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2009.07.30

蓋付きのごみ箱

GIO'STYLE GIO'MAMAシリーズのペダルビンを愛用していたが、スチロール樹脂製のリンケージが壊れたため、修理して使っていた。

このペダルビンは高さが42cmほどで、容量も20Lはある。

デザインがとても可愛い上に、意外にも密閉度が高く、生ゴミ用に使えるほどに臭いは漏れない。

欠点は入手性が悪いのと、スチロール樹脂製で強度が低いリンケージだ。
リンケージは、新しい内にホットボンドで補強しておくと壊れにくくなるかも知れない。実際、壊れた箇所の修理にホットボンドを使っていた。

使い初めて今年で8年目になるが、遂にリンケージの修理が難しい状態となった。
旧い製品ではあるが、イタリアメーカーのものなのでまだ生産販売されているかも知れない。


ネット検索してみたところ、なんとアマゾンに売っていた。値段もかなり手頃な上に送料も無料。早速、オレンジのペダルビンを注文した。


それにしても、アマゾンでGIO'STYLEALESSIの製品も買えるのね。

最近は書籍以外に自転車用品を買うことが多くなった。
なにか欲しい品物があったら、一度アマゾンで買えないか当たった方が良い感じ。

但し、電化製品の様にアフターサービスを必要とする確立が高い品物は、店舗で購入したい。
取り次ぎ料を取るようなヤマダ電気的お店もあるようだが、カメラのキタムラなどアフターサービスでも顧客対応の良い量販店は多い。

アマゾンのアフターサービスは初期不良対応に厚いが、30日を超えた後は面倒になる。
逆に、雑貨や衣類は本の落丁と同様な対応なので、初期不良期間ならビジネスライクに不具合対応してくれる分、店舗よりも使い勝手が良いと感じる。

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残水ポンプ

工進の清水用水中ポンプが故障した。

60Hz時に50L/min効率のハイパワーモデルだが、家庭用なために樹脂筐体な廉価設計だ。
経年劣化により水密性能が担保できなくなって、漏電するようになった。

パッキン類を交換、もしくはバスコーキング材などで目止めすれば不具合は解消するかも知れないが、そもそも清水用なのに池水の汲み出しに使っているので、対応モデルへ買い換えることにした。

ところが、風呂の残り湯を洗濯機へ移すようなポンプと違い、ある程度の水量をくみ出せる水中ポンプは意外に高価で、下位モデルでも2万円近い。

水中ポンプの使用頻度は低いが、将来的にも長く必要となる。
耐用年数の長い業務用の中古を探すことにした。

業務用と言っても、基本的な構造はお風呂ポンプと変わらない。

電気モーターで羽根車を回し、発生した遠心力で水を周囲へ押し出す。すると中心部が負圧になって、水が吸い込まれてくる。

この様な構造のものを、「渦巻きポンプ」という。

ポンプの電気モーターは、交流電源を直接印加する単相誘導電動機が一般的で、100V50Hz地域では3000rpm、100V60Hz地域では3600rpmで回転する。

結果として60Hz地域では回転数が20%速くなり、吐き出し量も多い。

モータの出力によっては、50Hz用と60Hz用はそれぞれ羽根車の形状を変えて吐き出し量を揃えたり、モータの巻き線自体が違う場合もあるようだ。

しかし、家庭で扱う程度の出力のものは、銘板こそ50Hz用になっていても、その実50Hz/60Hz共用であることが多いようで、カタログや仕様書、パーツリストを見れば、共用かどうかはすぐに確認できる。


今回手配した水中ポンプは、鶴見製作所のLSC-1.4S。

ちょっと本格的すぎるとは思うが、逆流防止弁付きで低水位排水用で家庭でも扱いが容易そうなものとなると絞られてしまう。

見つけた中古品は50Hz用だったが、カタログを見れば共用品であることがわかる。


今まで使っていた工進製の家庭用との大きな違いは、吐き出し管(ホース)径。

内径15mmの家庭用だったのに対し、φ25mmのカップリングとなっている。そのため、φ15mm内径のホースを繋ぐためのカップリングアダプターかφ25mm用のホースを別途用意しなければならなくなった。

ホースの長さは6m程度で充分なので、10m巻きの安価なφ25mm折り畳みホースを用意した。

ポンプにホースを繋いで試運転すると、予定通りに池水がみるみる排出される。
さすがは170L/min(60Hz時)のハイパワーと感心したが、折り畳みホースは曲げることができないことに気付いた。

折り畳みホースを曲げると、水路が潰れて詰まってしまう。
雨樋用の雨水口に突っ込む予定だったが、これでは巧く水が流れない。

思案した挙げ句、捨てる予定だったφ15mmの家庭用ホースを折り畳みホースの中に入れて、屈曲部が潰れないようにした。

ホースの内径が絞られるため吐出量が減るし、抵抗になってモーターの負担も増す。
暫定措置だが、使用頻度が少なく、一回の稼働時間も短いので、このままにしてしまいそうな気もする。

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2009.07.22

部分日蝕 2009年7月22日水曜日

雲間から現れた欠けた太陽を観察した。

晴れていたら三日月形の木洩れ日を撮りたいと思っていたが、厚い雲がフィルターになって、思いがけずに直接撮影することとなった。

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2009.07.20

遠い海

海まで走ろう!

