Kinetic Rock and Roll スマートトレーナー その1
Kinetic by Kurt Rock and Roll はダンシングができるローラー台として海外では高く評価されています。
しかし代理店が弱かったのか日本ではほとんど流通していません。
Zwiftをはじめとするバーチャルライドが盛り上がるにつれてローラー台の利用者が急増して、いち早くスマートトレーナーに注力した新興のWahooを筆頭にTACX、ELITE、CycleOpsがイニシアティブを握った感じです。
Kineticも2016年にはスマートトレーナーユニットのT-6000をリリースしましたが、他社に比べて割高なうえ標準的な通信プロトコルであるANT+を採用せずBluetoothベースの独自なものだったこともあって市場に受け入れられませんでした。
2018年にANT+ならびにBluetooth Smart対応とZwiftのレスポンスを上げるアップデートがされたT-6300とダイレクトドライブのT-7000をリリースしましたがスマートトレーナーは一通り行き渡ってしまったタイミングで時すでに遅しって感じでした。
愛用していたKinetic by Kurt Rock and Rollはフルード式負荷なため回転数が高くなるほど抵抗が大きくなる仕様です。
そのため、高い出力を得るには高いギヤ比と高いケイデンスで踏む必要があります。
スマートトレーナーは外部からの入力信号に応じて電磁石を制御して負荷を自由に変動できます。
実際のヒルクライムと同じように高い出力が必要でも低いギヤ比で低ケイデンスの練習が可能になります。
マイナーとも言えるKineticのスマートトレーナーの導入は躊躇いましたがT-6300を採用したT-6400がかなりリーズナブルだったので導入しました。
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