CMOS CLEAR
セカンドPCは、440BXのマザーボードが調子悪くなって以来、臨時としてIntel 810Eチップセットのマザーボードを使っている。
PC133をサポートしたIntel 845のマザーボードとCeleron 2.4GHzがあまっていたので換装したかったが、AGP4Xのグラフィックアクセラレーターがなかなか入手できなかった。
と言うのも、カノープス製のビデオ編集専用ボードを探していたためだ。
先月、やっと入手できた。
暖かくなってきたし、雨だから走りへも行けない。セカンドPCのマザーボードを換装することにした。
使用するボードはIntel D845NWで、旧いモデルながらUSBブートにも対応した多機能モデル。
但し、クロックアップやコア電圧を変更するような機能は無い、安定志向のボードだ。
メインPC用として、昨秋にWindows 95で一ヶ月ほど使っていた。
セカンドPCで使っている安物ATXケースは小さめなので、フルサイズのマザーボードを入れるにはドライブ類から、場合によっては電源まで外さないと入らない。
今回は3.5インチベイを取り外すだけで収めることができた。
電源ならびにケースコネクタ、ドライブケーブルを配線し、CPUとメモリをインストール。
AGPにグラフィックアクセラレータ、PCIへはSCSIホストアダプタを取り付けて、取り敢えず起動してみることにした。
キーボードとマウス、CRTを結線する。
電源ケーブルを挿すと、いきなり電源ファンとCPUファンが回って起動してるみたいだが、キーボードインジケータは点かないし、そもそもCRTにも信号が来ていない。
メインPCを組み立てているときに、CPUがきちんとソケットへ入っていなかったため起動しないことがあったので、ファンを外してCPUを入れ直してみたが変わらず。
諸々見直しても画面表示しないため、ちょっと休憩。
結局、画面表示しなかったのは、CMOSをクリアしなかったのが原因。
ふと、ボタン電池を入れ直したら、何事もなかったかのようにキーボードインジケータが点滅して、画面にディスプレイBIOSが表示され、マザーボードBIOSの設定画面へ移行した。
Windows 95に比べれば、Windows 2000のセカンドPCはハードウェア構成の変更に柔軟だ。
SCSIブートである点は変わってないので、自動実行されるハードウェアウィザードで総てが完了してしまう。
必要に応じてドライバを用意してやれば良いから世話がない。
しかし、SCSIブート構成をIDEブートへ変更とかだと、結構大変な作業となる。
巷ではWindows 7の先行優待販売がアナウンスされるなど、Windows 2000なんて旧いOSとPentium 4系ってな旧いハードウェアの話題なんて見向きもされないだろうが、まぁ、備忘録。
壊れていない筈のマザーボードで画面表示がない場合、まずはCMOSクリアしてみるってことで(笑)。
メインPCにインストールした際に発生した「サウンドが早く再生されてしまう、もしくは明瞭に再生されない問題について」という問題は、自動インストールされたAC'97ドライバで発生した。
しかし、Intelサイトからダウンロードした英語版のSoundMAXオーディオドライバで上書きして改善された。
USB 2.0の拡張ボードもDVビデオ用のボードも問題なくインストールされたし、あとはPCMCIAの拡張ボードがインストールできれば言うこと無しなのだが、時間切れのため後日。
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