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2011.01.31

まだ冬

昨夜は粉雪が舞って良い感じに積もった。
小学校はスキー教室。新雪に空は快晴。最高のお膳立てだ。

幼稚園への通園路は凍っていた。
気温が十分に低いから、靴底が滑らない。氷が融けて水の層ができないからだ。


リビングのファンヒーターが壊れた。
就寝時にタイマー予約した。夜中にみーちゃん氏が、ファンヒーターの表示窓で時間を確認したと言う。
ところが、起床時になってもリビングは冷えたままだった。

ファンヒーターは動くどころか、インジケーター表示も一切ない状態。配電されていないかと思ったほどだ。
別のコンセントへ入れ直しても反応はなかった。
乾電池などのバッテリーを換えるような仕組みも無い。

取り敢えず、エアコン暖房で子供たちを送りだし、プレールームのファンヒーターをリビングまで移設した。

故障したファンヒーターは、三菱電機の灯油ガス化タイプで2002年製。
1978年に石油ファンヒーターを世界に先駆けて商品化した三菱電機だが、その後の競争激化により、2005年春には石油ファンヒーター事業から撤退している。

メーカーのサポートへ電話をしてみた。十年近く使っているし、寿命による故障でしょうってことだった。
デザインは気に入らないが、機能には十分満足している製品なので、修理に出してみることにした。サービスセンターも近所だし。

数千円で直るなら、修理依頼する予定。あまり高くなるようなら、三菱のものとほぼ同じ機能を持っているコロナのファンヒーターへ更新しようと思っている。

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2011.01.30

ロードフレームに固定ギヤ、内装3速な未完成系変態自転車

ストレートドロップエンドのロードバイクフレームで固定ギヤを楽しむには、White Industries社のエキセントリックハブ(Eric's Eccentric)を使用するのが手っ取り早い。
このハブはアクセルシャフトが偏芯していて、ハブ軸を回すことでチェーンテンションを調整できる。しかし、意外に高価な製品だ。


チェーンのテンションが最適となる位置とフレームのリア-センター(チェーンステイ長)が一致していれば、テンショナーがなくても固定ギヤを組むことができる。
チェーンリングの歯数とリヤコグの歯数、そしてチェーンの駒数の最適化によって、チェーンステイ長とどんぴしゃりになる組み合わせはMagic Gearと呼ばれる。

Fixed Innovationsというサイトで、Magic Gearを簡単に算出できるツールが提供されている。おすすめです。


ロールはMagic Gearを使って、42-16tのギヤ比2.625で組まれていた。チェーンのコマ数は46駒で、チェーンステイ換算長は396.56mmとなる。

STURMEY ARCHER S3Xをインストールして、52-18tへ変更した。ギヤ比は2.888。
チェーンステイ換算長は、49駒で394.04mmとなっている。
コグを17tへ換えてギヤ比を3.058とすれば、49駒で396.90mmとなる。今度は52-17tへ変えようかな。


S3Xは減速ギヤなため、ギヤ比2.888がトップギヤとなる。ミドルギヤで2.16、ローギヤで1.8という仕様。
ペダル一回転で進む距離(GD値)で見ると、ちょうど内装3速の27インチママチャリと同じだ。
52-17tにして、もう少しGD値を大きくした方が良いかも知れない。

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Toshiba Dynabook SS DS50C/1NMRの故障

東芝製ダイナブックの20世紀最後のモデルの一つ、Dynabook SS DS50C/1NMRを使ってきた。

Mobile Celeron 500にメモリーはオンボードに64MB。128MBを増設して、トータルで192MBとなっている。
HDDの容量は10GBでしかない。

OSは特に評判の悪かったWindows Meだが、特段不満は無く使ってきた。
ノートパソコンでありながらバッテリーはすぐに駄目になって、ACアダプターで使い続けていた。

このノートパソコンでは、ワープロに表計算、電子ブックビューワー、外出先でのメールチェックやウェブ閲覧、そしてGARMINのGPSログの管理、そしてポータブルカーナビ購入以前には、カーナビゲーションシステムとしても活用していた。

ネットブックの登場以降、ノートPCもずいぶんと安いモデルがラインナップされるようになった。
そろそろ買い換えようかとも思っていた矢先に、電源コネクタの接触不良で通電しないようになってしまった。

