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2012.11.11

Android OSの使いこなし方

タブレットPC&デスクトップPC&ラップトップPC

インターネット草創期から、名大の森博嗣先生と九大の山本智矢先生のウェブサイトをよく参考にさせていただいてきた。

森先生は名大を辞し作家へ転身されて、当時のページはネットで見られなくなってしまったが、発信された著作の多くを書籍で読むことができる。

このお二方は、物事をきわめて合理的に分析されていて、考え方にも多くの共通点を見い出せる。しかし、森先生は大のマックフリークで、山本先生はどちらかと言うとアンチ・マックという感じで興味深い。

得意とされる芸術分野が、絵画と音楽の違いによるところもあるのかなと感じた。


さて、アンドロイドタブレットを調べていたら、山本先生のページに行き着いた。

特徴がよく解説されていて、アンドロイドの使いこなしのヒントとなる情報が多かった。

特に興味深かったのは、クラウド・コンピューティングにおける情報同期の手法に関する解説。

iOSがショートメールを利用してわずかなパケットで同期を行い省電力を達成しているのに対し、Android OSはさまざまな端末へ対応するオープンアーキテクチャのためにこの手法をうまく使うことができず、アプリが互いにポーリングを行い、膨大なパケットトラフィックが発生するというもの。

実際、アンドロイド・タブレットを使い始めてタスクマネージャーを観察すると、ユーザーが起動していないのに立ち上がっているアプリが目立つ。

わが家で使っている端末はシングルコアCPUの製品なため、タスクが多いとアクティブなアプリケーションの処理速度が目に見えて低下する。

対策は単純で、使わないアプリはアンインストールする。

たまにしか使わないアプリは、バックアップをとっておき、やはりアンインストールする。
そして、必要な時だけインストールして実行する。

もちろん、ライブ壁紙は使わないし、ウィンドウならびにトランジションアニメスケールはオフにしている。

この程度の対策で、ICSが正式に適用されている中華タブならサクサク動くようになる。

さらにわが家のアンドロイドタブレットでは、Adawayというアプリの実行でより軽快に動作した。


気の利いたアプリも必要なければインストールしない。

ジョークアプリも使わない。

まったく遊び心がない実用一点張りなアプリの構成にすると、最新モデルでなくともそれなりにストレスなく使えるようになるようだ。


それにしても、不要なアプリを一切なくして軽くしたICSにWinamp Pro載せて、USB2 to Fast Ethernet Adapterでサーバー上のFLACファイルをMOMO9加強版で聴くと、結構良い音で楽しめるのに吃驚する。

ヘッドフォン出力を安いヘッドフォンアンプ通して、1976年製のVICTOR HP-D50で聴いてるのだけど、ジャズのライブとかちょっとにやけてきてしまいます。

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2012.11.10

AndroidタブレットでPCオーディオ

アンドロイドタブレットとUSB2toLANホームサーバーにFLAC形式でサウンドライブラリを作り、アンドロイドタブレットで聴いている。

アンドロイドタブレットは中華パッドのひとつ、PLOYER MOMO9加強版。

今時シングルコアは非力かも知れないが、メーカー正式でICS(Android 4.0.3ならびに4.0.4)をリリースしているおかげで、意外にも目立った不具合が無いタブレットPCに仕上がっている。

プレーヤーアプリは、Winamp Pro。

DLNAをサポートしないため、ネットワークドライブはCifsManagerでマウントしている。

ネットワークドライブ上のライブラリは、フォルダ名とファイル名しか扱えず、残念ながらタグで管理することができない。ジャケットアートは、同一フォルダ内にある"Folder.jpg"ファイルを表示できるようになっている。

なお、ローカルドライブ内のサウンドライブラリなら、タグ情報でファイリングできる。

イコライザーは使っていない。


わが家にある2台のMOMO9加強版は、どちらもヘッドフォン出力やHDMIの音声出力の品質がとても良いようで、残留ノイズは感じられない。

最大ボリュームにしてもホワイトノイズなど皆無。

ただし、画面スリープに入る時やスリープが解除されるときに、音声出力が揺らぐ時がある。


HDMI出力は、ソニーのブラビアX1000に繋いで聴いている。

MOMO9の音量を最大にして、X1000のボリュームで音量を調整することが多い。

X1000の音量表示は最大100。MOMO9を繋いで、音量16程度がBGMにちょうどよい。


MOMO9とホームサーバーとの接続には無線LANを使っていたが、無線LANが2.4GHz帯域のためホームテレフォンや電子レンジの影響を受けるので、音楽を聴くときは写真のUSB2toLAN変換ケーブルを使うことが多くなった。


