリモコン機能のある家電をスマートホームへ組み入れることができます。

BluetoothやZigBee、433MHzなどが採用されるのは、WiFiの消費電力が高いためです。

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2018.08.01

Louis Poulsen PH5 旧型のLED化 その2 (LEDフィラメント電球利用)

昨年、ルイスポールセンPH5を中国製LEDフィラメント電球を使ってLED化した。

わが家ではパナソニックの調光器と組み合わせていたため、当時探した中では調光器対応で一番明るかったこちらの6WフィラメントLED電球を利用した。

最近、100W白熱電球サイズで100W相当電球色LED、しかも調光器対応のLEDフィラメント電球が販売されているのを知って購入した。

10WフィラメントLED電球、6WフィラメントLED電球、100Wシリカ電球

E26口金で、電球サイズは写真の通り100W白熱電球と変わらない。

写真中央のLEDフィラメント電球が、昨年から使っている6Wのもの。

LEDフィラメントが6本、クリアガラスの中へスパイラル状に収められている。

左は今回新調した10Wタイプで、LEDフィラメント10本が筒状に配置されている。

Louis Poulsen PH5

現在販売されているLouis Poulsen PH5は、シェード中央のボトムカバーと呼ばれる箇所をフロストガラスにして、ダウンライトの機能を加えている。

オリジナルのPH5はボトムカバーが金属で、しかも100W電球サイズぎりぎりまでカバーが迫っている。

デザイナーのポール・ヘニングセン (Poul Henningsen) は、青と赤で塗られたシェード内で補色されたシリカ電球の間接光のみを取り出すデザインとしていたが、ダイニングテーブルのペンダントライトとして好まれる器具なため、近年メーカーによりボトムカバーが透過光を演出するフロストガラスへ変えられた。

その際、ボトムカバーが下がったことで、150Wサイズの電球も利用できるようになり、LED化も容易となっている。

当方で使っているのは、写真のようにボトムカバーが金属製のオリジナルモデル。

使える電球は100W球相当のサイズまで。そのため、シェードを加工することなくLED化するのは困難だった。

LEDフィラメント電球の登場により、問題は解消した。

10WLEDフィラメント電球と6WLEDフィラメント電球を光源としたPH5

左が10WLEDフィラメント電球で、右が今まで使っていた6Wのもの。

100W電球相当になり、充分な明るさが確保できるようになった。

フィラメントLEDの配置の違いで、シェードに映る縞模様に違いが見られる。

6Wモデルはスパイラル状にフィラメントLEDを並べているのが効果的にはたらき、より電球っぽい配光だ。

LEDフィラメント電球は現状クリアタイプばかりで、電球自体にもデザイン製が見られ、場合によっては器具の価値をスポイルすることもあるだろう。

PH5の場合、外部から電球がほとんど見えないデザインなので影響は少ない。

調光器対応のLEDフィラメント電球は色味や調光した際の振る舞いも従来の電球に酷似しており、省電力、長寿命、高信頼性という特徴と相まって、PH5には最適な電球と思っている。

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2018.07.10

すべり出し窓へ網戸を自作

わが家の浴室とトイレの窓は、すべり出しタイプのアルミサッシが使われている。

浴室とトイレのすべり出し窓

網戸が無い。

アルミサッシ窓用の横引きロール網戸が欲しいところだが、懐事情の関係で木製枠はめ込み式網戸を自作した。

ダイソーの工作材料「角棒」でフレームを作成する。

15mm角、長さ910mmのS-8角棒4本でアルミサッシ枠に落とし込むフレームを作り、24mm×10mm、長さ910mmのA-1角棒4本で額縁フレームを作って、木ねじで窓用網戸メッシュを挟み込む方式とした。

