2017.03.29

キャリーミーのチェーン交換と折り畳みヒンジのブッシュ交換

キャリーミーDSも10年目を迎え、フレームの剛性感の低下が気になっている。

走行距離は6千キロメートルほどになるので、チェーンと折り畳みヒンジの樹脂製ブッシュを交換することにした。

キャリーミーのチェーンはRS25規格のもので、ポケバイでお馴染みのもの。

構造上、チェーンを切ることなく交換できるため、交換用のチェーンも輪にした状態でパシフィックサイクルズが安価に提供している。

但し、年式によってチェーンのリンク数が異なっており、2009年モデル以前は168リンク、2010年モデル以降は166リンクなので、購入時は注意が必要だ。

キャリーミーDSは、168リンクを使用する。

キャリーミーのチェーン

キャリーミーのチェーン

新しいチェーンと使い古したチェーンを比べると、1コマ近くも伸びている。


折り畳みヒンジのブッシュも交換した。

キャリーミーの折り畳みヒンジのブッシュ

このブッシュはヘッドチューブとフレームを繋ぐヒンジ、ヘッドチューブとヘッドチューブステーとを繋ぐヒンジ、ヘッドチューブステーとフレームとシートチューブを共締めして繋ぐヒンジ、そしてシートチューブステーとフレームとを繋ぐヒンジの計4カ所に入っている。

左右に圧入されているので、都合8つのブッシュが使われている。

シートチューブ根本のヒンジを外すには、スピードドライブまで外す必要があるので、ここのブッシュの交換は見送った。

ヘッドチューブとヘッドチューブステーとを繋ぐヒンジのブッシュにもヘタリが見られなかったため、ここも交換しなかった。

ヘッドチューブとフレームを繋ぐヒンジのブッシュは右側が破損していて、ヘッドチューブのガタの原因になっていた。

シートチューブステーとフレームとを繋ぐヒンジのブッシュにも割れが見られたので、交換している。

キャリーミーの折り畳みヒンジのブッシュ

尚、ヒンジのボルトはネジ止め剤を塗って、脱落防止に努めている。

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2016.10.25

ジャパンカップクリテリウムと京急サイクルトレイン

次女Y氏のダンスチームがコンテストに出場するための上京予定だったのだが、チームが解散になってしまったので慰労会へと変更された。

94歳になるお祖母ちゃんが松茸をご所望で、キタさんのご厚意で地元産を分けていただいた。
みーちゃん氏はそれを持参するという。

ちょうど宇都宮でジャパンカップが開催されるし、日曜日には京急サイクルトレイン powered by Pacific Cycles Japanというイベントも開催されるので、一緒に上京することになった。

Y氏のダンスチームは、RUSH BALLのKYOKAさんがこちらの地元メンバーから4名を選抜して結成し、振り付けから指導までされた。

名古屋の大会で特別賞をいただいたが、或る親が結果を不服として子のメンバー脱退を申し入れ、解散となった。

Y氏も他の子も、メンバー発表当初からこんな結末を予想していたので、意外ではなかったそうだがショックは隠せなかった。

Y氏はメンバーの一人とダンスペアを結成して再始動。

ソロとしてはStudio SWAGのKONNICHIWAで、D-BLASTに参加できることになった。毎回の練習で上京が必要なので頭が痛い。


キャリーミーで宇都宮を目指す

宇都宮へはキャリーミーで自走。

笹目通りから埼玉県道65号線、国道4号線ってなルートになるのだが、とにかく普通の道路を延々と走るのでおもしろくない。

幸手の商店街で「らき☆すた」の色褪せたフラッグを見つけて、かなり癒された。

4号線バイパスは自転車走行不可のため側道を案内されるのだが、途中で畑の畦道へと迷い込んでしまった。

ペースも落ちて、16時に間に合いそうにない。

尻も痛いので、間々田から電車輪行へ切り替えた。

13時28分に宇都宮駅着。人の波へ付いて、クリテリウム会場へと歩く。

交通規制は14時からだそうだ。歩道に設営されたフェンス前は、すでに場所取りが終わっていた。

コンビニで昼食を買って、知り合いでもいないかとぶらぶらする。

クリテリウムコースと交差する道路は、交通規制開始の14時にフェンスが設営される。そこは場所取りされていない。

ゴールからは離れているが、なんとかフェンス前に観戦場所を確保することができた。

大前さんが目の前を歩いて行かれたので声を掛けたのだが、残念ながらこちらに気が付かれなかったようだ。

地元高校生選抜とインターハイ出場選手から招待された高校生による3周回のレースから、クリテリウムが始まった。

元ボンシャンス飯田の日野友葵選手が出場するガールズ競輪の選抜選手のレースが続き、いよいよジャパンカップサイクルロードレースクリテリウム!

