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2013.11.29

アイソン彗星消滅!?

明け方の空に美しい尾を長く曳いたアイソン彗星の姿を見られることを楽しみにしていた。

しかし、アイソン彗星が太陽へ最接近した今日、残念なニュースが入ってきた。

直径3~5kmほどと、彗星としては小さめなアイソン彗星は、27日にも「分解消滅したか?」というニュースが流れました。

しかし、その後の衛星写真で確認され、光度が増していることも観測されて、いよいよ来月上旬には肉眼でもはっきり見られる彗星へと成長することが期待されていました。

ところが今朝、崩壊して蒸発したとして、その瞬間とされる動画がNASAから公開されています。

24日に土星と共に昇ってくるアイソン彗星を撮影したいと考えていたが、所用で果たせなかった。

太陽から離れ、光度を増すだろうアイソン彗星を楽しみにしていた。

とても残念だが、また美しい姿を見せる彗星がやってくることに期待。

ただし、「悪魔のハンマー」は御免だけど。

水星と昇るアイソン彗星

Marcury and Comet ISON

23日の写真を再掲載して、永い冒険を終えたアイソン彗星を偲ぶ。

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2013.11.28

サイクリングツアーガイド養成講座参加

Niwa Cycling Tours<にわサイクリングツアーズ>を主催する丹羽隆志先生を講師に迎えた飯田市主催の「サイクリングツアーガイド養成講座」へ参加しました。

丹羽隆志サイクリングツアーガイド養成講座

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BASIL(バジル)のサイドバッグ

自転車の荷台に引っ掛けて運ぶことができるサイドパニアバッグ(サイドバッグ)を好んで使っている。

自転車を積極的に使うようになった当時、BASIL(バジル)の入手性が良かったので、このメーカーのバッグが多い。

最近はNew Look(ニュールック)DETOURS(ディトゥアース)など、選択肢が増えている。

BASIL Preston Laptopbag

上のバッグは、Basil Preston Laptopbag。(写真は取り付け状態確認のためのPC合成)
バッグのサイズは幅40cm、高さ35cm、厚み12cmで、容量17リットル。

ソフトタイプのビジネスバッグで、名前の通りラップトップパソコンを安全に持ち運べるよう作られている。

数年前、赴任祝いとして友人へ贈った。

BASIL ROSA SHOPPER XL & D'AZUR MESSENGER

バジルの花柄のショッパーダズール・メッセンジャーバッグは何年も愛用している。

ショッパーは20リットルの大容量。

可愛らしい花柄なのは、購入当時、将来娘たちに使ってもらおうと考えたため。
最近、700cのクロスバイクに乗っている長女H氏が使ってみたところ、教科書入れ過ぎて自転車のバランスが取れず、「危ない思いをしたから絶対使わない!」って叱られました。

