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2019.10.06

Pacific cycles CarryMe DS 2008 小改造

今夏、キャリーミーで使用していたSCICON (シーコン)サドルバッグを落としてしまいました。

12年間で幾度か落としています。初期のローラーシステムなためロック機構が無く、振動で外れやすいのです。

帰宅して片付ける段で気付いてあわてて来た道を戻りました。しかし、時間も経っていて見つけることはできませんでした。

千葉ツーリングで無くして以来気を付けていましたが、今回は徒歩中で油断していました。ハーフカバーを使っていなかったのがそもそもの原因です。

バッグ自体はもう一つ予備があります。しかし、前後ライトと新調したばかりのハーフカバーを失ったのは地味に痛かった。

遺失届けは済ませてありますが、2ヶ月経っても見つかっていません。

そんな訳で、しっかり固定される手持ちのRIXEN&KAUL(リクセン&カウル)Klickfix Microへ変えました。

フロントラックにBlackburn(ブラックバーン) アウトポストカーゴケージを使った時点でマイクロボトルバッグへ変えるべきでしたが、標準のアダプターは樹脂製の押さえプレートが厚く、キャリーミーを折りたたんだ時に干渉してしまい対策が必要でした。

今回、金属製で薄い押さえプレートを入手して対応。バッグを付けるとリヤリフレクターを遮るため、リフレクターは上下反転させて対処しています。

Pacific cycles CarryMe DS 2008 with drop handlebar

ボトルが入れられる気室へハーフカバーと面ファスナーベルト、ファスナー付きの気室へは前後ライトと百均のパンク修理キットとマルチツールが収まります。

フロントライトのキャットアイVOLT400とリアライトキャットアイTL-LD610は外観寸法が似ています。加えてパンク修理キットとマルチツールも同様で収まり良いのです。

 

フロントラックにはクロームインダストリーズへリックスハンドルバーバッグを付属の面ファスナーストラップで付けていました。

ところが、ラックの横幅が狭いためバッグが型くずれして使いにくく、しかも面ファスナーストラップの着脱が地味に面倒なのです。

そこで、ストラップループを引っかけて固定するフックを誂えてみました。

Pacific cycles CarryMe DS 2008 with drop handlebar

フックはBASIL(バジル)のパニアバッグに付属していたABS樹脂製のスペーサー。固定金具はgearoop(ギアループ)のアクションカメラ用サドルレールマウントSDL-Gのものを使う予定でしたが、今回はOEM品のGORIX GX-SDLBCを使っています。

併せてあまったGOPROマウントパーツとキャットアイGPブラケットを組み合わせたものをフロントラックの下へ結束バンドで固定して、フロントライトマウントとしました。

また、アルミスペーサーとキャットアイ セーフティライト用ブラケット 5440980でリヤラック下へTL-LD610を付けられる様にしています。

なお、フロントラックは付属のベルトでキャリーミー専用キャリーバッグを括りつけることもできますし、キャリーバッグはリヤラックへ固定することもできます。

Pacific cycles CarryMe DS 2008 with drop handlebar

以上、ちょっとしたカスタマイズですが、使い勝手はそれなりに向上しました。

手持ちのアクセサリーに安いパーツを探して組み合わせているので、費用対効果は良かったと思います。

ただ、フロントライトがブレーキアウターの影を作るのは仕方ないですね。

キャットアイ フレックスタイトブラケット SP-13を利用してステム下への移動も考えましたが、キャリーミーを折り畳んで転がし移動する際の邪魔になるので止めました。

 

バッグを取り外した車体重量は9.23kgでした。

Carry-me DS 2008年モデルのカタログ車重は実測値でも8.8kgですので、430g増で済んでいます。

ドロップハンドル化やリヤホイールのクイックリリース化、前後ブレーキのデュアルピポッド化、フロントラックの増設、ポンプ内蔵のシートポスト、キャスター車輪の静音化といったカスタマイズを施していますが、軽量カーボンサドルへの交換による減量がずいぶんと効いているのでしょう。

あとは回転のしぶいペダルを交換したいところです。しかし、安価で軽量なフォールディングペダルを見つけられず保留中。

台湾製のSapience YP-126というペダルが良さそうですが、現地なら3500円程度でも日本から購入すると倍の値段。ちょっと躊躇しています。

今後の楽しみに取っておきましょう。

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