SONY NV-U35 ポータブルナビ
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先々週、隣県までドライブへ行ったのだが、新車の臭いと曲がりくねった山道で子供たちの具合が悪くなってしまった。
行き先を変更するにも、じゃあどこへ?って感じで、ケータイで探すのだが意外と情報が少ない。
こんな時に最新のカーナビがあれば、もう少し臨機応変な楽しみ方ができただろうに・・・。
そんな折り、NV-U35がアマゾンで3万円を切っていたので衝動買いしてしまった。
在庫無しの納期1週間から3週間の表示だったのに、注文から3日目には届いた。お陰で、ゴールデンウィークに活用できるな。
NV-U35はシリコンメモリーに8GBの全国マップを収録したGPSカーナビだ。
液晶画面は3.5インチと、この手の製品の中でも特に小さい。リチウムバッテリーを内蔵して、携帯ナビとしても利用できる。
反面、ジャイロや加速度計といった自律センサーは無いので、長いトンネルや首都高などの高架下ではGPSを受信できないため自己位置を検出できない。一応、トンネルなどへの進入スピードから移動距離を算出して自己位置を表示する機能はある。
ただし、電子コンパスは内蔵している。徒歩での使用時、方向をGPSで算出するには移動速度が足りないために付加されているようだ。
NV-U35は防水設計になっていて、自転車用ナビとサイクルコンピューターの機能もある。
残念ながら、自転車へ取り付けるマウントは別売り。自転車用のマウントは4,980円と高額なこともあり、購入は検討中。
ACアダプターが付属しているが、USBから給電して充電できるのだからこれを省き、自転車用マウントを付属して欲しかったな。
取り敢えず徒歩ナビを試してみた。直射日光下でも、画面はそれなりに見ることが出来る。
GPSの受信条件が良いと、幅員1.5mという私道を歩いていても寸分違わぬ自己位置が表示される。
しかし測位衛星が1個など条件が悪い時は、30m近くずれている。この位ずれてしまうと、通り3つ分は外れる。
追従性は良い感じ。電子コンパスのお陰で、せわしないヘディングアップも感覚的には問題ない。
電子コンパスの無いガーミンForerunner 305では、停止すると方向不明となってしまう。自転車の移動速度ならすぐに正しい方向を算出しなおせるだろうが、徒歩では電子コンパスが内蔵されていないと使い物にならないだろう。
バッテリーは通常モードでも3時間程度もつと言われているが、果たして・・・。
トゥーランへの取り付けは、ダッシュボードにある小物入れのリッドの下へ車載用の専用クレードルで吊り下げるように取り付けると良い感じ。
ヒューズボックスのアクセサリー関連の端子から12Vを小物入れの中まで引こうと思ったが、リッド底面へぶら下げたクレードルは外さないとリッドを閉めることができない。
それなら、使わないときはクレードルも外す必要があるので、電源もシガーソケットから取って、使用する都度に接続すればいいやって思っている。
尚、NV-U35はUSB端子から給電できるが、USB端子からの給電ではPC接続モードになってナビとして機能しない。
給電しながらナビするには、自動車用クレードルの端子から給電するか、本体に設けられたPSPと同じ給電ジャックから5V入力する。
100均にPSP専用USB充電ケーブルが売っているので、汎用の液晶保護フィルターと一緒に買ってきた。
手先の器用なみーちゃん氏が、NV-U35を開梱後すぐに保護フィルターを切り出して貼ってくれた。
PS専用USB充電ケーブルは、ACアダプターの代わりに使っている。
PCの他、テレビにもUSB端子があるので、USB端子から充電できれば、それに越したことはない。
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