魔法のコーヒーフィルター
選挙、行きました?雨だけど、国政に直接参加できる貴重なな機会です。
最近、コーヒーメーカー用にゴールドフィルターを購入した。
たまたま格安だったので、試しに買ったところ、すごく良かった。
デロンギ ゴールドフィルター CM-GFというもので、ペーパーフィルターでは103サイズ(5~7杯用)にあたる大きなもの。
サイズは、使っているコーヒーメーカーに合わせた。
写真左がゴールドフィルターで淹れたコーヒーで、右はペーパーフィルターを使用したもの。
ゴールドフィルター使用では、液面に油膜が張っている。また、泡は無い。
ペーパーフィルターでは、コーヒーの油分がフィルターに吸収されるので、油膜ができないのだそうだ。
また、油膜が無いので、僅かな油分が気泡を作る。
表題の魔法のフィルターというのは、もちろんゴールドフィルターのこと。
コーヒー豆を挽くところから自動で行うコーヒーメーカーを使って、フィルター周りだけを変えている。
これで、味が驚くほど変わる。
かなり酸味が強い豆(ブルーボトルコーヒーのスリー・アフリカズ)と苦味の強い豆(マンデリンブレンド)の二種類で比較した。
ペーパーフィルターを使用すると、店頭で飲むのとほぼ変わらない味になる。
ゴールドフィルターで淹れると、酸味が強い豆は酸味が和らぎ甘みが増す。また、渋味はまったく感じられなくなる。
苦味が強い豆も、ゴールドフィルターでは苦味は和らぎ、やはり甘みが増す。
まぁ、特徴的な豆の癖が無くなるのだ。
ペーパーフィルターでは出せない成分が要因なのだろうが、正直、ゴールドフィルターで淹れたコーヒーの方が美味しく感じられた。
尚、ゴールドフィルターはフィルターの目が粗いので湯通りが早く、ペーパーフィルターとまったく同じ条件で湯を注ぐと、コーヒー粉に湯が当たる時間が短かくなりすぎて抽出不足になる。
ハンドドリップなら注湯スピードは自在だが、コーヒーメーカーは一定なため、写真のようにフィルターホルダーの抽出口の径を6mmから3mmへ絞ることで、フィルター内に湯が滞留する時間を長くしている。
また、フィルターの目を微粉が通ってしまうため、コーヒーに微粉が沈殿する。
最後に、コーヒーの滓の比較写真。
同じコーヒー豆を同じメッシュで挽き、同じスピードで湯を落としているので、状態もかなり似て見える。
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