自転車の扱いが上手い次女Y氏が使ってくれるかな?
彼女の自転車は前カゴしかないのだけど・・・。

バジルのキャリアフックとダズール・メッセンジャーバッグ

バジルのサイドバッグのキャリアフックは、写真のように華奢な感じの樹脂製。
どのモデルも、この部分の仕様は同じ。蓋の構造も一緒。

見た目とは裏腹に意外と丈夫で、街乗り使用なら破損の心配は無用と思える。

しかし、ダズール・メッセンジャーバッグのフックは、長年の使用で、キャリアと接触する部分が少しずつすり減っている。

この手のサイドバッグは、あくまでもタウンバッグ。
自転車で移動する時はサイドバッグとして荷台に引っ掛けられるから、安全で便利だねってものです。

それでも、背負うタイプのバッグに比べると、持ち運びラクチン。
自転車に荷台がないと、性能は発揮できませんけど。そこが問題ですよね。

わが家のバイクにリアキャリア付きが多いのは、サイド・パニアバッグを愛用してるからです。

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2013.11.27

Knog Leading Dog パニア・バッグ バージョン

CARRERA Roll with Rear Carrier

Knog(ノグ)のリーディング・ドッグはフロントバッグ(HANDLEBAR BAG)として販売されている製品。

小型カメラにタブレット、ウィンドブレーカーや補給食、そして予備チューブと携帯ポンプが丁度良い感じで収まるサイズでとても重宝している。

Knog Leading Dog universal hub

ユニバーサルハブという、ノグ独自の取り付けパーツ交換システムにより、写真のようなパニア・バッグとしても使うことができる。

レインカバーも内蔵されて、不意の雨でもバッグとその中身は濡れにくい。

とても使い勝手が良いので、よく利用するバッグだ。

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2013.11.26

RIXEN KAUL ST820 カーゴ パニアバッグ

ロードバイクにパニアバッグ

リュックサックを自転車の荷台に固定する方法を考えていたが、リュックサックが入るパニアバッグを使うという解決策をとってみた。

リクセンカウルST820 カーゴ・パニアバッグは、畳めるサイドバッグ。

学生カバンを入れるような昔懐かしい折りたたみサイドバスケットに似ているが、前後長は若干小さい。

荷台から簡単に脱着できて、ショッピングバッグとして使えるのが折り畳みカゴと違うところ。

脱着が容易なので、駐輪中の盗難防止を講じる必要はあるけどね。

自転車で山道上がって、途中で駐輪してトレッキングをする際に、リュックサックを持ってゆきたいと考えた次第。

RIXEN&KAUL ST820 Cargo Pannier bag

サイドバッグとしては前後に長い部類だが、ロードバイクのジオメトリでも工夫次第でなんとかなる。

モンスタークロスとサイドパニアバッグ

クロスバイクのような自転車で使うことの方が、きっと多いだろう。

荷物を担いで自転車を漕ぐのが苦手なので、リアラックにサイドバッグという組み合わせをよく使っている。

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2013.11.25

MONGOOSE SABROSA 8speed その4

MONGOOSE SABROSA 8speed

700x38cのブロックタイヤとマウンテンドロップハンドルバーで、モンスタークロス風に仕上げたマングースのサブロサ。

MONGOOSE SABROSA センタースタンド

AKIスリムセンタースタンドをポン付け。

エキセントリックBBのサブロサはチェーンステーブリッジに段差ができて、センタースタンドの収まりがとてもよかった。

MONGOOSE SABROSA モンスタークロス風
フェンダー(泥よけ)はzefal PARAGONの旧タイプ、45mm幅のものを使った。

フェンダーとタイヤとの間隔を一定にする「チリ合わせ」には、フェンダー付属ステーの調整機能のほかに、高ナットなどを利用している。

なお、このフレームのドロップエンドはストレートドロップエンド(ストドロ)なため、後輪を外す際は、やや前方にホイールを寄せる隙間がないと外れなくなる。

その隙間を勘案して、チリ合わせを行った。


さて、大きく張り出したマウンテンドロップ・ハンドルバー「Ragley Luxy Offroad Drop Bar」の幅は65cmもある。

オフロードの下りでは安心できるが、木立の中ではかなり邪魔な感じ。

フーテッドブレーキレバーを掴んでダンシングすると、安定感にも欠ける。

街乗りメインのファッションとして使うには、ちょっと失敗した観あるハンドルだった(苦笑)。


フェンダーに関して追記。

今回使用したzefal PARAGONの旧モデルは、ステーとフェンダーとの接合部分に10mmトルクスのネジが使われていた。

マイナスネジも兼用できるようになっているが、マイナスドライバーは外れやすく効率が悪いため、途中から10mmトルクスのビットを付けたラチェットドライバーに切り替えた。

zefal PARAGON フェンダー

それにしても、せっかくキャリアが付いているのだから、キャリアとフェンダーを一体にできると良いよね。

日本では酒屋さんや警察官、郵便配達と子供乗せ椅子つけた自転車ていどでしか荷台を活用しているのを見かけない。

リア・キャリアとサイドバッグの組み合わせって使い勝手良いと思うのだけどな。

道が狭いから、バッグが当たったりしやすいのが、不人気の原因だろうか?

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2013.11.24

フォルクスワーゲン ゴルフトゥーラン 2010 オイル交換

Mobil1 5W-40旧友にお願いして、Volkswagen Golf Touran 2010のオイル交換をした。

1.4L TSIエンジンのこのモデルでは、オイルフィルターを交換すると、エンジンオイルは約3.6L必要になる。

Mobil1 5W-40 4リットルを1缶用意した。

今回はオイルフィルターも交換する。
純正オイルフィルター「03C 115 561 B」をディーラーにて購入した。

右の写真はオイルの4リットル缶と旧友所有のちょっと変わった漏斗

旧友は、サファリラリーのメカニックをしたこともあるツワモノ。
親子二代のスバル党で、当然のようにラリーストでもある。

レオーネABからWRX STI RA GC インプレッサへ新車で乗り換えたが、昨年にクロモリのフルロールケージを組んだそうだ。
って、GCのWRXって、1995年なんだな・・・。
フロントフェンダー内側に箱が追加されていたり、ボディ剛性のアップは相当なものらしい。