原因は、基板にハンダされた電源コネクタ端子にクラックが生じるかして通電しなくなったものと思われる。
このモデルでは比較的定番の故障らしい。

分解修理を考えたが、面倒なので同じモデルの中古を買って、HDDだけスワップすることにした。

というのも、随分古い機種であるのに、このシリーズは人気があって、そこそこの数の中古が未だに流通している。
10年前のものだから値段も千円から二千円程度で、程度の良いものも多い。

2000年春モデルのDS60P/1N2Lの完動品を見つけた。メモリーは増設されていないが、第一世代のIntel SpeedStepが搭載されたPentium III 600のモデルで、モデルの代わりにNICが載っている。IEEE1394は省略されて、ビジネスモデルとの位置づけで販売されたものだ。
値段はACアダプタ付属で1800円。

帰宅して動作確認したが、なんら問題が無い。東芝のサポートから最新BIOSを入手してアップデートした。
そして、ACアダプタで動作しなくなったDS50C/1NMRから128MBの増設メモリを移し、BIOS設定をDS50C/1NMRと同じように設定して、HDDをスワップした。

CPUとインターフェイスの違いの他はまったく同じPCなので、特に異常もなく起動して使えるようになった。
東芝の省電力ユーティリティがあらかじめインストールされているので、Intel SpeedStepも正常に動作している。
DS60P/1N2Lに付属していたバッテリーも生きていて、60分程度はバッテリーでも運用できるようになった。嬉しい誤算だ。
調子に乗って、HDDをSSDへ換えてみようかと画策している。


尚、先日購入したPioneer DVR-118LBKだが、8枚以上連続してDVDライティングしようとすると、8枚目以降に不具合がでることが多いことがわかった。レーザーの出力が減衰してしまうのかも知れない。個体不良なのか、使い方が悪いのかは不明。
どちらにしても、普段使いには問題ないが、配布用のDVDを製作するには向かなかった。残念。

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2011.01.28

三洋の砲弾型LEDランプ

ウィンブルドン(Wimbledon Bicycles) ServiceAceのダイナモランプを交換した。

この自転車には元々、マジックワンSR600HD相当のハブダイナモ用LEDライトが付いている。
なお、SR600HDは取り付け金具がアースになっている単線モデルだが、サービスエースに付いているのは複線モデル。

600カンデラという大光量ライトなはずだが、保護回路に難があったのか、いくつかの峠を越えるサイクリングに使った後、ポジションランプ程度にしか光らなくなってしまった。

そこで、昨年後半に保守部品として流通するようになった三洋電気製の砲弾型LEDランプへ交換することにした。
1W LEDを採用した小型軽量のランプながら、千六百円程度という安価なところ気に入った。
このランプも、金具がアースになっている単線モデルだ。

外径50mmで全長は60mmと、フェンダーの先端やフロントキャリアのランプ台座にちょうど良いサイズ。
明らかに、ランドナーの様な外観の自転車で使われることを意識したデザイン。ランプ本体がアルミ絞りだったら最高なのだが、LEDであると同様に現代風な樹脂製だった。

Alfineのハブダイナモはアースも配線する必要があるため、レンズを外してアース線を追加している。
アース線は回路へ直接ハンダ付けするつもりだったが、台座へ短絡させている端子へハンダ付けする方が作業は簡単なので改めた。

LED回路を露出した写真を掲載する。このランプのレンズは結構脆く、内部へアクセスするためにレンズを外したところ、固定爪を受けるレンズ側のへこみが欠けてしまった。レンズを外した時の気温が低すぎたのが悪かったかも知れない。
欠けた部分は接着剤で補修して組み直した。普段は力が加わるところではないので、問題はないだろう。

取り付けには元々の台座を流用した。
ランプが小さいため、取り付け金具も小さく、台座とランプが干渉した。台座の取り付け穴を棒ヤスリで縦長にすることで、ランプを逃がしている。

このランプは6V 2.4W仕様らしい。マジックワンのものも同じ仕様のようだが、Alfineのダイナモは3W出力だ。
また不具合が起こるかも知れないな。しかし、もう高速走行をするようなことは無いだろうから、このまま壊れずに使えるだろうと高を括っている。