ヘッドフォンアンプ“BEHRINGER HA400”バッテリー駆動ヘッドフォンで音楽を聴くときは、ヘッドフォンアンプの“BEHRINGER HA400”を使うことが多い。

ACコードの煩わしさを回避するため、9V2A出力の6600mAhエネループモバイルバッテリーで駆動している。

“BEHRINGER HA400”もバッテリー駆動させると、このヘッドフォンアンプでよく指摘される残留ノイズはほとんど気にならなくなる。

MOMO9に直接ヘッドフォンを挿しても、なかなか良い音で聴くことができる。
しかし、自分がよく使う方のMOMO9は、スピーカーを切るためにヘッドフォンジャック内に付いているトグルスイッチの接触が悪いため、ヘッドフォンプラグの挿し方が変わるとスピーカーから音が出てしまう。その都度、家族に音漏れを指摘される。

ヘッドフォンアンプを使うと、MOMO9とヘッドフォンアンプ間は動かすことが無いため、MOMO9のヘッドフォンジャックの接触状態が変わらず、音漏れが起こりにくくなる。


さて、アンドロイドタブレットを使うことで、手軽にPCオーディオが楽しめるようになった。

こうなると、USB-DACなども試したくなる。

Jelly Bean (Android 4.1) は、USBオーディオに対応することになっていた。

そのため、PloyerからMOMO9用にJelly Beanがリリースされることを心待ちにしているが、Jelly Beanを搭載しているGoogle Nexus7はUSBオーディオをサポートしていないらしい。

アンドロイドのUSBオーディオは、端末メーカーが独自に実装しないと使えないのは、Jelly Beanになっても変わらないのかも知れない。

そこで、HDMI出力からデジタルオーディオを分離して、DAC内蔵のデジタルアンプを検討するのはどうだろうか。

なにぶん、予算も機器を展開するスペースも多くは用意できない。それに、ブラビアX1000で聴くよりは、良い音になってくれないと困る。

HDMIから音声を分離して、同軸コアキシャルと光端子で出力できる機器は見つけることができた。

スピーカーは手持ちの同軸2ウェイを鳴らしてみたい。あとは、デジタルアンプか。いろいろと夢想するのも楽しいね。

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2012.11.09

音楽CDリッピング

外付けSCSI機器

アンドロイド・タブレットで音楽を聴くようになって、手持ちの音楽CDをFLAC形式ファイルへ少しずつ変換している。


MP3形式では、音楽ライブラリをホームサーバー上に作ってあった。
テレビのDLNA機能で直接サーバーへアクセスして聴いていたほか、ポータブルなMP3プレーヤーで使ったり、CD-Rに落としてカーステレオで聴いたりしている。

WINAMP PROがギャップレス(シームレス)再生できることを知って、アンドロイド・タブレットで音楽を聴くことが多くなった。
ヘッドフォン端子からの出力を聴くにはMP3音源でも良かったのだが、HDMI出力をテレビのデジタルアンプへ繋いだら、刺々しい音になってしまった。

試しにFLAC形式の音楽ファイルをデジタル接続で聴いてみると、今度は素晴らしい音がした。


最近、ホームサーバーの容量をアップした。
MP3ライブラリ化していないCDも結構あるし、手持ちの音楽CDをすべてFLAC形式でデータライブラリ化する良い機会かもしれない。

ミュージックプレーヤー用のファイルは、アプリを使ってFLACからMP3などへ簡単に変換できるから、MP3のライブラリは不要になるだろう。


音楽CDのFLACファイル化は、ソニーが無償提供している“Media Go”というアプリを使うことにした。
音楽CDはソニーとフィリップスとが開発したものだから、ソニーが提供するアプリなら最も信頼できるだろうと勝手に思っている。
さっそくノートPCをつかってリッピング作業を始めてみた。

