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2012.05.31

ブレイクダンス用品

スピンキャップとリストサポーター次女がヒップホップダンスをはじめて、そろそろ2年になる。

はじめは楽しくやっていたが、レベルアップしたくなったようで教室を変えた。

小中学生の間では、空前のダンスブームなのだそうだ。

信じられないことに、ヒップホップダンスが体育の学習指導要領に加わっている。その前にリズム&ステップを音楽に加えるべきで、さらに言えば、学校で教えるダンスなら、日本舞踊をまず教えるべきだろうと思う。

さて、ブームを反映してか、この田舎町でもストリートダンスのスタジオは、自分が知っているだけで7つもある。

今、次女が行っているスタジオ・フェイスは、ブレイクダンスの世界大会で日本人が初めて出場して優勝するという伝説を打ち立てたチームのリーダー、宮田健男さんのダンススタジオ。その快挙により、欧米と日本のストリートダンスシーンの交流がはじまり今にいたっているのだそうだ。

次女は、SMAPの北京公演にも出演していたYOSHINORI先生にヒップホップ、先日やっとKAT-TUNの全国ライブツアーが終了してレッスンに戻ってきたREI先生にスタイルヒップホップを教わっている。
昨年後半からは、宮田先生とYUSUKE先生、ザッツ先生にブレーキンも教わりだした。


さて、ストリートダンスのレッスンを受け始めて困ったのは、どんな服装が適当かという点。

現在のトップスは適当なTシャツ、ボトムスは「子供服のよしんちゃ」というネットショップでバスケットパンツやサルエルパンツを通販して使っているようだ。

シューズはVISION STREET WEARのダンス用が当地でも安売り店で買える。

BREAKIN’はリフトなど酷使する右手首を守るため、リストサポーターは必須と言われて、McDavid スポーティ ニット・リスト1のMサイズを使っている。

頭部の保護は普通のニットキャップを使っていたが、倒立練習するようになってスピンキャップをネットで見つけて購入した。

SWONE SPIN KINT CAPはワンサイズだが、小4の女の子でも問題ない大きさ。
黒色を選んだので、プロテクターが目立たない。白のニットを選ぼうなら、おにぎり以外のなにものでもないデザインとなる。

それにしても、次女は毎日よく練習している。当面の目標は選抜クラスに入ることらしいが、中学生になったら今のようにはダンスに時間を取れないとお姉ちゃんを見てわかっているらしい。

今はシンプルだが、選抜クラスに合格した後の目標をどう定めるかが課題だろう。

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2012.05.30

DC9V音楽用バッテリー「エネループKBC-9VS」

如意設計工房さんのポータブル赤道儀 Higlasi-1A用に9V出力のEneloop Music Booster DC9V KBC-9VSを入手した。

エフェクターなどの楽器電源としてリリースされているものだが、三洋電機がパナソニックへ吸収合併されたためか製造は終了して流通在庫のみのようだ。

DC9V出力が2端子、6600mAの容量ながら、この手のバッテリーとしては実売価格が安い。
しかし、単三型エネループ6本と電池ボックスの価格と比べると、専用充電器やポーチ付きとはいえ割高だ。

出力端子は外径5.5mm、内径2.1mmのジャックだが、中央がマイナスで外周がプラス極となっている。

付属ケーブルもφ5.5mm、内径2.1mmの両端プラグが2本。そして、中央プラス、外周マイナス極へ変換するケーブルが1本付属する。

Higlasi-1AのDC入力ジャックは中央がプラス、外周はマイナス極で、形状もEIAJ#3準拠の外形4.75mm、内径1.7mmらしく、KBC-9VS付属のケーブルでは利用できないので専用ケーブルをあつらえた。


ついでにBEHRINGERのヘッドフォンアンプHA400でも利用できるように、外径5.5mm、内径2.1mmのプラグと外径5.5mm、内径2.5mmのプラグをリバース接続したケーブルも作ってみた。

BEHRINGERのHA400はDC12V仕様だが、実用できている。

娘たちが大きくなってきて、それぞれ読書をしたり宿題をしていたり、ゲームをしたりと、揃って映画を観たりすることもなくなってきたので、テレビを使う人用にBEHRINGER HA400を使うようになった。

