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2010.01.17

「おかあさんといっしょ」の収録に行ってきた

一月ほど前のことになるが、長男S氏を連れて渋谷のNHK放送センターまで「おかあさんといっしょ」の収録へ行ってきた。

収録は夕方からだったから家族揃って出掛けて、みーちゃん氏と娘たちはスタジオパークのモニターで見ていてもらった。

子供の付き添いは母親が多いけど、次女Y氏のときにみーちゃん氏が同伴したので、今回はぼくが引き受けることになってしまったからだ。


次女が参加した3年前は、集合場所の西玄関まで番組に出演しているおにいさんとおねえさんたちが迎えに来る趣向になっていた。

放送センター内に同伴できる家族は1名だが、おにいさん、おねえさん登場までは受付前の玄関スペースで同伴人数に関係なく待つことが出来た。

受付を通るまではビデオやカメラ撮影ができたから、子供たちを迎えに来るおにいさん、おねえさんと子供たちを撮ることができた。

ところが、この趣向は取り止めになったそうだ。今のうたのおにいさん、おねえさんになってから変わったらしい。


集合場所は以前と変わらないが、出場ハガキと子供とを確認すると放送日や注意事項が記載されたA4の注意書を渡され、すぐにエプロン姿の女性スタッフたちに促されて受付を通って奥のロビースペースに集められた。

注意書には、「写真やビデオ撮影は一切駄目。見つけたら、フィルム没収、メモリーは消去して即退館してもらう」といったことが書かれている。
また、記念品を渡した段階で出場したものとされる。つまり、病気などで収録に来られなかった場合は、4歳の誕生月までの応募ならふたたび抽選対象になる。

改めて名簿と照らし合わせながら、出演記念のTシャツを渡された。Y氏の時は「ぐ~チョコランタン」のTシャツだった。
今回は「でこぼこフレンズ」のシンプルな柄のTシャツだ。真冬だから、トレーナーを期待したのだけどね(笑)。


ロビースペースで最後のトイレタイムであることが伝えられ、各自トイレへ。
トイレまでの通路は、「竜馬伝」の撮影用衣装が掛けられたハンガーや「ゲゲゲの女房」と書かれた段ボールが沢山積まれ、幕末志士の格好をしたエキストラたちも多数行き交っていた。
そんな中、長男S氏を連れて用を足してきた。

NHK放送センターは建物が古く天井も低い。清潔ではあるが、とても簡素な作りだ。
長男S氏は病院にいるような錯覚に陥った、「これから注射するの?」って聞かれた。
それでも機嫌は良い感じだったので、あまり気に留めなかった。

集合確認のために子供たちはふたたびロビーに集められ、それを取り巻くように付き添いのお母さん方が並ぶ。
配られた注意書の内容をスタッフが説明しはじめる。と、何人かの子供たちが泣きだした。その中に、長男S氏の鳴き声も混じっていた。

彼の目からはボクが見えなくて、不安になってしまったようだ。
それからは、ずぅっと抱っこする羽目となった。

S氏はべそを掻きながら、「帰るぅ~」と繰り返す。なんとかなだめようとするが、どうにも泣き止まない。
同じようにぐずるお子さんの相手をしていたお母さんがS氏にビスケットをくださったが、投げ出してしまう有り様…。

後悔先に立たずとは言え、もっと彼に気を使うべきだった。きっと自分も舞い上がっていたのだろう。


一列になってスタジオへと移動する。ぐずる子供は親が抱えて、天井が低く閉塞感を感じる廊下を、子供たちの列について行く。
暖房は程良かったが、S氏をなだめながら歩くあいだに額から汗が流れる。

防音扉を抜けてスタジオに入ると、おにいさん、おねえさんらが出迎えてくれた。

広く天井の高いスタジオ。
明るい照明の中、テレビで見慣れたおかあさんといっしょのセットも目に入って、S氏も少しは落ち着いたようだ。

子供たちは既にセット中央に陣取って、スタジオの雰囲気を楽しんでいるように見える。
しかし、S氏はボクにべったりで、歌のおにいさん、体操のおねえさんが幾度となく気を引いてくれたのにつれない。

