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2016.09.23

キャリーミーのブレーキ交換 その1

前回、キャリーミーのブレーキをTEKTRO 800Aへ換えた。

アルミ合金製のデュアルピポットキャリパーながら、価格が安く入手性も良い。その上、下引き改造も容易。

しかし、残念なことにアーチ長が大きい。

Carry-meのブレーキをTektro 800Aへ交換

フロントは大丈夫だが、リヤは5mm長い。シューの40%程度しかリムに掛からない。

また、下引きへ改造したため可動域が狭くなり、シューとリムとのクリアランスが小さい。

キャリーミーを折り畳んだ時、ハンドルを取り外してフレームへくくりつけるためケーブルアウターが曲げられ、ブレーキが少し引かれた状態になる。

リヤブレーキはクリアランスが小さいため、シューがリムに当たってしまうのだ。

オフセットブレーキシューを使えば解決する問題だが、意外に高価だ。

リヤブレーキだけオリジナルへ戻すのが手っ取り早い。

それならフロントブレーキも、アーチの短いアルホンガ HJ-714AGにしようか。
色も純正品と同色だ。

逡巡して、Carrera Rollで使っているTektro R725を移植してみることにした。

元々、キャリーミーのブレーキ交換用に手配したものだったし。

Tektro R725はOEM専用モデルで、リテールにはチタン製ピボットボルトとキャリパーアームのシェイプアップで軽量化されたTRP T925がリリースされている。

R725のOEM品としては、OVAL A700やカンパニョーロのTT Uブレーキ Lateral Pullがある。

キャリパーアーチ長が39~49mmと、キャリーミー用には短めだが、少なくともリヤブレーキは使用実績を知っていた。

問題はフロントブレーキだが、駄目ならTektro 800Aのままとすれば良い。

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