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2016.08.23

スポーク折れ

県道沿いの果物直売農家へブルーベリーを買いに行く途中、後輪からパキッと嫌な音がした。

確認すると、スプロケット側スポーク一本の頭が飛んでいた。

700c後輪スポーク折れ

11年前に購入した完組のシクロクロスバイクのディスクブレーキ用700cホイールで、ずっと使い回している。

同様のスポーク折れは三度目。年式から考えれば寿命なのかも知れない。


スポークが折れるとホイールに振れが出る。

リムブレーキではブレーキシューに当たって走行に支障をきたすことが多いが、ディスクブレーキで、しかも29er対応のフレームなので、大きな振れでも走り続けることが出来てしまう。

ブルーベリー買って帰宅するまで16kmはあるが、構わず走り抜いた。


帰宅後、折れたスポークを交換した。

スプロケット外し

以前に坂隊の隊長さんから、対応する長さのスポークを数本いただいている。

折れたスポークをニップルから外して廃棄し、スプロケットを取り外して交換用のスポークを入れた。

ところが、ブレーキディスクが邪魔で組むことが出来ない。

ブレーキディスク外し

T25 トルクのレンチビットをラチェットドライバーに取り付けてブレーキディスクを外し、スポーク交換を完了した。

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2016.08.20

折りたたみペダルの破損

先週の土曜日の事。昼頃に浅草のオオマエジムショさんへお土産を届けた後、新宿でみーちゃん氏と長男と合流して、タカノのフルーツバーで遅い昼食をとった。

その後、新宿御苑へ行ったのだが、折り畳んだキャリーミーでも自転車と分類されるものは御苑に持ち込みはできないそうで、家族とは別れて自分はお台場へ寄ってから宿へ戻ることにした。

ダイバーシティのガンダムの前で、右のペダルに違和感を覚えた。

見ると、ペダルのスチール製ケージが一カ所折れていた。

VP-166S 破損

このペダルは、当時BD-1のオプションとしてミズタニが販売していたものを、2004年9月に和田サイクルさんで購入した。

ZEROBIKE用に使っていたが、しばらく保管後、破損したFD-6の代わりとして2011年の2月からキャリーミーで使用している。

今回破損した右ペダルは、2年前の11月にケージを固定する2本のボルトの内の一つを脱落させてしまい、和田サイクルさんで適当なボルトに代替していただいた事がある。

そのため、左ペダルよりもケージにストレスが掛かっていたと思われる。

それにしても困った。とりあえずペダルを踏むことはできるが、いつ踏まれ負け完全に折れるかわからない。

潔く折り畳んで電車移動に切り替えるべきだが、右ペダルが折れることを想定して気を付けて和田サイクルさんまで走ってみることにした。

とても幸運なことに意外と普通に走ることができ、想定より早く到着した。

事情を話すと、壊れたVP-166と同型の在庫を調べてくださり、VP-166Aの右ペダルが2個出てきた。

VP-166A へ交換

今回壊れたVP-166Sがスチール製ケージに対して、VP-166Aはケージがアルミ製になっている。

壊れた右ペダルをVP-166Aへ交換し、ケージ以外は共通なので、左ペダルはケージ部分のみVP-166Aのものへ交換した。

和田サイクルさんにはいつもお世話になります。今回もありがとうございました。

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2016.08.19

スマートフォンからANT+でガーミンのデータをGARMIN CONNECTへアップロード

最近のガーミンデバイスはANT+とBluetoothの両方をサポートして、心拍計などのセンサーとはANT+で通信し、BluetoothではスマートフォンにインストールされたGARMIN CONNECTと連携できるようになっている。

当方が利用しているForerunner 310XTやForerunner 910XTにはBluetooth通信は内蔵されていないため、USB-ANT+ドングルをインストールしたWindowsパソコンなどでGARMIN ANT Agentなどを利用してGARMIN CONNECTへデータをアップロードしなければならない。

さて、ソニー製のスマートフォンXperiaシリーズは、ANT+をサポートしていることが知られている。

現在Xperia Z3 Compact (SO-02G)を使用しており、このモデルもANT+を標準でサポートしている。

そこで、Xperia Z3 CompactのANT+を介してForerunner 310XTのデータをGARMIN CONNECTへアップロードできないか試してみた。

結論としては、ANT Radio ServisとANT+ Plugins Serviceをインストールすることで、Ant Uploaderというアプリを利用して、Garmin Forerunner 310XTや910XTからスマートフォンのXperiaだけでGARMIN CONNECTへログをアップロードできた。

アプリ一覧


尚、Ant Uploader LiteはAnt Uploaderの無償評価版で、ログを一つのみ抽出してアップロードできるもの。

Ant UploaderはAndroid上のANT+デバイスを使用して、ANT+通信に対応したGARMIN ForerunnerやEdgeから直接ログデータを抽出するアプリケーション。

