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2009.02.09

しらびそヒルクライムレースのコース変更

一昨年から始まったしらびそ高原HCの応募要項がそろそろだと思って、主催HPのレースカレンダーにあたったところ、まだ申込み開始待ちとなっていた。

レース開催日は5月17日。昨年同様だ。
ところが、内容紹介に「念願のフルコース全長22km、標高差1400m。」とある。

実は、第1回大会開催の一月ほど前、予定コース上で崖崩れが発生して通行止めとなり、急遽下山予定コースをレースコースとする措置が取られた。
そのため、全長約14km、標高差1000mとなっていた。

道路の復旧には1年近くを要したため、昨年の第2回大会も第1回大会同様となった。

しかし、今年から、当初予定されていた遠山郷下栗側から北上する22kmのコースでレースを行うことになったようだ。

予定されているだろうルートマップを以下に示す。
22kmに足らないので、実際にはもう少し変更があるのかも知れない。

さて、第1回ならびに第2回大会でのコースは、全般に斜度が一定したコースだった。
しらびそ峠からハイランドしらびそへと登るゴール手前に斜度15%を超える激坂が待ち受けるものの、全長14kmと短いこともあって、全般にイーブンペースで走ればそこそこ良い成績が出せるコースだったと思う。

ところが、今年(第3回しらびそ高原ヒルクライム大会)からのコースは22kmと伸び、しかも14%平均の斜度が数キロ続く箇所が2箇所と、今までとはまったく違うプロファイルとなっている。

まず、スタートから最初の3kmが10%から16%のきつい登りになっている。
道路の幅員も狭く、前回大会の半分程度しかない。
スタートでの混乱が容易に予想でき、表彰台を狙うなら、スタートの位置取りは他大会以上に大切な要素となるだろう。

登り切ると、下栗の帯山へ通じるほぼ平坦路となる。
杉林の中、幅員は相変わらず狭く、しかも路面の状態が悪いところも多い。
しかし、若干下り基調な箇所もあって、ある程度踏んでいきたい場所だ。

下栗の本村から半場への葛折りから、再びきつい登りが始まる。
約5km、斜度は10%から最大18%あたりで延々上り続けることになる。半場を過ぎてから杉林が切れるまでが、また結構きつい。
冬季閉鎖ゲート手前から木陰が無くなり、コンクリート舗装路面へと変わってまたきつくなる。
この区間で余力を残さないと、完走が危うくなるかも知れない。

一旦尾根を越え東側に至ると、斜度は緩くなる。
右手に拡がる南アルプスの雄大な景色を楽しむ余裕も生まれるだろう。

ピークを越えると、御池山隕石クレーターまで下り基調になる。ここまで来れば、レースも終盤。
カットパンクを引き起こしやすい転石には十分注意したい。

隕石クレーター途中から、再び登り基調。
ゴール手前の最後のアプローチは、斜度10%強の200mほどの登り。
地図が古いため、ゴール前のルートが合っていない。


例年並みの好天に恵まれれば、上位クラスの予想タイムは80分~90分だろうか。
このコースは梅丹本舗GDRエキップアサダの選手たちが練習に使っていたことがあるので、参考になるタイムがわかるかも知れないね。

今年は成績出したいところだけど、このコースを走りきることができるだろうか?
練習しなくっちゃね。

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