遠い海
昨年、日本海までの往復400kmを一日で走りきったフライフィッシャーさんのお話を聞いて、せめて太平洋まで走りへ行こうか。ってな希望はあった。
南へ下れば、浜名湖に出る。海の日なら、休みが取れる。鰻を食い散らかそう!(笑)ってな提案もあって実現した坂道自転車通勤隊『海の日うなぎサイクリング』。
平岡駅で輪行組と合流し、浜松ではお出迎えまであるとても賑やかなサイクリング。
足軽隊の皆さんが東京から参加するというサプライズ付きで、JR飯田駅前をスタートした。
長野県から愛知県内は県道1号線を使用したこともあって、峠越えも無くまったりと走ることができた。
スケジュールの関係で、ボクは途中で別れて復路をとった。うなぎも海水浴にもありつけず。残念?
本隊は、本場の鰻を堪能して、海へ入ることもできたそうだ。さすが初志貫徹。
ろくに挨拶もできずにおいとまいたしました。同行いただいた坂隊のメンバーはじめ、足軽隊の皆様、まゑ様、ありがとうございました。
走行ログはこちら。
海まで行かなかったので、270kmにとどまった。お陰で、まだ景色が見える間に新野峠を下れたのは幸いだった。
もっと早い時間に往路へ入っていたら、豊根で夕立に出遭っていたことだろう。路面が随分と濡れていた。新野峠へのアプローチで少し降られたものの、丁度よいタイミングだったようだ。
国道沿いの豊根の集落で井戸水をいただいた。両手や顔を洗い、洗車までさせてくださってとても助かった。
ご主人のご厚意がとてもありがたかったです。
さて、今回のサイクリングは走行も10時間を超えた。
サイクルコンピューターとして使用しているガーミンのForerunner 305 (ForeAthlete305)の内蔵バッテリーでの動作時間は、約10時間となっている。
手持ちのものは、7時間半程度でローバッテリーアラームが出る。その後1時間程度は持つが、完全に電池切れさせてしまったことはないので、実際には何時間持つのかわからない。気温や使用するオプションでも変わるだろう。
今回は途中から外部バッテリーを使用した。
Forerunner 305(FR305)付属の専用クレードルを介して、ミニUSB端子で電源供給できる携帯電話用の電池式充電器でエネループを使って給電する。
グランフォンド吉野のために用意したこちらの装備だ。
FR305は、外部電源を接続した状態で電源を入れると、外部電源からの給電で動作するようになる。
この時、内蔵電池の充電も同時に行われる仕様らしい。
単三形エネループ2本でどの程度稼働するかは未確認だが、今回は走行時間8時間15分の地点までを内蔵バッテリー、その後は外部電源を使用した。
外部電源駆動では、FR305のバックライト用オートディマーがオフになる。
闇に包まれてからは、FR305のバックライトを灯し続けていた。いちいちバックライトスイッチを入れなくて良いのはとても便利だった。
もちろん、内蔵バッテリーでもバックライトを常時点灯状態にすることは可能だ。
しかし、普段は外部バッテリーキットなど持ち歩かないので、電池の消耗を抑えるために1分で自動消灯する設定にしている。
尚、今月になってForerunner 310XTの出荷が始まった。
FR305に対して内蔵バッテリーでの動作時間が20時間と倍増し、防水性能も向上してアイアンマンレースに完全対応した模様だ。
ナビ機能からルート設定が省略され、コースナビのみとなった様だが、登録できるバイクプロフィールはFR305同様に3つあり、FR305の後継としてなんら問題なく使用できそうだ。
但し、外部インターフェイスがANT+となったため、GARMIN USBドライバーに加え、GARMIN Training Center Ver 3.4に付属するANT+サポートユーティリティーが必要となり、Windows 98やMeではデータ管理が行えなくなったと思われる。
また、充電も端子式ながらクリップ形状となり、FR305+専用クレードルと外部電源といった使い方は難しいようだ。
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