ダイソーの角棒を使って網戸製作

ダイソーの角棒を使って網戸製作

サッシ枠のサイズに合わせてカットした角棒を、隅金(すみがね)と木工用ボンドでフレーム形状に組み立て。

額縁となるフレームは、接合部を45度カットした。

隅金は寸法の合う汎用品をホームセンターで見繕った。
できれば二方面隅金を使いたかったが、内側から補強するものが無かったので、普通のL時タイプを使っている。

木製網戸メッシュ張り

水回りなので、フレームは塗装した。

網戸メッシュはホームセンターで購入。

金物の把手を付けている。

すべり出し窓用自作網戸

嵌め合いが固いが、出来はまずまず。

浴室の通気口にも同様な構造の網戸を追加製作した。

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2017.11.25

ガジェット・ケース

koziol DR.K MEDICINE CABINET

koziol DR.K MEDICINE CABINET

洗面所の壁に設置する薬箱。無闇に取り出せないように、シリンダー錠で開け閉めする。

扉には、クスシヘビが巻き付いたアスクレピオスの杖がレリーフされる。

わが家では薬箱ではなく、無造作にコーヒーテーブルの上に散乱していたガジェットのケースとして重宝している。

日本ではちょっと高価だが、個人輸入ならまだ現実的な送料別49,95 €。

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2017.11.15

光を透過する素材の雑貨

流し台の飾り棚

トランスルーセントな家具や雑貨が好きで、少しずつ買い集めてきた。

家具はカルテルドリアデ、そしてマジス。雑貨はアレッシィグッチーニジオスタイル、そしてコジオルというブランドのものが多い。

それらは、機能から見れば割高だけど、姿形が素敵だし、使うのも楽しくて飽きない。

一番長く使っているのは、マジスのディッシュドクターって有名な水切りラック。
毎日使い続けて20年目だけど、全然綺麗。変色もしていない。

ジオスタイルのペダルビンも愛用品。
ヒンジが壊れて、現在は二代目。

アレッシィの蠅叩きも愛用品だけど、紫外線のせいか、出窓に置いていたら、5年ほどで脆くなってしまう。
今は3本目。

引っ越し以来、仕舞ったままになっているのも多いけど、ひとつひとつに思い入れがあって手放せない。

今ある家具や雑貨は子供たちも気に入っているので、仕舞ってあるものも使ってくれる時がくるだろう。

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2017.10.13

iMac向けデスクiRackの活用

1998年に登場したiMacがApple社の復活と二度目の快進撃のはじまりだった。

ライフスタイルを提案する家電の奔りがiMacだろう。

キュートで洗練されたスタイル。

そして、5色のカラーヴァリエーション。

パーソナルコンピュータ市場に登場した画期的なハードウェアに触発されて、iMacのデザインに合わせた色々な周辺機器と関連商品がサードパーティからリリースされた。

そんな一つに、小泉産業からリリースされたデスク&チェアの“iRack”がある。

小泉産業 iRack

iMacの登場から二十年。

わが家に残るiRackはキーボードテーブルと照明ユニットを外し、ラップトップPC用のワゴン、そしてIKEA MAMMUT テーブルの天板を載せて、コンパクトなダイニングテーブルとしていまだに使われている。

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2017.10.12

デロンギの全自動エスプレッソマシン

ドリップコーヒーもエスプレッソも、コーヒー豆の抽出液であることは変わらないが、作り方も美味しさも違うのがおもしろい。

焙煎されたコーヒー豆をグラインダー(ミル)で挽いて粉にし、お湯を加えて、フィルターで漉した物がドリップコーヒー。

ドリップコーヒーは、コーヒー豆の水溶性の成分が主に抽出される。

フィルターに紙や木綿のネルを用いると、コーヒー豆に含まれる不溶性オイルなど水溶性ではない成分は、ほとんどフィルターに残って抽出されない。

また、炭酸ガスなどの気体は、そのほとんどが空気中へ放出される。


コーヒー粉を金属製の容器一体となったフィルターに詰めて、そこへ9気圧ほどの高い圧力で一気にお湯を通して抽出液を得るのがエスプレッソ。

コーヒー豆の水溶性成分が抽出されるだけでなく、不溶性オイルなども乳化現象を起こしてエマルションが生成される。
さらに、炭酸ガスなどの気体がエマルションを発泡させ、クリーム状のクレマとなって抽出される。


