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2010.09.30

SCOTT CR1

練習ならびにサイクリング用として、SCOTT CR1を組み上げた。
2006年モデルCR-1 SLのMサイズだ。

写真の状態で7.8kg。
完成車でも7kgを切る超軽量ロードバイクが珍しくなくなった昨今では、特別軽いものではない。

シートポストのヤグラが1ボルトタイプで無段階調整できないため、どうしてもサドルが水平に取り付かない。
前下がりの方が違和感少なかったので、写真の状態で妥協している。別のサドルで再調整の予定。

軽量ながら良く進むフレームだ。アディクト登場前のフラッグシップだけあって、性能はかなり似ている。
しかし、高剛性と高い振動吸収性を併せ持つアディクトと違い、路面情報が伝わり過ぎて疲労しやすいと感じた。

超軽量フレームの先駆けとなったCR1だが、FD台座からケーブルアウター受けまでカーボン化されたアディクトに比べると、軽量アルミフレーム並みの扱いで十分な程度のデリケートさで仕上がっている。
アディクトでサイクリングに出掛けることを思えば、今までと同じように扱えるフレームと感じた。

今シーズン40分切りできていなかった大平街道のヒルクライムTTで、このフレームにした途端に38分26秒57を出せた。
その後、アディクトを使って、昨年出した最高ラップとほぼ同じ37分7秒75のタイムを出すこともできた。
36分台を目標に、この調子で追い込んでみたい。

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2010.09.29

山々は雲を戴いて

秋霖と言うほどには雨続きではない。しかし、天気は不安定で、今日のように晴れても雲が多い。
朝は素晴らしい青空が拡がっていても、山々は雲を纏っている。

陣馬形山からの眺望絶佳を堪能したいものだが、2000メートルあたりから雲の中で詰まらない。
あまり脚が回らないし、登坂のご褒美も無いので、県道を周回するだけで帰ることにした。

途中、赤い花の蕎麦畑に立ち寄った。伊那田島駅近くの農園ではなく、七久保になる。

普通、蕎麦の花は白い。この辺りは、ちょうど今が二度目の蕎麦の花が咲く頃になる。
どこの蕎麦畑も白く染まっている。そんな中、まるでレンゲの様なピンクの花をつける蕎麦畑の風景は華やかで、しかも長閑だ。
調べたところ、高嶺ルビーという品種なのだそうだ。通常栽培される蕎麦に比べると霜に弱く、収量も三分の一程度。
花の美しさを愛でるため、この農園の主人は作付けしたのかも知れない。

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2010.09.28

夏の家

はるさんのブログに彼岸花の写真があった。今日は午後から雨が上がったので、冬季練習のコースを回るついでに、写真の場所へと寄ってみた。

彼岸花が好きだ。

子供の頃、夏の終わりに本栖湖(富士五湖の一つ)畔の民宿へ連れていってもらったことが何度かあった。

競艇選手養成所の訓練を眺めたり、廃墟になった別荘を探検したり、本栖湖でナマズを釣って遊んだ。

廃墟の別荘へと続く小道に咲く真っ赤な彼岸花と、その蜜を目当てに集まるジャコウアゲハの妖しいコントラストがとても印象的で、今でも目に浮かぶ。

そう言えば、実家の近くで彼岸花を摘んで来て部屋に飾ろうとしたら、叱られたこともあった。
名前の由来や毒草であることから、その美しい姿に反して、好ましい花とはされていない。

山口百恵の『曼珠沙華』(マンジューシャカ)は大好きなアルバム。
親戚のお兄さんから貰ったカセットテープを、文字通りすり切れるまで聴いたものだ。


本栖湖畔の民宿は、従祖母(父方の祖母の妹)が一人で切り盛りしていた。
彼女は満蒙開拓団として家族で中国東北部へ移住し、敗戦で帰国した国策被害者の一人だった。

今思えば残念なことに、彼女から昔話を聞いた記憶は無い。
思い出すのは、土間を上がった薄暗い框で小さくて真っ白な猫と真っ黒な猫とを膝に乗せて笑う姿くらいだ。

従祖母の所に、運転手付きの黒塗りの高級車で乗りつける老紳士が立ち寄って、茶飲み話をして行くことがあった。
随分後になって、笹川良一さんだったことを知った。

氏が子供たちと一緒に「世界は一家、人類は皆兄弟」と斉唱する日本船舶振興会のコマーシャルは、当時流れていたと思う。本栖研修所への所用ついでに、従祖母の所へ寄っていたのだろう。
テレビでよく見かける人物、と言うよりは“昭和の怪物”と畏怖された怪人が、物寂しい場所に建つ古びた民宿の老寡婦を偶に訪ねて茶飲み話をしているなんて、きっと運転手くらいしか知らなかっただろうな。

