中華タブレット卒業
Ployer MOMO9 加強版という中国ブランドのAndroidタブレットを購入して一年間ほど使用した。
7インチモデルで、樹脂筺体にアクリル風防なので軽量。
シングルコアながらネットワークドライブ上の動画再生に強く、連続7時間は使用できるバッテリー性能だった。
バッテリーは劣化をほとんど感じさせず、中国製品に対する不安も使用日数が経つことに払拭されていった。
ところが、使用から3か月を経過するころから、内部ドライブ(フラッシュメモリー)の動作があやしくなり、ついに内部ドライブの空き容量が「0」と表示されるようになって、設定が保存されなくなった。
OS(ROM)を焼き直せば復活するが、ひと月もしない内に再発する。
結局、粗悪なフラッシュメモリーを採用している結果な様だ。
MOMO9 加強版は2台使用していたが、2台ともにフラッシュメモリーの不具合に見舞われた。
また、1台はイヤフォンジャックも壊れてしまい、ヘッドフォンが使えなくなった。
そして今日、勝手に再起動した後、Google Play 開発者サービスやカレンダー、その他常駐アプリが機能しなくなり、同期もとれなくなった。
2か月ほど前になるが、9インチクラスのタブレットが必要になって、急遽ONDA V812というモデルを入手した。
価格の問題で8インチへランクを落としたが、スペック的には非常に優秀なタブレットだ。
ところが、実際に使ってみると期待したほどではなく、動作はMOMO9 加強版より少し速いかな?という程度。
むしろ、内蔵スピーカーが比較的小音量でも音割れして聞き取りにくかったり、バッテリーが3時間程度しか持たなかったりと、MOMO9 加強版よりも使い勝手が悪かった。
そんな中、Amazonがサマーセールとして、Kindleの3千円クーポンを発行した。
サマークーポンで、お買い得感があるKindle Fire HD 16GBを購入。
ルートを取ってみると、普通のAndroid端末として使用でき、バッテリーのもちは良いし、WiFiの安定性は抜群、画面も綺麗でタッチパネルの反応も良い。
しかも、内蔵ステレオスピーカーの音質が素晴らしい。
タブレット用に開発されたバッテリー駆動のロジクール製スピーカーを使っていたが、そのような外部スピーカーが不要となった。
今日から9月1日まで、Amazonは再びKindleのプライスダウンを行っている。
巷では新型の投入が近い証左とされ、しかも新型の漏れ聞こえるスペックはGoogle Nexus 7の新型を凌駕するものだそうだ。
しかしながら、現行Kindle Fire HDのコストバランスに感服したこともあって、MOMO9 加強版も使えなくなったし、もう一台Kindle Fire HD 16GBを購入しようかと迷っている次第だ。
どちらにしても、今後は中華タブレットを選択することは無いだろう。
中華タブレットは、中国メーカーが中国国内向けに商品開発して製造販売している製品だ。
自分が使うには、その作りこみの甘さや、品質に対する認識の食い違いによって被るストレスが大きすぎると思われる。
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