昨年、日本海までの往復400kmを一日で走りきったフライフィッシャーさんのお話を聞いて、せめて太平洋まで走りへ行こうか。ってな希望はあった。

南へ下れば、浜名湖に出る。海の日なら、休みが取れる。鰻を食い散らかそう!(笑)ってな提案もあって実現した坂道自転車通勤隊『海の日うなぎサイクリング』。


平岡駅で輪行組と合流し、浜松ではお出迎えまであるとても賑やかなサイクリング。

足軽隊の皆さんが東京から参加するというサプライズ付きで、JR飯田駅前をスタートした。

長野県から愛知県内は県道1号線を使用したこともあって、峠越えも無くまったりと走ることができた。


スケジュールの関係で、ボクは途中で別れて復路をとった。うなぎも海水浴にもありつけず。残念?

本隊は、本場の鰻を堪能して、海へ入ることもできたそうだ。さすが初志貫徹。


ろくに挨拶もできずにおいとまいたしました。同行いただいた坂隊のメンバーはじめ、足軽隊の皆様、まゑ様、ありがとうございました。


走行ログはこちら

海まで行かなかったので、270kmにとどまった。お陰で、まだ景色が見える間に新野峠を下れたのは幸いだった。

もっと早い時間に往路へ入っていたら、豊根で夕立に出遭っていたことだろう。路面が随分と濡れていた。新野峠へのアプローチで少し降られたものの、丁度よいタイミングだったようだ。

国道沿いの豊根の集落で井戸水をいただいた。両手や顔を洗い、洗車までさせてくださってとても助かった。
ご主人のご厚意がとてもありがたかったです。


さて、今回のサイクリングは走行も10時間を超えた。

サイクルコンピューターとして使用しているガーミンのForerunner 305 (ForeAthlete305)の内蔵バッテリーでの動作時間は、約10時間となっている。
手持ちのものは、7時間半程度でローバッテリーアラームが出る。その後1時間程度は持つが、完全に電池切れさせてしまったことはないので、実際には何時間持つのかわからない。気温や使用するオプションでも変わるだろう。

今回は途中から外部バッテリーを使用した。
Forerunner 305(FR305)付属の専用クレードルを介して、ミニUSB端子で電源供給できる携帯電話用の電池式充電器でエネループを使って給電する。
グランフォンド吉野のために用意したこちらの装備だ。

FR305は、外部電源を接続した状態で電源を入れると、外部電源からの給電で動作するようになる。
この時、内蔵電池の充電も同時に行われる仕様らしい。

単三形エネループ2本でどの程度稼働するかは未確認だが、今回は走行時間8時間15分の地点までを内蔵バッテリー、その後は外部電源を使用した。

外部電源駆動では、FR305のバックライト用オートディマーがオフになる。
闇に包まれてからは、FR305のバックライトを灯し続けていた。いちいちバックライトスイッチを入れなくて良いのはとても便利だった。

もちろん、内蔵バッテリーでもバックライトを常時点灯状態にすることは可能だ。
しかし、普段は外部バッテリーキットなど持ち歩かないので、電池の消耗を抑えるために1分で自動消灯する設定にしている。

尚、今月になってForerunner 310XTの出荷が始まった。

FR305に対して内蔵バッテリーでの動作時間が20時間と倍増し、防水性能も向上してアイアンマンレースに完全対応した模様だ。

ナビ機能からルート設定が省略され、コースナビのみとなった様だが、登録できるバイクプロフィールはFR305同様に3つあり、FR305の後継としてなんら問題なく使用できそうだ。

但し、外部インターフェイスがANT+となったため、GARMIN USBドライバーに加え、GARMIN Training Center Ver 3.4に付属するANT+サポートユーティリティーが必要となり、Windows 98やMeではデータ管理が行えなくなったと思われる。

