スマートホームで使うアプリケーション(サービスプラットフォーム)
IoTを活用したスマートホームを導入しています。
スマートホームを解説する際に最重要となるサービスについて何故か言及する記事を見ません。とても混乱します。
スマートホーム導入で最重要なのは、使用するサービスプラットフォームです。
おすすめはソフトバンクがパートナーシップを結んでいる中国の Tuya Smart。
アプリの名称としては Tuya Smart, Smart Life そして+Styleアプリが該当します。
当方では Smart Life に統一して利用しています。
グローバルなら Tuya、日本のブランドでは +Style の対応機器が Smart Life で利用可能です。
eWink や SwitchBot、CloudEdge、TP-Link Tapo など Tuya Smart 同様のサービスはありますが、機器で採用されているモジュールとアプリは紐付けされているので互換性は期待できません。
そのためスマートホームを構築するなら、まず初めに利用するサービスプラットフォームを決め、そのサービスに対応したスマートホームデバイスを使用します。
スマートホームでは Amazon Alexa やGoogleアシスタントとの連携ばかりが宣伝文句に使われますが、Smart Life などのアプリケーションが連携しているにすぎません。
デバイス自体にもスキルで利用できるトリガーの提供が必要です。Alexa やGoogleアシスタント対応が謳われていれば問題ありません。
スマートホームデバイスはWiFiでサービスプラットフォームへ登録されます。
そのため、スマートホーム構築にはWiFi環境が必要です。
デバイス自体にWiFi通信機能がある場合の他、Bluetooth、ZigBee、433MHz、そして赤外線なども使用されます。
WiFi以外の通信を使用する場合には、別途WiFiへのブリッジゲートウェイが必要となります。
家電機器は旧くから赤外線通信を利用した遠隔操作機能(リモコン)が提供されてきました。
そのため、赤外線ブリッジゲートウェイでリモコン機能のある家電をスマートホームへ組み入れることができます。
BluetoothやZigBee、433MHzなどが採用されるのは、WiFiの消費電力が高いためです。
| 固定リンク