一体、どんな話しをしていたのだろうか。戦争当時の苦労話だったろうか?
子供だったのだから、無邪気に框にでも座って二人の話しを聞いていれば良かったのに、子供だったから外で転げ回って遊んでいたのだろう。

従祖母も笹川良一氏も鬼籍に入って久しい。草葉の陰で、今の日本をどう見ているのだろうか。

今日の走行記録はこちら

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2010.09.26

しらびそ峠のバンビ

昨日に引き続きすばらしい秋晴れの朝だった。しかし、天気予報では夕方から雨。来週はぐずついた天気が続きそうだ。

秋は短い。朝の間に所用を片付けて、昼前にしらびそ高原へと向かった。

途中、赤石峠へのアプローチ、矢筈砂防ダム手前で、グムサンジンセンアジアの福島晋一選手が下ってきた。
お互い右手を上げて挨拶した時、晋一さんが「こんにちは!」と声を掛けてくださって、やっと誰かと気付いた次第。
「晋一さんだ!」としか応える間が無かったのは間抜けだった。彼は笑いながら下って行った。

平岡まわりで国道152号線を北上し、上町から赤石峠を越えてきたのだろう。まだ11時30分だったけど、一体何時に練習スタートしたのだろうか?それほど早朝ってこともないだろう。速すぎ。

赤石峠から上町への下りでは、ニホンザルとイノシシの子供に出遭った。
先週、上町からの上りでもイノシシの子供に遭っている。もしかしたら、同じ個体かも知れない。
ウリ坊と言うには大きいが、背中にはまだくっきりと瓜に似た筋が残っていた。
イノシシは偶に向かってくるから怖い。
以前、鳩打林道で、結構大きなイノシシに突っ込まれそうになったことがある。数メートル先でガードレールの下へ逸れてくれたけど、カモシカなどと違って崖を下るのが苦手なのか、イノシシは切り立った崖へと逃げるくらいなら突っ込む方を選ぶ様だ。

今日は途中でFDやチェーンウォッチャー(類似品)、サドルの角度などを調整した。
チェーンウォッチャーの高さが悪かったようで、野川川沿いの上りでインナーへシフトダウンしたところ、内側へチェーン落ちしてしまった。
チェーンウォッチャーとその類似品を使うようになってから、内側へチェーン落ちさせたのは初めてだ。
樹脂製なので、チェーンに触れれば削れてしまう。当たるのは構わない。今度は少しでも落ちにくい位置へとシビアに調整し直した。

さて、しらびそ高原へは、5月のヒルクライムレースと同じように、上村小学校脇から上るコースを取る。
国道152号線からしらびそ高原までのタイムは93分6秒。途中、かなりヘロヘロになってしまい情けなかった。

しらびそ峠では、遠山郷和田の道の駅に車をデポして、秋葉街道、赤石林道、下栗経由で上ってこられたローディのご夫婦に出遭った。
コースについて雑談していたら、崖下にホンシュウジカの子鹿が草を食んでいた。
野生のシカには珍しく、こちらに気付いても逃げる気配が無い。今思えば、ハイランドしらびそで餌付けしているのかも知れない。

再び赤石峠を越える気力は無く、地蔵峠経由で大鹿村へ出て、昨秋小渋ダム沿いに完成した滝沢トンネルを初くぐりして帰った。
地蔵峠手前で雨が落ち始め、先を急がされた。大鹿村や松川町では、僕が通る前にまとまった雨が降ったようで路面が一部濡れていた。
本降りに出遭うことなく帰宅できたのは幸いだった。

走行記録はこちら


- 9月30日 追記 -
「しらびそ バンビ」のキーワードでインターネット検索をかけると、記事の子鹿と同一個体と思われるホンシュウジカの目撃談が多くヒットする。
今シーズン、この子鹿はしらびそ峠周辺に居着いているようだ。