ところが、あるCDでファイルにノイズが乗る。
ノートPCを換えても、ノイズは消えないのだが、何故か全体に解像度が上がったような感じがする。

そう言えば、以前、「リッピングに使用するCD-ROMドライブによって、音質に違いがでる」という記事を見た覚えがある。

リッピングはデジタルデータで記録されているCDから、そのままデータを読み込むことだと考えていたので、その過程に音が変わる要素など無いと思っていた。

ところが、音楽CDは収録した音が正確に再生できれば良いメディアだ。
曲をランダムに再生することはあっても、曲を構成するデータ内をランダムに繋ぎ換えて再生するということは考えられていない。
そのため、音を決めるデータ個々にアドレス情報は与えられず、曲のデータは頭からシーケンシャルに読み取られることで再生される。

音楽再生と同じように、リッピングも曲の頭からシーケンシャルに読み取られてデータ化される。

そのため、何らかの理由でリッピングの最中に処理が間に合わなくなった場合、途切れた箇所を正確に特定するは難しい。
リッピングの再開の手法としては、曲の頭からリッピングし直すか、リッピングしたデータとCD上のデータを比較して途切れた場所を特定するという方法しか無いだろう。

ところが、そのようなリトライをしているように思えない。

結局、CDドライブ側に音楽CDからのリッピング対応モードというものが設けられ、音楽CDのリッピングでは、読み込み速度を落として処理遅延が起こることが無いようにしている。

更に、エラー訂正が生じると、ドライブ間でデータの不整合が生じる可能性もあるらしい。

結局、音楽CDのリッピングに適したドライブや、積極的にCDリッピング用途を開発テーマに謳ったドライブも存在したとの事だった。


写真は、外部SCSIケースに収められた2000年製のPanasonic LF-D201JDと1999年製のYAMAHA CRW6416S。
リッピングしたデータを聴き比べたところ、 CRW6416Sで読み込んだものが一番良かった。

実は200枚ほど、ノートPCの内蔵ドライブで既にFLACデータ化が終わっている。
やれやれだ・・・。

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2012.11.08

母親似

粘土造形

去年は習字、今年は粘土造形で県展に入賞した長女の作品。ちょっと腕が甘い…。

長男の絵も飾られていました。次女も一昨年、絵が出品されていたので、子供たちは皆、母親似なんだろね。

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2012.11.07

Hi-uni(ハイユニ)

Hi-uni(ハイユニ)

長男が、「(担任の)先生から誕生日には早いけどプレゼントをもらった」と、ランドセルを投げだしながら、うれしそうに三本の海老茶の鉛筆を差し出した。

10Bのハイユニ。

書き取り用にと、彼の先生が生徒にプレゼントしてくださったようだ。

入学時にも一本くださって、ちびても鉛筆ホルダーで使っている。

次女もお世話になった先生で、学校で作った図画なども、作品ケースを用意して各々の生徒毎まとめ、年度末に子供たちに託してくださった。


ハイユニは、言わずと知れた高級鉛筆。長男が使うのは、すこしもったいない気もする。

この鉛筆を見ると、いろいろなエピソードを思い出す。

小さい頃、とても欲しかったユニボール。そして、新井素子さんのエッセイとか。

ハイユニは、文章書きのプロしか使っちゃいけない、そんな憧れの鉛筆。とエッセイにあった。

その滑らかで極上な書き味に吃驚する幼い頃の素子さんへ、彼女のお母様がそう諭した特別な鉛筆という一節。

ドリフの首チョンパも思い出すのだけど、それは三菱鉛筆ハイユニのライバル、トンボ鉛筆のMONOの景品。

ユニボール消しゴムが、ハイユニの景品でした。ボウリングの球をモチーフにした、直径5センチほどの丸い消しゴム。
指を入れる穴にあたるところには、ハイユニを挿すことができます。意味は無いけど。
水色と黄色に赤があったような。ハイユニを使える身分じゃなかったので、ユニボールを持っている子がうらやましかったな。