つまり、ドリップコーヒーは主にコーヒーの水溶性成分を味わう飲み物であり、エスプレッソはコーヒーの全てを丸ごと味わう飲み物と言える。


エスプレッソでは、デロンギの全自動エスプレッソマシンを使っている。

今年で8年目。2年ほど前に故障のため、エスプレッソ側のボイラーユニットを交換した。

動画のように、クレマたっぷりで調子は良い。

現行機種と比べて抽出ノズルが低いので、氷を満たしたコップに直接ドリップできないのだけが不満。

せめてESAM03110Sのようにコーヒー抽出口高さが12cmまで上がると良かった。


デロンギの全自動エスプレッソマシンには多くのラインナップがあるが、エスプレッソの抽出機能に大差はない。

ミルクタンクの有無やコンソールのデザイン、最近ではスマホ連携などでラインナップの差別化を図っている。


エスプレッソの抽出では、コーヒー豆の挽き目(メッシュ)と豆量、そして湯量(抽出量)を設定出来るようになっている。

メッシュはグラインダー部で手動にて設定する。

豆量はグラインダーの動作時間で制御されている。
ダイヤル操作で可変するモデルと、プリセットで動作するモデルとがある。

湯量は流量計で電磁ポンプを制御する。
設定は下位モデルではダイヤル。上位モデルはプリセットとなる。

現行モデルは新型ボイラーで統一されて、最廉価モデルも含め抽出温度が設定できるようになった。
(但し、ECAM23260SBECAM23260SBNは抽出温度が可変できない)


抽出ユニットの形には2種類あって、型番がEAMならびにESAMではじまるモデルが5513227911、ECAMならびにETAMではじまるモデルは5513227891というパーツ番号が使われている。

EAMとESAMは筐体サイズと抽出機構やユニットレイアウトが共通で、ESAMはEAMの改良型との位置付け。
ESAMはグラインダーの駆動方式がギヤからベルトへ変更されて、静音化が図られているのが大きな特徴。

また、現行機種と異なり予熱の大きなボイラーが使われており、カップホルダーのトレーを温める機能がある。


ECAMとETAMも抽出機構が共通で、ESAMに対して小型化と静音化、省電力化、そして抽出口を14.2cmまで高くするため新設計されている。

全面新設計に伴い、抽出ユニットやボイラーが新しくなっている。

ETAMはECAMのスリムモデルで、右側面の水タンクを背面に移して横幅を小さくしている。
反面、奥行きは大きくなっている。

ボイラーは効率を高めて予熱をしない省エネモデルとなり、温度制御も可能となった。
反面、トレーのカップウォーマー機能が無くなった。上位機種では、電熱ヒーターを別途設置している。


尚、生産国はイタリアとなっているが、型番末尾にNが付くモデルはルーマニア製である。

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2017.10.11

Louis Poulsen PH5 旧型のLED化

20年ほど前にヤマギワで購入したルイス・ポールセン PH5は、150Wシリカ電球や電球型蛍光灯に対応した現行モデルと違い、100W電球までしか使用できない。

最近、フィラメントLEDと呼ばれる棒状のLED素子を使って、100W白熱電球サイズでそこそこの明るさと球状配光を実現したLED電球を知ったので、 調光器に対応した60W電球相当モデルを使って、PH5をLED化した。

2700Kの電球色は100W白熱電球と変わらない色味で、ポール・ヘニングセンの設計思想をなんら損なうことは無いと思われる。

調光時、白熱電球は電圧が低くなると赤みを増すが、このLEDは色味は変わらず輝度だけが変化する。

使用している調光器の性能に依存するものだろうが、電球よりも暗く光らせることが可能で、電子レンジなどにも影響を受けず、ちらつきなどまったく無く安定して光るのには驚いた。

