Volkswagen Golf Touran TSI Trendline 限定モデル
自動車ディーラーも仕事納めの今日、ゴルフトゥーランの限定モデルの情報をいただいた。
トゥーランは、ゴルフVのプラットフォームを使用したショートデッキでハイルーフな7人乗りミニバン。
ゴルフVに先駆けて、2004年2月に市場投入された。
ゴルフは昨年後半にVIへアップデートされてフルモデルチェンジしているが、プラットフォーム自体はVと変わらないのだそうだ。
トゥーランは、当初の2.0Lまたは1.6L直噴エンジンと6速ATの組み合わせから、ターボとスーパーチャージャーで加給された1.4Lの直噴エンジンTSIと6速DSGトランスミッションの組み合わせへとアップデートされ低燃費化が図られた。
2009年モデルでは乾式多板クラッチを採用した7速DSGとなり、信頼性の向上と共に燃費性能は更に15%も改善されたという。
5年前にわが家が購入した初期型は、2.0LエンジンのGLi。現行のハイラインにあたる装備のモデルだ。
TSIエンジンとなったトゥーランは、GLiがハイライン、1.6LモデルのEがトレンドラインという呼び名に変わっている。
エンジンやトランスミッションのハードウェア的な違いは無く、電子制御プログラムを変えて出力特性に違いを持たせ、ハイラインはパワフルな仕様となっているとのことだ。
動力性能や安全性能の違いは、エンジン制御プログラムのみ。
快適装備にこそ違いはあるものの、かつてのGLiとEとの差に比べると価格差の評価が難しい。
そんな中、来年早々に登場するトレンドラインの限定車には、わずか11万円でアルミホイールにキセノンヘッドライト、ハイラインと同様の革巻きステアリングにシフトレバー、サイドブレーキグリップが奢られ、更にオートエアコンまたはそれに代わる装備が追加されているらしい。
以前にもEのモデル末期2007年1月に同様の限定車が設定され、2007年4月には現行スタイルにフェイスリフトされている。
今回もモデル末期の販売のてこ入れとして準備された様だとのこと。単純に、年度末需要を狙ったものだろうけど、来年4月にはVI相当のフルモデルチェンジがあるのかも知れないね。
それにしても、エコカー減税の対象車じゃないのが残念だ。現行トゥーランでも、新型フーガより燃費悪いのか?
トレンドラインの限定車はまだ見積できる資料が届いていないとのことだったが、買い換えの動機としては悪くない。
ダイビングブルーのボディカラーが選べないのは残念だが、ワッペングリルには濃い色が似合いそうだ。
あまり時間は無いけど、良い条件が提示されれば乗り換えになるだろう。
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