長男くん、しっかり良い字を書きましょうね。

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2012.11.06

カフェ・狐(ko)+あわいろ菓子工房 ときどき山羊印スパイスのカレー屋さん

JR飯田駅裏「山羊印カフェ」のネパールカレー、山羊印スパイスの直営カフェ

JR飯田駅の東側にある公園は、いわゆる駅裏。

そこに、伝説のパン屋さんがあった。

「かみかみ堂」という天然酵母のパン屋さん。

勘と経験だけで発酵は管理され、誰にもまねできない行程の元にできあがる至宝のパン。だったらしい。

残念ながら、常連さんたちに惜しまれつつ昨年閉店。

その「かみかみ堂」の跡に、先月からブック・カフェがオープンしました。

ちょっと不定期休が多い、きままな営業スタイルらしい。でも、お菓子は美味しいし、なんと言っても居心地が良い。

そして、月曜日だけはネパールカレーの専門店になるのです。

毎週月曜日、長女とふたりで、山羊印カフェのカレーを食べるのが恒例行事となりつつあります。

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2012.11.05

自転車用ライトの取り付けステー破断

破断した自転車ライトの取付ステークロスバイクには、ハブダイナモで給電するタイプのLEDライトをつけている。

使っているのは、宮田製のママチャリ(シティサイクル)に広く採用されている「レーザービーム」という商標のLEDライト。
フロントフォークに溶接された鉄製の専用台座へ取り付けるようにデザインされているもの。

わが家のクロスバイクにランプ台座は無いので、フォークブリッジのフェンダー取付用のボルトを使って、汎用のライトステーを介し、「レザービーム」ライトを取り付けていた。

ライトの全長の長いことが災いしてか、写真のようにライトステーが破断した。

シルバーのものは、初代ライトステー。

黒いのは、今年の夏に交換したばかりのもの。実はライト用ではなく、OGKのフェンダー用ステーなので、完全な加重オーバーに。
パーツ箱の隅に使わずに仕舞ってあったもの。丈夫そうに見えたのでライトステーの代わりにしたが、思った以上に弱かった。

ホームセンター部品で構成したライトステー
ライトステーを購入しようと思っても、近所にはそんな部品を在庫している自転車店がなく、どうしても取り寄せになってしまう。
大した部品でもないが、問屋からの送料を含めると意外に高いパーツだ。それでいて、また破断するとも限らない。

そこで、ホームセンターへ行って適当な部品を探してきた。

見つけたのは、ステンレス製の段違いプレートと、スチールに黒塗装が施されたL字金具。
L字金具にはM6の馬鹿穴に、M5のタップまで切られていた。

段違いプレートは、L字金具との接合部やフォークブリッジに付けた際に、ちょうど段付きの部分が接合箇所のエッジに当たる。
そのおかげで、プレートが傾いたり、L字金具が回らずに位置は定まる。

「レーザービーム」ライトの取り付け台座は左にオフセットしているので、L字プレートを左へオフセットさせて、ライトは中心付近に来るように取り付けることができた。

今までは1つの部品だったものが2つの部品の組み合わせになったわけだが、存外シンプルに見える。

従来と違って、走行時のライトの振動も少ない。

ステー自体の板厚も大きくなっているし、今度はそうそう破断しないものと思う。

ミヤタ・ウルトラレーザービーム3αミヤタ・ウルトラレーザービーム3α


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2012.11.04

アンドロイド・タブレット(ICS : Android 4.0.3)

4か月前に購入したアンドロイド・タブレットは思いのほかに使いやすく、家族皆で使っている。

元々お稽古ごとを撮影したビデオを見返すために買ったので、microSDカードやホームサーバー上の動画鑑賞、そしてゲームアプリに興じ、Youtubeを見るといった使い方を子供たちはしている。

親はウェブのブラウジング、そして電子辞書として使うことが多い。
CD音質のFLAC形式ミュージックデータファイルをギャップレス(シームレス)で再生できることがわかったので、最近は音楽プレーヤーとしてもよく使っている。


端末は、中国国内向けとして販売されている中国メーカー製品(中華タブ)の中でも、ミドルクラスの位置付けの"MOMO9加強版"という製品。それを日本語化したもの。

購入当時は、日本で売れている名の知れたメーカー製に比べて、とても安かった。
しかし、タッチパネルの精度が悪く、アプリの操作はしづらいし、ソフトウェアキーボードも使いにくい。
それでも、アンドロイドOS用の音声入力がよくできているので、長文入力の必要が無ければ、それほど苦にならなくなった。

