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2009.07.30

残水ポンプ

工進の清水用水中ポンプが故障した。

60Hz時に50L/min効率のハイパワーモデルだが、家庭用なために樹脂筐体な廉価設計だ。
経年劣化により水密性能が担保できなくなって、漏電するようになった。

パッキン類を交換、もしくはバスコーキング材などで目止めすれば不具合は解消するかも知れないが、そもそも清水用なのに池水の汲み出しに使っているので、対応モデルへ買い換えることにした。

ところが、風呂の残り湯を洗濯機へ移すようなポンプと違い、ある程度の水量をくみ出せる水中ポンプは意外に高価で、下位モデルでも2万円近い。

水中ポンプの使用頻度は低いが、将来的にも長く必要となる。
耐用年数の長い業務用の中古を探すことにした。

業務用と言っても、基本的な構造はお風呂ポンプと変わらない。

電気モーターで羽根車を回し、発生した遠心力で水を周囲へ押し出す。すると中心部が負圧になって、水が吸い込まれてくる。

この様な構造のものを、「渦巻きポンプ」という。

ポンプの電気モーターは、交流電源を直接印加する単相誘導電動機が一般的で、100V50Hz地域では3000rpm、100V60Hz地域では3600rpmで回転する。

結果として60Hz地域では回転数が20%速くなり、吐き出し量も多い。

モータの出力によっては、50Hz用と60Hz用はそれぞれ羽根車の形状を変えて吐き出し量を揃えたり、モータの巻き線自体が違う場合もあるようだ。

しかし、家庭で扱う程度の出力のものは、銘板こそ50Hz用になっていても、その実50Hz/60Hz共用であることが多いようで、カタログや仕様書、パーツリストを見れば、共用かどうかはすぐに確認できる。


今回手配した水中ポンプは、鶴見製作所のLSC-1.4S。

ちょっと本格的すぎるとは思うが、逆流防止弁付きで低水位排水用で家庭でも扱いが容易そうなものとなると絞られてしまう。

見つけた中古品は50Hz用だったが、カタログを見れば共用品であることがわかる。


今まで使っていた工進製の家庭用との大きな違いは、吐き出し管(ホース)径。

内径15mmの家庭用だったのに対し、φ25mmのカップリングとなっている。そのため、φ15mm内径のホースを繋ぐためのカップリングアダプターかφ25mm用のホースを別途用意しなければならなくなった。

ホースの長さは6m程度で充分なので、10m巻きの安価なφ25mm折り畳みホースを用意した。

ポンプにホースを繋いで試運転すると、予定通りに池水がみるみる排出される。
さすがは170L/min(60Hz時)のハイパワーと感心したが、折り畳みホースは曲げることができないことに気付いた。

折り畳みホースを曲げると、水路が潰れて詰まってしまう。
雨樋用の雨水口に突っ込む予定だったが、これでは巧く水が流れない。

思案した挙げ句、捨てる予定だったφ15mmの家庭用ホースを折り畳みホースの中に入れて、屈曲部が潰れないようにした。

ホースの内径が絞られるため吐出量が減るし、抵抗になってモーターの負担も増す。
暫定措置だが、使用頻度が少なく、一回の稼働時間も短いので、このままにしてしまいそうな気もする。

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