ピスト用携帯工具
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リヤもクイックリリース化したトラックハブだったが、スターメイ・アーチャーの固定ハブ用内装3速機“S3X”を導入したため15mmナット止めになった。
パンク修理でリヤホイールを外すには、15mmナットを弛める工具が要る。
そこで、以前キャリーミー用に作っていただいた坂隊工具を、シートチューブのボトル台座に付けている。
本来なら、M5の蝶ネジで固定するのが一般的だ。しかし、手持ちに無かったので丸小ネジを使っている。
近くのホームセンターには20mm長のものしかなかった。できれば15mm長が欲しい。ゴールデンウィークにでもハンズへ行って、適当な蝶ネジを買ってこよう。
今のところ、丸小ネジはサドルバッグに入れた携帯工具で外す。
さて、市販品にもピスト向けの良い感じな携帯工具がある。
PEDROS trixie toolがそれで、15mmボックスレンチとロックリング用のS字レンチに8、9、10mmのレンチと5mmのアーレンキーが使いやすい形状で一体化している。
M5の蝶ネジも付属し、ボトル台座があるフレームなら写真の坂隊工具と同様に携行できる。
併せて、ブラックバーンのエアスティックSL携帯ポンプもお薦め。
フレンチバルブ専用ながら、全長16cmとコンパクト。しかも軽合金ボディで軽量かつ堅牢。
押しても引いても空気の入るダブルアクションなので、意外に少ないポンピングで応急処置的加圧ができる。
チューブラーからクリンチャーへ換えても、スペアタイヤの代わりにチューブやパッチはやっぱり必要。
チューブラーでは緩パンクで済んだ程度の穴も、クリンチャーでは空気抜けが早くてどうしても現地修理は避けられないし。
街乗りピストなのだから、必要な工具もスマートに携帯したい。
できればサドルバッグも使いたくはないのだが、バッグを持つよりはマシだろうとCannondale JavaPodを使ってみた。
キャノンデールとKNOGのコラボでリリースされたシリーズだ。
JavaPodは既に廃番だけど、今ならKNOGのLサイズサドルバッグが良いかもね。
Carrera Rollはステムを下げて、ハンドルを少ししゃくってみた。
それにしても、なんかさえない。やっつけ仕事がそのままルックスにも出てしまっている感じ。
52x18tってギヤ比は意外に使いやすい。
上りはローギヤで、20%未満の斜度なら大丈夫。平地も下りもストレス無いし。
どうせなら48x15tあたりにダウンサイズしたいところだが、ストレートドロップエンドの現物合わせなので、現状で妥協するのが財布に優しいだろうな。
バーテープは寿命だし、ハンドル周りをもう少し見直したいとは思う。
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