電源を取るのが面倒だったが、バッテリー駆動できるようになって使い勝手は向上した。
BEHRINGER HA400自体を電池式に改造するのが一番だが、KBC-9VSの普段使いとしては最適だろう。


Higlasi-1Aでは、5時間程度の連続使用が可能だと思われる。
今後フィールドテストして、実際の利用可能時間を確認してみたい。

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2012.05.20

自転車用ヘッドライト新調

HL-EL510とHL-EL540RCキャットアイのHL-EL510を使ってきたが、遠くを照らせず山中で苦労するので、より明るいライトを物色した。

キャットアイのECONOM Force HL-EL540とDosun バイクランプ A2とで迷ったが、価格差も大きいし、手持ちの取り付けバンドを共用できるHL-EL540にした。

ちなみに、2.2Ahの単三型ニッケル水素蓄電池4本と専用充電器が付属するHL-EL540RCとHL-EL540との差額が千円ほどだったので、充電池付きを購入。

その電池がロシアのGP Batteriesの中国製だったのには、少々がっかりする。
エレコムダイレクトで1.9Ahの単三型ニッケル水素蓄電池2本パックがアウトレット販売されていて、189円だったので4セット購入したが、これも中国製だった。フル充電しても、同じ容量のエネループの七割ほどの時間しか定格電圧維持できなかった。アウトレットというよりも、価格相応だった次第。

ボタン電池は百円ショップで買うことが多い。しかし、日本メーカーのブランドが付いていないと中国製は買わない。

HL-EL540RC付属のものは、ロシアブランドとはいえバッテリーメーカーの製品なので、少しは安心か。


さて、木曜日の夜に星の写真を撮りに風越山山腹の運動公園まで自転車で行った。

途中から街灯は無くなり、完全な山道になる。

早速、HL-EL540RCを利用した。
評判通りの明るさだ。しかし、光が中央に集まりすぎて、曲がりくねった山道だと却って怖い。
強い照明の影は、明暗の差が大きすぎてまったく見えなくなるのだ。

無灯火HL-EL510HL-EL540RCHL-EL540 + HL-EL510

HL-EL510のレンズはフレネルレンズ風で、明暗の縞はでるものの照らす範囲が広い。

HL-EL540の光量は写真の様に圧倒的だが、周囲へ広がっている光は弱いため、中央部とのコントラストの差が大きすぎて周囲は見えづらい。

HL-EL510の配光で、より明るいLEDを採用したモデルであった方が、目的に適っていたと思われる。

ある程度先を照らすのはHL-EL540、そこへ手前周辺を照らすライトを追加しないと、真っ暗な山道の下り坂には対応できそうもない。

HL-E510にHL-E530を追加して併用する方が良かったのかも知れません。

とりあえず、夜の山道では、HL-EL540とHL-E510を併用することにしたい。

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2012.05.19

日清食品タイの 「カップヌードル トムヤムクン」

1998年の日記で触れた『日清食品タイの 「カップヌードル トムヤムクン」』が、今シーズン日本のスーパーマーケットでも販売されています。

パッケージの表記は日本向けにローカライズされていますが、カップのデザインから香辛料の小袋、麺とスープも当時とほとんど変わっていないと思います。

もちろん、日清食品タイ製です。

今までも、たまに日本の日清食品が、夏季限定商品としてトムヤムクン味のカップヌードルをリリースしていました。
しかし、日清食品タイのものには遠く及ばなかった。その都度、がっかりしたものです。

何年か前に、日本向けのシールを貼って日清食品タイの「カップヌードル トムヤムクン」が販売されたこともありました。しかし、その年限りでした。

今年は、パッケージの紙の部分を、日本向けへ完全にローカライズしています。継続商品になると嬉しいのですが、どうでしょうか。

とりあえず、36個入り1ケース買い込みました。存分に楽しむぞ~(笑)。

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2012.05.18

ADSLモデム導入に伴うアナログ回線ノイズ対策

ADSL 固定電話回線 ノイズ対策グッズYahoo BB ADSL Trio3-G Plusを導入したところ、信号線を共用する固定電話回線に「ザー」というノイズが常時のるようになって、通話に支障がでた。

