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2013.12.31

2013年の自分的漢字は・・・

昨日の昼食は、山羊印カフェのネパールカレー。

新作の辛い辛いのスープカレーを、みーちゃん氏と次女Y氏とでひぃひぃ言いながら堪能した。

今年の食べおさめです。

食後、隊長さん(カフェのマスター)より、今年一年を漢字で一言ってお題が出て、半紙と筆ペンを渡される。

「改」、いや「蝉」でしょう(笑)。署名でしかありませぬ。

深く思えば、「老」なんて哀しくなる。老眼、薄毛、持久力の大幅低下・・・。今年は顕著だった。

老いって、こんなに一気に来るものなの?って感じ。

まずは自転車を走らせなくちゃだねぇ。

平成二十五年大晦日の風越山

なんとも切ないお話しで2013年を締めくくる。

皆さまの2013年はいかがでしたか?

明日から新しい年。良いお年を。

どうもありがとうございました。

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寒いので撮影用グローブ新調

カメラ撮影で使い勝手のよさそうな冬用グローブを探していた。

カメラマングローブとして各種あるが、当方の用途としては防寒ミトンが良い。

いろいろ検討した結果、フィッシンググローブも対象として適当なものを探した。

そんな中から、DAIWA ウォームグローブのフリーサイズを選択。

DAIWA ウォームグローブ

フリース生地の本体を防風素材で包んだミトンで、写真のようにすべての指先を簡単に出すことができる。

ミトンの手のひら側にはシリコン加工の滑り止め、掌部分は合皮のアテも施されている。

釣り用なので、きっと濡れても縮んだりするようなトラブルはないだろう。

中国製だが縫製もよく、きちんと品質管理されている製品と感じだ。

気になるのは、指先を固定するための面ファスナー。服とか引っ掛けてしまいそう。
面ファスナーの縫い目を切って外してしまうか、ファスナー面に熱を掛けて引っ掛かりをつぶしてしまった方が良いかも知れない。

この冬、ウォームグローブの使い勝手をしっかり評価できるだろう。


ところで、DAIWAは2009年にダイワ精工株式会社からグローブライド株式会社へ社名変更したのね。

マニュファクチュアリングよりもディストリビューションがメインの会社って主張なのかな?

DAIWAブランドは残っているけど、「グローブライド株式会社」って表示に驚いた。

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2013.12.30

福島晋一選手のデローザ・プロトス

福島晋一2014カレンダーさいたまクリテリウムbyツール・ド・フランスを最後に、22年間活躍した自転車ロードレース選手を引退された福島晋一さん。

現役最後となった今期、チームNIPPOで使用した自転車『デローザ・プロトス』が、若手選手育成のための資金として、今月はじめにチャリティーオークションへかけられました。

Yahoo!ニュースなどで取り上げられたこともあり、ご存知の方は多いでしょう。

店頭価格150万円相当のモデルとあって、落札金額にも興味があつまりました。


長い現役時代、骨折はわずか2回という福島さん。

レースや練習でワンシーズン使用されたとはいえ、出品されたバイクの程度はかなり良かったのではないでしょうか。

というか、福島晋一さんが現役最後の年にレースで使っていたバイクな訳で、ファンにとってはお宝ですね。

しかも、ジャージやシューズ、ゼッケンなどの記念品もセットです。


チャリティーオークションはつつがなく成立して、落札されたデローザ・プロトスは無事にファンの方のもとへ届けられたそうです。

左のポスターで福島選手が駆っているのが、その自転車。格好良いですね!


自転車ロードレースで使用する自転車(ロードバイク)は、10年ほど前からカーボン繊維強化樹脂製のフレームとなっています。

カーボン繊維強化樹脂は、その後カーボン繊維の密度が高まり、樹脂含浸率は下がって、高剛性と軽量化が進みました。

6年ほど前からはホイールにも積極的にカーボン繊維強化樹脂が採用され、最近のロードバイクでは、金属だけで構成される主要パーツはチェーンくらいになっています。

プロがレースで使用するロードバイクの価格はホイールを除いて60万円程度のものが一般的でしたが、4年ほど前にアメリカのメーカーからフレームとフォークのセット価格が100万円を超えるレース用自転車が登場し、デローザ・プロトスのような100万円を超える車種も増えているようです。

ちなみに、フレームの価格の差は、開発コストの償却方法の違いと見て間違いないと思います。


ロードバイクは競技用の自転車なので、レギュレーションで仕様に制約があります。

素材が金属からカーボン繊維強化樹脂へ変わったこと、そして変速システムが電動化されてきています。

近い将来、ブレーキが油圧化されるものと思います。

今のところ油圧式はディスクブレーキを採用していますが、個人的にはリムブレーキを油圧化して、そのキャリパーは前輪用がフォーク、後輪用はチェーンステーに内蔵されるのではないかと思っています。

そろそろシマノやカンパニョーロ、スラムといったコンポーネント・メーカーがリファレンスモデルとして、フレーム&フォークの開発も手がけるようになる気がします。


閑話休題。

福島晋一選手が現役最後に使ったお宝デローザのお値段は140万5千円だったそうです。

福島晋一さんはJOCの指導者育成プログラムで、フランスのマルセイユへ2年間、チームマネジメントなどの実習へ行かれます。

2010年の東京オリンピックでも、晋一さんが育てる日本のロードレーサーたちが活躍すると思います。

今から楽しみです!

