ジャパンカップクリテリウムと京急サイクルトレイン
次女Y氏のダンスチームがコンテストに出場するための上京予定だったのだが、チームが解散になってしまったので慰労会へと変更された。
94歳になるお祖母ちゃんが松茸をご所望で、キタさんのご厚意で地元産を分けていただいた。
みーちゃん氏はそれを持参するという。
ちょうど宇都宮でジャパンカップが開催されるし、日曜日には京急サイクルトレイン powered by Pacific Cycles Japanというイベントも開催されるので、一緒に上京することになった。
Y氏のダンスチームは、RUSH BALLのKYOKAさんがこちらの地元メンバーから4名を選抜して結成し、振り付けから指導までされた。
名古屋の大会で特別賞をいただいたが、或る親が結果を不服として子のメンバー脱退を申し入れ、解散となった。
Y氏も他の子も、メンバー発表当初からこんな結末を予想していたので、意外ではなかったそうだがショックは隠せなかった。
Y氏はメンバーの一人とダンスペアを結成して再始動。
ソロとしてはStudio SWAGのKONNICHIWAで、D-BLASTに参加できることになった。毎回の練習で上京が必要なので頭が痛い。
宇都宮へはキャリーミーで自走。
笹目通りから埼玉県道65号線、国道4号線ってなルートになるのだが、とにかく普通の道路を延々と走るのでおもしろくない。
幸手の商店街で「らき☆すた」の色褪せたフラッグを見つけて、かなり癒された。
4号線バイパスは自転車走行不可のため側道を案内されるのだが、途中で畑の畦道へと迷い込んでしまった。
ペースも落ちて、16時に間に合いそうにない。
尻も痛いので、間々田から電車輪行へ切り替えた。
13時28分に宇都宮駅着。人の波へ付いて、クリテリウム会場へと歩く。
交通規制は14時からだそうだ。歩道に設営されたフェンス前は、すでに場所取りが終わっていた。
コンビニで昼食を買って、知り合いでもいないかとぶらぶらする。
クリテリウムコースと交差する道路は、交通規制開始の14時にフェンスが設営される。そこは場所取りされていない。
ゴールからは離れているが、なんとかフェンス前に観戦場所を確保することができた。
大前さんが目の前を歩いて行かれたので声を掛けたのだが、残念ながらこちらに気が付かれなかったようだ。
地元高校生選抜とインターハイ出場選手から招待された高校生による3周回のレースから、クリテリウムが始まった。
元ボンシャンス飯田の日野友葵選手が出場するガールズ競輪の選抜選手のレースが続き、いよいよジャパンカップサイクルロードレースクリテリウム!
レース前に選手全員によるパレード走行がお祭り気分を盛り上げる。
このクリテリウムで引退するファビアン・カンチェラーラへの声援と同じくらい、ブリヂストンアンカーの井上和郎選手に精一杯の声援を送った。
和郎さんも今年で現役を引退する。寂しいなぁ。
昨年のこのクリテリウムで別府史之選手に勝利をもたらしたカンチェラーラ擁するトレックファクトリーレーシングは、花咲じいさんよろしく、メンバー全員でチームジャージをウレタン製キーホルダーにしたPRグッズを観客へ配りながらパレード。
トレックは蛍光イエローなジャージの上、カンチェラーラのバイクには前照灯と尾灯が付けられて、とても目立っていた。
ラッキーなことに、別府選手が直接グッズを渡してくださった。
別府選手は、トレックファクトリーレーシングチームと三度目の契約更新を終えたばかり。再び二年契約だそうだ。
ランプレメリダの新城幸也選手は、沿道の観客にハイタッチしながらの周回。
新城選手ともハイタッチできて、来た甲斐がありました。
NIPPO・ヴィーニファンティーニの福島晋一監督がチームカーを駆って通り過ぎたので、声援を送る。
レースは終始トレックのコントロール下ながら、ボアソン・ハーゲンのアタックがあったり、新城選手もアタックしたし、彼の笑い声も聞けたし、ゴール前から遠いので展開より雰囲気を楽しんだ。
昨年同様にトレックのチーム力が発揮され、別府史之選手が二連覇。