交換したランプの明るさは、1W LEDとしては十分なものだ。また、ランプが軽くなった分、振動にも強くなったように思う。

ヘッドランプが小型になって、却って無骨な印象になってしまったかも知れないな。

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2011.01.24

29er風 Fixed Gier その3

クランクとチェーン、そしてブレーキを付けて試走した。

クランクは、以前ロードバイクで使っていたホローテックIIタイプのFSA製170mm。
シングル用チェーンリングピンを使い、インナーの39tをアウター側へ付けてシングルギヤとすることでなんとか取り付けできた。

しかし、左右のクランク端とチェーンステイとの隙間は2mm未満。クランクのスパイダーやチェーンリングとのクリアランスも3mmほどしかない。


このフレームのエキセントリックBBシェルは2本のイモネジで固定するタイプで、テンション調整時にシェルを軽く回せるのは良いが、ガタも大きく傾きが出る。(ネジを締めて固定すれば、傾きは無くなる)
しかもBBシェル全体を左右へ自由に動かせるデザインなため、クランクがチェーンステイへ当たらないようにクリアランスを確認しつつテンションを調整するにはコツがいる。

トリプルギヤのMTB用クランクを使うようにデザインされているフレームへ、Qファクターの小さなロード用クランクをインストールしたのだから不都合が出るのは当たり前だな。

BBシェルは左右にも動くので、クランクとチェーンステイとの隙間が十分に取れれば、BBへスペーサーを挟むことなくチェーンラインを簡単に調整できるというメリットもある。

サーリーやホワイトインダストリーのダブルコグでも、フロントのチェーンリングは一枚のままで使えるだろう。

さて、フロント39t、リヤ19tとしてみたが、700x38cのブロックタイヤを駆動するにはギヤ比が重すぎた。
それに、チェーンラインがきちんと合っていない上に、シマノのカセットスプロケットは脱線しやすいように加工されていることもあって、ちょっと路面が粗いと勝手にシフトアップしてしまう。
挙げ句、テンションが無くなってチェーンが外れる。

20km走る間に、4回もチェーンが外れてしまった(苦笑)。

出費は抑えたいところだが、ダブルガード付きで32tシングルチェーンリングのMTBクランクを調達しようと思う。
また、リヤコグもシングル専用品としよう。いきなりフィクサーキットも良いけど、シングル化キットで様子をみることにしたい。

そんな訳で、タイトルに“Fixed Gier”とあるが、今後は「29er風 Single Gier」へと改めなければかな?

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2011.01.23

演劇集団「演劇宿」公演 『夏の庭』

市民劇団「演劇宿(えんげきじゅく)」の『夏の庭』を観た。

演劇宿は、飯田市民構成劇創作事業を引き継ぐかたちで1996年に結成された。劇創作事業で原作と脚本、そして演出をされたふじたあさやさんに指導を仰ぎ活動を続けている。

演目の『夏の庭』は、湯本香樹実さんの処女小説「夏の庭―The Friends」を、劇団たんぽぽの久野由美さんが脚本化して、ふじたあさやさんが演出して十数年前に初演されたものだ。

人の死に関心を持った3人の中学生と一人の老人との一夏の交流を描いた『夏の庭』を、主要登場人物たちを等身大で演じることができる11歳から13歳の少年少女たち中心に配役された公演と、大人たちによるものとの二つを、ふじたあさやさんが演出して「演劇宿」が二日間の芝居を打った。

端役だが初めて名前のある登場人物を娘が演じるというので観に行った次第。

観劇したのは、子供たちが主要登場人物を演じた芝居の初日。
3人の中学生を小学五年生の男の子二人と中学一年生の女の子が演じていたのだが、とくにメガネを掛けた小太りの男の子の演技が光っていた。まるで、少年時代の林家正蔵さんのような感じ。

演技も含めて、有料公演として充分なクオリティの内容だった。原作も映画も未見なので比べられないが、とても良かったのではなかろうか。
子供たちの二日目の公演を、久野由美さんが観劇されたそうだ。彼女は自分の脚本が演じられているのを見るのを避けていたそうで、『夏の庭』は初見であったということだが、とても感動されていたと聞いた。