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2013.12.29

玄関先からの「プレセペ星団 M44」

プレセペ星団 M44

午前中は快晴。ところが午後から吹雪。そして、夜にはまた快晴となった。

雪は2センチ程度しか積もらなかった。しかし、日没をまたいだため僅かな雪が残り、道路の日陰がちな場所は凍結してしまった。

あちこちでスリップ事故があったらしく、救急車のサイレンが絶えなかった。


夜半過ぎ、しし座が屋根の向こうに見えるようになった。

北斗七星が見えればM51をと思ったが、路地から写すにはまだ季節が早い様だ。

天頂近くにプレセペ星団がぼんやりと見えていたので、電線を避けながら撮ってみた。

プレセペは、かに座の中央にある散開星団。

ブルーとオレンジの星の対比が面白いはずなのだが、残念ながらオレンジの発色はよく出ていない。

しかも、今日は極軸がかなりずれていたようだ。

使っているポータブル赤道儀“Higlasi”は、北極星が見えない場所でも極軸を合わせることができるカーチス・デジカメ法に対応している。

カーチス・デジカメ法の使い方を宿題にしよう。

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TIOGA CL‐588‐1 トライアングルチューブ・リアキャリアとリフレクタ

TIOGA CL‐588‐1 トライアングルチューブ・リアキャリアタイオガ・トライアングルチューブ・リアキャリアは、取り付け用小物を含めても550gと軽量な上に安価で入手性も良い。

カラーもシルバーとブラックの二種類が用意されている。

三角断面のアルミ合金製チューブで構成されているため、トライアングルチューブキャリアという。

キャリアステーの長さを三段階に変えられるようになっており、26インチタイヤのフレームから700cフレームまで対応している。

写真では、700cのシティサイクルへ中段のステー長でインストールした。

ニッコーのサークル錠との相性も良く、テールから斜めに渡されているステーにうまく収まっている。

ただ残念なことに、シートチューブへ渡すステーの融通がいまいち。

フレキシブルとは言い難く、フレーム形状によってはキャリア荷台を水平に設置できない。

その場合は、別途ステーを自作するなど工夫が必要となる。

写真のシティサイクルでは、シートチューブへ渡すステーを一旦キャリアから外して、自転車のシートステーのキャリアダボへキャリアのステーのみを先に仮固定してから、ステーをキャリアと接合するという手順を踏んでいる。

それでも、ステーの長さはぎりぎりだった。

TIOGA CL‐588‐1 トライアングルチューブ・リアキャリア

タイオガ・トライアングルチューブ・リアキャリアには、写真のようにテールライトマウントも設けられている。

しかし、マウント用の穴はJIS規格ではないため、キャットアイ製の自転車用リフレクターをポン付けできない。

リフレクター側を一部加工して取り付けている。

トピーク レッドライト オーラのように、リフレクターとLEDライトが一体となった製品もあるが、今回は手持ちの赤色反射板を利用した。

このキャリアのテールライトマウントは横幅100mmで縦も20mmと大型なこともあり、リフレクターを付けるならオートバイ用のスリムリフレクターセイフティー リフレクターの方が収まりは良いのかも知れない。