サンバーのRRモデルをSC付きマニュアル仕様で掛け込み注文入れるなど、まっとうなスバリストであることよ。


そんな訳で、車の面倒をよく見ていただいています。
代わりに自転車の面倒を見させていただいてますが、こっちはメンテナンスがそれほど必要なものでもないので、気が引けますね。

Volkswagen Golf Touran 2010のオイル交換

フロントをジャッキアップして馬(馬台、リジッドラック)を掛け、エンジンオイルパンのドレンボルトを外してオイルを抜いた。

ゴルフのTSIエンジンは、オイルパン後方端にドレンボルトがあるため、写真のように車が前上がりの斜めでもオイルが綺麗に抜ける。

オイルが飛び散らないように、エンジンのオイルキャップ類は閉じたままドレンボルトをゆっくり弛めて、廃油受けにオイルを導入している。

なお、ドレンボルトのサイズは18mm。日本車ではあまり使わないボルトサイズだそうだ。


ちなみに、リアサスペンションが伸びているのがお分かりいただけるだろうか?
馬を支点に車体後部が持ち上がっているためだが、大抵の車はボディ剛性が低く、車体がしなってリアサスペンションがこんなに伸びることがないそうだ。

自分は前方の重さに驚いたが、旧友に言わせると、大衆車でこれだけ剛性の高いボディというのが凄いねってことだった。

ゴルフトゥーランは、写真の状態でもドアの開け閉めは普通にできる。
ドアの開け閉めなんて当たり前に思えることでも、写真の状態でドアを開けると閉まらなくなってしまう乗用車は意外と多いそうだ。

Volkswagen Golf Touran 2010のエンジンルームとオイルフィルター

元々2リットルエンジン用に設計されているゴルフのエンジンルームだが、1.4リットルでもスーパーチャージャーとターボチャージャーの二段階過給エンジンなので詰まって見える。

オイルフィルターは、エンジンルーム内から簡単にアクセスできる場所にある。
しっかり締まっているため、フィルターレンチが必要だった。

オイルの飛び散りを防ぐためにウエスを敷いたものの、オイルの抜き取りを始めてから30分は経っていたこともあって、オイルがこぼれることはなかった。

Volkswagen Golf Touran 2010のオイルフィルター交換

オイルフィルターを外すと、フィルター内周のゴムシール(パッキン)がエンジン側に残ってしまうので、忘れずに取り除く。

新しいオイルフィルターを組み付ける時は、内周と外周2つのゴムシールにエンジンオイルを塗って硬化防止する。

この後、ドレンボルトを締め直し、前述の漏斗を使って新しいオイルを入れた。

オイルジョグは使用せず、500mlのペットボトルを用意して、事前に400ccほどペットボトルにサーブして、残りをオイル缶から直接注いだ。

トゥーランのエンジンオイル注入口は、異物が入らないようにとの配慮だろう、螺旋状の構造になっていて、オイルの注入が多いとすぐに溢れてしまう。

そのため、オイルの注ぎ具合を確認しつつ、ゆっくりと注入した。
オイルは粘性もあって、溢れさせるととても厄介だ。
注入は慎重に行った。

最後にオイルレベルゲージで確認。
ちょっと少な目だったので、ペットボトルへ残したオイルを少しずつ足して、ちょうど良いレベルにしてからオイル交換を完了した。

旧友氏は愛車の洗車の手を止めての整備だった。
快晴の休日に手間を取らせて申し訳なかったが、お陰でエンジン音も静かになり、動きもスムースになった様だ。
感謝に堪えない。

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2013.11.23

水星とアイソン彗星

今朝の日の出前、5時25分ごろ、水星と一緒に東の空に顔を出したアイソン彗星です。

昨夜からの快晴で、観測には好条件でした。

昨日は固定撮影でしたが、今日は赤道儀を使って地球の自転の反対方向へカメラを動かすことで、星が静止して写るようにしました。

構図が一定せず見苦しい映像ですが、昨日よりは鮮明に写っています。

今朝も肉眼ではよくわかりませんでした。

明日の朝も天気がよさそうなので、こんどは望遠鏡で観望してみたいと思っています。

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林檎屋本舗(松川町)営業再開!