MOMO9を買ってからたった4か月しか経っていないが、今はGoogleが販売している、アンドロイドのリファレンスマシンとしての位置付けの"Nexus 7" 16GBモデルが19.800円で買える。

さらにAmazonからも、Kindle Fire 8GBモデルが12,800円、Kindle Fire HD 16GBモデルは15.800円でリリースが決定して予約受付中となっている。

アンドロイドのベンチマークモデルと言える端末がこのように低価格でリリースされてしまうと、不具合の認定が曖昧で性能の保障もされない中国ブランドの中華タブ(中華パッド)と呼ばれる製品群を選択するメリットはとても少なくなってしまった。

そもそもアンドロイドOSと、そのアプリケーション群が使いやすくなった訳で、端末性能が高ければその使い勝手はより向上する。

タブレットの購入を検討されている方には、この期に及んで中華タブをお薦めすることはできない。


さて、MOMO9のCPUはシングルコアであり、デュアルコアやクアッドコアのCPUを採用するタブレットが主流となっているタブレット市場では、かなり性能に見劣りがある。

メインメモリも512MBしかなく、主流の1GBの半分でしかない。

当然、全体の動作にもたつきを感じる場面は多い。

しかし、Adawayというアプリのインストールと、不要なアプリの一掃によって、ずいぶんと動作が軽くなった。

あとはWi-Fiの速度アップを講じれば、より快適なタブレット環境が構築できるだろうと思える。

現状の使い勝手の一端をお見せできればと思い、動作させているところを動画にしてみたので、興味がおありの方はご覧ください。

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2012.11.03

ASUS Air チャンネルリスト提供サービス4年で終了?

ASUS Air3台湾のPCメーカーASUS(エイスース)は、AIR(エアー)というインターネットラジオ端末のシリーズを2009年頃からリリースしている。

日本では、iPod Dockも搭載したAir3を、2009年5月に発売した。

ステレオラジカセ形状で、インターネットラジオとDLNA対応のネットワークオーディオ、そしてiPod Dockを搭載している。

外装は樹脂ながらピアノフィニッシュを再現。スイッチ類はブルーLEDで照明され、中央のマルチファンクションダイヤルはヘアライン仕上げのアルミ製キャップで覆うという、凝ったデザイン。

Airを起動すると、ASUSの専用サーバーへアクセスして、ネットラジオ局の最新チャンネルリストへの更新と本体ファームウェアの更新チェックが行われるようになっていた。

ところが、今月になってから最新チャンネルリストどころか、プリセットされているはずのチャンネルリストも表示されなくなった。

どうも、ASUSのAirサーバーにアクセスできなくなったらしい。


マザーボードなどのパーツだけでなく、PCメーカーとして名を馳せるようになったエイスースの製品なので、中身の完成度もそれなりに高いものと思っていたが、この製品は不具合が目立っていた。

インターネットラジオでは、チャンネルリストがプリセットに戻ってしまったり、ユーザープリセットチャンネルも勝手にクリアされることは茶飯事。

DLNAは、フォルダ指定以外使い物にならなかった。
アーティスト別やアルバム別リストが表示されても、リスト内にピックアップされるのは関係ないファイルばかりだ。
同じサーバーを使うSONY BRAVIA X1000のDLNAクライアントでは問題ないので、Air3側の問題なのだろう。


スイッチ一つでインターネットラジオをすぐ聴けるのはとても便利なので、当方ではミニキッチンに置いて使っている。

飲み物を作ったりするちょっとした時間に、Air3のスイッチを入れる。

プリセットチャンネルが度々クリアされる現象には辟易しても、最近はJ-POP系のAnimeNfoかNHK-FMしか聴かないので、その都度プリセットし直して使ってきた。

そんな使い方なので、ラジオチャンネルリストが無くなっても、それほどの影響はない。

そうは言っても、ASUSがサーバーを停止してチャンネルリストの提供サービスを止めたのだとしたら残念だなことだ。

海外ではそれなりに売れたシリーズらしいから、不便になっている方もそれなりにいらっしゃるのではなかろうか?





