« 音楽CDリッピング | トップページ | Android OSの使いこなし方 »

2012.11.10

AndroidタブレットでPCオーディオ

アンドロイドタブレットとUSB2toLANホームサーバーにFLAC形式でサウンドライブラリを作り、アンドロイドタブレットで聴いている。

アンドロイドタブレットは中華パッドのひとつ、PLOYER MOMO9加強版。

今時シングルコアは非力かも知れないが、メーカー正式でICS(Android 4.0.3ならびに4.0.4)をリリースしているおかげで、意外にも目立った不具合が無いタブレットPCに仕上がっている。

プレーヤーアプリは、Winamp Pro。

DLNAをサポートしないため、ネットワークドライブはCifsManagerでマウントしている。

ネットワークドライブ上のライブラリは、フォルダ名とファイル名しか扱えず、残念ながらタグで管理することができない。ジャケットアートは、同一フォルダ内にある"Folder.jpg"ファイルを表示できるようになっている。

なお、ローカルドライブ内のサウンドライブラリなら、タグ情報でファイリングできる。

イコライザーは使っていない。


わが家にある2台のMOMO9加強版は、どちらもヘッドフォン出力やHDMIの音声出力の品質がとても良いようで、残留ノイズは感じられない。

最大ボリュームにしてもホワイトノイズなど皆無。

ただし、画面スリープに入る時やスリープが解除されるときに、音声出力が揺らぐ時がある。


HDMI出力は、ソニーのブラビアX1000に繋いで聴いている。

MOMO9の音量を最大にして、X1000のボリュームで音量を調整することが多い。

X1000の音量表示は最大100。MOMO9を繋いで、音量16程度がBGMにちょうどよい。


MOMO9とホームサーバーとの接続には無線LANを使っていたが、無線LANが2.4GHz帯域のためホームテレフォンや電子レンジの影響を受けるので、音楽を聴くときは写真のUSB2toLAN変換ケーブルを使うことが多くなった。


ヘッドフォンアンプ“BEHRINGER HA400”バッテリー駆動ヘッドフォンで音楽を聴くときは、ヘッドフォンアンプの“BEHRINGER HA400”を使うことが多い。

ACコードの煩わしさを回避するため、9V2A出力の6600mAhエネループモバイルバッテリーで駆動している。

“BEHRINGER HA400”もバッテリー駆動させると、このヘッドフォンアンプでよく指摘される残留ノイズはほとんど気にならなくなる。

MOMO9に直接ヘッドフォンを挿しても、なかなか良い音で聴くことができる。
しかし、自分がよく使う方のMOMO9は、スピーカーを切るためにヘッドフォンジャック内に付いているトグルスイッチの接触が悪いため、ヘッドフォンプラグの挿し方が変わるとスピーカーから音が出てしまう。その都度、家族に音漏れを指摘される。

ヘッドフォンアンプを使うと、MOMO9とヘッドフォンアンプ間は動かすことが無いため、MOMO9のヘッドフォンジャックの接触状態が変わらず、音漏れが起こりにくくなる。


さて、アンドロイドタブレットを使うことで、手軽にPCオーディオが楽しめるようになった。

こうなると、USB-DACなども試したくなる。

Jelly Bean (Android 4.1) は、USBオーディオに対応することになっていた。

そのため、PloyerからMOMO9用にJelly Beanがリリースされることを心待ちにしているが、Jelly Beanを搭載しているGoogle Nexus7はUSBオーディオをサポートしていないらしい。

アンドロイドのUSBオーディオは、端末メーカーが独自に実装しないと使えないのは、Jelly Beanになっても変わらないのかも知れない。

そこで、HDMI出力からデジタルオーディオを分離して、DAC内蔵のデジタルアンプを検討するのはどうだろうか。

なにぶん、予算も機器を展開するスペースも多くは用意できない。それに、ブラビアX1000で聴くよりは、良い音になってくれないと困る。

HDMIから音声を分離して、同軸コアキシャルと光端子で出力できる機器は見つけることができた。

スピーカーは手持ちの同軸2ウェイを鳴らしてみたい。あとは、デジタルアンプか。いろいろと夢想するのも楽しいね。

|

« 音楽CDリッピング | トップページ | Android OSの使いこなし方 »

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: AndroidタブレットでPCオーディオ:

« 音楽CDリッピング | トップページ | Android OSの使いこなし方 »