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2010.09.25

運動会、大平街道TT、そしてボンシャンス激励会

雨で延期となっていた娘たちの学校の運動会が秋晴れの下に開催された。
長女H氏は小学校最後の運動会になるので、しっかりビデオで残しておいてねってことでカメラ片手に見学。
組体操に感動していたのはみーちゃん氏。
怪我なく無事終わって良かったな。次女Y氏は徒競走で1位。ダンスも楽しそうでした。

運動会を見学後、少し時間があったのでアディクトを使って大平まで上ってきた。
アディクトは反応が良いわりに振動吸収性能も高い。あまりに気持ち良いので踏みすぎて、TT区間へ着くまでに心拍をずいぶんと上げてしまった(苦笑)。そこまでのタイムも過去最高だったかも。
TT区間も調子よく、ヴァーチャルパートナーどころかサイコンの表示すら見ないようにしていたが、ペースが高いことに気付いていた。
中間地点でかなりきつく感じても、ペースは落ちなかった。ラスト1kmもそれなりに踏めた。
36分台が出たか?と思ったが、結果は37分7秒と、ベストタイムにも1秒足りなかった。
尚、FDのフレーム直付け台座がカーボン製のため、FDの剛性が低くなるのが玉に瑕。お陰でシフトアップ時に変速性能がスポイルされていることを感じる。

ヒップホップ教室帰りの次女Y氏と連れ立って、夕方はかぶちゃん食堂で開催されたボンシャンスの遠征報告会兼激励会へ行って来た。
グムサンジンセンアジアの福島晋一選手が代表を務めるプロロードレーサー養成チームであるボンシャンス飯田は、今年からケフィアグループのかぶちゃん農園がメインスポンサーとなって活動している。
チームメンバーの多くは、フランスの国内レースで研鑽しているため、激励する機会が少ない。
シーズンも終盤となり、ジャパンカップやツール・ド・沖縄に参戦するため帰国した選手達が久しぶりに当地へ集まっている。スポンサーのご厚意で、懇親会が賑々しく執り行われた次第だ。
とても楽しい一時だった。次女Y氏には退屈かもと思ったが、かぶちゃん食堂のバイキングメニューが豊富で味もよくご機嫌だった。晋一さんのお嬢さんのAちゃんとも仲良くしていた。
ジャパンカップでも是非大活躍して欲しい。期待しています。

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ホットコーヒー

室温20度。

真冬なら、なんて暖かい部屋だろうが、つい先日まで残暑に喘いでいた身には寒さとして応える。

まだアイスコーヒーが冷蔵庫に残っているが、ホットコーヒーばかり飲むようになった。

子供たちも夏蒲団を体に巻き付けて眠っていた。

秋分の日は寒冷前線が通過して、午前中は強風に豪雨、そして雷という大荒れの天気。
そして、一気に本格的な秋となった。

今朝は予報に反して秋らしい抜けるような青空が拡がっている。

サイクリングには恰好のお天気だ。でも、今日は一日所用で、夕方しか時間が取れそうもない。


それにしても、ここ20年で日本はまともな政治家を失ってしまったみたいだな。
底が浅いと思わせているだけならまだしも、本当に薄っぺらい張りぼてだ。

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2010.09.24

Unaddict

決戦しないから(苦笑)、全然乗ってないスコット・アディクト。

最近のポジションに合わせて、サドル高を5mm下げて、ハンドルを僅かに送った。

写真のように、ステムからハンドルへの繋がりがほぼ直線になっている。

以前からいわゆるフラットトップなセッティングを好んではいたが、コンパクトな曲がりのシャローを使っているために、アナトミックの下ハンを切り詰めたような形状に見える。

ゴールスプリントに絡めるほど速くないので、下り坂での下ハンの握りやすさだけを考えれば充分だ。

ヒルクライム重視として、ブラケットを握ってのダンシングがもっとも楽になるポジションをベストとした。


-追記-

朝令暮改。ハンドル送りすぎた。
斜度がきつくなると違和感が拭えない。止まってはハンドル調整して、また走るって感じで、結局は調整前の状態に戻ったかな(苦笑)。

右の爪先がほんの少しだけ外側を向くように、シューズのクリートも調整した。
こちらもトライ&エラーで2回ほどやり直し。右膝の違和感が無くなって調子良い。

久しぶりに車重を計った。写真の状態で7.1kg。あまり軽くないなぁ。
ちなみにフレームはLサイズでトップ長が565mm。

2011年モデルのGIANT TCR ADVANCED SL SEって完成車なんて、定価66万(税別)で車重はSサイズ5.9kgだからねぇ。
軽量モデル欲しいなら、ジャイアントで完成車買った方が安く済むな。