なお、キャリア荷台後端のパイプの接合部は溶接が省略されているため、段差の引っ掛かりが気になるのは玉に瑕だ。

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2013.12.28

シティサイクル:GIANT VIA 2 W

GIANT VIA 2 W with a rear rack

次女Y氏のSchwinn Rendezvous 2に似ているが、こちらはGIANT VIA 2 W

アメリカ仕様には専用バスケットが付属していたが、日本仕様は省略された。

代わりに、タイオガ トライアングルチューブ・リアキャリアー (TIOGA CL‐588‐1)を付けている。

GIANT VIA 2 W with a rear rack

シュウィン ランデブー2より1万円安いモデルだが、実質は競合車種となる。

7段変速ボスフリーのランデブー2に比べ、VIA 2 Wは8段変速でリアカセットフリーとなっている。

フォークもフレームと同じクロモリ製で、センタースタンドも標準となっていて、基本仕様は上等だ。

反面、各パーツのグレードはランデブー2の方が高く、特にクランクは価格差が如実に表れている。


8段変速装置はSRAM X4 トリガーシフターが採用されている。

トリガーをリリースするのはシフトアップ、レバーを押し込むのがシフトダウンと一般的な所謂トップノーマル。

レバーを押し込み始めて最初のクリックで一段シフトダウンし、更に一杯まで押し込むと一段飛ばして二段シフトダウンできる。

ロードバイクのデュアルコントロールレバーにもある便利な機能だが、いかんせんSRAM X4 トリガーシフターのレバーの動きは渋く、力が必要だ。

一段ずつの変速で良いから、ローノーマルにして欲しかった。
トリガーでリリースするとシフトダウンされた方が、上り坂で大いに助かる。


VIA 2 Wはフロントチェーンリングが鉄製のプレス抜きのもので、SRAM X4と相まって変速の動きが渋い。

シマノ製ターニー・レボシフターとアルタスグレードのリアメカとをミックスしているランデブー2の方が、操作性も変速性能も上と感じる。


ちなみに、VIA 2 Wの2012モデルのクランク長は165mm。
2013年モデル以降は170mmへと変更された。

チェーンリングは44tで、リアスプロケットの最大歯が32t。ランデブー2は42t×34tなので、VIA 2 Wは登坂性能に劣る。

それほどスピードを出す自転車ではないので、登坂性能を重視して、チェーンリングは36tあたりのローギヤードなものとして欲しい。


なお、VIA 2 Wはランデブー2に比べてシートチューブが長くサドルの厚みもあるため、最低地上高が5cmほど高い。

ランデブー2の適応身長は145cm~175cmとなっているが、VIA 2 Wは150cm~170cmと狭くなっている。


タイヤチューブが英式バルブで、空気圧管理に手間が掛るのも気に入らない。

パナレーサー・エアチェックアダプターで米式バルブ化しようと考えている。

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玄関先からの「オリオン大星雲 M42」

オリオン大星雲 M42 2013年12月27日

昼間は小雪がちらつく曇り空だったが、戸締りのために外へ出たら星が出ていた。

甍が切れる南南西に、ちょうどオリオン座が見えていたので、ポータブル赤道儀とカメラを持ち出してオリオン大星雲を撮ってみた。

オリオン座全景は、中央に電線が入ってしまうので、M42周辺を35mm換算300mmで撮影した。

オリオン座は冬の代表的な星座。今時分なら、午前零時ごろにちょうど南の空に大きな鼓を立てた様に見える。

写真は鼓の中央部に並ぶ三つ星(オリオンのベルト)の左二つ、そしてそこから下がっているオリオンの剣にあたる場所にあるオリオン大星雲を写している。

三つ星の左端にうっすら赤いシミに見える星雲が、そこそこ有名な馬頭星雲の背景となるガス星雲。

街中で空が明るいこともあって、馬頭星雲を形作る暗黒星雲まで写し出すほど露光できなかった。

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2013.12.27

TOTO シングルレバー混合水栓の内部カートリッジのメンテナンス

TOTOレバー混合水栓
写真左のTOTO製シングルレバー水栓のバルブの動きが悪く、蛇口からポタポタと水漏れすることも多くなった。

TOTOのシングルレバー混合水栓の多くは、バルブ機構がカートリッジになっていて、カートリッジを交換すれば水漏れや動きの渋さが改善することが多い。


写真のモデルでは、カートリッジの交換は特に容易だ。

特別な工具も必要ない。マイナスドライバーと割り箸かピンセットは必要になるかも知れないが。


ちなみに、一連の作業を行う際は、水道の元栓を閉じる。

もちろん、水栓のクランクなどにある止水栓を閉じるのでも同じだ。

TOTO シングルレバー混合水栓の内部カートリッジの交換

写真のように、水栓のレバーは上方へ引き抜くことができる。

すると、白い回り止めが現れるので、マイナスドライバーなどで外す。

レバー下の筒の部分にバルブ・カートリッジが入っている。

この筒はねじ込まれているだけなので、反時計まわりに素手で回せば、筒のカバーを外すことができる。

TOTO シングルレバー水栓の内部カートリッジの交換

カバーは樹脂にメッキされている。水栓本体は、真鍮にメッキなようだ。

バルブ・カートリッジは、上方へ引き抜けば簡単に取り出せる。

しかし、給湯管と給水管それぞれとバルブ・カートリッジとを繋ぐパッキンとスプリングが水栓内部に残っている。

新品のカートリッジには、このパッキンとスプリングが付属する。

上の写真の右、カートリッジを抜いた水栓の底に見える2つの穴に入っているパッキンを割り箸やピンセットなどで取り外す。するとスプリングも現れるので、併せて取り除く。

TOTO シングルレバー水栓 カートリッジ新品のカートリッジへ交換する場合は、新しいパッキンとスプリングをカートリッジ側へ嵌め込んでから、カートリッジを水栓へ挿入すると簡単。

当方では、カートリッジに破損は見当たらなかったので、小型のマイナスドライバーを使用してカートリッジ自体を分解し、摺動部を掃除して、手元にあったフードグリスを塗布することで、初期性能を取り戻した。


TOTOのシングルレバー水栓は高価だが、カクダイなどからDIYニーズに応じた取り付けマニュアル付きで、使い勝手もTOTO製と変わらず、しかも価格帯比で見栄えは良い製品がリリースされている。

水栓は建材にあたるためか、家電に比べるとモデルチェンジが少ない割りに高価だ。

銅管の半田接合や、タップ作業を伴う配管までは手が出なくとも、水栓の交換程度はやってみると意外に簡単なことが多い。

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2013.12.22

玄関先で天体写真

昨今のデジタルカメラ用CMOS撮像素子の高感度低ノイズ性能の向上は素晴らしく、手軽に天体写真が撮れるようになった。

アンドロメダ大星雲 M31

プレアデス星団(昴)

ちょうど天頂にスバルが見えていたので、ポータブル赤道儀とデジタル一眼レフを引っ張り出して、玄関先で撮ってみた。

北極星は見えないので、赤道儀の極軸はカシオペア座とデジタルコンパスで見当をつけた。

カメラはペンタックスK-rという、2010年秋発売のローエンドモデル。
レンズもタムロンの便利ズームで、カメラ本体と併せて、購入価格は3万数千円というものだ。

写真の画角は望遠端で、35mmフィルム換算300mm。F6.3でISO6400の露出30秒。

シャッターは赤外線リモコンを使っている。


商店街の裏路地で建て込んでいるため、天頂周辺しか星は見られない。

アンドロメダ銀河の写真には、近所の屋根が写り込んだ。

窓からの光やらでシーイングは悪いし、極軸が適当なので星像も流れているが、レンズの周辺湾曲による歪みと一緒になって、許せる範囲かな。

これほど簡単に撮れてしまうと、評価のハードルもぐんっと上がる訳で、スナップや風景写真などと同じように、天体写真に求められる完成度もずいぶん高いものになっているのだろう。


先日お客様に教えていただいたのだが、最初期からデジタル一眼レフにCMOSを採用していたキャノンなどは、ISO10万という感度モードも実用域に達しているらしい。

そんな超高感度が使えると、広角レンズなら三脚一つあれば天の川を撮ることも可能だろう。


また、流星が撮れたことが無いという話をしたところ、「広角レンズで固定撮影、露出1秒程度で連射モード使って沢山撮れば写ります。構図を気にしなければ。」ってこと。

今度試してみよう。


ところで、WiFi内蔵のデジタル一眼レフだと、スマートフォンアプリで撮影コントロールができるのですね。

「赤道儀のコントロールも無線化すれば、天体写真撮影はすべて車の中からできますよ。」ってこと。

赤道儀も高性能になって、星雲星団の自動導入は当たり前、数分の露光なら800mmでもノータッチガイドが出来るそうです。

今後の課題は、極軸の自動調整でしょうか。
GPSと電子コンパスで粗設定、オートガイダーで数分動かして微調整を自動でやるような赤道儀が登場して欲しいですね。

オートフォーカスも欲しいな。

ハイアマチュアじゃなくても超高感度4Kカメラで動画撮影して、コンポジット処理で高精細カラー画像を手軽に得るようになるのも夢じゃなくなっています。

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アルミカラー、アルミスペーサー、アルミワッシャー

キタコ アルミスペーサーカラーFDバンドを避けてボトルケージをフレームから浮かせたり、エンド幅に合わせてアクセルシャフトにスペーサーを入れたり、キャリパーブレーキをブリッジから離したりと、厚めのワッシャ―が欲しい場面は多い。

完成車では軽量なアルミ製の厚ワッシャ―が使われていても、個人でワッシャ―だけ欲しいと探してもなかなか売っていない。

アルミ製の厚めのワッシャ―は、M3以下のネジ用の小さいものはラジコン模型用品、M6ネジ~M12ネジ用のものはバイク用品で調べると、小売りのパッケージ品をいくつか見つけることができる。