-2011年11月7日 追記-

ASUSのインターネットラジオAIRのチャンネルリストが復活しました。

ASUS AIR3ASUS AIR3

今月一日からサーバーへ接続できないと思われる状態が続いていましたが、チャンネルリストの提供サービスはまだ続くようです。

先月は更新されていなかったチャンネルリストも、比較的すぐに更新リストが表示されました。
このまま安定すればいいですね。



-2011年11月15日 追記-

「サマルカンド年代記」を聴こうとリモコンで起動したら、引っ掛かったような動き。そして、お気に入りに登録したチャンネルがまた文字化けして、受信もできなくなった。

チャンネルリストを確認すると、表示はされるものの更新されていなかった。

結局、直っていないな。月初めのサービス停止はサーバーのメンテナンスだと思ったのだけど、改善されていないじゃん。

面倒だけど、NHK-FMのチャンネルを手動登録しなおして、7分遅れで「サマルカンド年代記」を聴いた。

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2012.11.02

フライバー ポゴスティック

誕生日にホッピングとのリクエストを受け、フライバーのポゴスティックをプレゼントした。

数年前にもホッピングを買おうとしたことがあって、その時に米国フライバーマスターポゴスティックを知った。

フライバーの代理店が変わったそうで、マスター・ポゴ・スティックはまだ取り扱いを開始していないため、先行販売中のウッド・レトロ・ポゴにした。

ウッド・レトロ・ポゴは、1918年にアメリカでヒットしたポゴスティックの復刻品。

木製フレームに金属パーツは金色メッキ。復刻を記念する真鍮プレートがプレミアムな感じ。
次女はとても気に入ったようだ。

すぐに上手に乗るようになった。

ハンドルも木製なため、グローブをしないとマメができる。

また、人によってはフレームを無意識に強く股で挟んでしまい、フレームの幅が広いためか内股に青タンを作ってしまうようだ。

それでも、ついつい時間を忘れて遊んでしまう。

安全のため、ヘルメットなどの防具を使いましょう。

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2012.11.01

アンドロイドタブレット用リモコン

アンドロイドタブレットの"Ployer MOMO9 加強版"をオーディオセンターユニットにして、ネットワークドライブ上に構築したFLAC形式の音楽ファイルライブラリを再生している。

液晶テレビのSONY BRAVIA X1000とHDMIで接続して、これをアンプ&スピーカー代わりにすることが多い。
テレビ画面は、省電力機能で消して使っている。DLNAによる音楽再生機能があるので、ディスプレイを独立してオフできる機能がある。

さて、この使い方だとタブレットを手元操作できない。
アンドロイドでもAirPlayに対応するアプリはあるが、FLACのギャップレス再生までには対応していないので使えない。

そこで、MOMO9のUSBホスト機能を利用して、コードレスキーボードをリモコン代わりにしてみた。

使用したコードレスキーボードは、LOGICOOL diNovo Mini DN-500

キーボードとポインティングデバイスがMOMO9と同程度の大きさにまとまった、コンパクトな製品だ。
キーボードとしての使い勝手はイマイチだが、スピーカーの音量操作やメディアプレーヤーの操作用ダイレクトボタンが付いている。
これらメディアコントロールボタンがアンドロイドでも使えるなら、その筐体サイズといい、リモコンとして普段使いできるだろう。

DN-500は無線通信にブルートゥースを利用しているが、専用のUSBドングルを使う場合はPC側からUSBヒューマンインターフェースデバイスとして見えるようになっていて、OSのブルートゥースサポートは必要ない。

そのため、Androidのバージョンは、Ployer公式のICS 4.0.3で使用できる。

いい感じに使えるのだが、今のところUSB-有線LANコンバーターとの排他なのが悩みどころ。

ホームサーバーへの接続にWiFiを使用すると、デジタルコードレス電話と干渉する。電話は問題ないが、WiFiの方は接続が途切れて、タブレットで動画や音楽再生をしていると途切れ途切れになってしまう。そこで、USB-有線LANを使うようにした。
USBハブという手もありそうだが、miniBのメス>標準オス変換する必要があって、変換プラグの入手が難しそうだ。

MOMO9はIEEE 802.11nに対応しているようなので、無線LAN APIを更新した方が安くて効果的だろう。

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