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2017.10.11

Louis Poulsen PH5 旧型のLED化

20年ほど前にヤマギワで購入したルイス・ポールセン PH5は、150Wシリカ電球や電球型蛍光灯に対応した現行モデルと違い、100W電球までしか使用できない。

最近、フィラメントLEDと呼ばれる棒状のLED素子を使って、100W白熱電球サイズでそこそこの明るさと球状配光を実現したLED電球を知ったので、 調光器に対応した60W電球相当モデルを使って、PH5をLED化した。

2700Kの電球色は100W白熱電球と変わらない色味で、ポール・ヘニングセンの設計思想をなんら損なうことは無いと思われる。

調光時、白熱電球は電圧が低くなると赤みを増すが、このLEDは色味は変わらず輝度だけが変化する。

使用している調光器の性能に依存するものだろうが、電球よりも暗く光らせることが可能で、電子レンジなどにも影響を受けず、ちらつきなどまったく無く安定して光るのには驚いた。

今回使用したLED電球は110Vで6Wの仕様なこともあって、100V環境では暗さを否めない。

8Wモデルでもサイズ的に大丈夫なので、6Wモデルを選択したのは早計だったかも知れない。

PH5の省電力化は長年の懸案だったので、機能をスポイルすることなく実現できたのは喜ばしい限りだ。

LED電球を使った天井照明例

写真は東工大の教室のLED電球照明。

低コストかつ効果的な使い方に目を奪われた。

安定化電源が組み込まれている蛍光灯用器具と異なり、電球用器具は構造もシンプルで軽量かつ安価。

LED電球は白熱電球用器具がそのまま使えるため、PH5のような白熱電球用に専用設計されている旧い器具も活かせるのも良い。

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