品名は「アルミカラー」や「アルミスペーサー」、「アルミワッシャ―」と呼ばれている。

最近はアマゾンでもキタコのアルミスペーサーカラーというパッケージが扱われていて、送料無料で購入できて便利だ。


今回は、リヤキャリアのステーとフェンダーステーとの干渉を改善するために、5mm厚のM6用で外径13mmのアルミカラーを利用した。

マングース・サブロサのリアエンドダボ

元々は左の写真のように、タイヤチューブ仏式バルブのリムナットをスペーサー代わりに使っていた。

厚みも外周も足らず、フェンダーステーがキャリアステーに接触しているし、収まりも悪い。

そこで、内径6.2mmm、外周13mmで厚み5mmのキタコ・アルミスペーサーカラーへ換えた。

スペーサーの厚みが増したので、固定ボルトもその分、長いものへ交換している。

ボルトはM5なので、厳密には内径が合っていないが、実用上問題ない。

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次世代テレビの4KのKはキロのKなのね

先日、ふたご座流星群などを撮りにしらびそ高原までいらっしゃるというお客様とお話しする機会があった。

自宅マンションのリビングへ、ソニーの4Kプロジェクター(VPL-VW500ES)と150インチ・スクリーンを導入したと仰っていた。

ピュア・オーディオ派だそうで、関連していろいろと教えていただいた。

お話し中、4Kテレビの話題がイマイチかみ合わない。

実は、ハイビジョン(1920×1080)を1単位として、ハイビジョンを1Kに対し4Kはハイビジョンの4倍面積という意味だと思っていた。

ところが、Kはキロの意味で、横4,000×縦2,000前後の解像度の横4千を指して4Kと呼称しているのだそうだ。

つまり、ハイビジョンは2K解像度ということになる。

もっとも、4Kはハイビジョンの面積の4倍になるので、あながち間違えでもないか。


ちなみに、VPL-VW500ESの解像度は凄まじいそうで、150インチスクリーンでも画素間の境界が気にならないほど詰まっているとの事。

各調整のステップもきめ細かく、デジタル一眼レフを使って色ずれなどを追い込んだそうだが、調整ステップの中間が欲しいという不満は一切無かったそうだ。

なお、字幕スーパーが画面の変化に影響を受けて、若干ブラ―がかかったようなフォントになるのが玉に瑕とのことだった。


現行の4Kプロジェクターにおいては、映像表現の自然さを重視するならビクターだろうが、いろいろな映像作品を楽しむ向きには、ソニーのプロジェクターの方がトータルバランスは優れているとの評価だった。


なお、プロジェクターは輝度が低いとか、黒浮きが気になるとかの印象を持たれるが、それは視聴室の遮光が不十分である場合がほとんどとのことだった。

また、4K用のソースに関しては、今のところはリアル4Kソースよりも、4Kマスターリングでハイビジョン・ダウンコンバートされてリリースされれているブルーレイ・タイトルを、4Kへアップコンバートして観るのが一番好みの画像が得られているように感じられているそうだ。

転送容量の制約で、リアル4Kソースの圧縮率が高くなり、結果として、最近の優秀なアップコンバート・アルゴリズムに負けてしまっているのかも知れないとの事。


オーディオがアナログレコードからCDへ移行して30年ほどになるが、より高精細な音楽情報を提供するハイレゾナンスオーディオはなかなか普及しなかった。

媒体としては、Super Audio CD(SACD)やDVDオーディオが1999年に登場しているが、普及したとは言い難い。

最近になって、ネット配信という形態でハイレゾナンスオーディオ・プログラムの販売が始まり、ソニーのウォークマンなどがハイレゾナンスオーディオ対応モデルを発売して、今年はハイレゾナンスオーディオ元年とも言われている。


映像に関しても、ハイビジョン解像度で市場の大半は満足している観がある。

デジタル方式のプラネタリウムのほとんどが4K解像度のプロジェクターを使用しているが、プラネタリウムの全天スクリーンには、4K解像度はまだまだ役不足と感じる。

しかし、60インチを超えるような大画面テレビを導入する家庭は極々少数で、なかなか4K解像度での訴求は難しいようにも感じる。

尤も、音楽以上に映像の違いはわかりやすいもので、40インチ程度でもハイビジョンと4K解像度を並べれば、差は一目瞭然だ。

テレビ放送が4Kに対応すれば、4Kテレビの市場もそれなりに活発化するだろう。

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2013.12.21

SABROSA OCHO modoki ギヤ比変更

MONGOOSE SABROSA OCHO modoki

長女H氏のサブロサは、“Shimano Alfine FC-S500”クランクの45歯から、42歯のチェーンリングへダウンサイズして使用していた。

それでもギヤが重いと言われたので、折角だから彼女の身長に合ったクランク長のコンパクトクランクへ換えるつもり。

取り敢えず、以前スペシャライズド Allezで使っていた39歯のチェーンリングが仕舞ってあるのを思い出して、交換してみた。

チェーンガードは、42歯のギヤを削り落して作ったもの。

42tから39tへ交換して、チェーンも一こま(2リンク)詰めている。

走ってみたところ、かなり良い感じ。45tから42tへ換えるよりも、はじめから39tへ換えるべきだったな。


アルフィーネはもともと、45歯と39歯の二種類のチェーンリングをセットアップしたクランクがそれぞれラインナップされている。

700cホイールのクロスバイク用なら、39tのチェーンリングが組まれたクランクの方が使い勝手は良いように感じた。

(歯=t=tooths)

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英式バルブを米式バルブや仏式バルブへ変更する小物

ママチャリ(シティサイクル)のタイヤの空気を入れる部分(バルブ)は、英式バルブと呼ばれる規格のものが使われている。

自動車やオートバイのタイヤのバルブは、米式(シュレーダー)バルブと呼ばれるもので、自転車でも太めのタイヤを使うマウンテンバイクなどは米式バルブが多い。

細いタイヤを使うロードバイクでは、仏式(フレンチ)バルブが使われている。

それぞれ形状が異なるため、空気入れは専用の口金が必要となる。

しかし、あまり知られていないようだが、仏式バルブ用の空気入れの多くは、そのまま英式バルブでも使うことができる。

英式バルブの口金径が仏式バルブと近いため、ゴムの変形を使って固定するタイプの口金をもつポンプなら、英式バルブの口金をくわえることができるという次第。


さて、英式バルブを米式バルブや仏式バルブへ変えるアダプターが販売されている。

特に米式バルブへ変換するパナレーサーのエアチェックアダプターという商品は、逆流防止弁も米式に倣ったものへ変更されるので、バルブの耐圧が向上すると思われる。

現状、英式バルブの自転車はトレーラーバイクしかない。

仏式バルブ用の口金で普通に空気を入れられているので、特に不便を感じていないが、こういった小物があるという備忘録として書き留めておく。

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エキセントリックBB(ボトム・ブラケット)

