ロードバイク用の安価なリアキャリア(ラック、荷台)
![]() |
リアホイールのクイックリリースシャフトでキャリアの重量を支え、リアキャリパーブレーキの取り付けシャフトに専用の台座を共締めして、その台座へシートステーのサポートを接続する構造となっている。
キャリアはステンレスパイプ製との謳いで、重量も465gと、かなり軽量。
専用のクイックリリースシャフト(135mm)も付属して、700cを採用する金属製ロードエンドもしく金属製ドロップエンドのロードバイクなら、ほとんど取り付けできるそうだ。
今回はトレック バックラック・ライトウェイトと同じコンセプトの、axiom STREAMLINER ROAD DLXを試してみた。
パイプ径10.2mmと、やや太めのアルミ製キャリアで、キャリアの重量は実測515g、キャリパーブレーキマウントに共締めするステンレス製取り付け金具が45g。
クイックリリースシャフトは付属しない。
![]() | ![]() |
細身のラックは、後ろから見るとロードにとても似合っていて恰好が良い。
早速、カレラ・ロールへ取り付けてみた。
この自転車には、STURMEY ARCHER S3X FIXED GEAR HUBがインストールされているため、クイックリリースシャフトが無い。
10mm径アクセルシャフトに合わせ、取り付け穴をドリルと棒ヤスリで拡大して取り付けている。
Tubus Flyを取り付けた時の写真と並べてみた。
パイプ径が太く、フレームワークも複雑なためか、axiom STREAMLINER ROAD DLXは意外に大仰だ。
リア-センターが短いロードバイクのデザインに合わせて、キャリアが後ろへオフセットされて取り付けられるようになっている。
これは、キャリアに掛けたパニア・バッグに、踵(かかと)が当たらないようにする工夫。
たしかに、TUBUS FLYを取り付けた時よりも、バッグが後ろへオフセットされて、踵が当たりにくくなっている。
しかし、横から見たaxiom STREAMLINER ROAD DLXは、どうにも不格好に見える。
パイプ径が太めなのに、艶消しブラックというカラーが悪いのかも知れない。シルバーを選ぶべきだったのかも。
そもそも、リアエンドから伸びるステーの形状がいまいち。キャリパーブレーキマウントに共締めする金具も、かなり大雑把なデザインだ。
取り付け方法を工夫して、リアビュー同様に、横から見てもスマートになるよう試行錯誤してみよう。
| 固定リンク