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2017.03.31

古いピアノの処分

長女の引っ越しと合わせて、みーちゃん氏の実家のピアノを処分した。

ヤマハのアップライトピアノが、置物どころか物置になっていた。

インターネットから複数の買い取り業者へ見積もり問い合わせできるサービスを利用した。

モデル名と製造番号を確認して必要事項を入力すると、5社へ見積依頼される。

赤ちゃんが泣き止むCMで有名な業者は入っていなかったので、別途そちらのホームページからも見積依頼した。

モデル名と製造番号から、1963年製のものと教えていただいた。

半世紀以上前の普及モデルにも関わらす、意外と良い値の回答だった。

それでも評価はまちまちで、買い取り見積額の最安と最高額との差は2万7千円。

最高額を提示された業者さんは、古いピアノなので経年劣化は織り込み済みとの説明もあり、そちらへお願いし、本日の引き取りに合わせてみーちゃん氏の実家へ寄った。

搬出の導線はこちらで確保するため、その作業に赴いた次第。


買い取り業者から依頼を受けた運送屋さんが2名でやってきて、実物の状態確認と支払いまで代行。

ピアノを壁から移動したところ、湿気で背面が劣化しており、側面基部の化粧板の浮きも見られた。

結果を買い取り業者へ報告、33%のマイナス査定だった。

交渉して18%マイナスで成約して、買い取っていただいた。

引き取り作業自体は、導線もしっかり確保されていたので、なんらトラブルなくスムースに完了した。

いらした運送業者さんに依ると、毎日平均4台は引き取りしていて、それでも必要台数が確保できていないそうだ。

やはり中国からの引き合いがメインで、今は下流層のニーズも増えていて、需要はとても高いとのことだった。


処分に困った古いピアノをお持ちの方は、今が処分の好機かもしれませんね。

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2017.03.29

キャリーミーのチェーン交換と折り畳みヒンジのブッシュ交換

キャリーミーDSも10年目を迎え、フレームの剛性感の低下が気になっている。

走行距離は6千キロメートルほどになるので、チェーンと折り畳みヒンジの樹脂製ブッシュを交換することにした。

キャリーミーのチェーンはRS25規格のもので、ポケバイでお馴染みのもの。

構造上、チェーンを切ることなく交換できるため、交換用のチェーンも輪にした状態でパシフィックサイクルズが安価に提供している。

但し、年式によってチェーンのリンク数が異なっており、2009年モデル以前は168リンク、2010年モデル以降は166リンクなので、購入時は注意が必要だ。

キャリーミーDSは、168リンクを使用する。

キャリーミーのチェーン

キャリーミーのチェーン

新しいチェーンと使い古したチェーンを比べると、1コマ近くも伸びている。


折り畳みヒンジのブッシュも交換した。

キャリーミーの折り畳みヒンジのブッシュ

このブッシュはヘッドチューブとフレームを繋ぐヒンジ、ヘッドチューブとヘッドチューブステーとを繋ぐヒンジ、ヘッドチューブステーとフレームとシートチューブを共締めして繋ぐヒンジ、そしてシートチューブステーとフレームとを繋ぐヒンジの計4カ所に入っている。

左右に圧入されているので、都合8つのブッシュが使われている。

シートチューブ根本のヒンジを外すには、スピードドライブまで外す必要があるので、ここのブッシュの交換は見送った。

ヘッドチューブとヘッドチューブステーとを繋ぐヒンジのブッシュにもヘタリが見られなかったため、ここも交換しなかった。

ヘッドチューブとフレームを繋ぐヒンジのブッシュは右側が破損していて、ヘッドチューブのガタの原因になっていた。

シートチューブステーとフレームとを繋ぐヒンジのブッシュにも割れが見られたので、交換している。

キャリーミーの折り畳みヒンジのブッシュ

尚、ヒンジのボルトはネジ止め剤を塗って、脱落防止に努めている。

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2017.03.27

CARRERA ROLL Fixed Gear

CARRERA ROLL Fixed Gear

White IndustriesのENOハブで固定ギヤ化したカレラ・ロールだが、チューブラーの頃は踏めていた42×16tがしんどいので、42×18tとした。

Magic Gearでの調整と違い、エキセントリックハブでチェーンを引けるようになったので、この程度の歯数の差ならチェーンのコマ数を変えずとも調整できるから容易い。

White Industries Eric's Eccentric ENO

White Industries Eric's Eccentric ENO

リヤコグをスギノ Fixie コグにしているので、ロックリングをシマノのホローテックII BBを脱着するためのこういった工具で外すだけで、異なるコグへ簡単に変えることができる。