マングース・サブロサ エキセントリックBB (EBB)

マングース・サブロサのボトムブラケット(BB)は、エキセントリックBB(EBB)と呼ばれる偏芯シェルが使われている。

フレームのBB部がφ54mmのスルーホールになっていて、ここへEBBシェルが入って、クランクごとEBBシェルを回転させるとクランク軸はBBシェルに対して偏芯しているので、結果としてチェーンが引ける構造となっている。

EBBシェル自体は、写真のように二本のイモネジでフレームのBB内へ固定される。

EBBシェルの固定方法には、サブロサのようにイモネジで直接シェルを押して固定するタイプの他に、フレームのBB部の内径を絞り込むタイプ、EBBシェルに斜臼が仕込まれていて内側から押して固定するタイプがある。

EBBはシェル分の重量増となるが、ドロップエンドを採用できるので、リヤホイールの脱着が容易というメリットが大きい。

トラックエンドの場合、アクセルシャフトのボルトを弛めただけではリヤホイールは外せない。
左右のチェーン引きを十分に弛め、リヤコグのチェーンを外して、やっとホイールが外れる。
しかも、ギヤ比やチェーンステーの長さによっては、まずチェーンリング側からチェーンを外さないとリヤコグのチェーンが外せない場合もある。

その点、ドロップエンドはアクセルシャフトボルトを弛めれば、ホイールの自重で勝手に外れる。
トラックエンドの場合との手間の差は歴然だ。


また、EBBを上回しさせてチェーンを引くか、下回しにするかによって、BB軸と地面との距離(BBハイト)を変えることも可能だ。

更に、EBBシェルを左右に動かすことで、チェーンラインも調整できる。
(クランクやチェーンリングが、フレームのチェーンステイに当たらないように注意)


なお、シマノのホローテックIIタイプ互換のクランク専用になるが、通常のISO・JIS BB用のエキセントリックBBも海外では商品化されている。

Phil Woods Philcentric Outboard Bottom Bracket Cups

Trickstuff Exzentriker

これらはインストールに専用工具が必要なのと、チェーンラインの調整はできないと思われる。

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2013.12.20

KENDA KWEST 700X28C タイヤ

ホワイトタイヤを装着したサブロサ

昨日の雪をイメージした訳ではなく、たんに一番安いタイヤだったので、ケンダKWESTホワイトへ換えてみた。

今まで使っていたのは、ケブラービードの34cシクロクロスタイヤで、一本の重さは375g。

28cのケンダKWESTは、ワイヤービードで一本580gもある。

28cは横幅が概ね28mmということだが、実際にはケブラービードの23c相当の太さに見える。

期待したよりも細く、肉厚でもあり、柔軟性に欠ける。

そのためか、28c~35c対応のチューブが収まらず、18c~25cのチューブへ変えた。
手持ちのチューブを使ったので、リムに対してバルブが長すぎだが仕方ない。

空気圧は最大85psi。80psiで使うことにした。

普段使っているケブラービードのタイヤに比べると、乗り味がとても硬い。

振動吸収性能が低く、グリップ性能もイマイチなのがよくわかる。

重い自重も手伝って、走りはもっさりしている。

ケブラービード(フォルダブル(軽量折畳みタイプ))のタイヤは二千円台前半から購入できるので、千円を惜しんでワイヤービードのタイヤを選ぶのはお薦めできない感じ。

K2 Enemyでも使っていて気に入っているMAXXIS DETONATORにすべきだったと少し後悔している。


後日実測したところ、幅は30mmだった。700x28cというのは、間違い無いようだ。

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2013.12.19

意外と積もった

2013年12月19日初積雪?

飯田市街は5センチほど。

予報では夜半から4度まで上がるとされた気温が0度のままだったこともあって、雪が雨に変わらず積もり続けたようです。

それでも、道路の雪は午前中にも無くなるでしょう。

やっと小雨になりました。

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2013.12.18

雪は積もらないみたい

2013年12月18日

今日は昼前から霙まじりの雨、そして雪に変わったり。

幸い、夜半過ぎから暖かい空気が入り込むそうで、気温は4度まで上がって雨に落ち着くのだそうだ。

写真は学校での夕方の様子。

校舎北側のグラウンドの日陰がちのところから、うっすらと雪が積もりだしている。

三者面談で、久しぶりに校舎へ入った。

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2013.12.16

月暈(つきがさ、げつうん)

月暈

金曜日の夜は曇り時々雪、夜半は晴れ間もあった様だが夜空を見上げなかった。

土曜の夜もあいにくの曇り。

昨夜は晴れた。

夜中の二時頃、たまたま空を見上げたら、東から西へゆっくりと0等級の流星。

オレンジ色の光の尾を曳きながら、しし座から木星のわきを通ってオリオン座へと消えていった。

その間二秒以上あったと思う。それほどにゆっくりと流れる流星を見たのは初めてかも。

ふたご座群ではなく、散在流星だろう。ちょっと得した気分。


今夜はうす曇り。満ちた月に暈がかかっている。

明日は晴れ予報だけど、もしかしたら小雪が舞うかも知れない。

明後日は雪の予報だ。

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2013.12.15

お散歩バイク

Carrera Roll

ちょっと小さめサイズの旧いロードバイクフレーム。

STURMEY ARCHER S3Xという固定ギヤで3段変速内装というハブを使って組んだ。

リアキャリアを付けている。そこへサイドバッグを掛けて買い物とかできるように。

この自転車は、初めて買ったロードバイク。

中古で傷だらけだったけど、とても気に入っている。

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2013.12.13

自転車のサークル錠(馬蹄錠)

NIKKO サークルロック NC106次女の自転車サークル錠を付けたいと思ったが、キャリパーブレーキがあるとシートステーへ取り付けるのが難しい。
右の写真のように、高ナットでブレーキを逃がして取り付けようとも試みた。

