パシフィックサイクルズ キャリーミーDS 2008年モデル カスタマイズ
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2019年10月27日でスマホ版STRAVAアプリのアクティビティ記録機能での心拍計やスピードケイデンスセンサーのサポートが終了します。
WearOS版の心拍記録機能についてはどうなんでしょうね。当方では心拍計内蔵のスマートウォッチを利用していないのでわかりません。
最近ケイデンスセンサーを導入したばかりなので、GPSロガーとしてのSTRAVAに代わるアプリを検討しました。
アンドロイドスマートフォンでBluetooth接続したケイデンスセンサーの値も含めてGPSログが取れるアプリを探します。
アプリのログはGarmin ConnectもしくはSTRAVAへアップロードできなければ意味がありません。
Garmin Connectへのアップロード機能をサポートするにはガーミンへ5000米ドルもの使用料を支払わなければならないそうで対応するアプリは無いようですが、STRAVAへのアップロード機能は見つけたアプリすべてに搭載されていました。
取り敢えず、手持ちのケイデンスセンサーのログも取れる次のアプリを評価しました。
以上4つのアプリを評価して、キャリーミーではIpBikeを常用してみることにしました。
キャリーミー以外の自転車で適当にログを取るだけの場合は、WearOS版のSTRAVAを使います。
また、トレーニング性の高いサイクリングではGarmin Forerunner 910XTを使います。
上図がIpBikeの画面です。左が基本画面で左スワイプで拡張画面を表示できます。
表示色はカスタマイズしています。また、拡張画面の表示項目ならびに表示数はカスタマイズできます。
地図もGoogle Map以外を指定できます。当方はOpen Street Mapをローカルファイルでインストールして利用するようにしました。
ローカル地図の導入にはマップファイルの他にOI File Managerのインストールも必要ですが、地図のアドオンが終わればOI Fike Managerはアンインストールしても問題ありません。
上図では現在時刻が12時間制表示になっています。24時間制の方がわかりやすいので現在は変更しています。
また、斜度もレスポンスがイマイチで有用とは思えず、今は高度表示へ項目変更しています。
パワーも仮想的なものですが、平均パワーは妥当な値まで調整できたので引き続き表示させて使っています。
STRAVAは設定も簡単で使い勝手もとても良いサイコンアプリだったので、センサー対応が省略されるのはとても残念です。
無料アプリでもあり、今回の決定は仕方ないところでしょう。サイクリング関連ではルートラボのサービスも来年3月で終了することが決まっています。
5年前に終了したセカイカメラもそうでしたが、便利なサービスといえどもニッチなものではビジネス化は難しく継続的な事業にするにはよほどスリムな体制を取らないと難しいのでしょうね。
そんな中、STRAVAは有料機能を充実させて、本来のサイクリングログを主体としたSNSサービスを提供し続けています。
Garmin Connectは保険です。どちらのサービスも維持され続けられればと期待しています。
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ロードバイクトレーニング用のバーチャルライドではケイデンスもパワーメーターからの出力を利用しています。
ハブの回転数と出力から算出された仮想ケイデンスなため正確とは言い難く、特に変速時は実ケイデンスとの乖離が顕著です。
ケイデンスはもともとGARMIN GSC10の出力を使っていましたが、内部断線を修理してから極端に電池の持ちが悪くなってしまいました。頻繁に電池交換するくらいならパワーメーターの仮想ケイデンスで妥協しています。
そんな折り、クランクアームへ取り付けるだけでケイデンスを計測できる加速度方式のケイデンスセンサーを入手しました。
待ち合わせの時間つぶしで立ち寄ったリサイクルショップでTopaction TMC10というモデルがハンバーガーセット並みな価格で売っているではないですか。
ネットのレビューも悪くありません。しかもANT+とBluetooth Low Energyの両対応です。
加速度計方式ならばクランクアームへ付けるだけでケイデンスを計ることができます。
しかもBluetooth LEでも出力できるので、スマホのサイコンアプリでもペアリングできるものが多いのです。