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2010.09.23

気分転換

昨冬から体重は5kg減った。しかし、体脂肪率は12%に留まっている。
もう5kg減量したいところだが、食欲の秋、難しそうだ。

体重を絞っているにもかかわらず、今月に入ってもTT区間のタイムは40分20秒台止まり。それなりに踏んでいるつもりなのに、足りないようだ…。
去年の今頃は40分切りが普通だったし、ベストタイムの37秒6も出ていた。
そう言えば、ヴァーチャルトレーナー使ってないな。追い込みが全然足りないのだろう。

いっそ自転車かえて気分転換したら?とのみーちゃん氏からのご提案に勿怪の幸いと飛びついた。

ヴァーチャルパートナーで追い込むまでもなく、試走で38分20秒台。36分台を出せるかも?
いつもありがとう。


- 9月24日 追記 -
写真の状態からサドルバッグを外して量った車重は7.8kg。フレームサイズはM(ホリゾンタル換算トップ長:545mm)。

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2010.09.22

間抜けな落車

サイクリング中の落車なんて、大概は過信に起因する不注意が原因だろう。

信号のない交差点で優先車線の自動車をやり過ごし、再加速しようと立ち漕ぎして右足を踏み込んだら、ペダルから脚が外れてしまった。

たまらず左側にひっ転けた。

サドルに臀部を、左肘は路面にしたたか打ったものの、自転車は護った(笑)。

すぐに帰宅して傷の手当をした。

外れた右側のシューズのクリートを見ると、磨り減ってペダルに掛かる部分が一部折れていた。
写真のグリーンの部分が欠損している。

ルックの新しいデルタクリートは二層構造になっていて、赤い樹脂が削れて白いテフロン樹脂が露出したら交換しなくてはいけない。

日々のメンテナンスを疎かにしていると、こういう痛い目に会う。

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Look Cromo Axle Assembly Removal Tool

日曜日に長女H氏が小石川へ行かなければならなくなって、急遽上京したのに発熱でお流れ。
幸いなことに翌日は回復して、一日遅れでなんとか所用を片付けることができた。

月曜日は次女Y氏と西荻の海南チキンライス夢飯(ムーファン)でランチして、ボボリでアイスクリームという贅沢。
アイスクリームはそれぞれシングルカップにしたけど、彼女にはちょっと多すぎた様だ。ダブルをシェアで十分だったろう。

さて、探していたルックのペダルアクスル抜きツールをやっと見つけた。
ついつい忘れがちの小物だが、いざペダルのグリスアップをしようと思うと必要になる。今までは持っていなかったので、手持ちのパイププライヤーにゴムを咬ませてアクセルシャフトを外していた。

最近、ちょっと舐めてきたこともあって、アクスル抜きツールを買おうと思っていた。

ルックのペダルは現行のKEOシリーズになって、アクセルボルトの形状が変わってきている。
写真のツールもKEO Easy以外では使用できないようだ。

わが家はデルタクリートの旧タイプばかりなので、クロモリアクセルモデルは全てこのツールでアクセルシャフトを抜くことができる。

尚、右ペダルのアクセルボルトは逆ネジになっている。右ペダルのボルトには緩む方向が刻印されている。

アクスル抜きを購入したのはY's池袋チャーリー。灯台下暗しだった。
上野のアサゾーで訊ねたところ、チャーリーなら在庫があると聞いて買いに走った。

チャーリーでは、キャリーミー用のブレーキとして検討していたTRP T925エアロブレーキのリヤ用ポリッシュカラーが5千円ちょっとで売っていて食指が動く。
ポリッシュのフロント用も売っていたら買ってしまっただろうが、幸い前輪用は黒色しか在庫がなく思い止まることができた(苦笑)。
キャリーミーのブレーキはプアーだが、シューをシマノの9s時代のアルテグラのものへ換えると追加加工不要で必要充分な制動力が発揮される。

