TIOGA CL‐588‐1 トライアングルチューブ・リアキャリアとリフレクタ
タイオガ・トライアングルチューブ・リアキャリアは、取り付け用小物を含めても550gと軽量な上に安価で入手性も良い。
カラーもシルバーとブラックの二種類が用意されている。
三角断面のアルミ合金製チューブで構成されているため、トライアングルチューブキャリアという。
キャリアステーの長さを三段階に変えられるようになっており、26インチタイヤのフレームから700cフレームまで対応している。
写真では、700cのシティサイクルへ中段のステー長でインストールした。
ニッコーのサークル錠との相性も良く、テールから斜めに渡されているステーにうまく収まっている。
ただ残念なことに、シートチューブへ渡すステーの融通がいまいち。
フレキシブルとは言い難く、フレーム形状によってはキャリア荷台を水平に設置できない。
その場合は、別途ステーを自作するなど工夫が必要となる。
写真のシティサイクルでは、シートチューブへ渡すステーを一旦キャリアから外して、自転車のシートステーのキャリアダボへキャリアのステーのみを先に仮固定してから、ステーをキャリアと接合するという手順を踏んでいる。
それでも、ステーの長さはぎりぎりだった。
タイオガ・トライアングルチューブ・リアキャリアには、写真のようにテールライトマウントも設けられている。
しかし、マウント用の穴はJIS規格ではないため、キャットアイ製の自転車用リフレクターをポン付けできない。
リフレクター側を一部加工して取り付けている。
トピーク レッドライト オーラのように、リフレクターとLEDライトが一体となった製品もあるが、今回は手持ちの赤色反射板を利用した。
このキャリアのテールライトマウントは横幅100mmで縦も20mmと大型なこともあり、リフレクターを付けるならオートバイ用のスリムリフレクターやセイフティー リフレクターの方が収まりは良いのかも知れない。
なお、キャリア荷台後端のパイプの接合部は溶接が省略されているため、段差の引っ掛かりが気になるのは玉に瑕だ。
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