レース前に選手全員によるパレード走行がお祭り気分を盛り上げる。

このクリテリウムで引退するファビアン・カンチェラーラへの声援と同じくらい、ブリヂストンアンカーの井上和郎選手に精一杯の声援を送った。

和郎さんも今年で現役を引退する。寂しいなぁ。

昨年のこのクリテリウムで別府史之選手に勝利をもたらしたカンチェラーラ擁するトレックファクトリーレーシングは、花咲じいさんよろしく、メンバー全員でチームジャージをウレタン製キーホルダーにしたPRグッズを観客へ配りながらパレード。

トレックは蛍光イエローなジャージの上、カンチェラーラのバイクには前照灯と尾灯が付けられて、とても目立っていた。

ラッキーなことに、別府選手が直接グッズを渡してくださった。

別府選手は、トレックファクトリーレーシングチームと三度目の契約更新を終えたばかり。再び二年契約だそうだ。

ランプレメリダの新城幸也選手は、沿道の観客にハイタッチしながらの周回。

新城選手ともハイタッチできて、来た甲斐がありました。

NIPPO・ヴィーニファンティーニの福島晋一監督がチームカーを駆って通り過ぎたので、声援を送る。

2016年10月22日ジャパンカップクリテリウム

レースは終始トレックのコントロール下ながら、ボアソン・ハーゲンのアタックがあったり、新城選手もアタックしたし、彼の笑い声も聞けたし、ゴール前から遠いので展開より雰囲気を楽しんだ。

昨年同様にトレックのチーム力が発揮され、別府史之選手が二連覇。

ヴィクトリーランの別府選手に声援を送る。

カンチェラーラは途中でショートカットしてしまって来てくれなかったのが心残りだったが、観戦を終えて駅へ向かう途中で見かけることはできた。

表彰式を見たいと思ってオリオンスクエアまで行ったものの、翌朝早いので雰囲気だけ味わって駅へと戻る。

キャリーミーがあるので、こういった移動が気軽で便利だ。

輪行で赤羽駅、自走して荻窪の二郎ラーメンで夕食とした。

京急サイクルトレイン powered by Pacific Cycles Japan

翌日曜日は品川駅までキャリーミーで自走して、京急みさきまぐろきっぷで行く「京急サイクルトレイン powered by Pacific Cycles Japan」に参加。

今回の京急サイクルトレインは、今年5月の三浦半島観光連絡協議会協賛に次ぐ第二回目のイベントなのだそうだ。

前回と違い、今回はパシフィックサイクル社製折り畳み自転車での参加が必須条件。

募集140名のところ、百名ちょっとの参加。

Pacific Cycles Japanでは百名の予定だったそうだが、京急から140名の打診があったのだそうな。

ちなみに、5月が募集70名で新1000形1355編成、今回は1096編成と2両増えている。

また、5月はロードバイクが中心だったそうで、駅構内を自転車のまま運ぶことができるように手配されていたが、今回は折り畳み自転車だけということもあってか、駅構内は折り畳みの上にカバー必須とサイクルトレインじゃなかろうもんって感じではあった。

駅構内で自転車を畳んでカバーまで掛けるので、写真のように電車内でも畳んだまま。

今回はゲストとしてアリキリの石井正則さんがいらっしゃっていて、参加者一人一人に声を掛けてくださったのが好印象だった。

帰りの電車内ではご自分のチェキで、ひとりひとり記念写真までプレゼントしてくださった。

マネージャーらしき若い方も礼儀正しく、石井さんの人柄に感心した。

品川から三浦海岸までの輪行ってな次第で、石井さんの来訪の他は特にイベントはなく、乗り合わせた方々との会話を楽しみながらゆったりと電車に揺られていた。

三浦半島サイクリング

今回は折り畳み自転車ばかりのため、みさきまぐろきっぷを使ってのバス輪行も考慮して自転車ガイドの人員はなく、3箇所のチェックポイントが設けられ自由サイクリングという趣向。

