アデノウィルス感染症その後
年末に幼稚園児の長男が発症したアデノウィルス感染症による扁桃炎は、一般的な症例通りきっかり5日間で落ち着いた。
39度を超える発熱が5日続き、ほとんど食事を摂らなくなってしまった。イチゴのような、豊潤で子供が大好きなくだものの存在がこの時ばかりはとてもありがたく思った。
発症時、水分の摂取も少なかったため、脱水症状一歩手前で点滴を2本も打つことになったほどだ。
療養中、身体の痛みを訴えることは無かったのは幸いだった。
正月は平穏無事に乗り切ったものの、始業式目前の5日から次女Y氏に風邪症状が出て、成人の日まで体調不良が続いた。発熱は38度程度。
かかりつけの病院へ行ったが、総いつもの担当医がたまたま休みだったため、アデノウィルスの検査もなく、ただの風邪と片付けられてしまった。
今思えば、彼女もアデノウィルス感染症だったようだ。
と言うのも、13日になって長女が発熱と背中の痛みをうったえ、病院へ連れて行ったみーちゃん氏も病院で同症状が出たのだ。
そして、長女の検査の結果は、アデノウィルス感染症による扁桃炎だった。
結局母娘二人して、17日まで38度の発熱が続き、背中を中心に全身の節々の痛みに苦しむことになった。
今回もきっかり5日間、目立った症状が続いた。しかも、長男や次女の時よりも痛みが激しかったようだ。
節々の痛みは、16日頃から頭痛と喉の痛みに変わっていったそうだ。5日間食事はほとんど摂れず。しかしながら、長男の時の教訓で、水分だけは無理矢理でも摂るようにしていた。
アデノウィルス感染症は、一般に幼児間で流行る風邪とされ、感染力が強いものの年かさの子や大人は罹りにくいのだそうだ。
長男の診断時、そう説明されて、家族に感染するとは思っていなかった。油断していた。
4人の症例を見ると、ご丁寧にきっかり5日間発熱が続き、歳が上の者ほど激しい痛みに悩まされた。
尚、みーちゃん氏はウィルス検査していないので、アデノウィルス感染症だったかは確認していないが。
この病気は、年末、長男が通う幼稚園で一気に流行ったらしい。ほとんどの子供が冬休み中に発症したため、幼稚園がなんらかの対処をすることはなかったが。
お正月に寝込んだ園児が多かったことを、年明けにみーちゃん氏がママ友たちから聞いていた。
検査もされずに風邪と片付けられて、クローズアップされることが無いアデノウィルス感染症だが、家族の相次ぐ罹患で、インフルエンザ並にたちが悪い病気だと実感した。
長女は、共通一次に合わせたように発症したし・・・。土日をはさんだものの、平日3日臥せっていた。しかも、今週末は演劇舞台の本番で、毎日の稽古を5日間も休む羽目になった。
この病気は、自己免疫力で治るのを待つしかない。
長男よりひどい脱水症状になったら入院となるし、高い熱には解熱剤を使う程度だ。
きっかり5日間、発熱などの症状に悩まされることになる。
幼児にしかうつらないと聞いていたが、そうではなかった。
思えば、長男が点滴を受けた時に、脱水症状で入院したのは中学生だったな。アデノウィルス感染症だったかは定かじゃないが。
この時期、インフルエンザに隠れてしまいがちだけど、なかなか厄介な風邪でした。ご注意ください。
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