「演劇宿」が『夏の庭』を再演することがあれば、是非また観に行きたいと思っている。

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2011.01.21

29er風 Fixed Gier その2

取り敢えず、手持ちのパーツを組んでみた。

画像のキャリアはCG合成。
フォーク、ヘッドパーツにホイールとタイヤは、このまま使う予定。ステムもハンドルも、当面はこのままかもな。

ドライブトレインは、カセットコグのままシングルドライブしてみて、適当なギヤ比を見つけたいと思う。
もしかしたら、固定化せずに、このまま使うことになるかも知れない。

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2011.01.20

29er風 Fixed Gier

エキセントリックBBのクロスバイクフレームを譲り受けた。
長女のトレッキングバイクのフレームをそれへ換えようと思ったが、仮想トップ長が40mmも長くなるので取り止めた。

そこで、29er風の固定ギヤMTBって感じのバイクを仕立ててみよう。

できるだけストックしている部品を使い、低予算で組むことにする。

それでも、クランクやキャリア、ハンドル、そして固定ギヤにするためのパーツは新調する予定。

コラージュして、完成イメージを作ってみた。

手持ちのホイールのリム幅が狭いので、実際には、もっと細いタイヤになるだろう。

また、予定しているステンレスパイプのキャリアは高価だ。ハンドルも手持ちのもので仮組みするなど、初めは上図以上に奇妙な自転車になることだろう。

毎日あまりに寒くて、ロードを乗る気にならない。こんな自転車で、里山ライドして遊びたいな。

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2011.01.19

アデノウィルス感染症その後

年末に幼稚園児の長男が発症したアデノウィルス感染症による扁桃炎は、一般的な症例通りきっかり5日間で落ち着いた。

39度を超える発熱が5日続き、ほとんど食事を摂らなくなってしまった。イチゴのような、豊潤で子供が大好きなくだものの存在がこの時ばかりはとてもありがたく思った。
発症時、水分の摂取も少なかったため、脱水症状一歩手前で点滴を2本も打つことになったほどだ。

療養中、身体の痛みを訴えることは無かったのは幸いだった。


正月は平穏無事に乗り切ったものの、始業式目前の5日から次女Y氏に風邪症状が出て、成人の日まで体調不良が続いた。発熱は38度程度。

かかりつけの病院へ行ったが、総いつもの担当医がたまたま休みだったため、アデノウィルスの検査もなく、ただの風邪と片付けられてしまった。
今思えば、彼女もアデノウィルス感染症だったようだ。


と言うのも、13日になって長女が発熱と背中の痛みをうったえ、病院へ連れて行ったみーちゃん氏も病院で同症状が出たのだ。

そして、長女の検査の結果は、アデノウィルス感染症による扁桃炎だった。


結局母娘二人して、17日まで38度の発熱が続き、背中を中心に全身の節々の痛みに苦しむことになった。

今回もきっかり5日間、目立った症状が続いた。しかも、長男や次女の時よりも痛みが激しかったようだ。

節々の痛みは、16日頃から頭痛と喉の痛みに変わっていったそうだ。5日間食事はほとんど摂れず。しかしながら、長男の時の教訓で、水分だけは無理矢理でも摂るようにしていた。


アデノウィルス感染症は、一般に幼児間で流行る風邪とされ、感染力が強いものの年かさの子や大人は罹りにくいのだそうだ。
長男の診断時、そう説明されて、家族に感染するとは思っていなかった。油断していた。

4人の症例を見ると、ご丁寧にきっかり5日間発熱が続き、歳が上の者ほど激しい痛みに悩まされた。

尚、みーちゃん氏はウィルス検査していないので、アデノウィルス感染症だったかは確認していないが。


この病気は、年末、長男が通う幼稚園で一気に流行ったらしい。ほとんどの子供が冬休み中に発症したため、幼稚園がなんらかの対処をすることはなかったが。
お正月に寝込んだ園児が多かったことを、年明けにみーちゃん氏がママ友たちから聞いていた。


検査もされずに風邪と片付けられて、クローズアップされることが無いアデノウィルス感染症だが、家族の相次ぐ罹患で、インフルエンザ並にたちが悪い病気だと実感した。
長女は、共通一次に合わせたように発症したし・・・。土日をはさんだものの、平日3日臥せっていた。しかも、今週末は演劇舞台の本番で、毎日の稽古を5日間も休む羽目になった。