しかし、サークル錠付属の取り付けバンドでは、ブレーキと干渉するのを避けられない。

適当なバンドを手当てできず、妙案が浮かぶまでワイヤーロックを使ってもらうことにした。


使わなくなったサークル錠は、長女の自転車へインストールした。

使用したサークル錠は、ニッコー サークル錠 ディンプルキー NC106

アルミダイキャスト製のケースにディンプル錠まで採用している割に安価な製品だ。

長女の自転車はディスクブレーキなのでブレーキとの干渉の心配はない。

しかし、29er対応のフレームなためシートステーの幅が広く、サークル錠に付属する取り付けバンドでは足らないし、見栄えも悪い。

そこで、リアキャリア(荷台)のステーに取り付けることにした。

サークル錠と同色なこともあり、思った以上に収まりは良い。

キーの差し込み口は右側。サイドパニアバッグを掛ける左側には出っ張らないので、サークル錠が邪魔になることもないだろう。

リアキャリアにサークル錠をつける

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小路の黄昏

裏路地

小雪が舞って静かだと思ったいたが、雨垂れの音に窓外へ目をやると、小雨まじりの霰に変わっていた。

写真は、明治ごろ崖際に拓かれた小路。

右の長屋は吉野建てになっていて、裏から見れば4階建てにも見える。

法律が変わり、この界隈はもう個人で改築することは難しい。

リニア中央新幹線の建設残土を使って、すべて埋め立ててしまおうか?なんて乱暴な案も検討されているそうだ。

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2013.12.12

大人の事情

低気圧のおかげで寒気はやわらいでいるそうだが、朝から小雪が舞って日中の気温は上がっていない。

今年もあと三週間ほどとなった。年の瀬ながら、比較的ゆったりした時間の中にいる。

2013年12月12日

午後、所用で外出。道路は大して濡れていないし、気晴らしも兼ねて自転車を使う。

道すがら、交差点で信号が変わっても、対向のトラックがちっとも発車せず、うしろの車からクラクションを鳴らされていた。
ホーンの音に、こっちがびっくりしてしまう。

トラックのドライバーを見ると、信号待ちの僅かな時間にスマートフォンを操作していたようだ。

簡易メッセンジャーかメールのチェックだったのかも知れないが、専業ドライバーだからこそ、車から降りるまではケータイなど触らないという姿勢であって欲しいと感じた。


スマホに思うことは、責任感が強い日本人は、コミュニケーションツールの使いごなしが苦手に思えるってこと。

利用するツールによって優先順位を明確にすれば良いのに、なんにでも即答だから歪んでくる。

挙句、レスポンスの遅れを攻撃材料にして、相手を支配しようとするような凶暴な人間性を露わにする輩も散見されるようになる。

急ぎの用なら電話を使ってほしい。チャットはできる時間が限られている。

フェイス・ツー・フェイスのコミュニケーションと同様に、ツールを使う者同士が互いに相手を慮れば、便利で快適な使い勝手が約束されうだろう。

あとは、グループのダイナミズムに引っぱり回されないことだ。

それが重要であると判断する価値観は否定しないが、そうでないメンバーだっている。
どんな関係性のグループかを吟味し、接し方の濃淡を認めないようなメンバーばかりの場からは離れるという勇気もあっていい。

そのあたり、苦手な人が多いと感じるが、不平を言いつつも、それほど不快に思っているわけではないのかも知れない(苦笑)。
結局、不器用なのは自分の方かも。


そう言えば、DoCoMoが歩きスマホ防止アプリを提供しているそうだが、カーナビのように、端末自体が移動中の操作はできないような機能を組み込むことだってできるがやらないね。

NHKがスクランブル放送をしないのと、本質は一緒だろう。

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2013.12.11

ラブジョイ彗星(Lovejoy C/2013 R1)

今朝は晴れるとの予報だったので、早起きして高森町月夜平までラブジョイ彗星を撮りに出かけた。

Lovejoy C/2013 R1

先月23日のアイソン彗星とほぼ同じ程度の見え方だろうか。4等級だそうだ。

今朝はうしかい座のアークトゥルスとこと座のベガとのちょうど中間位置にラブジョイ彗星が見られるということだったので、見つけやすいだろうと思っていた。

しかし、4時ごろでは、ベガはまだ山の向こうなんだよね。

かんむり座を基準に探した方がよかった。

写真は、35mm換算250mm相当。ISO1600、F3.5で露出30秒の自動追尾。コンポジットはしてません。

寒さの影響もあって、途中でカメラの電池は尽きるし、昨日の雨で湿度も高く夜露でレンズが曇ってるのに気付かないしで散々。

ちょっと準備が適当すぎました。レンズヒーターくらい手当しなくちゃかな?

2011年のラブジョイ彗星(Lovejoy C/2011 W3)は、南半球で素晴らしい尾を見せた。

"Lovejoy C/2013 R1"は再来週22日に太陽へもっとも近づく。(近日点)

こちらは、「クリスマスの大彗星」までにはならないでしょう。しかし、長いこと楽しむことができるようです。

沈みゆくオリオン

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2013.12.09

隣政寺から戒壇山(奥の院)

日没まで三時間もない。

最近はロードバイクに乗っていないので、心拍を限界近くまで上げてペダルを踏む覚悟がない。

山道でサイクリングでもと、高森町の「山の寺」隣政寺まで行ってみた。


終日うす曇りの天気で、気温は低かった。

南西から伊那谷を北へと抜ける風は吹いていたが、凍えるほどでなかったのは幸い。

飯田市街から長野県道15号で北上し、座光寺宮崎交差点で左に折れて、山登り。
道なりに高森町の観光道路、ハーモニックロードへと入った。

「山の寺」普門山隣政寺の参道は、400メートルほどもある石畳の小路で、「哲学の道」と呼ばれている。
花の季節には笹百合や紫陽花に彩られる美しい参道も、この季節は薄茶と灰色のモノトーンの世界。
シャリシャリと落ち葉を踏むタイヤの音が、静謐を破る。

出来るだけ汗をかかないように低目のギヤを選んだが、斜度があってついつい心拍が上がる。
ジャケットのファスナーを開けても、汗がひかずに後から冷えて難儀した。

「山の寺」普門山隣政寺

まだ時間があったので、本殿から1.2kmほど先の奥の院まで山登りすることにした。

道は登りがきつく、意外に険しい。
危なそうな場所にはロープが張られたり、手すりが施されていたりするが、それらは老朽化している。
すがる方が却って危険な感じ。

落ち葉が登山路を覆って、滑りやすいし道筋もはっきりしない。
戒壇不動様の先で、尾根へと上がる道に気付かず、けもの道へ入ってしまった。
十数メートル程度で気付いて引き返したのでよかったが、日没近い時間に迷うなんて洒落にならない。