20名ほどで参加しているサイクルハウスしぶやさんのカスタマーグループは、食事場所も予約していることもあってグループ行動。これに初心者さんたちが付いていく格好になったそうだ。

海無し県住まいの自分は、海岸線から離れられずに県道215号線をひとり走っていた。

北九州から軽トラを走らせて駆けつけた強者、福助さんと知り合って、城ヶ島で昼食をご一緒させていただいた。

福助さんは土曜日に琵琶湖畔をキャリーミーでサイクリングして、今日はこのイベントに参加。帰路はサイクルトレインに乗車せず、浦賀駅前に停めている車で12時間運転して帰ると言う。
なんともパワフルな行動力に舌を巻いた。

みさきまぐろきっぷでの昼食後は、ふたたび一人旅。

向かい風の中、最後のチェックポイントとなる浦賀に到着。
帰りの電車までまだ時間があったので、浦賀の渡しから海岸沿いに観音崎まで走り、さらに横須賀を目指した。

馬堀海岸を過ぎた辺りで戻る時間を計りかね、久里浜方面へと今日はじめて三浦半島の内陸へ向かう。

浦賀丘を越える登坂をサイクリングの締めとして、浦賀駅へと下っていった。

イベントを楽しむというより、三浦半島サイクリングを楽しんだ日曜日だった。

品川から和田サイクリングさんまで自走。

高輪森の登坂で見覚えのあるジャケットを着たBirdyのサイクリストに追いついた。
石井正則さんだった。楽屋入り現場入りは基本自転車とおっしゃっていたが、その通りだった。
登坂は苦手なようだ。「この坂きついですねぇ」と声を掛けてくださった。

お祖母ちゃんは松茸を大層喜んでくれて、キタさんには感謝に堪えません。ありがとうございました。

それにしても、石井さんと撮っていただいた写真に愕然。老けたなぁとしみじみ感じる。

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2016.10.09

キャリーミーのリヤアクセルシャフトの中空化 その2

先日、キャリーミーDSのリヤホイールアクセルを中空軸へ交換した。

キャリーミーのリヤホイールはオーバーロックナット寸法が100mmで9mmのシャフト。
エンドの厚みを考慮すると、スポーツ自転車のフロントホイールアクセル(ハブ軸)を使用して中空軸化ができる。

但し、キャリーミーの軸受けは内径9mmのシールベアリングなので、中空軸化する場合はベアリングの内輪が当たる部分までネジが切られているものでないと軸径が足りなくなる。

M9のハブ軸のほとんどは、ネジが切られた部分はネジ山の外径の9mmだが、ネジのない部分はネジの谷の外径に合わせられているため、直径は9mm未満である。

そのため、ベアリングの内輪がハブ軸のネジが切られていない部分に当たると、そのベアリングはハブ軸からわずかに浮いた状態となってしまう。


さて、フロントの中空ハブ軸を流用すると、チェーン引きは内側(オーバーロックナット寸法内)にしか付けられない。
そのため、ロックナットやワッシャーの厚みを薄くして、チェーン引きを入れるスペースを確保する必要がある。