早速キャリーミーへ取り付けて、アンドロイドスマホにインストールしているSTRAVAやTOPEAK Panobike+でペアリングさせてみると、あっさり認識して使うことができました。
付属のシリコンバンドでクランクへ固定します。取り付けも取り外しも簡単ですから、他のバイクとの共用もやりやすいですね。
サイクルコンピュータアプリは、一度ペアリングさせれば次からは自動接続します。
ヴァーチャルサイクリングではANT+を使っていますが、こちらもさくっとペアリングできました。
スピードセンサー兼用の設計ではないため、クランクアームのどこに付けても異常値の出力がありません。
あとは電池保ちが気になります。レビューでは省電力機能もなかなか優秀なようですが、持ち運びも多いキャリーミーで使うとなるとどうでしょうか。
もっとも、キャリーミーや街乗りピストでケイデンスを記録する必要はありません。それでも趣味ですから、良い買い物でした。
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Pacific cycles CarryMe(キャリーミー)をあちこち連れ出す時、もう少し軽ければなぁと感じることがあります。
そこで軽量化を検討。
費用対効果と実現の難易度を勘案してリストアップしてみました。
各パーツタイトルに併記した数字はキャリーミーに採用されているパーツの重量ですが、年式によって違いはあります。
折りたたみ自転車のシートポストは頻繁にクランプの締め弛めを繰り返すため、金属製で高精度かつ軽量なKCNC製一択だと思います。
サドルは合う合わないがあるので、軽量化しやすいのですがリスクも高いです。合わないサドルだと、お尻の痛みで使い物になりません。
リストからクランク&BBの交換が軽量化に一番効くことがわかります。しかし、軽量クランクはとても高価です。
また、標準のクランクは160mm長であることにも注意が必要です。ちなみに、DSは2008年モデルまで170mmでした。
と言うことで、キャリーミー3台分の予算があれば、軽量パーツへの交換だけで6kg台のキャリーミーを組めますね。
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お好みのスマホケースをライドマウントできるTRIGO Universal TRP1543という商品を見つけました。
値段が手頃なので、廉価になっているエレコム Xperia XZ1 Compact ケース ZEROSHOCKと組み合わせてみました。
しかし、エレコムZEROSHOCKはケース背面がくぼんでいて、3Mマウントが密着しません。
そこで、3Mマウントから両面テープを剥がし、一部削ってエポキシ接着剤で貼り付けてしまいました。
ちなみにマウント形状がTOPEAKのQuickClickに似ています。実際スライドマウント部のサイズは同じですが、ロックノッチの位置が違うため完全互換ではありません。
合成ゴムバンド固定のユニバーサルベースは使い勝手がよく、横向きに回転させることもできます。
200kmほど使いました。振動でお辞儀してしまうことはありますが、概ね満足しています。
今回、ベースとハンドルとの間にゴムシートを挟んでみました。振動で位置が変わることも防止できそうです。
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今夏、キャリーミーで使用していたSCICON (シーコン)のサドルバッグを落としてしまいました。
12年間で幾度か落としています。初期のローラーシステムなためロック機構が無く、振動で外れやすいのです。
帰宅して片付ける段で気付いてあわてて来た道を戻りました。しかし、時間も経っていて見つけることはできませんでした。
千葉ツーリングで無くして以来気を付けていましたが、今回は徒歩中で油断していました。ハーフカバーを使っていなかったのがそもそもの原因です。
バッグ自体はもう一つ予備があります。しかし、前後ライトと新調したばかりのハーフカバーを失ったのは地味に痛かった。
遺失届けは済ませてありますが、2ヶ月経っても見つかっていません。
そんな訳で、しっかり固定される手持ちのRIXEN&KAUL(リクセン&カウル)のKlickfix Microへ変えました。
フロントラックにBlackburn(ブラックバーン) のアウトポストカーゴケージを使った時点でマイクロボトルバッグへ変えるべきでしたが、標準のアダプターは樹脂製の押さえプレートが厚く、キャリーミーを折りたたんだ時に干渉してしまい対策が必要でした。
今回、金属製で薄い押さえプレートを入手して対応。バッグを付けるとリヤリフレクターを遮るため、リフレクターは上下反転させて対処しています。
