DC9V音楽用バッテリー「エネループKBC-9VS」
如意設計工房さんのポータブル赤道儀 Higlasi-1A用に9V出力のEneloop Music Booster DC9V KBC-9VSを入手した。
エフェクターなどの楽器電源としてリリースされているものだが、三洋電機がパナソニックへ吸収合併されたためか製造は終了して流通在庫のみのようだ。
DC9V出力が2端子、6600mAの容量ながら、この手のバッテリーとしては実売価格が安い。
しかし、単三型エネループ6本と電池ボックスの価格と比べると、専用充電器やポーチ付きとはいえ割高だ。
出力端子は外径5.5mm、内径2.1mmのジャックだが、中央がマイナスで外周がプラス極となっている。
付属ケーブルもφ5.5mm、内径2.1mmの両端プラグが2本。そして、中央プラス、外周マイナス極へ変換するケーブルが1本付属する。
Higlasi-1AのDC入力ジャックは中央がプラス、外周はマイナス極で、形状もEIAJ#3準拠の外形4.75mm、内径1.7mmらしく、KBC-9VS付属のケーブルでは利用できないので専用ケーブルをあつらえた。
ついでにBEHRINGERのヘッドフォンアンプHA400でも利用できるように、外径5.5mm、内径2.1mmのプラグと外径5.5mm、内径2.5mmのプラグをリバース接続したケーブルも作ってみた。
BEHRINGERのHA400はDC12V仕様だが、実用できている。
娘たちが大きくなってきて、それぞれ読書をしたり宿題をしていたり、ゲームをしたりと、揃って映画を観たりすることもなくなってきたので、テレビを使う人用にBEHRINGER HA400を使うようになった。
電源を取るのが面倒だったが、バッテリー駆動できるようになって使い勝手は向上した。
BEHRINGER HA400自体を電池式に改造するのが一番だが、KBC-9VSの普段使いとしては最適だろう。
Higlasi-1Aでは、5時間程度の連続使用が可能だと思われる。
今後フィールドテストして、実際の利用可能時間を確認してみたい。
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