シマノのM9で厚さ3mmのロックナットと、内径9mmで厚さ1.5mmのアルミワッシャーを通販で手配した。

ところが、シマノのロックナットの在庫が無く、納期は早くても今月末との回答。

仕方ないので、使っていないホイールから2枚だけ誂えることができた。

そこで、1.5mm厚ワッシャーと5mm厚のロックナット、そして3mm厚のロックナットを左右へそれぞれ一枚ずつという構成にした。

内径9mmのアルミワッシャーとキャリーミーのコグ

ひとつ問題があり、コグ側はベアリングの外径が小さいため、ワッシャーを削り込まないとベアリングの外輪に当たってしまう。

そこで、写真のように泥縄な加工でワッシャーの外径を小さくしている。

中空軸化したキャリーミーの後輪

手配したワッシャーとロックナットで組み付けをし直し、キャリーミーのリヤアクセルシャフトの中空化を終えた。

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2016.10.03

キャリパーブレーキの下引き改造

秋の長雨と言いますが、今秋は例年に比べても昼間の雨が多いと感じます。

それでも、昨日の日曜日は秋雨の中休みというように晴れ間がのぞき、当地では一斉に運動会が開催されていました。

仕事の合間に、長男の勇姿を眺めにいった次第です。

彼の小学校は母校なのですが、当時の生徒数の三分の一もいません。

都市のドーナツ化現象と少子化のダブルパンチで、近隣の小中学校の生徒数はどこもそんな感じです。

にも関わらず、1kmと離れていない学校同士を合併させようという話しがまったく出ない。

変化に消極的な土地柄は、あらゆるところに見られます。そこを上手いこと突いて、美味しいところをかっさらうのは大抵が外部からの勢力な訳です。


どうでもいい枕が長くなったところで、スポーツ用自転車のキャリパーブレーキの下引き改造のお話し。

20161003_121621

写真はキタコ ケーブルエンドSET 0900-901-90003というバイク用の小物です。

ごらんの通り、ワイヤー端の汎用タイコ。クラッチワイヤーの応急修理用として販売されているものです。

自転車用キャリパーブレーキを下引きへ改造する際、自転車用品の中では適当なワイヤー止めが商品ラインナップされていないので、このようなバイク用品の存在を知らないと余計な手間が掛かります。

SHIMANO BR-4400 下引き化改造

バイク用ケーブルエンドを使って、シマノ・ティアグラのキャリパーブレーキを下引きタイプへ改造してみました。

ケーブル固定板とケーブルアジャストボルトを外し、ケーブル固定板があった場所へケーブルアジャストボルトをクリップと一緒にねじ込んだだけです。

キタコのケーブルエンドを使って、ケーブルアジャストボルト側でブレーキケーブルを固定しています。

キャリーミーも、リヤブレーキなら、これがそのまま使えました。

どうしてもチェーン側にブレーキケーブルを配索したかったので、ボツ案ですね。

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2016.10.02

Pacific cycles CarryMe DS with drop handlebar

台湾パシフィックサイクルズのキャリーミーDS 2007年モデルをカスタマイズして使用している。

2007年3月に和田サイクルさんで購入して、一週間後にはドロップハンドル化した。

また、ポジションを合わせるため、ステムをスペシャライズドの130mmとした。

併せて、サイクルコンピューター(サイコン)を搭載すると共に、ブレーキシューをシマノのアルテグラ・グレードへ換えている。

その後、シートポストをダホンの空気入れ内蔵タイプにして、サドルもスペシャライズドへ換装した。

ペダルは三ヶ島製作所のFD-6を使っていたが、破損後はZEROBIKEで使用していたVP-166S。
最近になって右ペダルはVP-166Aへ交換し、左はケージのみVP-166A用に換える改造を施している。

つい先日、ブレーキキャリパーと後輪のアクセルシャフト、そしてチェーン引きを換えた。

この時、サイコンのセンサーとブレーキが干渉したため、サイコンは取り外した。

Pacific cycles CarryMe DS with drop handlebar side-view

Pacific cycles CarryMe DS with drop handlebar front-view

Pacific cycles CarryMe DS with drop handlebar rear-view

Folding form of “Pacific cycles CarryMe DS with drop handlebar”

このキャリーミーも十年目。実用一点張りでカスタムしてきた。

定番とも言えるチェーン引きやブレーキキャリパーの交換が後回しになったが、やっと気になっていた部分すべて片づいた。

とてもユニークな自転車で、今でも継続生産されているものの仕様は大幅に変わっている。

今後も修理できないような破損や故障をさせないように使ってゆきたい。

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2016.10.01

キャリーミーのチェーン引き交換とリヤアクセルシャフトの中空化

2006年に登場したキャリーミーは、毎年なんらかの仕様変更を経ている。

特に大きな仕様変更は2007年と2014年モデルで、2007年にはフロントフリーからリヤフリーへ、そして2014年はリヤブレーキがキャリパーブレーキからホイール一体のドラムブレーキへと変更された。