ヴィクトリーランの別府選手に声援を送る。
カンチェラーラは途中でショートカットしてしまって来てくれなかったのが心残りだったが、観戦を終えて駅へ向かう途中で見かけることはできた。
表彰式を見たいと思ってオリオンスクエアまで行ったものの、翌朝早いので雰囲気だけ味わって駅へと戻る。
キャリーミーがあるので、こういった移動が気軽で便利だ。
輪行で赤羽駅、自走して荻窪の二郎ラーメンで夕食とした。
翌日曜日は品川駅までキャリーミーで自走して、京急みさきまぐろきっぷで行く「京急サイクルトレイン powered by Pacific Cycles Japan」に参加。
今回の京急サイクルトレインは、今年5月の三浦半島観光連絡協議会協賛に次ぐ第二回目のイベントなのだそうだ。
前回と違い、今回はパシフィックサイクル社製折り畳み自転車での参加が必須条件。
募集140名のところ、百名ちょっとの参加。
Pacific Cycles Japanでは百名の予定だったそうだが、京急から140名の打診があったのだそうな。
ちなみに、5月が募集70名で新1000形1355編成、今回は1096編成と2両増えている。
また、5月はロードバイクが中心だったそうで、駅構内を自転車のまま運ぶことができるように手配されていたが、今回は折り畳み自転車だけということもあってか、駅構内は折り畳みの上にカバー必須とサイクルトレインじゃなかろうもんって感じではあった。
駅構内で自転車を畳んでカバーまで掛けるので、写真のように電車内でも畳んだまま。
今回はゲストとしてアリキリの石井正則さんがいらっしゃっていて、参加者一人一人に声を掛けてくださったのが好印象だった。
帰りの電車内ではご自分のチェキで、ひとりひとり記念写真までプレゼントしてくださった。
マネージャーらしき若い方も礼儀正しく、石井さんの人柄に感心した。
品川から三浦海岸までの輪行ってな次第で、石井さんの来訪の他は特にイベントはなく、乗り合わせた方々との会話を楽しみながらゆったりと電車に揺られていた。
今回は折り畳み自転車ばかりのため、みさきまぐろきっぷを使ってのバス輪行も考慮して自転車ガイドの人員はなく、3箇所のチェックポイントが設けられ自由サイクリングという趣向。
20名ほどで参加しているサイクルハウスしぶやさんのカスタマーグループは、食事場所も予約していることもあってグループ行動。これに初心者さんたちが付いていく格好になったそうだ。
海無し県住まいの自分は、海岸線から離れられずに県道215号線をひとり走っていた。
北九州から軽トラを走らせて駆けつけた強者、福助さんと知り合って、城ヶ島で昼食をご一緒させていただいた。
福助さんは土曜日に琵琶湖畔をキャリーミーでサイクリングして、今日はこのイベントに参加。帰路はサイクルトレインに乗車せず、浦賀駅前に停めている車で12時間運転して帰ると言う。
なんともパワフルな行動力に舌を巻いた。
みさきまぐろきっぷでの昼食後は、ふたたび一人旅。
向かい風の中、最後のチェックポイントとなる浦賀に到着。
帰りの電車までまだ時間があったので、浦賀の渡しから海岸沿いに観音崎まで走り、さらに横須賀を目指した。
馬堀海岸を過ぎた辺りで戻る時間を計りかね、久里浜方面へと今日はじめて三浦半島の内陸へ向かう。
浦賀丘を越える登坂をサイクリングの締めとして、浦賀駅へと下っていった。
イベントを楽しむというより、三浦半島サイクリングを楽しんだ日曜日だった。
品川から和田サイクリングさんまで自走。
高輪森の登坂で見覚えのあるジャケットを着たBirdyのサイクリストに追いついた。
石井正則さんだった。楽屋入り現場入りは基本自転車とおっしゃっていたが、その通りだった。
登坂は苦手なようだ。「この坂きついですねぇ」と声を掛けてくださった。
お祖母ちゃんは松茸を大層喜んでくれて、キタさんには感謝に堪えません。ありがとうございました。
それにしても、石井さんと撮っていただいた写真に愕然。老けたなぁとしみじみ感じる。
| 固定リンク