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2010.09.21

ステム一体ハンドル脱着式ジャイアントMR4

極小径折り畳み自転車から最初の700Cに乗り換えたとき、車載や輪行用としてGIANT MR4の購入を検討した。
結局、自転車に乗りたいときはロードバイク、移動手段に自転車を使う場合はキャリーミーという現在のスタイルに落ち着いて、MR4という選択はなくなったが、今でも気になる自転車だ。

そんなMR4を軽量化しつつ、使い勝手が良くなるようにカスタマイズしたものを和田サイクルさんで見かけたので、写真を撮ってきた。

軽量化のため、フロントフォークをミズノ製の24インチカーボンフォークへ交換している。
このフォークは既に生産終了して入手が難しい模様だが、数年前まではこのフォークへの換装とホイールのチューブラー化がMR4を軽量化するための定番だった。

エイリアンの軽量シートピラーとタイオガのスパイダーサドルを組み合わせている。この部分は300g台前半に収まっているだろう。

そしてハンドルステム一体のカーボンハンドルに換えられている。特別軽量なモデルではなさそうだが、それでも400g台に収まっているだろう。
MR4の軽合金製分割式ドロップハンドルは340gある。これにスチール製のステムが加わると600g近くになり、結構重い。

感心したのはハンドルの脱着方式。
サトリのステアリングコラムEASY-UPを利用して、クイックリリース一つの操作で脱着を可能にしている。
EASY-UPは精度も高く、それでいて部品点数が多い構造の割に軽量だ。
本来の使用方法ではないので、固定不足によるハンドルの脱落といったリスクは拭い去れないものの、アーレンキーを使わないとハンドルの脱着ができず、その都度ハンドルの上下角度を位置決めし直さないといけないオリジナルの仕様に比べると、実に使い勝手が良さそうだった。

写真の状態で、8kg台前半に収まっている感じだった。
コンポをSRAMやカンパの軽量モデルへ換えて、ホイールをチューブラーにすれば、もう1kgは軽量化できそうな感じ。
もっとも、費用対効果としては、写真の状態がベストだろう。とても好ましいカスタムがなされたバイクで、こんな仕様のMR4なら是非欲しいな。

尚、MR4は2010年モデルよりステアリングコラムが1インチスレッドからオーバーサイズのアヘッドへと変更され、分割ハンドルも廃止されている。

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2010.09.18

しらびそ周回

坂隊のはるさんに触発されて、しらびそ高原まで上ってきた。

行きは、できるだけ自転車人2010夏号でご紹介したルートに倣ったつもり。

寝坊したけど、シルバーウィークに走れそうなのは今日しかなさそうだったので強行した。

なんとか予定通り15時までに帰宅できたのは幸いだった。

県道251号線の通行止めは、9月7日に解除されたそうだ。
土砂に埋まっていた渡河橋は、以前から欄干下を埋めていた岩石も含めて、綺麗に片付けられていた。
しかし、一昨日の雨で橋の上の路面は水浸し。橋に水抜きを設けていないのは相変わらずだった。

写真も含めて、走行記録はこちらにまとめてあります。よろしかったら、ご覧ください。

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2010.09.17

ヘルパンギーナ

夏風邪の代表選手と言われているヘルパンギーナに次々と感染。

金曜日に長男S氏は発熱したけど、土曜日の朝には平熱に戻っていたから運動会に出た。
運動会中とくに問題はなく、しかし夜にはまた発熱した。しかし、日曜日の夜には平熱に戻ったので疲れだと思っていた。

火曜日の夜、長女が発熱。長男と同じく38度超。長男と違って、喉と節々の痛みをうったえていた。
水曜日は一日休み、木曜日の午前中に熱が下がって症状も緩和した。今日から平常に戻っている。

みーちゃん氏が発熱したのは水曜日の昼頃。
3年前に子供たちが全員罹った時でも親は大丈夫だったんだけどな。今回はちょうど特に多忙な時期で、しかも急に残暑が緩んで朝は寒くなったってな季節の変わり目と重なったのも応えたのだろう。

今日の夕方になって、やっとみーちゃん氏も平熱に戻った。
喉の発疹(まるで口内炎の様だ)はまだ消えていないので、食欲はイマイチ。
明日は秋祭りで子供たちが参加する。長女H氏は病み上がりで様子を見ることになりそうだ。

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2010.09.15

Ride a super tiny bike!