林檎屋本舗りんごバターどら焼き松川町清流苑そばの林檎屋本舗さんが、今月から営業を再開されています。

諸事情により昨年末に閉店。
ここの「りんごバターどら焼き」の大ファンのみーちゃん氏と長女H氏は、とても悲しんでいました。

知らなかったのですが、ゴールデンウィークに一時営業再開されて、近々正式再開の告知があったのですね。

そして今日、たまたま通りがかったらオープンしていて、びっくりしつつもみーちゃん氏への良いお土産になると、とにかく入ってみました。

お店の方のお話しでは、今月は紅玉の「りんごバターどら焼き」だけですが、これから徐々にメニューを復活させてゆきたいとのことでした。

来月には、ふじりんごの出荷のピークになりますから、ふじの「りんごバターどら焼き」も登場することでしょう。

お店の方にことわって、店内の写真も撮らせていただきました。

エスプレッソの提供も始められて、店内喫茶スペースでお茶できます。

林檎屋本舗(長野県下伊那郡松川町)営業再開

なお、現在メニューが一点だけなためか、紅玉の「りんごバターどら焼き」ですが、以前よりりんごを甘めに煮ているようです。

ふじの「りんごバターどら焼き」が登場すれば、紅玉の「りんごバターどら焼き」は酸味を活かした以前の味へともどされるのかな?
そうだと嬉しいな。

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2013.11.22

夜明け前、水星とアイソン彗星

東の空が晴れている。

久しぶりに日の出が見られそうだ。

カメラと三脚を携え、車のキーを握る。

西には十九夜の月。満天の星空。

フロントガラスにはうっすらと霜がついている。

暖気するのももどかしく、東の空を見渡せる高台へと急いだ。

2013年11月23日5時20分「月夜平より南アルプスと星空を望む」

高森町月夜平から、5時20分に東の空を写した。

目的はアイソン彗星だったが、肉眼ではまったくわからず。

写真にはうっすらと写っていた。


写真中央、山から上りつつある明るい星が水星。

その右側、すこし尖った山の上空、雲の上に、小さな緑の点が見える。

なんとなく、右上へとシミのような尾も見えているような・・・。

これが、太陽に刻一刻と近づいているアイソン彗星。


ちなみに、画面やや右上の青く一番明るく写っているのが、おとめ座のスピカです。

なお、星は楕円に写っていますが、日周運動によるものです。
15秒間シャッターを開けて撮影する間に、地球の自転によって、これだけ動いています。

上の写真から9分後、ちょっとアップにして5時29分に撮影したのが、下の写真。

あいにくアイソン彗星の前に雲がありますが、かろうじて写ってました。

水星とアイソン彗星

明日の朝も晴れそうなので、今度はもう少し準備して臨むつもり。

アイソン彗星は、水星とほぼよこ一線で、5時20分ころに山の陰から昇ってくるはずです。

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晩秋の小渋峡谷と陣馬形山

陣馬形山から塩見岳、荒川岳、赤石岳を望む

お恥ずかしいことに本業が暇してます。

まだまだ長野県の南部、南信州の飯田市周辺では秋が楽しめます。

是非、遊びにいらしてください!

自転車のお客様、ご希望あればご案内も兼ねてサイクリング同行いたしますよ♪

午後から完全に時間が空いたので、久しぶりに折草峠から陣馬形山へ登ってきました。

紅葉の見頃は過ぎていますが、小渋峡の晩秋はまだまだ美しい。

真っ白に雪化粧した赤石岳が華を添えていました。


小渋峡から折草峠へ上る長野県道210号線ですが、四徳発電所近くで法面崩落して、そこは通行止めとなっています。

道は狭いですが、小渋湖温泉方面から通行止め区間を迂回できます。


また、折草峠から陣馬形山へと上る林道は、舗装工事のため、11月25日まで終日車両通行止めです。
歩行者以外は通れません。

案内に従い、自転車を担いで側溝を歩いて、工事区間を抜けました。

陣馬形山林道黒牛折草峠線の舗装工事は、夏休み前にも行われていました。
今回の舗装でも、まだ1km程のダート区間が残ります。

そろそろ雪が積もるようになりますので、残りは来期に舗装して、ついに全区間アスファルト舗装となるのでしょう。


夕方なため、伊那谷や中央アルプスは完全な逆光です。

3千メートル級の峰々は、完全な冬山と化していますね。

陣馬形山山頂では、風に揺れるススキの穂がキラキラと輝いていました。

日陰に先日の雪の名残が見てとれます。

そう言えば、この寒さの中、山頂キャンプ場にテントが一つありました。

今夜の曇り予報が晴れへと変わっています。
冷え込みはきついですが、18夜の月に照らされる陣馬形山からのパノラマは、さぞかし幻想的な眺めでしょうね。

20131121

中川村西丸尾からの下り道も、工事中で迂回が必要でした。

松川町度場のイチョウ並木は、この週末でしたらまだ楽しめます。落葉は半分くらいでしょうか?