ボトルが入れられる気室へハーフカバーと面ファスナーベルト、ファスナー付きの気室へは前後ライトと百均のパンク修理キットとマルチツールが収まります。
フロントライトのキャットアイVOLT400とリアライトキャットアイTL-LD610は外観寸法が似ています。加えてパンク修理キットとマルチツールも同様で収まり良いのです。
フロントラックにはクロームインダストリーズのへリックスハンドルバーバッグを付属の面ファスナーストラップで付けていました。
ところが、ラックの横幅が狭いためバッグが型くずれして使いにくく、しかも面ファスナーストラップの着脱が地味に面倒なのです。
そこで、ストラップループを引っかけて固定するフックを誂えてみました。
フックはBASIL(バジル)のパニアバッグに付属していたABS樹脂製のスペーサー。固定金具はgearoop(ギアループ)のアクションカメラ用サドルレールマウントSDL-Gのものを使う予定でしたが、今回はOEM品のGORIX GX-SDLBCを使っています。
併せてあまったGOPROマウントパーツとキャットアイGPブラケットを組み合わせたものをフロントラックの下へ結束バンドで固定して、フロントライトマウントとしました。
また、アルミスペーサーとキャットアイ セーフティライト用ブラケット 5440980でリヤラック下へTL-LD610を付けられる様にしています。
なお、フロントラックは付属のベルトでキャリーミー専用キャリーバッグを括りつけることもできますし、キャリーバッグはリヤラックへ固定することもできます。
以上、ちょっとしたカスタマイズですが、使い勝手はそれなりに向上しました。
手持ちのアクセサリーに安いパーツを探して組み合わせているので、費用対効果は良かったと思います。
ただ、フロントライトがブレーキアウターの影を作るのは仕方ないですね。
キャットアイ フレックスタイトブラケット SP-13を利用してステム下への移動も考えましたが、キャリーミーを折り畳んで転がし移動する際の邪魔になるので止めました。
バッグを取り外した車体重量は9.23kgでした。
Carry-me DS 2008年モデルのカタログ車重は実測値でも8.8kgですので、430g増で済んでいます。
ドロップハンドル化やリヤホイールのクイックリリース化、前後ブレーキのデュアルピポッド化、フロントラックの増設、ポンプ内蔵のシートポスト、キャスター車輪の静音化といったカスタマイズを施していますが、軽量カーボンサドルへの交換による減量がずいぶんと効いているのでしょう。
あとは回転のしぶいペダルを交換したいところです。しかし、安価で軽量なフォールディングペダルを見つけられず保留中。
台湾製のSapience YP-126というペダルが良さそうですが、現地なら3500円程度でも日本から購入すると倍の値段。ちょっと躊躇しています。
今後の楽しみに取っておきましょう。
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昨年12月に譲り受けたパシフィックサイクルズのキャリーミーDS 2008年モデルのカスタマイズはほぼ終了。
今年12年目になる2007年モデルと同じように、130mmステムにGIANT MR4の分割式ドロップハンドルバー、ポンプ内蔵のバイオロジック ポストポンプ シートポストの構成。
サドルもロードレース用の軽量なモデルへ換えています。
タイヤ交換を容易にするため、リヤホイールシャフトを中空軸化して、精度の高いジュラルミン削り出しのチェーン引きへ換装するなど今まで乗ってきたキャリーミーDSへ施した改造を踏襲。ただし、シャフトの固定はレバー式のクイックリリースとしています。
ブレーキはACOR ABR-2801を改造して使用し、純正に見まごうケーブルラインの実現にこだわりました。
既に500km以上を走りましたが、何の問題もありません。
尚、ペダルは手持ちのミカシマFD-6を使っていましたが、破損したのと、新しいキャリーバッグの内寸に余裕があって純正ペダルでも困らないため元に戻しました。
今まで乗ってきた2007年モデルとほとんど同じ仕様ですが、ブレーキの引きは格段に軽く、しかもよく効きます。
反面、抜き取ったシートポストの収まりは悪く、ベルトでシートステーにくくりつけることにしました。
今後テールライトとフェンダーを追加するカスタムを検討中。もっとも、このバイクはできるだけお金を掛けないつもりでしたので、これにて完成かな。
ちなみに、写真の状態で9.1kgです。(こちらは9.2kg)