また、充電も端子式ながらクリップ形状となり、FR305+専用クレードルと外部電源といった使い方は難しいようだ。

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2009.07.18

雨間の花火

雨が降る。雨が降る。

牛乳パックで作ったキャンドルライトに絵を入れながら、窓辺を眺めて溜息をつく子供たち。

梅雨明けしたよね? どうして雨なんだろう。

大手町の一角で、誰かが頭をかきむしっているかもね。希望的観測(笑)。


今日は、幼稚園の花火大会。親たちは準備でちょっとだけ多忙だ。

公園での開催を見送り、園で行うことになった。

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梅雨空ふたたび

週末を狙い澄ましたかのように、全線が活発化した。

雨が降る。

昨夜のツール・ド・フランス第13ステージも冷たい雨だった。

雨の下りで抜群のパフォーマンスを発揮したハウスラーが単独ゴール。

思わず溢れた涙に顔を覆い、そして高々と上げた両手は、雨の山岳を越えたにもかかわらず素手だった。

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2009.07.15

猛暑もどこ吹く風

飯田市街は34度まで気温が上がったそうだが、大平宿は26度。

お休み処大平の窓からは涼しい風が入って、今日も焼き肉が美味しかった。

大平街道往復約60kmの内、実に50kmは木陰の中を走る。

沢や洞も多く、通過する都度に冷気を感じてとても涼しい。

真夏のサイクリングには絶好のコースです。

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2009.07.14

第3回「飯田線検定」

8月1日土曜日の午後、長野県飯田市公民館にて第3回「飯田線検定」が開催されます。

既に締め切りは過ぎていますが、今週末必着にて追加募集されていますので、申込みをお忘れの方がいらっしゃいましたらまだ間に合います。是非ご応募ください。

応募要領など詳細はリンク先をご参照ください。

JR東海ニュースリリース:第3回「飯田線検定」の開催について

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1分28秒

日曜日に開催された第6回乗鞍スカイラインサイクルヒルクライムの結果が掲示された。

1時間17分40秒579。クラス7位、総合ではどうも43位だったようだ。

クラス6位入賞には、1分28秒足りなかった。

ゴール後、余力を感じたので、この程度のタイム差はすぐに克服できる範囲だと思う。
実際、飯田峠TTでも3分程度のばらつきがある。

日曜日、タイムがイマイチ伸びなかったのは、一人で走ってしまったことが要因だろうと思われる。

坂隊ではキタさんとほぼ同じタイムなので、来年は彼とクラスも一緒だし、協調してタイムを伸ばせるようにしたい。

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2009.07.13

第6回乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム

第6回乗鞍スカイラインサイクルヒルクライムに参加してきた。

昨年までは平湯峠からのスタートだったが、今年から岐阜県警の協力の下、国道158号線沿いの殿下平がスタート地点となり、4.4km伸びて合計距離18.8km、標高差1342mのヒルクライムレースになった。

計算外だったのは、スタートから400mほどがパレード走行だったこと。
集団走行の経験が少ない114名の参加者が2列縦隊でそこそこな斜度の登り坂を並んで走ると、どうしても列が長く伸びてしまう。ほぼ最後尾スタートだったから、それなりにタイムを失った感じ。
並びの位置取りをもっと考えればよかった(苦笑)。

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2009.07.09

ANT+SportTM対応のトランスミッター?

ツール・ド・フランス第6ステージ。

逃げるガーミン・スリップストリームのデイヴィッド・ミラー選手のヘルメットに載っかった黄色の箱。

昨日は、デーヴィット・ザブリスキー選手の頭の上に載っていたような・・・。

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ツール・ド・フランス2009ダイジェスト

昨夜の第5ステージは、Bboxブイグテレコムのヴォクレールが190kmを逃げた6名の集団から上手に抜け出してステージ優勝した。

サクソバンクが中心となってメイン集団が追走をはじめたのだが、強い横風区間で第3ステージにコロンビアが行ったと同じ中切れを狙った鬼引きで集団が分断した。

ところが、あまり集団間のタイム差はつかず、サクソバンクは後ろへ下がってしまった。

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2009.07.07

朴葉寿司 (ほおばずし)

大平街道は緑が深く木々がトンネルとなって、通り雨程度ならあまり濡れることがない。
日射しもあまり届かないからとても涼しいけれど、濡れた路面は乾きにくい。

日曜日の昼下がり、アディクトでそれなりに心拍を上げて飯田峠を越えてみたが、大平宿以西はひどく路面が濡れていて、お休み処大平で遅い昼食をとって引き返した。

暗雲を警戒してお手軽なラーメンをたのんで食べていると、清内路からいらしたお客さんから手作りの朴葉寿司をごちそうになった。

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ミストラル・ミスチーフ

今日も4人の逃げを容認したプロトンは、南フランスの凶暴な陽射しの下、時速28kmと言う超まったりモードで進む。

しかし、残り130kmで16分近い差に驚いたようにサクソバンクが追撃姿勢を整え、慌ただしく加速をはじめた。

10kmで1分以上縮めるセオリー通りの追走で、逃げる4人との差は順調に縮まって行く。

逃げる4人はゴール手前20km以内に捕まって、今日もスプリント勝負が予想された。

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2009.07.06

トップスプリンター新城幸也

ツール・ド・フランス第2ステージ。

集団スプリントになったゴール前、後半に終始集団を引っ張ったコロンビア・ハイロード擁する世界屈指のスプリンター、マーク・カヴェンディッシュが、抜群のスプリント力を発揮してトップでゴールラインを駆け抜けた。

のを見るのも忘れるほど、画面左からフースホフトをかわすように加速して現れた新城幸也選手に目が釘付けとなった。

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2009.07.05

ツール・ド・フランス 激走!新城幸也

モナコの個人TTを皮切りに、2009年のツール・ド・フランスが始まった。

参加180名中106番目にスタートした新城幸也選手は、TTスタートから国際映像に登場。
期待に胸がわくわくしているのがテレビ画面を見つめる僕等にもひしひしと伝わる素敵な笑顔で、ツールのスタートを切った。

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