プリントサーバー新調
バッファローのリンクステーションへリコーのレーザープリンター(IPSiO SP 4000)をUSB接続してネットワークプリンターにしていたのだが、リンクステーションのHDDが壊れてしまった。
アイ・オー・データ機器のネットワークサーバーも運用していたのだが、呼応するかのように壊れてしまった。
仕方がないので、安くなっていたNETGEAR ReadyNAS 102とSeagate 4TB
2台で新しいサーバーをあつらえたのだが、プリンターサーバー機能が無かった。
バーチャルUSBアプリケーションをインストールすることで、ReadyNASへUSB接続したプリンターをクライアントPCから利用することは可能なのだが、バーチャルUSBのクライアントアプリケーションがシェアウェアだった。
クライアント1台のみ無償利用可能となっているのに、使用期限が過ぎたのでレジストせよとなって使えなくなった。
サポート掲示板を覗くと、同様の現象の報告がポストされていたが、環境の問題なので諦めろってことらしい。
カラー印刷用に使っているEPSON PM-T960がネットワークプリンターなので当座はなんとかなるのだが、郵送する書類はレーザープリンターで出力したい。
そこで、プリントサーバーを別途あつらえることにした。
調べてみると、パラレルポート接続のI-O DATA ET-FPS1Lというモデルが安価に入手しやすいことがわかった。
14年前の製品だが、プリンターも10年前のものなので最新モデルよりも適当だろう。
プリンターのパラレルポートに接続してLANケーブルと電源を接続すれば、ルーターからIPアドレスが自動で割り振られたようだ。
ET-FPS1Lのテストプリントボタンを押したところ、テストプリントシートが正常に印刷された。
そこにET-FPS1Lの現状ステータスがすべて印字されている。
ネットワークに接続されたパソコンのウェブブラウザで、ET-FPS1Lのテストプリントに表示されているIPアドレスを開くと設定ページが表示された。
IPSiO SP 4000のプリンター設定で、ET-FPS1LのIPアドレスを指定したTCP/IPポートを追加した。
取扱説明書に従い、プロトコルはLPR、キュー名にlpt1、LPRバイトカウントは有効とした。
ワードとエクセル、それぞれの書類をテストプリントすると、今まで通り印刷することができた。
ReadyNAS 102が一般的なプリントサーバーとして使えないというのは誤算だった。
ET-FPS1Lで代替して、安価にリカバリーできたのは幸いだ。
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