42×18tにして、かつての軽快さが甦った。もっとも、自分の脚力が衰えただけのことなのだろうが。

ついでに、BBをチェーンリング側へずらして、チェーンラインをぴったり合わせた。

90年代後半のカレラのフレームは溶接も塗装もハンドメイドのイタリア製で、BBもヘッドもイタリアン規格になっている。

このロールにはワールドクラスというブランドのチタンBBを使っていて、フランジレスのため、チェーンラインをある程度自由に調整することができる。

山坂道を中心に30kmほど走ってきたが、なかなか楽しかった。

STURMEY ARCHER S3Xも復活させたいところだが、娘たちの進学などで懐も寂しいし、42×18tはお散歩バイクとして適当なギヤ比でもあるしで、ちょい乗り用に当面このまま使おうと思っている。

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2017.03.23

ロードバイクの固定ギヤ化

しばらくうっちゃっていたこちらのホイールを完成させた。

スポークテンションメーターが無いので、テンションは適当で振れだけ取った。

ロードバイクやMTBなどをシングルの固定ギヤ化するハブ、White Industries Eric's Eccentric ENOを使用したホイール。

今までは、チェーンリングの歯数とリヤコグの歯数、そしてチェーンの駒数の最適値によって、チェーンステイ長とどんぴしゃりの長さになる組み合わせ、Magic Gearを使って、チェーンテンショナーを使うことなく固定ギヤにしていた。

Magic Gearは、Fixed InnovationsというサイトのMagic Gearを簡単に算出できるツールで決定。

当初は、なるしまフレンド神宮店がカレラ・ロールを固定ギヤ化するためにインストールしたフロント42tでリヤコグは16tという組み合わせのままだったが、後にフロント52tでリヤコグは18tとした。

その際、STURMEY ARCHER S3Xという固定ギヤ用の3段変速内装ハブも導入した。

ところが、STURMEY ARCHER S3Xが壊れてしまった。

ハブの分解まではしていないが、こちらなどを見る限りでは、変速を切り替えて駆動力を伝達するためのキー(ドッグクラッチの代わりになっているもの)が摩耗破損しているのではないかと思われる。

先日、購入した和田サイクルさんで修理の相談をしたが、スターメーアーチャーは内部部品の供給が無いので修理は難しく、新しいハブと交換することになるだろうとのことだった。

そのため、新しいホイールを用意した次第だ。

Carrera Roll Fixed

White Industries Eric's Eccentric ENO

単純な固定ギヤで走らせたのは、実に七年ぶり。

当時はチューブラータイヤ、今回はクリンチャータイヤという違いはあるが、42×16tが随分と重く感じる。

しかも、スキップするような軽快さを感じない。脚力の衰えなのかな。

あの頃は、分杭峠も越えて走れていたのに。

それほどの重量ではないが、リヤキャリアとサイドバッグも軽快さをスポイルしているのかも知れない。

お散歩バイクという位置づけなので、このまま活用したいと思っているが、S3Xの方が向いているのかとも思う。

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2017.03.20

引っ越しシーズン

年度末。長女が進学のため上京することになった。

みーちゃんの実家に下宿するので、この連休に整理と掃除のため出向いている。

春霞の都心

都心は小春日和が続いて、鬱陶しい花粉が飛んでなければ最高の連休。

しかし、連日片付けと掃除で困憊(笑)。

月末には長女も引っ越しを終えて、新生活が始まる。

月日が経つのは早い。大して経験を積んでもいないのに、思考のクロックは年々遅くなる。

帳尻が合わないのは自業自得だが、子供たちには二の轍を踏まないようにと願うばかりだ。

こういった感覚は、なかなか伝わらないもので厄介だ。

まあ、それぞれの新生活に幸あれということで、頑張ってください。

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2017.03.17

フォルクスワーゲンゴルフトゥーラン車検

Volkswagen Golf Touran 2010 Prime Editionの3回目のユーザー車検を行った。

ユーザー車検は今回が五度目。トゥーランでは四度目となる。

トゥーランのユーザー車検については、以前「トゥーランのユーザー車検」のエントリーで紹介している。

この時は、ダイビングブルーの2005年式GLiだった。

2005年式トゥーランGLiは、5年目に2010年式プライムエディションへ乗り換えた。

質感、特に内装プラスチック材の質の劣化、そしてダイビングブルーの設定が2010年式トゥーランに無かったこともあって逡巡したが、7速DSGと1.4LのツインチャージャーTSIエンジンの魅力に負けて買い換えた。


そんな2010年式トゥーランも今日が登録から七年目、都合三度目のユーザー車検だった。

このトゥーランはDSGのリコール対策を幾度か経ているが、一昨年のバッテリー寿命による起動不良以外は大きなトラブルを経験していない。

夏タイヤの寿命を迎えたので、新しいタイヤを手配した。
組み替えが終わっていないので、今回の車検は冬タイヤ(スタッドレスタイヤ)で受検している。


また、一昨年の年末にディーラーの無料点検サービスがあったので、受検している。

その際、ライセンスプレートランプ切れがあって、無償で交換してくださった。

肝心のフォルクスワーゲン専用テスターでのチェックには、問題が出なかった。
しかし、一週間後にバッテリー寿命でエンジンが掛からなくなった。

バッテリーの劣化は、テスターでわからないものなのかな?