フロントフォークの形状変更やシートポスト径の大型化、リヤキャリアの省略のような比較的大きな仕様変更から、折り畳み時のロック機構の形状変更など、小さな改善も多い。


さて、キャリーミーは外装変速機の無いシングルドライブなので、経年使用に伴うチェーンの伸びは、トラックエンドに設けたチェーン引き(チェーンテンショナー)で相殺する。

2012年モデルまでのキャリーミーは、一般車で用いられるような鉄製のチェーン引きが使用されている。

キャリーミー2012年モデル以前用チェーン引き

写真の様に実用本位なパーツで、エンド金具の返しが深く、エンドから10mmでロックナットが当たって、それ以上は引けない。

今ちょうど引ける限界にあり、チェーン引きを交換または取り外すか、チェーンを新しいものへ交換するかしないといけないようだ。

ちなみに、2013年モデルからは、アルミ合金製のチェーン引きへ変更され、見栄えが良くなっただけでなく、チェーンの引き代が増えている。

キャリーミーのエンドは7.5mm厚もあるため、8mm厚エンドに対応した三ヶ島製作所のMKS CA-MX10チェーン引きへ交換される方が多い。

アーレンキー(六角レンチ)で操作でき、ボルトは外側に飛び出さないなど、確かに良くできた製品だが、同社の折り畳みペダルFD-7よりも流通価格は上の高級パーツだ。

チェーンの交換が妥当だろうな。
そう思っていたところ、ずいぶん前にZEROBIKEやHANDYBIKEの多段化用に買ったチェーン引きをストックから見つけた。

CHRONICDELIGHT 10mm用ハンガーテンショナー

ワゴンセールだったのか、複数個ある。
ディレーラーハンガー部分を切断すれば、そのまま使えるのではなかろうか?

よく見ると、エンド金具の受け部分が丸い。
キャリーミーのエンド後端は垂直に落とされているので、受け面をヤスリで平らに加工する必要もある。

存在感のあるサイズなので、加工するにしても丁寧に仕上げなければ気になって仕方ないだろう。
しかし、工具をそろえる予算は無い。
金鋸と100円ショップの平ヤスリで加工するとして、綺麗にできるだろうか?時間を掛けずにちゃっちゃと済ませたいものだが。

検討の結果、適当な加工をしても目立たないように、エンドの内側へ取り付けることにした。

そして同時に、後輪のアクセルシャフトを中空軸へ交換し、前輪と同じようにアーレンキー(六角レンチ)で脱着できる構造へ改造する。


今までは気にしていなかったが、キャリーミーの後輪のアクセルシャフト径は9mmで、ロックナットはM9となっている。

ナット留めの後輪アクセルシャフトは10mm径が一般的なのだ。

また、オーバーロックナット寸法(O.L.D)を測ってみたところ95mmで、エンドの肉厚は7.5mmある。

つまり、全体で110mmということで、スポーツバイク用の前輪用ハブの中空アクセルシャフト(直径9mm、長さ108mm M9ネジ)を移植できそうだ。

キャリーミーのリヤホイールと26インチMTBフロントホイール

物置に壊れたままの古いMTBが放置されていることを思い出し、その前輪ホイールから中空アクセルシャフトを取り外して利用した。

キャリーミーの後輪ホイール、MTBの前輪ホイール共に、アクセルロックナットや玉押しナットをハブスパナやモンキーレンチで外してシャフトを取り出し、入れ替えるだけの作業だ。

ディレーラーハンガー一体のチェーン引きは、金鋸でハンガー部を切断してヤスリがけした。

エンド金具は、エンドに当たる面をヤスリで平らに加工した。

アクセルシャフト(後輪軸)が中空シャフト化されたキャリーミーのリヤホイール(後輪)

キャリーミーのリヤホイールは、アクセルシャフトに対してホイールとフリーホイールコグの位置決めに5mm厚のロックナットを4枚、2mm厚のワッシャーを4枚使用している。

チェーン引きの厚みが5mmなので、取り敢えずロックナットを2個外して辻褄を合わせた。

現在、3mm厚のロックナットと1.5mm厚のM9用ワッシャーを手配中なので、手元に届き次第、3mm厚ロックナット4枚に1.5mm厚ワッシャー4枚の構成へ変える。

ホイールロックシャフトも手持ちがあったので流用した。
キャリーミーの前輪ホイールロックシャフトの六角穴は4mmに対し、手持ちは5mmというのが残念だが、改めて購入する必要もないだろう。