つるべ落としの陽は、夕焼けも一瞬でした。南東に輝く金星を目指して、帰路を急ぎます。


今日の自転車は、リアキャリア付きでフロントトリプルのシクロクロスバイクでした。

服装ですが、パンツは裏地のないサイクリングスラックス。
上衣はメッシュのロングスリーブTシャツに、裏起毛のロングスリーブジャージ。
日陰がちになってから、ウィンドブレークベストを加え、陣馬形山からの下りから家路までは、さらにウィンドブレーカーを使いました。

グローブは、ウィンドブレーク・ミトンが付いたキャノンデールの3シーズン・プラス・グローブを使っています。
下りでは、ウィンドブレーク・ミトンを使わないときつい季節となっています。

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2013.11.21

700c 軽快車 シュウィン ランデブー2

今宮神社のもみじ
王竜寺川の落ち葉

19日の朝に霙(みぞれ)が降っていた。
昨日の夕方も霙まじりの雨。山はうっすら雪景色。

街中の紅葉もそろそろお仕舞い。木枯らしに身が縮む。

次女Y氏の新しい自転車

20インチのジュニアMTBに乗っていた次女Y氏も、長女H氏と同じ700cタイヤサイズの自転車へ乗り換えた。

選んだのは、シュウィンのランデブー2という軽快車。

桜色に塗られたスタッガードフレームはクロモリ製。

ウッドボトムの前かごとホイールリムやブレーキレバーがパステルグリーンに塗られていて、いかにも女の子って配色は次女のお気に入り。

シュウィン ランデブー2

とても残念なことに、スタンドやライトといった、普段使用頻度の高い装備が無い。

スタンドは後付けしたけど、ライトをどうするか悩んでいる。あと、鍵もね。

できればダイナモ式を付けたいのだが、ブロックダイナモは台座が無く、後付けだとスマートじゃない。
専用カラーのリムが使われているので、ハブダイナモにするなら、ホイールをバラして組み直すことになる。

鍵は馬蹄錠(サークルロック)がいいのだろう。キャリパーブレーキを避けながら、スマートに付けられるか思案するところだ。

可愛い前カゴも、木製の底板の重さがかなりあるようで、ハンドリングに影響するほどフロントヘビーとなっている。

フレームと同じ桜色に塗られたフェンダーは鉄製。ステーも鉄にクロムメッキっぽいな。錆るよね。


Schwinn Rendezvousには、Rendezvous 1という内装変速機を採用したモデルもある。

グレーカラーのユニセックスモデルで、フレームサイズ自体はRendezvous 2と同じ。

ランデブー1は、スターメイアーチャーの5速内装ハブに合わせた専用フレームになっている。

ランデブー1の方が格好良く見えるけど、坂が多い当地だとランデブー2の方が使い勝手は良いだろう。

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2013.11.20

福島晋一選手の引退

福島晋一選手2013年TOJ南信州ステージ11月8日金曜日に飯田市でも福島晋一選手の引退記念パーティーが開催されました。

東京では11月2日に行われ、エキップアサダの浅田顕さんをはじめ、UCIプロツアーチーム所属の宮澤崇史選手、UCIプロコンチネンタルチーム所属の新城幸也選手といった縁ある方と160名以上のファンの方々が労いと祝福にいらしたそうです。


福島晋一さんは、プロの自転車ロードレーサーです。

信州大学で自転車ロードレースと出会い、以来22年間も現役のプロロードレーサーとして第一線を走ってきました。

全日本チャンピオンをはじめ、ツアー・オブ・ジャパンでの日本人初の総合優勝、ツアー・オブ・サイアム総合優勝、ツール・ド・ランカウイでステージ優勝など、華々しい成績を残しています。

昨年は世界大会(ワールドカップ)にも日本代表の一人として出場しました。
日本を代表するプロロードレーサーの一人として、まだまだ現役で通用するパワーとテクニックを持っていらっしゃいます。

42歳という年齢をまったく感じさせない熱い走りは、引退レースとなった「さいたまクリテリウムbyツールドフランス」でも存分に発揮され、多くのファンが引退を惜しみました。

福島晋一さんは、今月18日から平成25年度JOCスポーツ指導者海外研修員としてマルセイユへ渡り、自転車ロードレースのコーチングやチーム運営の勉強を2年間おこないます。