ちなみに、このテスターでの診断は、正規作業工賃税別6千円だそうで結構お高い。


さて、今回のユーザー車検の話しに戻る。

自賠責保険は今までこちらから出向いて契約していたが、今回は保険屋さんから電話で案内があって、書類一式作って集金に来てくださるとのことだったのでお願いした。

自動車検査登録事務所でユーザー車検を受ける訳だが、受検には予約が必要となっている。

インターネットから予約を入れるのだが、うっかり忘れていた。

幾度となく検査予約システムにアクセスして、なんとか今朝の第一ラウンドにキャンセルが出たところを押さえた次第。


2年振りのユーザー車検。継続検査受付へ行くと、有料だったOCRシートが無償化されていた。

自動車登録検査業務電子情報処理システム(MOTAS)の更新で、本年一月より新OCRシートが汎用紙化されて無償になったそうだ。
しかも、PDFファイルでの配布もしているとの事。

印紙関係は自動車標板協会で購入するのだが、検査受付前に自動車標板協会へ行けば、必要書類のまとめから何からやってくれることがわかった。

次回からは、先に自動車標板協会へ出向くことにしよう。


五度目とは言え、毎回何かしらのもたつきは起こる。

車台番号は右二列目シートの足下カーペット下にある小物入れの底のカーペットに切れ込みがあって、そこを捲ると刻印された番号が見えるようになっている。

滅多に捲らない場所なので、なかなか切れ込みを引き上げられなくて難儀した。

エンジン番号の位置を今まで聞かれた事は無かったが、今日は聞かれた。
大体の場所を知っていたので伝えたところ、検査員は合点がいってすぐに見つけてくれた。

マルチテスターで速度メーターテスト時、パッシングして時速40キロメートルに達したことを知らせるのだが、全然反応してくれなかった。

トゥーランのハイビームの光量が弱いとの事で、パッシングではなくハイビーム点灯でやっと反応した(苦笑)。

で、困ったことに右前照灯光軸がNG。2010年式車はロービーム基準だが、ハイビームで測り直しても同様で、再検査となった。

光軸不具合さえなければ、午前10時には車検完了だったのに。

仕方ないので、近所のテスター屋さんへ光軸調整をお願いしに出向いたところ、作業予定に空きが無くて今日は対応できないとのこと。

年度末に加え、今週は月の中日で休日調整していて作業員が特に少ないため、予約以外は受けられないとの事だった。

購入したディーラーが6キロメートルほどの所なので、右ヘッドライトの光軸調整をやってもらえないか電話してみる。

やはり年度末で工程に空きが無いとのことだったが、なんとか対応してくれることになった。

無事ディーラーで右前照灯ロービームの調整を終える。検査場とディーラーの検査装置の誤差も考慮して、合格している左側は現状維持とした。

作業工賃もテスター屋さんと大差無くて助かった。

正午丁度に再検査受検して無事合格。すぐに車検証等が発行された。


検査時の総走行距離は69,200キロメートル。

自分が行った事前検査時、右テールランプのポジション灯を交換。
また、オイルはフォルクスワーゲン認定オイルのelf EVOLUTION FULL TECH LLXへ換えた。

オイル交換は今までイエローハットでお願いしていたが、外国車の持ち込みオイル交換を受け付けない方針となったそうで、別のショップでやっていただいた。

下抜きで工賃は税別500円と格安だった。

登録から7年、総走行距離も7万キロメートルともなって、オイルくらいはそろそろ一年毎に交換しなくちゃかな。

バッテリーは昨年ボッシュ製へ交換した。右ブレーキランプとアクセサリープラグ用ヒューズも交換している。

故障は、DSGのリコール対応作業以外は無くて助かっている。


-7年目の車検の出費-
重量税2年分:32800円
自賠責2年分:27840円
検査手数料:1800円
光軸調整料:1188円(ディーラー)
ガソリン代:2285円
オイル交換:5890円
合計:71803円

日本ではかなり売れているフォルクスワーゲンとはいえ、国産車に比べると故障率は高いのだそうだ。
しかし、今のところ壊れて修理するといった故障は発生していない。
当たりの個体と言えるのかな?御陰様で、今のところランニングコストは最低限で済んでいます。

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