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2010.09.14

秋に転がる

午後になって気温は上がり、結局30度を記録した。
それでも空気は秋らしく、ちょっと標高をかせげば肌寒く思えるほどだった。

今日からボトルを1本にして、代わりにウィンドブレーカーを突っ込んだツール缶もどきをシートチューブのケージに挿した。

そろそろ、しらびそへ上らなくちゃな。あっという間に冬が来る。


春にさぼったツケなのか、寄る年波なのかは知れないが、今シーズンはタイムが伸びない。

今日は久しぶりにフロントインナーを使わずに上ってみた。今夏最高タイムだった感じ。
しかし、40分を切れないんだよね。

この秋は、重いギヤかけて様子を見てみようかな。

国道まで下って上り返すと日没になってしまう。木曽見茶屋で折り返した。

飯田峠を越えて蟹ヶ洞を過ぎ、ふたたび山ひだへ入るように左カーブ。すると、目の前に60cmほどの小熊がいた。
咄嗟に避けて左脇を通り過ぎたら、熊は慌ててガードレールをくぐり藪へと入ってしまった。

大きさからして、今年生まれたツキノワグマの子だろう。真っ黒で、頭部が全体の3分の1ほどもある特徴的な体型をしていた。
母熊に襲われたら洒落にならない。速度を落としたまま通り過ぎ、親熊がどこにいるかと辺りに注意を向けながら、小熊に遭った場所の対岸まで回り込んだ。

しかし、親熊の気配も獣臭も感じない。バックポケットからカメラを取り出して、さっきの場所まで戻ってみた。

藪は小さな沢へと続いている。藪から熊笹を踏みしめる音がする。姿は見られなかった。
再び対岸へ回り込んで、動物だろうものの動きに合わせて揺れる熊笹をカメラに収めた。黒い陰のように熊が一瞬写っているようにも見えるが、判然としない。
小熊を轢きそうになって避けたし、その熊が藪へ逃げたのも確かだから、カメラに収まった陰はきっと熊だろうとは思っている。

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残暑の終わり秋の風

先週末は京都の自転車愛好家の方がわざわざ訪ねて来てくださったりして、興味深いお話しをたくさん教えていただいて楽しかった。ありがとうございました。
土曜日に大平街道と清内路峠を走られたそうだが、とくに午前中は秋を感じさせる深い青空が広がっていてとても気持ち良かったことだろう。
長男の幼稚園の運動会だったので、ご一緒できなかったのが残念だった。

運動会はタープ(テント)を沢山設置してくださったお陰で、秋の風が心地よかった。
しかし、陽光の下は厳しい残暑を実感する。それでも、子供たちは平然と楽しんでいたのが幸いだ。
長男氏は、なかなかかけっこが速いらしい。あれで身長もお姉ちゃんたちに倣えば、そこそこなアスリートになるかも知れない。
午後からは気温が上がって、結局、最高気温は33度となって、夜でもエアコンが必要だった。


さて、昨日の午前中に降った雨がやっと秋を連れてきたようだ。
連日の暑さが嘘のように、すっかり秋らしい空気に包まれた。

窓を開けていたら、今朝は寒いくらいだった。週間天気予報にも、30度を超える最高気温の表示が無くなった。
このまま秋は深まって行くだろう。

そんな訳で、12日の日曜日が今夏最後の日だったらしい。その日、坂隊有志で地区の駅伝大会へ参加してきた。

写真は、履き物がクロックスだったにもかかわらず4人を牛蒡抜きした隊長さんの勇姿。

大会自体は全長12.3kmを8人で襷リレーするもので、坂隊の様なオープン参加も含め38チームが出走した。
すでに開催25回目と、なかなか歴史ある大会にふさわしい賑々しいものだった。

自分は5区1.6kmを担当した。中距離とはいえ、タイムをにらんで走るのは20年以上振り(笑)。
みやさんの奥さんから託された襷をピエールさんまで必死に届けたが、途中の上り坂で随分と失速してしまった。
5分台を目標としていたが無理!ペースの確認をする余裕も無し。6分20秒、平均時速15.0km/hという結果だった。
はじめの平坦で抜いた中学生に、上りであっさり抜き返されたのが心残り。登りきってからペースを上げようとしたのだが、思い通りに脚が動かなかった。
アンカーのみやさんが彼らを抜き返してくれたのが幸い。

