大洗あんこう祭
カナちゃんに誘われて、ぱらあみのいつものメンバーで「大洗あんこう祭」へ行く機会を得た。
みーちゃん氏のご厚意で、休みをもらえた次第。多謝。
うっ!さん家に泊めていただけることになったので、初めて高速バス輪行をした。
利用した高速バスはトラビスジャパンで、諏訪乗り換えとなる。
ボストンバッグと同様に、床下のトランクへ積載してもらう。
折り畳んで専用のキャリーバックへ収納したキャリーミーは、ゴルフバッグより小さいほどの小型サイズだ。
ゴルフバッグ同様に縦長で幅は狭いこともあって、ボストンバッグが多い混雑時でも邪魔にならない。
バッグは横持ちなら安定性も高く、重さも全部で10kg以下と軽量なので、乗り換え時の載せ換えもスムースだった。
土曜日に上京。昼ごろに新宿着。
小田急メトロ街の墨繪に寄ってから、秋葉原までキャリーミーで移動した。
ところが、特に行きたい所も思いつかず、電気街をうろついただけで、中央通りのサイゼリアでお茶を飲んでいた。
待ち合わせは21時に拝島駅。時間もあるし、立川のイケアまで走って時間をつぶそう。
ふたたび新宿で所用を済ませ、五日市街道、人見街道、連雀通りの経路を使った。
府中街道を越えるあたりでライトを点け、イケアに着くころには、とっぷりと日は暮れていた。
店内を巡って夕飯もイケアで済ませ、うっ!さんから立川のHMVにレールガンとのコラボ自販機があると聞いて、駅前のクリスマスイルミネーションと併せて見てきた。
日曜日はカナちゃんの車で大洗へ。
鹿島神宮駅前駐車場にZEROさんの車と共に停め、JRの「ときわ路パス」を利用した。
アニメ「ガールズ&パンツァー」とのコラボ企画が大当たりしていることもあって、あんこう祭は大盛況。
公式発表10万人という人出も、あながち誇張した数字ではない印象だった。
あんこう祭会場だけでなく、歩行者天国の商店街はとても活気づき、展示された一般公募だろう痛車も完成度がとても高いもので、それらを見て回るのも楽しい。
震災復興と商店街再生に取り組む大洗町のパワーを実感できる。
ただ、来場者が多すぎて鮟鱇を堪能できなかったのは残念だった。
十万人に対して二千食じゃ仕方ない。でも、商店街のお魚屋さんで、アンコウ汁にありついた。
月曜日は米軍横田基地前の国道16号線沿いに並ぶお店をながめつつ、新青梅街道、青梅街道、多摩湖自転車道のルートで都心へ。
井の頭通りへ入って、ふと足元を見たら、右の折り畳みペダルのケージを固定しているボルトが一つ欠損していた。
このまま走り続ければ、そのうちペダルの踏み面が折れ曲がってしまうだろう。
西荻から桃井を目指し和田サイクルさんへ。開店前だったが、運よく西久保さんと出会えて応急修理をしてくださった。
JRが輪行規定を厳格化したことで、折り畳み自転車の売上に影響が出ているそうだ。
噂では、ブロンプトンの転がし輪行中、駅構内の斜路で暴走させてしまい怪我人が出たそうだ。
そのため、自転車の車輪や補助輪を露出させた輪行形態の全面禁止という結果を招いてしまった。
ブロンプトンに関しては、JRの新しい規定に合致する輪行バッグの製作が進行中らしい。
BD-1やキャリーミーなどのパシフィックサイクル製品は、今年度で販売終了になることもお聞きした。
ミズタニの代理店契約終了によるためだそうで、パシフィックサイクルが日本法人を作るのではないかと噂されているが、今のところ何の知らせも無いとのことだ。
営業アプローチもなく、BD-1の最大市場だろう日本の販売チャンネルを一時的しろ失う手法に首を傾げてしまう。
秋葉原の博多風龍で昼食後、浅草のオオマエジムショさんへ。
浅麓堂の中堀さんがいらっしゃって、信州度合がアップ。
さらに長谷川自転車商会の長谷川さんまでいらっしゃって、いろいろと勉強させていただきました。
ランドナーこそ輪行と縁が深く、JRの輪行規定の厳格化の影響が出ているそうだ。
オーストリッチなどがJRのアドバイスを仰いでいるようだが、業界として話し合いするというまとまりはないようだ。
夕暮れなずむ頃合いに辞去して赤坂へ。しろたえでチーズケーキ。
サービスの保冷材では2時間しかもたないのね。
新宿西口の墨繪でフランボワーズクロワサン、バナナクロワサン、そしてショコラを買ってから高速バスへ乗り込んだ。
企画してくださったカナちゃん、宿を提供してくださったうっ!さん、ペダルを直してくださった西久保さん、大前さんにはいろいろなご教示とお話し、出会いの機会をいただき本当にありがとうございました。
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