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Pacific Cycles CarryMe DS 2007年モデルに続き、2008年モデルのブレーキも交換しました。
キャリーミーDS 2007年モデルで使用したテクトロR725が入手できないので、リテールモデルのTRP T925への交換を検討したが予算オーバー。
以前にアーチが長すぎて使用しなかったテクトロ 800Aのインストールも考えましたが、ACOR ABR-2801のセール品を見つけました。
エイカーABR-2801はロードバイク用のキャリパーブレーキで、アルミ合金ブロックからの削り出しボディのダブルピポッド。回転軸にはボールベアリングが内蔵されています。
オポジットブレーキキャリパーの名が示すのは、フロントブレーキのケーブル受けが一般的なロード用キャリパーブレーキと違い左側にあることです。
このブレーキの取り付け軸を交換してキャリーミーへインストールします。
リヤブレーキの取り付け軸をナット留め用のフロントキャリパーブレーキ軸へ、フロントブレーキの取り付け軸はリヤ用へ交換しました。
また、リヤ用はキタコ ケーブルエンドSET 0900-901-90003を利用して下引き化しています。
ブレーキケーブルの動きをできるだけ良くするためとクリアランス確保のため、ブレーキアジャスターは付属品に代えてフレキシブルタイプ。
リヤはアウターキャップ径(先端径)が6mmのダイアコンペ ショートフレキシー、フロントブレーキにはアウターキャップ径が5.5mmのテクトロ BR-TK-051を使っています。
残念ながらアーチ長が足りず、BOMAのオフセットブレーキシューケースを併用。
フロントブレーキはヘッドチューブのスライドヒンジボルトと干渉したので、ボルトをクイックリリースレバーへ付け替えました。
尚、折りたたみ時にブレーキアウターの屈曲によりブレーキが引かれて後輪が動かなくなるので、その際はブレーキのクイックリリースレバーを解放することで対処します。
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Pacific Cycles CarryMe DS 2007年モデルに続き、2008年モデルのリヤホイールも中空軸化しました。
こちらは、ホイールロックシャフトもクイックリリースにしています。
後輪のクイック化ですね。
手持ちのシマノ製クイックリリースレバーが意外と収まり良いのと、2007年モデルから外したホイールロックナットを使って、フロントのロックナットと合わせることで見栄えも考慮しました。
2007年モデルの方は、購入から12年を過ぎてスピードドライブやフレームからの異音が大きくなっています。
今後はこちらのキャリーミーを使い、2007年モデルはバックアップ用として整備しなおすつもりです。
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今更ですが、キャリーミーのコロコロ、キャスター車輪をボール軸受け(ベアリング)タイプへ交換しました。
以前からキャリーミー向けのベアリングキャスター車輪は販売されていましたが、どれも元の車輪の径よりも大きいため、自立時のバランスが変わるのが嫌で交換にいたりませんでした。
最近、オリジナル車輪と同径なタイヤ径40mmのベアリング軸ホイールが旅行用トランクケースの補修用として販売されているのを知ってサイズを確認したところ、軸径6mm、厚さ18mmとキャリーミーのキャスター車輪とまったく同じサイズでした。
工業用ベアリングを採用したものから、鉄にニッケル鍍金の本体に硬球を入れただけの廉価モデルまであります。
錆は心配ですが、お試しということで今回は廉価モデルを手配しました。
キャリーミー2007年モデルではリヤラックの形状の関係で内径6mm、厚み5mmのアルミカラーを併用して取り付けています。
2008年モデルはベアリングキャスター車輪だけを元々のネジとワッシャーでインストールしました。
購入したキャスターホイールはシャフトが貫通一体タイプで、スラスト加重をかけても軸受けにダメージがありません。回り止めのナットを省略できます。
回り止めナットの厚み分キャスターホイールの飛び出しがなくなって車幅も狭くできました。
回転のスムースさもさることながら、硬質プラスチックの車輪から硬質合成ゴムのタイヤになって転がしやすくなりました。
車輪径は今までと変わりませんので、自立させた状態でも変わりなく転がせます。とても良いですね。
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