急な思いつき、しかも、あり合わせのパーツを使って仕上げた割りには上手に仕上がった。


使用したチェーン引きは秀逸な作りで、先端が正ネジ、根本がワンサイズ大きな逆ネジとなっている。

正ネジでリヤアクセルを引き、ホイールロックシャフトで後輪を固定した後は、逆ネジ部が回り止めの役割を果たす。

弛み止めのナイロンなどが入っていないため、ネジの締め付けや操作が軽いので指先で回すことが出来る。

また、キャリーミーのエンドもチェーン引きも加工精度が高く、取り付けもエンドの内側からぴったりと入れているため、リヤアクセルが傾くことなくスムースに前後する。

見かけだけでなく、使い勝手もずいぶん良くなったようだ。


アクセルシャフトの中空化で、クイックリリースタイプのホイールロックシャフトも使えるようになった。

ホイール径がとても小さいので、クイックレバーは邪魔になりそうだ。
前輪は軸長が特殊なので、切断とタッピングが必要だ。

アルミボディ、シールドベアリングのヘッドパーツの導入、そして椿本製チェーンと併せて、今後の課題としたい。

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2016.09.30

キャリーミーのブレーキ交換 その3

Carry-me 荒川CR 2016.09

日曜日火曜日にブレーキ交換後の試走を兼ねて、キャリーミーでサイクリングをした。

ブレーキシューに当たりが付いたようで、ブレーキ交換前と変わらないほどには効くようになった。

テクトロR725はリターンスプリングがとても強いため、ブレーキワイヤーが長く理想的とは言い難い取り回しのキャリーミーでも、きっちりとブレーキが戻るようになった。

その分、ブレーキレバーの引きも重い。

交換前はリヤブレーキの戻りが悪かったので、その点が改善されたのは評価できる。

また、フロントブレーキがフォークの後ろになったことで、折り畳んだ後のフロントブレーキの出っ張りが無くなった。

テクトロR725は横幅の張り出しが小さく、ワイヤーを左出しとしたこともあって、折り畳み時にチェーンリングと干渉することなく綺麗に収まっている。

ブラックボディもちょうど良いアクセントになって、全体の印象もスマートになったと思う。

とにかく、ロングライドでも問題が出ることなくブレーキ交換を終えた。

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2016.09.24

キャリーミーのブレーキ交換 その2

Carrera Rollから外したTektro R725 (TRP T925の廉価バージョン)をキャリーミーへインストールした。

Carry-me DS with drop handlebarCarry-me DS with drop handlebar

フロントブレーキの取付位置はフォークの後ろ、進行方向とは逆になる。
TEKTRO R725はTTバイク向けのブレーキで、フォークの後ろに取り付けることで、フロントブレーキの存在による空気の擾乱を少しでも減らそうという狙いだ。

キャリーミーでは空力なんて関係ないが、レイアウト上、フォークの後ろでないと無加工で取り付けることは出来ない。
結果として、サイクルコンピューターは取り外すことになった。
近年はGARMINのGPSやスマートフォンのアプリを使っているので、サイコンは無くても困らない。

折り畳み時の固定フックとの共締めの必要もあり、フロントブレーキはポン付けという訳にはいかなかった。

結局、タイヤとのクリアランスはぎりぎりだった。

キャリーミーに取り付けたテクトロR725のタイヤとのクリアランス

リヤブレーキのクリアランスは、純正と見紛うほどにぴったりだったが、フロントはタイヤの髭(生産時に型へのゴム素材注入口の名残り)が干渉したほどで、念のため髭をすべてニッパーで切り取った。