原因は、当方で電話線を複数分配して使っているためで、ソフトバンクとしては、電話線に対して一対一でADSLモデムを接続し、電話機はADSLモデムの電話ポート経由で接続して欲しいとのことだった。

現状、同じ電話回線を4つに分けて、それぞれに電話機、FAX専用機、電話機能内蔵FAX、そして件のADSLモデムを繋いでいる。

それぞれの機器のある場所はフロアが異なっており、電話回線の分岐がどこにあるかもわからない。
分岐した電話線より上流にADSLモデムを設置することは、ほぼ不可能だ。

状況をサポートへ説明したが、ADSL回線の最適化調整は可能だが、アナログ回線の品質改善は対応の仕様が無く、電話のノイズが我慢できないようであれば、ADSLの利用をあきらめてもらうしか無いというものだった。

ノイズフィルターのようなものをADSLモデムへ付加できないかとも思ったが、対応できる仕様ではないとの返事だ。
仕方が無いので、適当な対策が無いかネット検索してみた。

すると、ADSLモデムの直前に、アナログ信号とADSL信号とを分離する、「ラインセパレータ」を付加するのが効果的との情報を得た。


Yahoo BB ADSL Trio3-G Plusはラインスプリッタ内蔵型で、電話線入力前にラインセパレータを入れるとアナログ回線のノイズを低減できる可能性がある。

そういった目的のための製品として、エレコムよりLD-ADSLIPSR2ラインセパレータがリリースされていることも分かった。

ところが、エレコムの商品説明によると、ラインセパレータをADSLモデムに付加しただけでは不十分とのことだった。

アナログ機器にもそれぞれ、ラインセパレータとスプリッタを挿入しないと、効果が期待できないそうだ。


改めて調べたところ、アナログ機器用として「電話線用スプリッタ内蔵プライバシーアダプタ(先取り優先アダプタ MJ-ADSLSYST)」という製品名で、ラインセパレータとスプリッタが一体となった電話専用の製品を見つけた。

そんな訳で、写真の様に必要な機器が揃ったので、すべて接続した。


エレコムの説明の通り、ラインセパレータをADSLモデムに付加しただけでは、電話ノイズはほとんど低減しなかった。

ところが、ADSLモデム用のラインセパレータに加え、すべてのアナログ機器にMJ-ADSLSYSTを取り付けたところ、電話のノイズはぴたりと収まった。

ちなみに、MJ-ADSLSYSTが付いていないアナログ機器が1台でもあると、ノイズは消えない。


なお、エレコムのダイレクトショップでは、LD-ADSLIPSR2、MJ-ADSLSYST共に105円でアウトレット販売している。
電話線にこれら機器を付加するため必要となったモジュラーコネクタ付きの電話線も、百円ショップで揃えた。

電話機が2芯線のモデルだったため、モジュラージャックへの変換も必要だったが、幸いにNTTの変換パーツが手元にあった。

意外と安価でお手軽に、ADSL導入にともなう電話のノイズ対策が完了した。


ノイズ対策後、念のためソフトバンクのサポートから我が家のADSL回線の状態を確認していただいたが、特に問題なく安定して速度も十分出ている通信状態とのことだった。

回線状態が変わったため、通信の最適化をソフトバンク側でもやり直してくれるとのこと。

ノイズ対策はやっかいな課題だが、意外にすんなり解決して幸いだった。

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2012.05.15

金環日食観察の準備

来週月曜日、5月21日の朝に金環日蝕が当地でも観察できます。

今のところ、天気予報は曇り。うす曇りなら、日食グラスなしに太陽が欠けてゆく様子を見ることができます。

子供たちとみーちゃん氏の分の日食グラスは、すでに用意しました。

今まで見たことがある部分日食とは違い、月の中央部が太陽の中央部に重なる金環日食です。
観察時間も長いので、遮光だけでなく、赤外線の透過も少ない特殊フィルム製のものにしました。

