雨間の花火
雨が降る。雨が降る。
牛乳パックで作ったキャンドルライトに絵を入れながら、窓辺を眺めて溜息をつく子供たち。
梅雨明けしたよね? どうして雨なんだろう。
大手町の一角で、誰かが頭をかきむしっているかもね。希望的観測(笑)。
今日は、幼稚園の花火大会。親たちは準備でちょっとだけ多忙だ。
公園での開催を見送り、園で行うことになった。
昼過ぎに雨が上がった。
アトラクションは園で、花火は公園で行うことに。
何十年ぶりかで、濡れたグラウンドを雑巾で拭いた。学生時代、濡れたテニスコートの水を雑巾で取ったものだ。
意外によく水を吸い取ることができる。
園の礼拝堂で行われたコンサートは、とても楽しかったようだ。
浴衣やじんべえの子供たちも可愛い歌を披露したそうで、見られなかったのは残念だった。
キャンドルライトも綺麗に灯った。子供たちの歓声に、大人たちも満足したことだろう。
花火の段取りも良く、市販のものながらなかなか派手な演出となった。
点火役の息が随分と合っていた。特別に段取りをしていた訳ではないのだが、互いに注意を向けていれば、自ずと息は合うものだな。
梅雨空のお陰で段取りが変わったが、それが功を奏したようで、今年は特に評判の良い花火大会となったようだ。
子供たちが楽しめたなら、それが一番。
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