また、キャリパー長が僅かに足りず、ブレーキシューの一部がタイヤサイドに掛かるため、シューを彫刻刀で成形している。

キャリーミーへ取り付けたテクトロR725フロントブレーキのシューを削った


フロントブレーキの取付ボルトは、TEKTRO R725の付属品を無加工で使っている。

キャリーミーのフロントブレーキとしてテクトロR725を取り付けるためのボルト処理

取付ボルトはM6だが、TEKTRO R725のフロントブレーキ取付穴は直径8mmなため、枕頭ボルトの頭を切り飛ばしてスリーブとした。

枕頭ボルトは先端が丸く加工されているので、フォークの取付穴に対するガタも抑えることができて一石二鳥だった。


TEKTRO T725はサイドプルのU字ブレーキのため、キャリパーブレーキよりもブレーキワイヤーの取り回しに無理がない。

しかし、倍力装置は無く、リターンスプリングもとても強いこともあって、ブレーキの引きは固い。

さらに、テクトロのブレーキシューが効かない。
分かっていたことだが、何のためにブレーキ交換をしたのかと戸惑うほどにブレーキは効かない。

当たりが付けば、少しはマシになるかも知れない。
様子を見るが、駄目ならBR-6403へ戻そうと思っている。


それでも、R725ブレーキはぴったりと収まっている。

フロントブレーキがフォークの後ろにレイアウトされることで、よりスマートに見える。

折り畳み手順に支障はなく、むしろブレーキ交換前よりも折り畳み時の各部の収まりが良くなった。

肝心のブレーキの効きが悪いのは大問題だが、ルックスには満足している。

シューに当たりが付けば、ブレーキの効きも少しは良くなるだろうことを信じ、しばらく使ってみることにした。

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2016.09.23

キャリーミーのブレーキ交換 その1

前回、キャリーミーのブレーキをTEKTRO 800Aへ換えた。

アルミ合金製のデュアルピポットキャリパーながら、価格が安く入手性も良い。その上、下引き改造も容易。

しかし、残念なことにアーチ長が大きい。

Carry-meのブレーキをTektro 800Aへ交換

フロントは大丈夫だが、リヤは5mm長い。シューの40%程度しかリムに掛からない。

また、下引きへ改造したため可動域が狭くなり、シューとリムとのクリアランスが小さい。

キャリーミーを折り畳んだ時、ハンドルを取り外してフレームへくくりつけるためケーブルアウターが曲げられ、ブレーキが少し引かれた状態になる。

リヤブレーキはクリアランスが小さいため、シューがリムに当たってしまうのだ。

オフセットブレーキシューを使えば解決する問題だが、意外に高価だ。

リヤブレーキだけオリジナルへ戻すのが手っ取り早い。

それならフロントブレーキも、アーチの短いアルホンガ HJ-714AGにしようか。
色も純正品と同色だ。

逡巡して、Carrera Rollで使っているTektro R725を移植してみることにした。

元々、キャリーミーのブレーキ交換用に手配したものだったし。

Tektro R725はOEM専用モデルで、リテールにはチタン製ピボットボルトとキャリパーアームのシェイプアップで軽量化されたTRP T925がリリースされている。

R725のOEM品としては、OVAL A700やカンパニョーロのTT Uブレーキ Lateral Pullがある。

キャリパーアーチ長が39~49mmと、キャリーミー用には短めだが、少なくともリヤブレーキは使用実績を知っていた。

問題はフロントブレーキだが、駄目ならTektro 800Aのままとすれば良い。

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2016.09.20

キャリーミーのブレーキ周り変更

愛用のキャリーミーは、ロードバイクと同じサイズのドロップハンドルにしている。

このドロップハンドルはジャイアントMR-4のもので、左右に分割して取り外れるようになっていて、キャリーミーの折り畳みハンドルバーのクランプにそのまま差し込み固定されている。

ハンドルを固定する際、ブレーキケーブルがハンドルバークランプに干渉する。
ケーブルアウターがクランプと擦れて削れてしまうため、クランプに当たる箇所にはアルミニウム製のフレキシブルチューブを使用していた。

このフレキシブルチューブが摩耗してケーシングの剛性が低下し、結果としてブレーキケーブルインナーに過度なストレスが加わるようになって、ワイヤーの断線を招いた。

そこで、ブレーキケーブルの交換とケーブルアウターの処理の見直し、さらにブレーキ自体も見直すことにした。

Carry-me DS with drop handlebar

写真のように、フレキシブルチューブをいわゆる変速バナナへ変更した。

曲率が可変しない分、剛性は高い。

インナーケーブルは信頼のシマノ。シマノ・ロード・ブレーキインナーを使用。
キャリーミーのリヤブレーキは、1.9mのインナーケーブルが必要だ。


次に、ブレーキの見直しをする。

純正ブレーキは、軽量なだけが取り柄のシングルピポットキャリパー。制動性能は低い。

こちらのように、ブレーキシューをシマノ・アルテグラグレードのBR-6403へ交換し、駆動部のガタつきを抑える処置をして対策していた。

Carry-me DS with drop handlebarCarry-me DS with drop handlebar

上図のように、キャリーミーを折り畳んだ時に、外したシートポストをサドルの先端で左クランクに引っかけている。
また、サドルの後端の切れ込みにフロントブレーキケーブルが入り込んで、引っかけただけのシートポストは、所定の位置から外れにくくなる。

