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2012.12.13

クリスマスツリー(ファイバーツリー)のランプ交換(LED化)

クリスマスツリー(ファイバーツリー)のランプ交換

昨日の朝、クリスマスツリーにスイッチを入れたのだが光らない。

耳を澄ますと、カラーフィルターを回転させる交流モーターのかすかな音は聞こえる。

ランプが切れたのだろう。

わが家のツリーはファイバーツリーと呼ばれる製品で、基部に電灯とカラーフィルターが仕込まれていて、光ファイバーでツリー全体へ行き渡り、色とりどりに明滅する仕組み。


基部とツリーとを分離して確認すると、MR11 12V(20W)というハロゲンランプが切れていた。

購入から延べ500時間ほど点灯させただろうか。少々短い寿命だが仕方ない。

新しいものを探したが、意外に高価なランプだ。

このツリーは、ランプの交換がやり難い。タッピンネジ4本を外して基部を開け、カラーフィルターをモーター軸から外して、やっとランプへアクセスできる。

ランプ自体も2本のタッピンネジと金具で固定されている。都合、6本のネジと1つのナットを外す必要がある。

しかも、力の入れ具合を誤ると、すぐに壊れてしまいそうな構造だ。できるなら、ランプ交換はしたくない。

そこで、フィラメント切れの心配が無いLEDランプを探すことにした。


MR-11ランプは端子間4mmのGZ4口金で、直径35mmのリフレクター付きスポット電球だ。
長さは端子込みで33mmだった。

白色系のハロゲンランプなので、色温度は4000Kあたりだろうか?

互換性がありそうなLEDランプを探したところ、LS5104Nという温白色(4500K)の製品を見つけた。
GZ4互換なので、交流直流両用の定格12V入力用駆動回路が内蔵されたLEDランプだ。

リフレクター付きMR11ハロゲン20W電球は、全光束160ルーメン程度の明るさがある。

LS5104Nは110ルーメンなので若干暗くなるだろうが、クリスマスツリーの照明用だから我慢しよう。

ただ、サイズφ35x33mmとあるが、長さは端子込みなのだろうか? 商品写真だと本体は長く見えるのだが・・・。


販売店の素早い対応で、LEDランプはもう届いた。

開梱すると、危惧した通りランプが長い。と言うか、33mmってどこのサイズだ? 本体だけで39mmあるぞ(苦笑)。

幸い、カラーフィルターとランプとの間は十分に空いている。

LEDランプの放熱フィンにリング状の部分があるので、アルミワイヤーでランプ押さえ金具と固定した。

光源とカラーフィルターとの距離は詰まったが、LEDなのでハロゲンランプに比べると発熱は少ない。
熱でフィルターが溶けることもないだろう。
距離が詰まった分、少しは明るさを稼げたかも知れない。

消費電力は20Wから1.5Wになった。オーディオアンプ同様に、省エネ化は歓迎すべきことだ。

ツリースカートで廃熱が阻害されるのを心配する必要もなくなった。
以前はハロゲンランプの発熱で基部が温まったが、LED化して熱をほとんど感じない。

ランプ切れの心配もほぼ無くなった。それに、心配していた異常な電波の出力も無さそうだ。

駆動回路が入ったLEDランプは、UHFの発信源になることがある。

自動車のキーレスエントリーの電波を妨害したり、無線LANの利得が減少したりすることがある。

LEDランプLS5104N点灯中の近くで、それら機器の不具合は起こらなかった。

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