研修後は、東京オリンピックに向けての自転車ロードレース界のボトムアップをはじめ、チームのコーチングや運営でも活躍されることでしょう。

福島晋一さんの目標は、自身が監督するアジアの自転車ロードレースチームによるツール・ド・フランスへの出場です。


福島晋一選手2006年11月5日福島晋一選手と初めて出会ったのは、2006年11月5日ですから、ちょうど7年前になります。

ダイハツ・ボンシャンスをプロロードレース選手育成チームへ再編して、飯田市を拠点とすべく、弟の福島康二選手(現サイクルライフ・プロデューサー相沢康二さん)と現在フランスでプロロードレーサーとして活躍中の新城幸也選手と一緒に転居していらっしゃいました。

自分は田舎の自転車好きのおっさんにすぎませんが、同じ市内に住む縁もあって、子供たち共々に顔を覚えてくださっています。


ツール・ド・フランスで知られる自転車ロードレースは、200km前後の距離を走って1位の選手を決める競技です。

ツール・ド・フランスでは、約1か月間かけてフランスを一周するように20のレースを行って、総合成績で順位を決めるツアー形式のレースになります。

毎日のレースをステージと呼び、ステージ毎の1位も称えますが、最大のタイトルは、20ステージの間の積算時間が最も短かった選手に贈られる個人総合時間賞。
ツール・ド・フランスの場合は、個人総合時間賞1位の選手に黄色の専用ジャージが贈られることから、マイヨ・ジョーヌ(レースジャージ、黄色の)として有名です。

マイヨ・ジョーヌの他に、スプリントポイントの総合計第1位に贈られる緑のマイヨ・ヴェール(個人総合ポイント賞)、山岳ポイントの総合計第一位に贈られる白地に赤玉マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ(山岳賞)、25歳以下の中で一番積算時間が短い選手に贈られる白いマイヨ・ブラン(新人賞)の3つの大きなタイトルがあります。

これらの賞は、ステージが終わる毎にその時点のタイトル保持者にジャージが託されステージ優勝者と併せて表彰もされます。

最終日、パリのシャンゼリゼで最終的な順位が決定して総合成績を表彰され、賞金が授与されます。

自転車ロードレースでは個人の順位が決まりますが、実際には、5~9人のチームで競って、チームメンバーはエースを勝たせるようアシストします。

賞金はチーム内で貢献度に応じて分配されるシステムの様です。
なお、プロロードレーサーはUCI(国際自転車競技連合)によって、所属クラス毎の最低年棒が決まっていて、賞金とは別にチームから年棒が支払われています。


約一カ月かけてフランスを一周して競うツール・ド・フランスをはじめ、スペインを一周するブエルタ・ア・エスパーニャ、そしてイタリアを一周するジロ・デ・イタリアの三大大会をはじめ、多くのステージレースやワンデー・レースが行われるほどヨーロッパでは人気の高いプロスポーツです。

そのため、サッカーと同じように、トップ選手は高額な年棒を手にしているようです。
また、個人スポンサーがついている選手も多くいます。


自転車ロードレースは、残念ながら、日本ではそれほどメジャーではありません。

浅田顕さんが、ブリヂストンサイクル自転車競技部(現チーム・ブリヂストン・アンカー)で現役時代にプロ宣言して、日本のプロロードレースが始まったのだそうです。

それ以前は、いわゆる実業団チームによる社会人選手が日本のロードレースを支えていました。

UCIが公認するプロロードレースチームは三つのクラスに分けられていて、最上位がUCIプロチーム、次にプロフェッショナルコンチネンタルチーム、そしてコンチネンタルチームとなっています。

日本では現在、8つほどのコンチネンタルチームが活動しています。


福島晋一さんが飯田に転居されてきた2006年時点では、ツール・ド・フランスを完走した日本人選手は皆無どころか、戦後のツール・ド・フランスを走った日本人選手は、1996年の今中大介さんが唯一でした。

2009年に新城幸也選手がフランスのBboxブイグテレコム(UCIプロツアー)へ移籍して、その年にツール・ド・フランス出場が決まりました。
この年は別府史之選手もツール・ド・フランスへ出場して、日本人選手二人は揃って初の完走も果たしています。

以後、別府史之選手、新城幸也選手は揃って欧州ツアーの中核選手として活躍し続けています。


2020年の東京オリンピックに向けて、東京都では優秀な中学生アスリートを選抜して、自転車ロードレース、ボートやボクシングといったマイナースポーツ選手の養成をはじめました。

福島晋一さんも、帰国後は東京オリンピックへ向けての自転車ロードレース選手の強化に取り組むことになるでしょう。

東京オリンピックによって、オリンピックの正式種目である自転車ロードレースも注目されます。

この機会に、日本での自転車ロードレースが盛り上がり、福島晋一さんはじめ多くの優秀な指導者も活躍する場が増えればと願ってやみません。

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2013.11.19

スタッドレスタイヤ新調

Bridgestone Blizzak WS70Z今シーズンはスタッドレスタイヤを新調するようみーちゃん氏の要求があり、ブリヂストン製の発泡ゴムタイヤを使ってみたいと思い、適当なものを探していた。