さらに、抽出した任意のログをGARMIN CONNECTやSTRAVA、RunKeeper、SportTracksへアップロードすることができる。

XperiaはANT+標準サポートなので必要ないが、他のスマートフォンではUSB-ANT+ドングルをOTGケーブルでUSB端子へ接続して、前述のアプリに加えANT USB Serviceをインストールすることで、Xperiaと同様にAnt UploaderでGARMINデバイスからANT+でログデータを抽出できるらしい。


Ant Uploaderの操作は簡単で、起動して"Download Activities"ボタンを押せば対応するガーミンデバイスとペアリングを始める。

SONY Xperia Z3 CompactとGarmin Forerunner 910XTとのペアリング

写真の様に、初回の接続ではガーミンデバイス側にペアリング許可を求めるダイアログが出るので、"Yes"とすればペアリングが実施される。

二回目以降、このダイアログは出ない。

また、Xperia Z3 CompactはBluetoothと同時使用が可能で、Bluetoothヘッドフォンとペアリングして音楽再生中でも問題なくANT+のペアリングが可能だった。

Garmin Forerunner 910XTからSONY Xperia Z3 Compactへデータ転送中

ANT Uploader Lite画面

ガーミンデバイスからログデータの抽出が完了後、アップロードしたいサービスのユーザーIDとパスワードをANT Uploaderへ登録してアップロードを実行すれば完了する。

SONY Xperiaの場合、ANT+のハードウェアが内蔵されているため、必要なアプリさえインストールすればスマートフォンだけで310XTや910XTのログデータをANT+経由でGARMIN CONNECTへアップロードできる。とても簡単だ。

おかげで、Forerunnerのログデータを出先でも簡単にアップロード可能になった。

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キャリーミーでセンチュリーライド

九十九里浜片貝海水浴場

終戦の日にキャリーミーでセンチュリーライドした。

舞浜を起点に、千葉市まで海岸沿いを走った。

千葉みなと駅から千葉駅への移動中に進みが悪くなり、信号で停車中に確認すると、後輪のタイヤの空気が少なくなっていた。

シートポストに内蔵されたポンプで空気を入れると、エア漏れの音が…。パンクしてるね…。

昨年、工具類の入ったバッグを落として以来、パンク修理キットはおろかアーレンキーすら持っていない。

キャリーミーはトラブルがあれば、バスやタクシー、電車へ気軽に持ち込めるサイズへ畳めるから、修理によるセルフリカバリーをないがしろにして使っていた。

しかし、今回は一日サイクリングを楽しむ予定。パンク修理をして先に進みたい。

空気入れとリヤホイールを外すためのレンチは車体の一部として付属しているので、アーレンキー(六角レンチ)とパンク修理キットが手に入ればなんとかなるだろう。

パンク修理パッチで対処できる穴なら、百円ショップでキットを入手して対処可能だ。

幸いにも千葉駅近く。百円ショップはすぐに見つかるだろう。


時間は午前8時半。とりあえず千葉駅までは歩く。

朝食を摂りつつ近くの百円ショップを探すと、隣のビックカメラと同じビル内にダイソーを見つけた。
開店時間は9時半とのことだ。

ダイソーで六角レンチセットと自転車パンク修理セットを購入。近くのベンチでパンク修理した。

Carry-me後輪のパンク修理

チューブの状態を見たところ、パッチラバーで対処できるパンクだったため、上手く修理を終えた。

気をよくして、九十九里浜まで走ることにした。銚子までは無理にしても、海岸までは行きたい。

東金街道を使って、九十九里町の片貝海岸で海の幸でも食べようということにした。

九十九里町片貝海水浴場

東金から九十九里町までの向かい風には難儀したが、昼には片貝海岸に到着した。

焼きハマグリを食べるつもりだったが、胃の調子がイマイチなのでアジのたたきにした。

千葉を出る時は、蘇我から京葉線で輪行して戻るつもりだった。しかし、自転車も自分も快調なので、佐倉から船橋へ回ることにした。

途中、夕立雲が湧いて雨に濡れることを覚悟したが、大して降られなかった。

午後4時半過ぎに船橋のイケアへ到着。レストランで大休憩。

日没後に舞浜まで走行して、サイクリングを終えた。


終始、特段の苦労もなく淡々とペダルを踏んで移動した。
キャリーミーDSは、ロードに比べると走る楽しさは格段に劣る。しかし、とても小さなタイヤながら踏んだ分だけはちゃんと進む。

サイコンでは165kmだったが、GPSウォッチでの記録は158.1km。この距離をキャリーミーで平均時速20.4km/hなら、まずまずではなかろうか。

Carry-meでのロングライドは、7年前に東松山まで往復した128.5kmが最高だった。
今回はほぼセンチュリーライドと、30kmほど更新。関東の平坦路なら、この程度は苦行でもない。

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