シティサイクル:GIANT VIA 2 W
次女Y氏のSchwinn Rendezvous 2に似ているが、こちらはGIANT VIA 2 W。
アメリカ仕様には専用バスケットが付属していたが、日本仕様は省略された。
代わりに、タイオガ トライアングルチューブ・リアキャリアー (TIOGA CL‐588‐1)を付けている。
シュウィン ランデブー2より1万円安いモデルだが、実質は競合車種となる。
7段変速ボスフリーのランデブー2に比べ、VIA 2 Wは8段変速でリアカセットフリーとなっている。
フォークもフレームと同じクロモリ製で、センタースタンドも標準となっていて、基本仕様は上等だ。
反面、各パーツのグレードはランデブー2の方が高く、特にクランクは価格差が如実に表れている。
8段変速装置はSRAM X4 トリガーシフターが採用されている。
トリガーをリリースするのはシフトアップ、レバーを押し込むのがシフトダウンと一般的な所謂トップノーマル。
レバーを押し込み始めて最初のクリックで一段シフトダウンし、更に一杯まで押し込むと一段飛ばして二段シフトダウンできる。
ロードバイクのデュアルコントロールレバーにもある便利な機能だが、いかんせんSRAM X4 トリガーシフターのレバーの動きは渋く、力が必要だ。
一段ずつの変速で良いから、ローノーマルにして欲しかった。
トリガーでリリースするとシフトダウンされた方が、上り坂で大いに助かる。
VIA 2 Wはフロントチェーンリングが鉄製のプレス抜きのもので、SRAM X4と相まって変速の動きが渋い。
シマノ製ターニー・レボシフターとアルタスグレードのリアメカとをミックスしているランデブー2の方が、操作性も変速性能も上と感じる。
ちなみに、VIA 2 Wの2012モデルのクランク長は165mm。
2013年モデル以降は170mmへと変更された。
チェーンリングは44tで、リアスプロケットの最大歯が32t。ランデブー2は42t×34tなので、VIA 2 Wは登坂性能に劣る。
それほどスピードを出す自転車ではないので、登坂性能を重視して、チェーンリングは36tあたりのローギヤードなものとして欲しい。
なお、VIA 2 Wはランデブー2に比べてシートチューブが長くサドルの厚みもあるため、最低地上高が5cmほど高い。
ランデブー2の適応身長は145cm~175cmとなっているが、VIA 2 Wは150cm~170cmと狭くなっている。
タイヤチューブが英式バルブで、空気圧管理に手間が掛るのも気に入らない。
パナレーサー・エアチェックアダプターで米式バルブ化しようと考えている。
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