Volkswagen Golf Touran 2010 Prime Editionの3回目のユーザー車検を行った。
ユーザー車検は今回が五度目。トゥーランでは四度目となる。
トゥーランのユーザー車検については、以前「トゥーランのユーザー車検」のエントリーで紹介している。
この時は、ダイビングブルーの2005年式GLiだった。
2005年式トゥーランGLiは、5年目に2010年式プライムエディションへ乗り換えた。
質感、特に内装プラスチック材の質の劣化、そしてダイビングブルーの設定が2010年式トゥーランに無かったこともあって逡巡したが、7速DSGと1.4LのツインチャージャーTSIエンジンの魅力に負けて買い換えた。
そんな2010年式トゥーランも今日が登録から七年目、都合三度目のユーザー車検だった。
このトゥーランはDSGのリコール対策を幾度か経ているが、一昨年のバッテリー寿命による起動不良以外は大きなトラブルを経験していない。
夏タイヤの寿命を迎えたので、新しいタイヤを手配した。
組み替えが終わっていないので、今回の車検は冬タイヤ(スタッドレスタイヤ)で受検している。
また、一昨年の年末にディーラーの無料点検サービスがあったので、受検している。
その際、ライセンスプレートランプ切れがあって、無償で交換してくださった。
肝心のフォルクスワーゲン専用テスターでのチェックには、問題が出なかった。
しかし、一週間後にバッテリー寿命でエンジンが掛からなくなった。
バッテリーの劣化は、テスターでわからないものなのかな?
ちなみに、このテスターでの診断は、正規作業工賃税別6千円だそうで結構お高い。
さて、今回のユーザー車検の話しに戻る。
自賠責保険は今までこちらから出向いて契約していたが、今回は保険屋さんから電話で案内があって、書類一式作って集金に来てくださるとのことだったのでお願いした。
自動車検査登録事務所でユーザー車検を受ける訳だが、受検には予約が必要となっている。
インターネットから予約を入れるのだが、うっかり忘れていた。
幾度となく検査予約システムにアクセスして、なんとか今朝の第一ラウンドにキャンセルが出たところを押さえた次第。
2年振りのユーザー車検。継続検査受付へ行くと、有料だったOCRシートが無償化されていた。
自動車登録検査業務電子情報処理システム(MOTAS)の更新で、本年一月より新OCRシートが汎用紙化されて無償になったそうだ。
しかも、PDFファイルでの配布もしているとの事。
印紙関係は自動車標板協会で購入するのだが、検査受付前に自動車標板協会へ行けば、必要書類のまとめから何からやってくれることがわかった。
次回からは、先に自動車標板協会へ出向くことにしよう。
五度目とは言え、毎回何かしらのもたつきは起こる。
車台番号は右二列目シートの足下カーペット下にある小物入れの底のカーペットに切れ込みがあって、そこを捲ると刻印された番号が見えるようになっている。
滅多に捲らない場所なので、なかなか切れ込みを引き上げられなくて難儀した。
エンジン番号の位置を今まで聞かれた事は無かったが、今日は聞かれた。
大体の場所を知っていたので伝えたところ、検査員は合点がいってすぐに見つけてくれた。
マルチテスターで速度メーターテスト時、パッシングして時速40キロメートルに達したことを知らせるのだが、全然反応してくれなかった。
トゥーランのハイビームの光量が弱いとの事で、パッシングではなくハイビーム点灯でやっと反応した(苦笑)。
で、困ったことに右前照灯光軸がNG。2010年式車はロービーム基準だが、ハイビームで測り直しても同様で、再検査となった。
光軸不具合さえなければ、午前10時には車検完了だったのに。
仕方ないので、近所のテスター屋さんへ光軸調整をお願いしに出向いたところ、作業予定に空きが無くて今日は対応できないとのこと。
年度末に加え、今週は月の中日で休日調整していて作業員が特に少ないため、予約以外は受けられないとの事だった。
購入したディーラーが6キロメートルほどの所なので、右ヘッドライトの光軸調整をやってもらえないか電話してみる。
やはり年度末で工程に空きが無いとのことだったが、なんとか対応してくれることになった。
無事ディーラーで右前照灯ロービームの調整を終える。検査場とディーラーの検査装置の誤差も考慮して、合格している左側は現状維持とした。
作業工賃もテスター屋さんと大差無くて助かった。
正午丁度に再検査受検して無事合格。すぐに車検証等が発行された。
検査時の総走行距離は69,200キロメートル。
自分が行った事前検査時、右テールランプのポジション灯を交換。
また、オイルはフォルクスワーゲン認定オイルのelf EVOLUTION FULL TECH LLXへ換えた。
オイル交換は今までイエローハットでお願いしていたが、外国車の持ち込みオイル交換を受け付けない方針となったそうで、別のショップでやっていただいた。
下抜きで工賃は税別500円と格安だった。
登録から7年、総走行距離も7万キロメートルともなって、オイルくらいはそろそろ一年毎に交換しなくちゃかな。
バッテリーは昨年ボッシュ製へ交換した。右ブレーキランプとアクセサリープラグ用ヒューズも交換している。
故障は、DSGのリコール対応作業以外は無くて助かっている。
-7年目の車検の出費-
重量税2年分:32800円
自賠責2年分:27840円
検査手数料:1800円
光軸調整料:1188円(ディーラー)
ガソリン代:2285円
オイル交換:5890円
合計:71803円
日本ではかなり売れているフォルクスワーゲンとはいえ、国産車に比べると故障率は高いのだそうだ。
しかし、今のところ壊れて修理するといった故障は発生していない。
当たりの個体と言えるのかな?御陰様で、今のところランニングコストは最低限で済んでいます。