クリンチャータイヤの緩パンク
昨日、林道の未舗装区間手前まで下ってから上り返そうとしたとき、前輪タイヤの接地面が大きく変形していることに気付いた。
空気圧が下がっている様だ。
走る前、空気圧はチェックした。普段は7bar充填している。
緩パンクだろうが、チューブ交換は面倒だ。実際に緩パンクかどうかを確認する意味も兼ねて、取り敢えず空気を入れ直して凌ぐことにした。
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洗車後にパンク修理のため取り外したチューブを見ると、小さなピンホールから空気漏れしている。
パンクの原因となった異物が残っているかも知れないので、タイヤの内側を指で触って確認。
異物の感触はなかった。
ダイソーのパッチを使ってパンク修理した。8枚入りのパッチで、ゴム糊を使って貼るタイプ。
以前は薄さを重視してパナレーサーのイージーパッチを恒久修理用にも使っていたが、劣化が早いのでスタンダードなパッチを使うようになった。
できればチューブラータイヤ用の薄いパッチが使いやすいのだけど、入手性が悪いのと、100均のパッチでも今のところ不具合が無いので気にしないようになった。
今日の朝練前に修理したタイヤを確認したところ、前日充填した空気圧が保たれていた。
問題なくパンク修理できたようだ。
ところが、最初のヒルクライムを終えて下り坂へ入った時、前輪のタイヤの潰れ具合がいつもより大きいことに気付く。
緩パンク再発か・・・。
次の登りまでとりあえず下りきって、適当な場所で降車してタイヤの確認。
昨日と同じ症状だ。
パンク修理に失敗したか、違う箇所をピンホールパンクさせたのだろうか?
空気の漏れは遅いので、昨日と同じように都度空気を増し入れして予定コースを走りきる事にした。
夕方、タイヤを見ると、すっかり空気が抜けていた。
チューブを取り出して確認すると、昨日パンクした箇所と線対称な位置にピンホールが見つかった。
昨日のパンクの原因となった異物がタイヤに残っているに違いない。
バルブの位置を基準に、パンク箇所に相当するタイヤの表面をスポットライトで照らしながら具に観察。
すると、極小さな金属片らしい反射があった。
タイヤに埋もれた異物をピンセットの先でほじり出すと、1mmほどの三角形の鉄片だった。
この鉄片が路面の凹凸で押されて、チューブにピンホールを穿ったようだ。
昨日、パンク修理を終えてチューブを戻す時、外した時と同じ方向でチューブを入れれば、異物は厚くて固いタイヤパッチに当たるだけでパンクを再発させることはなかっただろう。
いや、チューブを外す時に、位置関係を記憶することはしなかった。
そういったことにも注意を払っていたら、パンク位置のタイヤ面をもっと気を付けて確認したかも知れない。
そうは言っても、今回の異物は黒くて小さく薄かったため、まだタイヤに残っているという確信を持っていないと見つけられなかったとは思う。
練習中に予備チューブへ交換しなかったことは幸いだった。
予備チューブにも穴を開けてしまっていただろう。
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