どの程度まで心拍が上がるだろうかとForerunner305を付けていたところ、最高心拍は207bpmだった。
苦しいわけだ・・・。辛かった。

上図はMyTourBookで編集したレース記録。横軸は距離で、上から標高、心拍、時速、ペースの各変化を示している。

坂隊ランの結果は38チーム中14位で、タイムは53分20秒との事。
今回走ったメンバーはキタさん、まつきちさん、隊長、みや奥さん、蝉、ピエールさん、サッピーさん、みやさんで、ランの経験者はトライアスリートのみやさんご夫妻のみ。それで平均速度13.8km/hはなかなか良い結果だった模様。

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2010.09.07

極楽峠と足神様

極楽峠パノラマパークより伊那谷を望む林道側の新極楽峠
泰阜村大畑足神様入口棚田100選「よこね田んぼ」

足神様で所用があって、天竜峡から三穂を抜け極楽峠を越えて和知野川沿いに天龍村まで下ってから、天竜川沿いを遡上するコースを走ってきた。
途中、県道1号線が通行止めと聞いて、県道83号を使った。おかげさまで、黄金に色づいた「よこね田んぼ」を眺めることができた。

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残暑厳しく

9月になっても日中の暑さは盛夏と変わらない。
それでも、日が短くなっていく分、朝晩には秋の訪れを感じさせてはくれるのだけど。

台風9号が秋を連れて来てくれると良いのだけど、今のところ残暑が落ち着くような予報ではないな。

週末に幼稚園の運動会が予定されている。
あまりの残暑の厳しさに食べ物が傷むのを懸念して、パン食い競争は人気のアンパンを取り止め、焼き菓子へと変更になったそうだ。
また、お弁当も心配して、希望者には仕出し弁当をまとめて注文することになった。お昼にあわせて配達される。
祖父母参加の競技も取り止めになった。

コンビニ各社は中華まんやおでんの販売を例年より遅らせたそうだが、それでもここまで残暑が厳しく長いとは予想できなかったことだろう。
公営プールは例年通りに営業を終了したが、できればもう二週間延長して欲しかった。

土曜日、大平街道は標高1000mを超えても暑かった。先週末は多くの場所で、9月の最高気温の記録を塗り替えたというニュースが流れた。
当地も36度と、猛暑日になった。

いつも通り、夕方の空き時間に大平街道を走っているが、気温のせいなのかパワーが落ちているのかタイムが伸びない。
機材変えて気分一新したいな(笑)。

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2010.09.04

アオダイショウ

住宅地の軒下などで暮らすようになったらしいアオダイショウ。

同じ個体かどうかは知らないが、去年あたりから何度か見かけるようになった。

映像の蛇は、体長1m65cmとかなりの大物だ。5月6日に撮影した。

意外にも、室内に入り込んだとは、この辺りで聞いたことがない。

このアオダイショウのお陰かは知らないが、ネズミを見かけなくなった。
以前は、屋根伝いに家々を渡るイエネズミらしい姿を夕方に見かけたものだ。
ゴミ袋をかじられたりして困っていた。しかし、最近はネズミの痕跡を見なくなった。

蛇蝎と一括りにされてきたように、ヘビを嫌う人は多い。毒を持つ種類の多いことも原因だろう。
アオダイショウに毒は無いが、攻撃を受ければ咬むし、総排出口から強い臭いの防御臭を出す。
しかし、何もしなければ人に危害を与えることもなければ、近づいてくることさえない。毒蛇とは違う。

写真は大平街道で出遭ったマムシ。

怖くて遠くから写したので、その禍々しさをあまり感じない画像だが、実物は「近づくな!」って強いオーラを感じさせるどくどくしい雰囲気を醸し出していた。

写真ではよくわからないが、マムシは上から見ると頭部が三角で、全体にずんぐりとしている。
刺激を与えなければ攻撃されることはないと聞くが、非常に強い毒を持っているので近づかないに越したことはない。

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2010.09.03

アカウミガメの放流会

一般には、夏休み最後の土曜日になるのかな。
先週末、長女が入っている科学クラブのバス旅行で浜岡の原子力発電所と浜松の中田島砂丘へ行ってきた。

中田島砂丘では、孵化したアカウミガメの放流を体験。
映像はその時の様子。

生まれたばかりのウミガメの子は、手のひらに載せると反射的に歩き出して落ちてしまう。
そのため、映像のように持ったり、甲羅を左右からつまんだりして持つ。手足が地面から離れていると、海の中と感じて泳ぎ出す。