今回使用したLED電球は110Vで6Wの仕様なこともあって、100V環境では暗さを否めない。

8Wモデルでもサイズ的に大丈夫なので、6Wモデルを選択したのは早計だったかも知れない。

PH5の省電力化は長年の懸案だったので、機能をスポイルすることなく実現できたのは喜ばしい限りだ。

LED電球を使った天井照明例

写真は東工大の教室のLED電球照明。

低コストかつ効果的な使い方に目を奪われた。

安定化電源が組み込まれている蛍光灯用器具と異なり、電球用器具は構造もシンプルで軽量かつ安価。

LED電球は白熱電球用器具がそのまま使えるため、PH5のような白熱電球用に専用設計されている旧い器具も活かせるのも良い。

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2017.03.31

古いピアノの処分

長女の引っ越しと合わせて、みーちゃん氏の実家のピアノを処分した。

ヤマハのアップライトピアノが、置物どころか物置になっていた。

インターネットから複数の買い取り業者へ見積もり問い合わせできるサービスを利用した。

モデル名と製造番号を確認して必要事項を入力すると、5社へ見積依頼される。

赤ちゃんが泣き止むCMで有名な業者は入っていなかったので、別途そちらのホームページからも見積依頼した。

モデル名と製造番号から、1963年製のものと教えていただいた。

半世紀以上前の普及モデルにも関わらす、意外と良い値の回答だった。

それでも評価はまちまちで、買い取り見積額の最安と最高額との差は2万7千円。

最高額を提示された業者さんは、古いピアノなので経年劣化は織り込み済みとの説明もあり、そちらへお願いし、本日の引き取りに合わせてみーちゃん氏の実家へ寄った。

搬出の導線はこちらで確保するため、その作業に赴いた次第。


買い取り業者から依頼を受けた運送屋さんが2名でやってきて、実物の状態確認と支払いまで代行。

ピアノを壁から移動したところ、湿気で背面が劣化しており、側面基部の化粧板の浮きも見られた。

結果を買い取り業者へ報告、33%のマイナス査定だった。

交渉して18%マイナスで成約して、買い取っていただいた。

引き取り作業自体は、導線もしっかり確保されていたので、なんらトラブルなくスムースに完了した。

いらした運送業者さんに依ると、毎日平均4台は引き取りしていて、それでも必要台数が確保できていないそうだ。

やはり中国からの引き合いがメインで、今は下流層のニーズも増えていて、需要はとても高いとのことだった。


処分に困った古いピアノをお持ちの方は、今が処分の好機かもしれませんね。

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2016.09.19

電気スタンドの故障?

掃除後、スタンドのスイッチをタップしたのに明かりが点らない・・・。

シャープのLS-R10というスタンドで、25年ほど前の製品だ。

なにかの拍子に一瞬電球が点いたので、どこかの接触不良かも知れない。

分解するには、底面を開けるのが手っ取り早い。

本体にはねじ穴が無いので、背面パネルの勘合の構造を調べて上手に取り外す必要があるだろう。

いやいや、底面に転倒時オフスイッチがある。これの接触不良かも?

とりあえず、電球切れという単純なことかも知れない。
同じ規格の器具にスタンドの電球を差してみると点灯した。電球は切れていない。


スタンドのスイッチは静電タイプのいわゆるタッチセンサー。電子部品の経年劣化かも知れない。

さて、修理できるだろうか。とりあえず、メーカー修理対応可能かをサポートへメールしてみようか・・・。

とりあえず所用のため、いったん放置することにした。


帰宅して、今一度スタンドの状態を確認する。

底面の転倒検知スイッチを何度となく押し込んだり、背面の調光スライダーを動かしたりするうちに、一瞬点灯した。

はて?あ、そうか!静電スイッチと背面スライダーはアンド動作だった・・・。

蛍光灯も、背面スイッチと静電スイッチがアンド動作なのだ。

SHARP LS-R10

背面スライダーや背面スイッチが点灯モードになっていて、なおかつ静電スイッチをオンにすると点灯する。

掃除の際、何気なく背面スイッチをオフの状態としてしまったようだ。

思い出してみればいたって単純な操作ミス。しかし、思い出すまで、この操作方法を見つけられなかった。

老化だな。駄目じゃん。

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