横断側溝
田舎道は、横断側溝がとても多い。
北京オリンピック景気が終わり、サブプライムショックを震源とする未曾有の金融危機と相まって、高騰していた屑鉄価格も一気にキロ0円にまで暴落。無価値というのも困ったものだが、横断側溝のスチールグレーチングが窃盗の対象になる心配はなくなった。
そうは言っても、細いロードタイヤで横断側溝を越える時は、特に注意が必要だ。
横断側溝の溝蓋(みぞぶた)はスチールグレーチングが多い。
交通量の多い道路では、大概側溝に蓋は固定されている。ところが、幹道を外れるとグレーチングは固定されず、ずれて隙間ができていたり、ひっくり返って填っていたりすることがある。
グレーチングの隙間は、よく見ていれば遠くからでも気が付く。
しかし、グレーチングがひっくり返っているのは、それなりに近づかないと分からない。
公道で自転車を走らせるサイクリストには、数々の危険も想定して安全に運行する責任がある。
と、自分を戒めながら、横断側溝などにも注意を払いながら走る。
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| 広域農道の交差点にある横断側溝。 山腹を走る道路では、交差点でなくても法面からの水を谷へ排水するために横断側溝が多い。 | グレーチングの隙間。 3cmほどの隙間が空いている。注意を怠れば、ロードタイヤならすっぽりと落ちてしまう。 |
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| 表裏がひっくり返ったグレーチング。 裏面にはクロスバーが無いため、ベアリングバーの隙間にロードタイヤが落ちると、転倒したりリム打ちパンクする。 | 元プロロードレーサーの福島康司選手(梅丹本舗GDRエキップアサダ)らが、現役時代に貴重な練習時間を割いて補修した横断側溝。 |
サイクリングをしていると、こ~ぢさんたちが木で埋めて直してくださったグレーチングの隙間をよく見かける。
ぼくらも、危険と思えるグレーチングのずれを見つけたら、できるだけ直すようにしている。
ひっくり返っているグレーチングも、安全を確認しながら元へ戻す。
ところが、写真の表裏反対となったグレーチングは、反転している3枚を針金で結んで固定して、直すことができなかった。
道路を管理する役所へ連絡して改善をお願いしたい。
裏面にクロスバーが無いスチールグレーチングを表裏反対に設置すると、クロスバーがベアリングバーの捻れ方向の補強として働かないため、大型車の通過などで撓んだ際にフレームとベアリングバーとの熔接部分に亀裂が入ると、クロスバーとの溶接部分もすぐに破断して、ベアリングバー自体がグレーチングから外れてしまうだろう。
実際、上記の反転グレーチングでは、ベアリングバーが4枚も外れてしまっていた。
こ~ぢさんの記事にもあるが、道路管理にたずさわっている方の中に、グレーチングの表裏に関心を払わないスタッフがいれば問題だ。
安全に関わる重要なことに対して、管理監督される際には必要充分な教育を行って貰いたい。
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