この病気は、自己免疫力で治るのを待つしかない。
長男よりひどい脱水症状になったら入院となるし、高い熱には解熱剤を使う程度だ。
きっかり5日間、発熱などの症状に悩まされることになる。

幼児にしかうつらないと聞いていたが、そうではなかった。
思えば、長男が点滴を受けた時に、脱水症状で入院したのは中学生だったな。アデノウィルス感染症だったかは定かじゃないが。
この時期、インフルエンザに隠れてしまいがちだけど、なかなか厄介な風邪でした。ご注意ください。

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2011.01.16

CARRERA Roll S3X その3

固定ギヤ用の3段変速装置、STURMEY ARCHER S3Xを組み込んだカレラのロールだが、ちょっとした改良を加えた。

写真のように、チェーンステイに変速ケーブル受けを追加した。

通常使用ではケーブル受けが無くても何ら問題はないが、パンク修理などでホイールを外す際にケーブルが邪魔になる。

写真のようにケーブル受けでチェーンステイから離れないようにしておけば、ギヤとチェーンがケーブルを噛むといったトラブルも防げる。

チェーンステイにネジ止めされているケーブルアウター受けはロールの純正パーツ。
タッピンネジで固定されているので、前後ひっくり返して付け直した。

実際にケーブルを受ける部分には、ジャグワイヤーDCA010ステンレスケーブルグリップを使った。

尚、そのまま取り付けただけではケーブルの引き代一杯だったため、ケーブルグリップとアウター受けとの間にフレンチバルブチューブのバルブ固定ナットをカラー代わりに入れてクリアランスを取っている。

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2011.01.15

SONY NV-U35 その4

折り畳み自動車と自転車とで同じカーナビを共用している。いわゆるポータブルナビゲーションデバイス(PND)だ。
モデルはSONYのNV-U35

iPhoneとナビゲーションアプリの性能向上で、PDNもiPhoneや同等のスマートフォンで十分になってきてはいる。
しかし、スマートフォンが高性能かつ高機能で使い勝手も良くなったように、カーナビゲーションシステムも同じ恩恵を受けてポータブルデバイス化したものが、長年カーナビゲーションシステムをリリースしているメーカーが作ったPNDだ。

地図データをネットに依存することなく、回線使用料も不要なスタンドアロンであり、なおかつ使い勝手や性能はカーナビとなんら違いがない。

自転車での使用も考慮して設計されているNV-U35では、耐候性能はもちろん、耐衝撃性能もスマートフォンに比べ優秀だ。
弱点とされている電池のもちに関しても、常時画面を点灯させているカーナビモードでも、連続6時間は使用できる。
自転車モードなら8時間近くもつ。

先月、ファームウェアが更新され、GPSログが1時間毎に区切られてしまう仕様が変更され、12時間までは1ファイルでGPSログが取れるようになった。
また、GPSが受信できないトンネル内のような区間のログも、前後のログから予測して補完する機能が盛り込まれた。
一部個体で充電時にインジケーターが変わらないといったマイナートラブルも、今回のファームアップで完全に修正できたようだ。

前モデルのNV-U3は、GPSの取得がとても遅かったそうだが、NV-U35ではコールドスタートでもほとんどの場合1分以内で計測開始できる。

今後改善して欲しい点を挙げるとすれば、液晶モニターの視認性のさらなる改良と高解像度化だろうか。
もちろん、内蔵バッテリーでの連続使用可能時間が延びるなら、それに越したことはない。
それでも、NV-U35は、すでに完成された観があるPNDだ。


さて、ゴルフトゥーランへは次の写真のように、ダッシュボード中央にあるリッド(蓋)付き小物入れにNV-U35を設置している。

以前の記事で、「クレードルはリッド底から外す必要がある」と紹介しているが、これは間違いだった。

ダッシュボードセンターの小物入れのリッドにロック解除用のボタンが付いたトゥーランでは、NV-U35のクレードルのアタッチメント部を90度回転させれば、クレードルをリッド裏面に固定させたまま蓋を閉めることができる。