車はゴルフ・トゥーラン。
スタッドレスタイヤサイズは195/65r15を使う。

Michelin X-ICEの2005年製を使っていたが、経年変化でゴムも硬くなって性能劣化が著しい。

昨シーズンにみーちゃん氏から駄目出しがあって、今シーズンは新調するつもりで、そのまま夏タイヤとして履き続けている。


価格がこなれているブリザックREVO2にしたいと思っていたが、残暑に翻弄されて買い時を逸してしまった。

そこで、REVO2の後継モデルにあたるREVO GZでもと探していたら、REVO2の北米モデルとされるWS70を見つけた。

2013年製が4本で送料込み3万8千円とのこと。

届いたタイヤは、確かに2013年製。モデル名はBlizzak WS70Zとなっていた。


Michelin X-ICEの新品時の感触を思いだすと、Blizzak WS70Zの方がずいぶん軟らかいようだ。

ネットで検索すると、WS70の日本でのレビューをいくつか見つけることができる。

ブリザックREVO2と同じコンパウンドを使ったタイヤだけあって、同等以上の評価が多い。

REVO2よりもパターンが進化しているのか、通常路の走行性能はWS70の方が上だと言う。


Michelin X-ICEも進化しているのだろうが、ブリザックREVO2に比べると雪上性能はイマイチと聞いていた。

そのREVO2より若干でも評価の高いWS70だ。今シーズンは、積雪もすこしでも安心できれば幸い。

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2013.11.16

MONGOOSE SABROSA 8speed その3

MONGOOSE SABROSA 8speed

使い勝手優先で、フェンダー(泥よけ)とスタンドを付けてしまった。

現在、700x38cのブロックパターンタイヤを履かせている。
40cまでは対応させたいので、45mm幅の700c用フェンダーを探していた。

見つけたのは、zefal PARAGON

ステーの場所が変えられそうなデザインだったのが購入の決め手になった。

スタンドはチェーンステーブリッジに取り付けるセンタースタンドと決めていたが、ダブルレッグにするかシングルレッグにするか悩む。

結局、重さと値段でAKIスリムセンタースタンドとした。


zefal PARAGONフェンダーは、リンク先のように最近モデルチェンジした模様。

使用したのは、旧モデルの700c用45mm幅。

ステンレス製ステーは、樹脂製の小物でフェンダーの端を挟み込んで固定するデザインなので、ステーの位置を簡単に変更できるだろうと踏んでいた。

というのも、キャリアの固定位置の関係で、フェンダーステーとキャリアとが干渉するため、ステーの位置を容易に変えられるなら取り付けが楽だと思った次第。

実際には、ステーを固定するフェンダー部分に切り欠きとポッチがあって、ステーの位置がずれないような加工があった。

しかし、キャリアとの干渉が深刻なのは中央のステーだったため、少しくらいのズレが生じるのは実用上問題ない。
そこで、切り欠きとポッチを無視して、適当な場所へステーを移動させている。

また、毎度苦労するステーの切断には、ボルトカッターを使用した。

7mm径の軟鉄に対応したものでも2千円程度で手に入る工具なら、もっと早くに購入しておくべきだった。


AKIスリムセンタースタンドは、次女の自転車でも使っている。

TRANZ-X CD-109と同じもののようだが、シルバーカラーはAKIブランドのものの方が入手性が良い。

次女の自転車にはホワイトカラーの方が似合いそうだった。
しかし、なぜかホワイトモデルには取り付け用の抑え板が付属しないそうで、AKIスリムセンタースタンドのシルバーにしている。

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2013.11.06

Schwinn Speedster 2.0

Schwinn Speedster 2.0

長女のファーストバイクだった、シュウィン スピードスター 2.0。

ロゴシールとモデル名からすると、2001年モデルらしい。

写真のモデルは2000年から2003年までの4年間に毎年フレームカラーなどの仕様を変えてリリースされていて、2000年と2001年のモデルは、フレームにクロモリ鋼がおごられてる。

