JR飯田線伊那小沢駅の寒桜(天龍村)
長野県内で最初に咲くとされる桜の花は、天龍村の平岡にある。
JR飯田線伊那小沢駅(いなこざわえき)にあるカンザクラで、昭和11年に三信鉄道伊那小沢駅が開業した際に記念として植えられたものとのことだ。
一昨日の3月17日月曜日に開花したとのニュースを聞いた。例年より二週間ほど遅い。
サイクリング日和なので、午後から伊那小沢駅のカンザクラを目指して走ってみた。
コースは長野県道1号線を使う。
天竜峡から平岡までの約35kmの区間は広い二車線となっていて、適度なアップダウンとカーブが続く。
現在フランスのチーム・ヨーロッパカーで活躍中の新城幸也選手がエキップ・アサダ時代に飯田滞在中、自主練コースとしていたことで、当地のサイクリストに知られている。
泰阜村温田の下りで、上ってくる二人のローディに挨拶した。
温田から明島まで、標高差400メートルを一気に上ることになる。長野県道1号線は、サイクリストにとっては結構えぐいコースだ。
飯田市街から伊那小沢駅までは45kmほど。天竜川沿いに南下する。
南風がそこそこ強いので、帰路は追い風の恩恵を受けて温田の上りも少しは楽だろう。
快走して、14時半頃に到着。カンザクラは二分咲きほどか。
電車と一緒に撮りたかったが、15時52分の上り列車まで無いことを知って早々にあきらめた。
帰路も県道1号線をひたすら戻る。
平岡駅を過ぎてから風向きが北になった気がしたが、気のせいだった。
追い風のアシストもあって、温田から明島までの上りも順調。
回り道もせずに16時半には帰着した。
なお、鶯巣(うぐす)の梅園はほぼ満開だった。
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