もっとも、トゥーランのダッシュボードセンターの小物入れは、マイナーチェンジ前のトゥーランに付けられていたリッドに開閉用ボタンの無いモデルの方が作りは凝っている。
リッド全体を押すことでロックが解除され、オイルダンパー付きのスプリングでせり上がる構造になっていた。
しかし、ロックを解除するためにリッドが一旦沈み込む必要があり、小物入れの中に背の高いものが入っているとロックを解除するクリアランスが得られず、蓋は閉められても開けることができなくなるという、致命的な不具合を持っていた。

そのため、現行の小物入れは、ダンパーを省略したスプリング構造へ改め、ロックもボタンで解除するという、見栄えよりも機構の簡便さを重視した設計へ改められている。

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2011.01.14

トレッキングバイクのハンドルステム交換

ウィンブルドン(Wimbledon Bicycles)ServiceAceのステムを交換した。

この自転車には長さ110mm(芯-芯)のライズ角可変ステムが付いているが、ハンドルをもっと遠くしたかったため、手元にあった130mmのステムへ換えた。


手持ちのステムのハンドルバークランプ径は31.8mmに対し、使用しているハンドルバーのクランプ部は25.4mm径。そのため、ハンドルバーシムを利用している。

まだハンドルは近い。しかし、娘が乗るには十分だろう。

ステムのスペーサーを全部取り払ってハンドルを一杯まで下げ、コラムも切ってすっきりさせてしまいたいが、取り敢えずこのまま使用することにした。

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Pioneer DVR-118LBK

幼稚園のクリスマス会のビデオをDVD-Rで配布するため、ライティング用のドライブを購入した。

パナソニックのDVD-RAMドライブを持っているのだが、もう製造中止になって久しく酷使したくない。
PC関連商品が軒並み低廉化されているのだから、DVD-Rドライブも安いのがあるだろうと秋葉原へ行ってみた。

手元にUSB2.0規格のCD-RWドライブがある。
9年ほど前に発売されたロジテックのLCW-E24U2というモデルで、NEC製のNR-7900Aを外付けケースに入れたものだ。

NR-7900AのインターフェイスはATAPIなので、LCW-E24U2にはATAPIをUSB2.0へ変換する回路とAC100VをDC12Vへ変換してドライブへ供給する電源が用意される。
そこで、ATAPIインターフェイスのDVD-Rドライブを用意して、NR-7900Aと交換してみることにした。

ところが、現在のIDEインターフェイスの主流はシリアルATA(SATA)。ATAPIのドライブはあまり目にしない。
バッファローのDVSM-X22FBというリテールパッケージの商品を見つけたが、無駄に大きな外箱に辟易して購入を見合わせた。
荷物は小さいに越したことがない。できればバルクが欲しかった。

そしてツクモで見つけたのがパイオニアのDVR-118LBK。お値段は2,980円。
しかもプラス百円で、NERO8 ESSENTIALSがバンドルされる。
さらに、外のワゴンではE-IDEの2.5inch HDD用USB2外付けケースを280円でゲット。USBマルチケーブルセットも300円だった。
なかなか良い買い物ができた。

写真は、換装したDVR-118LBKと取り外したNR-7900A。2.5cmも全長が短いので、切りつめられたケーブルが届くか心配したが杞憂だった。

ところが、いざWindows XPから認識させようとしても「不明なデバイス」となってしまう。と、接続に使ったUSBマルチケーブルのブランドは中国のものじゃないか。生産国も中国だ。
DVR-118Lドライブも中国製だが、まずはケーブルの不具合を疑って別のケーブルで繋ぎ直した。すると、何の問題もなくDVR-118Lが認識された。
いまどき中国製は当たり前として受け入れても、中国ブランドやノンブランドで中国製の商品は避けるべきだった。300円が無駄になったな。

愛用のB's Recorder GOLD9では、DVR-118Lが「動作未確認のドライブ」となっていた。しかし、異常なくライティングされて、焼かれたDVD-RもDVDプレイヤーで問題なく視聴できた。

結果的に、DVDマルチドライブのUSB2モデルが増えて満足している。



-2011年1月30日 追記-

購入したPioneer DVR-118LBKは、8枚以上連続してDVDライティングしようとすると、8枚目以降に不具合がでることが多いことがわかった。レーザーの出力が減衰してしまうのかも知れない。個体不良なのか、使い方が悪いのかは不明。
どちらにしても、普段使いに問題はなさそうだが、配布用のDVDを製作するには向かなかった。残念。