この特性を維持するため、フロントブレーキはワイヤー受けが左側にある「左引きキャリパー」を使用したい。


また、リヤブレーキは下引きとなっている。
BMX用と一部専用品を除き、標準状態で下引き仕様のキャリパーブレーキは市販されていない。
上引きのキャリパーブレーキを改造して対応したい。

ワイヤーの取り回しは右側で、フロントと同じく左引きキャリパーとなっている。
後ろ向きに付けるため、見かけは右引きである。

リヤは右引きキャリパーでも問題ないが、純正のように、チェーンが張り出す右側にブレーキケーブルも張り出させた方がシンプルだ。


また、キャリーミー用ブレーキアーチはフロント57mm、リヤは50mmは必要だ。


以上の考察から、すでに最適な市販モデルが存在する。

フロントブレーキはALHONGA HJ-714AG、リヤブレーキはブロンプトン(BROMPTON)デュアルピポットキャリパー・リヤ用。

実は、キャリーミーの純正ブレーキは、ブロンプトンのシングルピポットブレーキと同じ物だと思われる。
したがって、ブロンプトン用のブレーキは、キャリーミーでも使い勝手は良いだろう。


そんなわけで、アルホンガのHJ-714AGとブロンプトンのリヤブレーキを和田サイクルさんで購入してキャリーミーのブレーキ交換をさっさとすれば良かったのだろうが、8年ほど前にブロンプトン用ブレーキを買い損ねた時に現状に満足してしまったのだった。


さて、テクトロ 800Aというブレーキをもらった。

アーチサイズが61mm~78mmと大きいので微妙だが、アウター受けとワイヤー止めとを入れ替えることで、簡単に下引きへと改造できる。

純正のシングルピポットキャリパーも、同じような作りとなっている。

もっとも、TEKTRO 800Aの場合は、下引きにするとアウター受けがキャリパーアームと干渉し、可動範囲が狭くなる。
そのため、トーイン調整ができるような厚みのあるシューが使えない。

Tektro 800A 改造

このブレーキ、泥よけやキャリアも共締めしてしまえるようにか、取付シャフトが長い。
(写真では、リヤブレーキ固定用に調達した20mm長のアルミカラーが脱落しないように、赤いテープでシャフトを留めている)

キャリーミーはリヤブレーキ取付部の厚みが薄いため、枕頭ナット用のシャフトが用いられている。

Tektro 800AをインストールしたCarry-me

ということで、テクトロ800Aをキュリーミーへ付けてみた。

長い取付シャフトのおかげで、アルミカラーを使ってキャリパーとホイールとの位置関係を調整することで、長すぎるアーチ長ながらブレーキシューを適正な位置へセッティングできた。

キャリパーの精度がいまいちでシューとリムとが平行にならないため、トーイン調整できるシューを使った。

,また、下引き化の影響でキャリパーの開く角度が狭くなったリヤブレーキは、今まで通りBR-6403を使用している。

キャリーミーのブレーキ交換

リヤブレーキは、後方へ24mmオフセットさせているにもかかわらず、ブレーキシューは一部がリムへ当たる程度。

テクトロ800Aを使うには、キャリパーの取付位置を上方へオフセットする工夫をするか、オフセットブレーキシューを使用するなど工夫か必要だ。

どちらにしても費用はかさむ。フロントブレーキが強化されれば、リヤはブレーキシューの交換と調整だけでも十分だろう。

ダブルピポットキャリパーでフロントブレーキを強化するに止め、リヤブレーキは従来のままというのでも良さそうだ。

折り畳み時の状態は以下の通り。

Tektro 800AをインストールしたCarry-me

ブレーキの外観が大きくなったのと、100gほど重くなったほかは特に問題ない。

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