高森町戒壇山から南アルプスを望む

戒壇山「戒壇不動」、隣政寺「奥の院」

GARMIN Forerunner 305隣政寺の奥の院へは初めて来た。

路傍のお地蔵様のような石仏が三柱、掘立小屋の中に祀られていた。

この先、吉田山まで登山ルートがあるそうだが、落ち葉に埋もれてかなり分かりにくい感じ。
夕暮れも近く、とても進む気にならず引き返した。


斜度があると、下りも難儀する。道の印象も違って、里山で遭難するメカニズムを体感できる。

こういう時は、GPSとトラックメモリーの存在がとてもありがたく感じる。

無事、デポした自転車までたどり着き、一気に山を下った。

ハーモニックロードからも、ダブルトラックの下りを中央自動車道側道まで楽しむ。

県道15号を戻る途中でハンガーノックの光視症状が現れた。
そういえば、今日はぼでじゅうのモダン焼きを一枚、遅めの朝食として食べただけだった。
自販機で甘めの缶コーヒーを飲んで一息つく。それでも足りず、最寄りのコンビニであんまんを食べて、やっと踏めるようになった。

時刻は夕方5時。あたりはうす昏くなっていた。

帰宅後、みーちゃん氏と長男S氏と三人で、久しぶりに月曜日限定の山羊印カフェへ。

月曜日限定ネパールカレーのお店「山羊印カフェ」

カレーはそこそこ辛めなので長男S氏は別のものにしたら、意外と食べる食べる(苦笑)。

大盛りで頼んだのに、結局ご飯おかわりまでしてしまった。

満腹で、やっと人心地。あとはお風呂に浸かって、攣りそうな太腿をマッサージせねば。

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2013.12.08

トレーラーバイクで自転車散歩

トレーラーバイク朝から快晴、しかも風穏やか。

早朝マイナス3度まで下がっていたので、朝霧を覚悟していたのだが、川の水温がすっかり冬モードになったのか、空気がとても澄んでいたものか、日の出から陽光が降り注いで日向はぽかぽかしていた。

みーちゃん氏や次女Y氏、長女H氏の送り迎えなど午前中は出かけられず、昼過ぎになってから長男S氏とトレーラーバイクを使ってタンデムで自転車散歩を楽しんだ。

車の通りの少ないルートを選んで、ゆっくりペースで走る。

空気はキーンと締まっているが、午後の陽ざしが勝って少し汗ばんだりもした。

長男S氏はハーフフィンガーのグローブだったが、日が沈むまでは快適だったようだ。


このトレーラーバイクは、今秋で7年目になる。

シートポストを抜き取ると、連結ブームのある前部を折り曲げて長さを半分にできるので、20インチの子供車とほぼ同じスペースに収納できる。

MONGOOSE SABROSA with ADAMS Trail-A-Bike

フレームはクロモリ・スチール製で、車重は約10kg。

トラクター用の700cバイクと一緒に、電車輪行させたこともある。

オリジナルモデルに対し、ハンドルバーをBS製の軽合ショートバーハンドルへ変更し、折りたたみペダル、そしてサドルを大人用のコンフォートシートへ換装している。

制限体重が40kg程度までなので、今は次女Y氏と長男S氏しか乗せることができない。

今日のようなサイクリングのほか、送り迎えでも使っている。

南信州飯田市立動物園

1時間ほど走りまわって、飯田市立動物園へ。

入園無料の小さな小さな動物園ですが、ここ数年市街地整備事業費で旭川動物園的行動展示、景観展示を実践すべく大胆な施設改良中。

15時から16時にかけては、目玉のフンボルトペンギン、ミーアキャットの食事タイムがあって、長男S氏はじめ子供たちは大興奮だった。

軽便鉄道の弁慶号は、バッテリー駆動ながら煙突からスチームを噴き出しながら走っている。

ここの電動遊具は、どれも50円なのも財布にやさしいね。

ワークショップが充実しているかざこし子どもの森公園、そしてデジタル方式の最新式プラネタリウムで独自プログラムが楽しめる飯田市美術博物館と併せて、家族連れには特におすすめのスポットです。

夕方、日射しがなくなってくると途端に冬の寒さに包まれる。


飯田市上海楼のタンメンと中華そば、餃子サイクリングの締めは飯田名物上海楼のゆるゆるラーメン。

藤子不二雄氏描くところの小池さんのように、ラーメンは出前が当たり前だった。
出前で麺がのびても美味しいラーメンってコンセプトの飯田のラーメンは、出来たてもゆるゆるな麺が特徴。

硬めの麺が好まれる昨今、ちょっと癖はあるけど、こういった食べ物だと思えば納得できるおいしさ。

ご飯代わりなので、ボリュームも満点。

最近は肉野菜炒め載せタンメン(750円)、辛さ(ラー油)控えめがお気に入り。

長男S氏は中華そば(600円)、麺だけを食べる。今日はシナチクはいらない気分なんだって。

餃子はもちもち揚げ餃子。千切りキャベツの上に載って、特製中華ソースひたひたがまた美味。

すっかり満腹、からだもホッカホカ。かさねて日帰り温泉へ直行したい、そんな気分、冬晴れ日曜日の夕暮れ。

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Schwinn Rendezvous 2

Schwinn Rendezvous 2

Schwinn Rendezvous 2

次女Y氏の誕生日プレゼントになったシュウィン ランデブー2

シュウィン ランデブー2フェンダー支持金具性能よりも、ピンクとミントグリーンのカラーリングが気に入った模様。

7速ボスフリー、レボシフトという構成は残念。
8速カセットスプロケットでラピッドファイヤーレバーという構成がベターだ。

スチールフェンダーを支持する金具から異音がするので、右の写真のように炭酸系飲料ペットボトルの切れ端を挿入して抑えている。

この自転車はクロモリ・スチールフレームにハイテン・スチールフォークという構成で、フェンダーやフェンダーステーなどスチールパーツが多いので、錆に悩まされそうだ。

フレームサイズはXS。
欧米ではMサイズとSサイズもラインナップされているが、日本ではワンサイズ。
しかし、クランク長は170mmなんだよね。XSサイズフレームなら、せめて165mmを採用してほしいものです。