-2011年2月5日 追記-

異音がするのでトレーを開けた状態で振ってみたら、小ネジが一個転がり出てきた(苦笑)。
販売店に相談すると、初期不良交換するとのこと。ところが交換品が無く、返品となってしまった。

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2011.01.11

Carry-meホイールの振れ

正月のことだ。買い物先でCarry-meを畳んでカバーを掛け、自立状態で転がして運ぼうとしたら、スムーズにキャリーできない。

接地して転がる後輪に半ブレーキが掛かって、自立したまま移動させようとすると倒れてしまう。

キャリーミーは折り畳む時にブレーキワイヤーを強く屈曲させるため、アウターが屈曲する分だけインナーワイヤーが引かれてブレーキキャリパーが絞られる。
折り畳んだ時にブレーキシューがホイールリムに触れないよう、ブレーキの引き代を調整しておく必要がある。
もっとも、ロードバイクに使われているキャリパーブレーキの様に、キャリパーにクイックレリーズが付いていれば、折り畳み時にそれを開けばシューのクリアランスが増えて問題は無くなる。しかしながら、愛用のキャリーミーのブレーキにはにクイックレリーズが無い。

さて、ここ暫くブレーキの引き代を変更していない。少なくとも、年末使った時には問題を感じなかった。

帰宅してブレーキを調整しようとしたところ、ホイールが5mm近くも触れていることに気が付いた。


右の写真は、キャリーミーのフロントホイール。以前タイヤ交換した際に撮影したもの。
キャリーミーのホイールは、アルミダイキャストを旋盤加工して作られている。振れていたリヤホイールもほとんど同じ形状だ。
こんなホイールが振れるとは思いもよらなかった。

どうして振れたのだろうと考えるに、思い当たる節がある。
大晦日のサイクリングで、対向してきた自転車を避けた時にアスファルトの道から石畳へ逸れた。そのとき、フロントタイヤが石畳に引っかかって、一瞬だがジャックナイフ状態になった。
かろうじて前転は免れたものの、乗車したまま勢いよくリヤタイヤが着地した。この時の衝撃で振れてしまったと思われる。

ホイールが振れていたために、キャリーミーを折り畳んでブレーキキャリパーが絞られると、ブレーキシューがリムに接触するようになってしまったらしい。


キャストホイールが振れたら新しいものへ交換すべきだろうが、今回は振れた箇所のタイヤ部分を手のひらで叩いて振れ取りすることにした。

振れ取り台は使わず、ホイールをキャリーミーに付けたまま、ブレーキシューとのクリアランスで振れている部分を把握して、振れが取れる方向へタイヤを手のひらで叩いていった。
思った以上に軽い衝撃で矯正されていくのが分かる。キャリーミーのホイールは、鍛造のような強度を高める加工がされていると想像していたが、どうも単なるアルミ合金の鋳物に過ぎないのかな。

叩き過ぎて反対へ振れるということもなく、綺麗に振れ取りが完了した。
振れ取り後、延べ100kmほど走ったが、今のところ振れは出ていない。

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2011.01.04

2011年新春ポタリング

正月3日は恒例の和田サイクル新春ポタリング。
今年は「武蔵野吉祥七福神めぐり」でした。

小径車主体でまったりと神社仏閣を巡り、ファミリーレストランでおしゃべりと、こういった自転車の楽しみ方も最高です。

白い息を弾ませてストイックにパワーを競うのも楽しいけど、工夫に富んだ色々な自転車と一緒に走ったり、それを眺めたり、オーナーさんに苦労話や自慢話を聞くのも面白い。毎年楽しみにしている新年の行事になっています。

あまりに多種多様で素敵な自転車ばかりなので、こういった凄い自転車でもあまり目立たないのは玉に瑕?

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2011.01.03

スカイツリー詣で

うっ!さん、カナちゃん、ZEROさんと息子さん、そしてアベちゃんというお馴染みのメンバーで、高さ539メートルに達したスカイツリーを間近に見た。

日の出桟橋から浅草まで水上バス。結構混み合っていたな。

なかなか楽しい正月二日だった。


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2011.01.01

謹賀新年 2011

2011年の初日の出2011年の初日の出

今年もよろしくお願いします。

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