せっかくだから、写真も残したいと思います。
マルミのND100000が比較的安価だったので、デジタル一眼レフのキットレンズに付けて撮影します。

どうせなら自動追尾させて、インターバル機能で連続撮影しようということで、ポータブル赤道儀(ポタ赤)も準備しています。

ポタ赤は、如意設計工房さんのHiglasi-1Aにしました。

当初はVixenポラリエにするつもりでしたが、Higlasi-1Aの方が小型軽量で高精度です。

また、ニコンやキャノンなど電子レリーズコネクターを持つモデル用に、シャッター時間と撮影回数を制御する、いわゆるインターバル撮影機能も提供しています。

しかも、天体望遠鏡にもあまり馴染みがなかった個人の方が、美しい星野写真を見て、同じように撮りたいとの一念で開発をはじめ、量産品にまでこぎつけられたという背景が素敵です。

製品は至極まっとうな構成とデザインに落ち着いていますが、アプローチはとても合理的で洗練されたものでした。
実際に星野写真を趣味にされている方の意見も反映されているので、使い勝手はかなり良いと思います。

さらに奮っているのは、最近流行りの微速度撮影用回転テーブルとしても使用できるように、回転速度の変速設定を無償で指定できることです。
インターバル撮影制御機能と組み合わせて、星空だけでなく、風景などのタイムラプス撮影へ応用可能です。


撮影フィールドまでは、自転車で移動します。機材はより小さく、より軽いにこしたことはありません。

Higlasi-1A用に三脚が必要なため、剛性の割に軽量なカーボン三脚を用意しました。
選択したのは、ハクバ写真産業HG-503MXです。
この三脚は、Velbon Carmagne G5300IIのOEMモデル。脚径25mm、3段の共回り防止機能付きドライカーボンレッグにマグネシウムダイキャストボディという、中型カメラ用三脚です。
ポタ赤での使用では脚を縮めたまま使うため、3段伸縮で十分です。エレベーターパイプが分割式なのも、軽量化に役立ちます。
HG-503MXは、オリジナルモデルに対してウレタンレッグプロテクターが追加され、さらに専用ケースとストーンバッグも付属するお買い得モデル。しかも、流通在庫のみなためか、処分セール並みのプライスになっています。

付属の3ウェイ雲台は使いません。
直接Higlasi-1Aを三脚に固定するつもりでしたが、極軸合わせに微動装置があると便利だろうと、ずいぶん昔に買ったビクセンの微動雲台を介して取り付ける予定です。

Higlasi-1Aは木曜日ごろに到着予定。
使用予定だったSLIKの初代バル自由雲台が、Higlasi-1Aの搭載可能雲台直径をオーバーしているのに気付き相談したところ、真鍮でスペーサー作って同梱してくださることになりました。
こういった心配りも、とてもうれしく、助かります。如意設計工房さん、ありがとうございます。

HG-503MXと微動雲台HG-503MXとAstroscan 2001

待ちきれなくて、手元にある機材を組み合わせてみました。

ビクセンの微動雲台は、バル自由雲台と同じような大きさです。
少しガタが出ていたので、フリクションを固めに調整しなおしました。
アルミダイキャストボディで、ボルトの受けなどもすべて金属製。ノブは樹脂ですが、シャフトの止めネジの受けは金属製のナットが埋め込まれています。
バル自由雲台と同じく、末永く使える作りで、今も変わらず販売されています。

アストロスキャン程度の低倍率望遠鏡用としてなら、HG-503MXは二段伸ばして使っても十分な三脚です。
身長176cmでも、写真の状態で立ったままアイピースを覗くことができました。

とはいえ、今回の日食観察には、望遠鏡や双眼鏡は使いません。
対物レンズの前に、サンフィルターを用意する必要があります。
望遠鏡用のサンフィルターは、アストロソーラー太陽フィルターで自作するのが一番良さそうです。
まだ手配可能なようですので、もう少し考えましょう。6月6日に起こる「金星の太陽面通過」を観察するには、望遠鏡が要りそうですから。


なお、撮影結果は、民宿若松のブログでご紹介する予定です。

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