なお、この手のバイクには珍しく、スタンドが付属しない。当方ではAKIスリムセンタースタンドを使っている。

ブロックダイナモ台座が無いのも残念なところ。

リアエンド部にフェンダーステーダボはあるが、キャリアダボは無い。

タイヤは700x28cで、チューブバルブは米式。
ミキストフレームデザインの700c完成車は、意外と英式バルブチューブが多い中、米式なのは幸い。


次女Y氏はとても気に入っている。長く乗ってもらえるといいな。

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2013.12.07

MONGOOSE 07 SABROSAフレーム利用のシティバイク二態

エキセントリックBBとリアディレーラーハンガーで、シングルスピードにもマルチスピードにも対応する29erサイズのアルミバイク、マングース・サブロサ 2007年式のフレームを使って、2台のクロスバイクを組んだ。

MONGOOSE 07 SABROSA OCHO modoki

MONGOOSE 07 SABROSA OCHO modoki
これはMサイズフレームで、シマノ製内装8段変速のアルフィーネ(Alfine)コンポーネントを使った700cバイク。

ヨーロッパのトレッキングバイクを意識している。

と言っても、実際にはエビス自転車製ウィンブルドンブランドの完成車のフレームをサブロサへ変更しただけで、センタースタンドとステム、そしてリアキャリアとヘッドランプに尾灯以外はすべて、ウィンブルドン・サービスエースという車種からパーツを移植したもの。

サービスエースはフレームサイズが大きかったため、長女が乗れそうなスタンドオーバーハイトを取れ、かつ安価で出回っていたサブロサのフレームを利用した。

サービスエースでは、リアディレーラータイプのチェーンテンショナーが使われていたことも気に入らなかった。

サブロサはエキセントリックBBでチェーンを引けるため、チェーンテンショナーは使っていない。


トレーラーバイクを接続した状態でも倒れないようなスタンドを探して、重量がかさむがエスゲのダブルレッグスタンドを付けている。

出先でパンクしてホイールを外しても、ダブルレッグスタンドなら自転車を倒す必要もなく便利だ。

このバイクは重い上に泥除けが付いているので、前後どちらか一方のホイールが付いていればダブルレッグスタンドで自立できるのはとても助かる。


なお、長女としてはもっとギヤを軽くしたいらしい。

クランク長が170mmなので、もう少し短く、チェーンリングも小さいものを付けられるクランクへ換えたいと思っている。


MONGOOSE 07 SABROSA Monster Cross

MONGOOSE 07 SABROSA Monster CrossこちらはSサイズフレームでモンスタークロス風に組んだもの。

主要パーツは手元にあったものを利用。
それでも、ハンドルやシートポスト、サドルにキャリア、スタンドと泥除けは新調と、結構な出費になった。

もともと700x38cのブロックパターンタイヤで使っていたが、走行抵抗が大きいので、手持ちの700x34cのシクロクロスタイヤを履かせてみた。
街乗りにつかうのは、ちょっともったいないかな。
ワイヤービードでいいから、もっとシティライドに振ったタイヤへ替えたいところ。

700cでシングルトラックは怖いけど、34cや38cといったワイドタイヤのエアボリュームは街乗りに心地いい。

しかし、65cm幅のマウンテンドロップハンドルバーは大きすぎた。

リアスプロケットがロード用なので、もう少しワイドレシオのものへ替えたい。


エキセントリックBBを活かして、シングル化するためのキットも手元にはある。

いつか試してみたいと思っている。


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2013.12.06

飯田盆地の霧

三日月と金星長野県の南部に位置する飯田市の冬は、太平洋岸のような晴天率の高い年が比較的多いが、時に日本海岸のような鈍色の空が続くこともある。

当地の雨雲も雪雲も、伊勢湾から中山道に沿って渡ってくる湿った空気が、恵那山から神坂山にぶつかって湧き上がるイメージだ。

冬型が強ければ、雲は阿智駒場から山本までも覆い、そして飯田市街も雪雲に覆われる。

今日は晴がちの予報だったが、西南西からの雲がはり出して午後から小雨になった。

夕方、南南西に晴れ間ができて、昨夕に引き続き金星と三日月との共演を眺められたのは幸いだ。


さて、伊那谷の南、初冬の飯田盆地は朝霧に沈むことが多い。

快晴の翌朝、マイナス気温近くまで冷え込むと、まだ水ぬるい天竜川の各支流の川面から霧が沸き立ち、低地へ低地へと流れ込んでゆく。

アイソン彗星を撮りに上った月夜平からも、刻一刻と飯田盆地を満たしてゆく霧の姿を眺めることができた。

飯田盆地の霧5時10分

11月22日 午前5時10分

飯田盆地の霧5時30分

11月22日 午前5時30分

飯田盆地の霧5時45分

11月22日 午前5時45分

飯田盆地の霧6時3分

11月22日 午前6時3分

飯田市街の霧 午前6時25分6時25分には、天竜川河川敷より100メートル近くの標高差がある丘の上まですっかり霧に包まれていた。

この霧は日の出の少し前に現れて、2~3時間も居座る。

空は晴天なのに、冬の日照はこの霧のために短くなるのだ。

清流の水温が十分低くなる12月の上旬から中旬まで、冷気が山間を下る朝は川霧が起って陽の光を遮り続ける。

日照時間が減れば、地表が蓄える熱量も減って、寒さはより厳しくなる。

反対に暖冬であれば、山間の大気も温み、川霧はあまり起らない。
そのため、朝から陽光が大地に注ぎ、夜間でも地表は冷えにくく、底冷えを感じることがない。


今冬は早朝に氷点下近くまで下がると、街は決まって朝霧に包まれている。

厳しい寒さが続くとの予報の兆しを実感する、朝霧の景色だ。

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2013.12.05

金星と三日月

金星と三日月

夕方、南西の空に宵の明星と三日月とが並んでいた。

物干し台から見られたので、次女Y氏と一緒に望遠鏡で金星を見た。

まぶしいくらいに輝く三日月型の金星が、アイピースの中で浮かんでいる。

意外にも、次女Y氏が金星を望遠鏡で眺めたのは初めてだったようで、感動していたようだ。

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