2002年と2003年モデルは、フォークと同じハイテンションスチールへとグレードダウンされた。

写真の様にフレーム形状が凝っていて、プレイス整形されたフレームを貼り合わせて溶接したモノコック構造を採用している。

同じデザインの26インチホイールモデルが台湾のメリダからリリースされていたことから、Schwinn Speedster 2.0もメリダで作られていたものだろう。

シュウィンからは、24インチホイールのSchwinn Speedster 2.4もリリースされていた。


Schwinn Speedster 2.0は20インチホイールを採用したMTBモデルで、フロントシングル、リア7速の構成。

対応身長は120cm~150cmといったところか。

ボトムブラケットがアメリカンサイズで、クランク長135mmのワンピースクランクが使用されている。

152mmクランクが多い子供車の中で、135mmという長さ最適と言える。


長男が自転車の練習をはじめたいと言うので、彼に合わせて整備した。

ステムを上下逆にしてハンドルを下げ、サドルを一番前に出して、シートポストを一杯まで下げた。

変速がトップに入らなかったので調整。トップ側の動作制限調整が悪かったようだ。


初雪までには乗れるようになるかな?

娘たちはトレーラーバイクに乗っていたこともあってか、すぐに乗れるようになった。

長男もトレーラーバイクには幾度も乗っている。それほど苦労せずに乗れるようになるだろう。

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2013.11.05

MONGOOSE SABROSA 8speed その2

MONGOOSE SABROSA 8speed

次女の身長も150cm近くになって、20インチの子供用MTBじゃ小さすぎるようだ。

先日、学校の交通安全学習で、自転車を持っていったところ、お友達のほとんどは26インチか27インチのシティサイクルだったそうだ。

そこで、MONGOOSE SABROSAのSサイズフレームで組んでいるモンスタークロス風バイクを、次女向けに組みなそうと提案したところ、かわいくないと却下された(苦笑)。

仕方ないのでSABROSAのSサイズは、当初の予定通り、モンスタークロス風に仕上げることにした。

2年半以上もうっちゃっていたが、残りはハンドルだけだった。

Specialized Allez E5で使っていた可変ステムとRagley Luxyというマウンテンドロップバーをインストールした。

Ragley Luxyはセミドロップバーだが、エンド端の幅が65cmもある幅広ハンドルだ。

変速装置は、8s SORAグレードのロード用STIを右レバーにインストールして、フロントはシングルなので、左のブレーキレバーはエアロデザインのフーテッドブレーキレバーを使っている。

変速の調整を兼ねた試乗中、ばったり標高会員さんと出遭った。久しぶり~。
とっても奇天烈なカタチとおほめ?いただいた(笑)。


curanaのシーライト・フェンダーとセンタースタンドを追加する予定だったが、次女が使わないなら高価なアフターパーツは不要だろう。

自転車のパーツは、単体だととても高価だ。
シーライト・フェンダーは5千円、センタースタンドはシングルタイプで千数百円といったところ。

ダブルレッグタイプのスタンドなら、4千円前後もする。


さて、みーちゃん氏は次女Y氏にロードバイクでもと言うのだが、お稽古ごとの行き来から、将来的には通学でも使えるものが良いと思う。

次女ならロードバイクも乗りこなせるだろうが、スポーツとして取り組ませるだけの余裕はない。
彼女はストリートダンスでいっぱいいっぱいだ。

結局、シュイーンの女性用クロスバイクに落ち着く予定。クリスマスプレゼントを兼ねて、彼女の希望通りの色をみつくろえそうだ。

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2013.11.04

そうか、秋深し

飯田駅裏にて今年は残暑がとても長かったし、長女や次女の送り迎えでくらいしか自転車にも乗らなかったので、秋を実感しなかった。

駅裏のカレー屋さん(普段はブックカフェで、月曜日だけカレー屋さんになるお店)で長女とランチをいただきながら外を眺めたら、公園の大きな木、ケヤキだろうか?が色づいて落葉していた。

と、辺りはすっかり秋の景色だった。

イチョウ並木も黄が目立ってきている。

そう言えば、ガード下に咲いていたノウゼンカツラの花はもうない。
散ってしまうほどに、秋は深まっているのだ。


長女はデザートのマンゴースムージーを平らげると、自転車にまたがって出かけて行った。

以前に組んだマングースのサブロサを長女が使えるようになった。

心もち危なっかしいけど、来年からは通学に毎日使ってくれることだろう。


晩秋の気分を味わうため、ちょっと自転車散歩してみることにした。

さくら並木の紅葉をながめつつ、県道を北上して野底山まで数キロ走る。

山間は日射しがとどかず寒さを感じる。

今日は比較的暖かかったので上着は長T一枚だったが、汗が冷えて寒くなってきた。

展望台まで上ろうとしたが、今朝までの雨で山道がぬかるんでいて引き返すことにした。


街へと戻り、一回りしてから帰路へとついた。

飯田の秋の風景

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