時刻は午後三時。浜松気象台の観測値は33度だったらしいが、砂浜では40度近い暑さを感じた。
湿度は比較的低く、風が心地良かったのは幸いだった。

北太平洋のアカウミガメは、日本の海岸でのみ繁殖する。
そして、約20年かけて北太平洋を一周して、5月下旬から9月上旬までに日本の太平洋岸で産卵する。
アメリカ西海岸などでもアカウミガメは見られるが、若い個体ばかりなのだそうだ。

ウミガメは夜間に浜へ上がり、後ろ足で砂浜を掘って60cmほどの穴を作り、そこへ平均して110個ほどの卵を生む。
しかも、一つの個体が幾晩かにわたって産卵を繰り返す。

静岡県では工業地など開発による砂浜の減少や、バブル期に4輪駆動車などで浜へ入って海遊びをする人々が急増し、産卵したウミガメの卵が踏みつぶされたり、轍で親ガメが動けなくなったり、孵化した仔ガメが轍で海へ出られなくなるといった問題が深刻化して、一般立入禁止の保護区域を作ったり、早朝、卵を掘り出して安全な場所へ埋め戻すなどの保護活動が行われるようになった。

そんな中、孵化した子ガメを放流するイベントを行って、保護の啓蒙に役立てようと考えたのだろう。
仔ガメに接するのはほんの僅かな時間だが、海へ向かって懸命に浜を駆ける姿はなんとも愛らしく、無事に立派な親ガメへと成長して、再びこの浜へ戻ってきて欲しいと願わずにはいられない。

穿った見方をすれば、仔ガメは本来、日没後に砂から這い出て海へと向かう。
夏の日射しや砂浜の温度による消耗、海鳥に見つけられる危険を考えれば、親ガメが夜間に産卵するように、仔ガメも夜間に海へと船出するのは当然だ。
ところが、放流したのは最も気温が高くなる午後の三時。カモメなどが飛来することは無かったし、波打ち際の砂が濡れた場所まで近づいてから放したとはいえ、夜よりも体力を消耗したことだろう。

子ガメが海を目指せるのは、夜間、海の方が明るく感じるからなのだそうだ。
星を見る時、街の灯りが邪魔をする。光害と言うが、海を目指す子ガメにとっても方向を惑わす。だから、産卵地に都市が近い浜松では、人の手で放流することを保護の一環としているとも主催者は説明していた。

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与川峠

南木曽岳(なぎそだけ)を反時計回りに、南木曽町の蘭(あららぎ)から読書(よみかき)へと抜ける林道を走ってきた。

蘭から長者畑林道を上り、与川峠を境に南木曽(下山沢)林道へ入って読書へと下る。
どちらもダブルトラックの未舗装だった。

南木曽林道の方が斜度があり、未舗装区間もずっと長い。
しかも、マサ化した花崗岩から出来ただろう山砂が多く、砂が轍を埋めてハンドルが取られて走りにくい。

蘭側から上って正解だった。読書からなら、途中で挫折しただろう。

上図が蘭から南木曽までのコースプロファイル。

カシミール3Dが作成した起伏図で、グリーンのところは国土地理院の10mメッシュ標高、赤線がGPSで取得したデータになる。
GPSはGARMINのForerunner 305を使っている。このモデルは気圧高度計をもたないため、GPSから標高を得ている。

ピークにあるLap2地点が与川峠。
Lap1が長者畑林道のゲートで、未舗装路の始まりでもある。
Lap7が南木曽林道のゲート。Lap8は未舗装路の終わり。

与川峠は三叉路で、床浪高原へと続く奥市沢林道の起点でもある。

読書からは旧中山道を走り、妻籠で国道256号線、そして大平街道で戻る。
ちょうど南木曽岳を反時計回りに周回した恰好となった。

国土地理院の6千分の1オンラインマップをカシミール3Dで利用して、事前にコース図を作っておいた。
ガーミンのコース形式へ変換し、Forerunner 305へ転送させることで、コーストレーニング機能を使ってトレースする。
蘭から長者畑林道までには分岐が多く、道を間違いやすい。道を間違えても、15m程度コースから外れればすぐにビープ音と共に知らせてくれるから、安心して走ることができた。

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