アンドロイド・タブレット(ICS : Android 4.0.3)
4か月前に購入したアンドロイド・タブレットは思いのほかに使いやすく、家族皆で使っている。
元々お稽古ごとを撮影したビデオを見返すために買ったので、microSDカードやホームサーバー上の動画鑑賞、そしてゲームアプリに興じ、Youtubeを見るといった使い方を子供たちはしている。
親はウェブのブラウジング、そして電子辞書として使うことが多い。
CD音質のFLAC形式ミュージックデータファイルをギャップレス(シームレス)で再生できることがわかったので、最近は音楽プレーヤーとしてもよく使っている。
端末は、中国国内向けとして販売されている中国メーカー製品(中華タブ)の中でも、ミドルクラスの位置付けの"MOMO9加強版"という製品。それを日本語化したもの。
購入当時は、日本で売れている名の知れたメーカー製に比べて、とても安かった。
しかし、タッチパネルの精度が悪く、アプリの操作はしづらいし、ソフトウェアキーボードも使いにくい。
それでも、アンドロイドOS用の音声入力がよくできているので、長文入力の必要が無ければ、それほど苦にならなくなった。
MOMO9を買ってからたった4か月しか経っていないが、今はGoogleが販売している、アンドロイドのリファレンスマシンとしての位置付けの"Nexus 7" 16GBモデルが19.800円で買える。
さらにAmazonからも、Kindle Fire 8GBモデルが12,800円、Kindle Fire HD 16GBモデルは15.800円でリリースが決定して予約受付中となっている。
アンドロイドのベンチマークモデルと言える端末がこのように低価格でリリースされてしまうと、不具合の認定が曖昧で性能の保障もされない中国ブランドの中華タブ(中華パッド)と呼ばれる製品群を選択するメリットはとても少なくなってしまった。
そもそもアンドロイドOSと、そのアプリケーション群が使いやすくなった訳で、端末性能が高ければその使い勝手はより向上する。
タブレットの購入を検討されている方には、この期に及んで中華タブをお薦めすることはできない。
さて、MOMO9のCPUはシングルコアであり、デュアルコアやクアッドコアのCPUを採用するタブレットが主流となっているタブレット市場では、かなり性能に見劣りがある。
メインメモリも512MBしかなく、主流の1GBの半分でしかない。
当然、全体の動作にもたつきを感じる場面は多い。
しかし、Adawayというアプリのインストールと、不要なアプリの一掃によって、ずいぶんと動作が軽くなった。
あとはWi-Fiの速度アップを講じれば、より快適なタブレット環境が構築できるだろうと思える。
現状の使い勝手の一端をお見せできればと思い、動作させているところを動画にしてみたので、興味がおありの方はご覧ください。
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