Geumsan Ginseng Asia
かぶちゃん農園ボンシャンス飯田代表の福島晋一選手が韓国で結成したコンチネンタルチームが錦山(クムサン)・ジンセン・アジア。
先週末、エキップアサダ浅田代表のサイン会から帰った後、みーちゃん氏から「浅田さんにTOJで晋一さんを出さなかったこと、ちゃんと文句言ってきた?」って突っ込まれてしまった。
今期レース活動を休止したエキップアサダの日本人ライダーは、BSアンカーへ移籍(出戻り)した清水都貴選手の他は、晋一さんを除き皆チームNIPPOへ移籍した。
レース活動こそ休止したが、昨日のエントリーにあるように強化選手として小森くんをヴァンデUへ送るなど、新城選手が所属するブイグテレコムとのパイプを活かして、近い将来ツール・ド・フランスでも通用する若手選手の育成にエキップアサダは力を注いでいる。
ブイグは今年でスポンサーを撤退するが、チームが解散してしまうことはなさそうだ。
関係は今後も良好に続くだろう。
晋一さんはエキップアサダを離れ、新しいチームを立ち上げた。
ダイハツボンシャンス飯田のフランス遠征組選手、キャプテンの五十嵐丈士と奈良基が日本人選手として参加している。
ボンシャンスは今期からメインスポンサーが変わり、ケフィアグループのかぶちゃん農園を冠スポンサーとして、かぶちゃん農園ボンシャンス飯田でシーズンインした。
今まで同様に、有望選手をフランスなどの海外へ遠征させて育成しつつ、かぶちゃん農園ボンシャンス飯田としてJツアーを戦う。
しかし、エキップアサダがレース活動を休止し、さらに強化選手をフランスへ派遣して育成する体制とかぶることもあって、ボンシャンス飯田のアドバイザーとして参加していたエキップアサダの浅田代表とこ~ぢさんは外れることになった。
昨年まではエキップアサダのサテライトチームという位置付けもあったボンシャンス飯田だが、エキップアサダのレース活動休止を受けて、クムサン・ジンセン・アジアが代わって今後のステップアップ先となるのだろう。
クムサン・ジンセン・アジアは、先月中旬に発表されたJサイクルツアー追加登録チームリストに掲載された。
今シーズンはアジアツアーに加え、Jサイクルツアーも戦う。
同ツアーのかぶちゃん農園ボンシャンス飯田とは、どう棲み分けるのかな。
ボンシャンス飯田は、昨年同様にFELTに乗る模様だが、クムサン・ジンセン・アジアは、2009年に晋一さんへシューズとサドルを提供していたスペシャライズドが自転車もマテリアルスポンサードするとの報道だ。
同じスペシャ乗りでもあり、応援にも力が入る。
クムサン・ジンセン・アジアがTOJへ招待されるとなれば、キャプテンの地元としても力一杯応援せねばなるまい。
エキップアサダのメンバーが移籍して、アジア最強と言っても過言ではなくなったTEAM NIPPOがTOJでは台風の目だろう。
登りの強いガローファロを、北京五輪代表の宮澤崇史、世界選手権代表の井上和郎、アジア選手権5位の佐野淳哉といった日本を代表するロード選手らがアシストすれば、TOJ総合優勝もかたいよな。
シーズン始まったばかりだけど、TOJが今から楽しみだ。これにブイグも招待されてきたら、応援するチームばかりになっちゃうな。
今年のサイクルロードレースは、国内もまた面白くなるだろう。
JツアーやTOJ、ジャパンカップといったサイクルロードレースの観戦をお薦めします。
天気の良い日にピクニック気分で自転車レースを観戦する。気になるチームを応援する。
気軽に気楽に出掛けてみませんか。とっても楽しいですよ。
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