キャリーミーのブレーキ交換 その4
Pacific Cycles CarryMe DS 2007年モデルに続き、2008年モデルのブレーキも交換しました。
キャリーミーDS 2007年モデルで使用したテクトロR725が入手できないので、リテールモデルのTRP T925への交換を検討したが予算オーバー。
以前にアーチが長すぎて使用しなかったテクトロ 800Aのインストールも考えましたが、ACOR ABR-2801のセール品を見つけました。
エイカーABR-2801はロードバイク用のキャリパーブレーキで、アルミ合金ブロックからの削り出しボディのダブルピポッド。回転軸にはボールベアリングが内蔵されています。
オポジットブレーキキャリパーの名が示すのは、フロントブレーキのケーブル受けが一般的なロード用キャリパーブレーキと違い左側にあることです。
このブレーキの取り付け軸を交換してキャリーミーへインストールします。
リヤブレーキの取り付け軸をナット留め用のフロントキャリパーブレーキ軸へ、フロントブレーキの取り付け軸はリヤ用へ交換しました。
また、リヤ用はキタコ ケーブルエンドSET 0900-901-90003を利用して下引き化しています。
ブレーキケーブルの動きをできるだけ良くするためとクリアランス確保のため、ブレーキアジャスターは付属品に代えてフレキシブルタイプ。
リヤはアウターキャップ径(先端径)が6mmのダイアコンペ ショートフレキシー、フロントブレーキにはアウターキャップ径が5.5mmのテクトロ BR-TK-051を使っています。
残念ながらアーチ長が足りず、BOMAのオフセットブレーキシューケースを併用。
フロントブレーキはヘッドチューブのスライドヒンジボルトと干渉したので、ボルトをクイックリリースレバーへ付け替えました。
尚、折りたたみ時にブレーキアウターの屈曲によりブレーキが引かれて後輪が動かなくなるので、その際はブレーキのクイックリリースレバーを解放することで対処します。
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