同伴のお母さんたちは、入って左手の観覧者用のベンチシートにつく。
僕らのように子供が離れない同伴者用に、最前列席は空けられていた。

スタジオの暖かさに冷や汗も手伝って、とても蒸し暑く感じた。
脱いで手に持っていた外套などは、スタッフの方がシートの下へ仕舞ってくれた。


収録方法は以前と変わらないようだ。生放送の様に、シームレスにシリーズ撮影される。
カメラが回りはじめるまでは、子供たちの輪にS氏と一緒に加わっていた。

子供が親から離れない場合、収録開始直前まで子供と一緒にカメラ撮影範囲内にいることができる。
と言っても、ぐずる子供のなだめ役なので、周囲を観察したり雰囲気を楽しむような余裕はあまりない。
番組で子供たちが座っている雛壇に腰掛けて、S氏が体操の練習に参加するよう一所懸命口説いていた。


歌のおにいさんと体操のおねえさんが、とても気遣ってくださった。歌のおねえさんも何度となくS氏のご機嫌をとってくださったし、体操のおにいさんもデモンストレーション前や後にS氏を誘いに来てくださった。

にもかかわらず、S氏は頑としてボクから離れない。
歌のお兄さんが抱っこしようと差し伸べた手を振り払う始末…。

番組中に皆で歌う場面の手遊びのリハーサル、そしてぱわわぷたいそうのリハーサルもS氏と一緒にする羽目に。

3体の着ぐるみキャラクターが登場しても、S氏は惹かれない。こりゃ、駄目だな。

歌のおにいさんがギリギリまでS氏の気を引いてくれたのだけど、ついに撮影開始に間に合わなかった。

次女Y氏の時とは構成が変わり、子供たちにカメラが向くのはモノランモノランという着ぐるみキャラクターの寸劇のVTRが終わってから。

歌のおにいさん、おねえさんのオープニングトークは、その日に選ばれる子供と体操のおねえさんがするダンスうぃ行うスペースで撮影し、劇のVTRへスイッチする。

子供たちの前には、大型のモニターCRTが引き出され、そこに映し出されるモノランモノランを皆で見るのだが、S氏は観覧席でボクの膝の上にいた。

スタッフのお姉さんが「どの色の風船が好き?」とかS氏に話しかけてくれる。
シンケンレッド好きの彼は、もじもじしながら「あか!」とか言ってるし。でも、子供たちの輪に入ろうとしてくれない。
VTR中に戻れれば、収録にはまだ間に合うのだけどな。

結局、子供たちが収録を楽しむ姿を、観覧席でぼうっと眺めるボクの膝の上にS氏はちょこんと座って、お歌に合わせて手遊びしたりしていた…。

再びVTR、そしてダンスへと続く間、子供たちはモニター画像を見る時間となる。
S氏は退屈したようだが、観覧席のボクから離れようとしない。
男性スタッフが彼にちょっとした手品をいろいろとして見せてくれて、だんだんと元気になってきた。
収録後の記念撮影をしてくれた方で、彼のお陰ですっかりS氏の機嫌が直ったようだ。とても感謝しています。

エンディングの風船を落とすスタッフが、スタジオ天井のキャットウォークに配置される。
再び風船の色の話をしてもらい、俄然興味の湧いたS氏は、ぱわわぷたいそうからなんとかワイドテレビのフレーム内には入ることができた(苦笑)。

しかし、体操してないし、ふたたび観覧席に戻ったりしてるし、またもやはらはら。
体操のあとのあした天気になあ〜れ!で、やっと子供たちの輪にちゃんと加わったものの、心は赤い風船に占められた様で、上ばかり向いて動いてるし。

で、きちんと赤い風船をゲット。良かったね。

記念撮影では、真ん中でとてもニコニコして写ってました。


結構しんどかったけど、おにいさん、おねえさんたちをとても間近で見られたのは、ファンの方に言わせれば超ラッキーだったかも知れませんね。

もっとも、すべてはボクの不注意で、S氏を不安にさせて泣かせてしまったことが原因。S氏には申しわけなかった。
この日の収録の話しで娘たちがS氏をからかうこともあって、彼はおかあさんといっしょをあまり見ないようになりましたとさ。


この収録から三週間後に幼稚園のクリスマス会があって、S氏をたくさん撮ったビデオをテレビで彼に見せるととても喜んでいた。
ビデオカメラで撮られるのは楽しいって気分をもっと味合わせてあったなら、スタジオでの態度もちょっと違ったかも知れないかな。

とはいえ、「これから注射するの?」って言った意味をもっと深く考えて気配りしていたら、あれほどぐずらせてしまうこともなかっただろう。

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