低廉化すすむシリコンメモリとか
ミニチュア好きの長女H氏につき合って秋葉原巡りをした折り、USBメモリのあまりな安さに思わず衝動買い。
写真のキングストン製Datatraveler 100 2GB USB2.0対応フラッシュメモリの購入価格は、わずか399円だった。
Imation製の1GBを購入したのは2007年の夏。1870円だった。
1GBが2千円を切って吃驚していたのだけど、2GBで399円なんて価格破壊も良いところだね。
磁気ディスクをモータで回転させてGMRヘッドで読み書きする装置なんて、ここ2年の内にPCからは無くなってしまうかも知れない。
秋葉原のPCショップの店頭に掲示されるパーツ価格を見ていると、眩暈がしてくる。
22インチでフルハイビジョン画素のLCDモニタが2万円を切っていたりと、10万円の予算があれば、グラフィックワークステーションがディスプレイ付きで完成してしまうんだね。
さて、購入した2GBのUSBフラッシュメモリは、いまだにメインPCとして利用しているWindows 95上でも問題なく使用できた。もっとも、USB1.1での接続だけど。
2GBを選んだのは、使用している液晶テレビの制約による。
2GBまでのUSBフラッシュメモリなら、記録されたJPEGファイルやMP3、MPEG1ファイルを直接TVで再生することが出来る。
コミケなどで、オリジナルのPCゲームやCGの頒布媒体としてUSBメモリを使うサークルも多くなったと聞いてはいたけど、これだけ安いのなら頷ける。
1998年の夏コミで作成したWindows用のマルチメディアビューアを使った電子カタログは、配布にCD-Rを利用した。
2倍速のCD-Rドライブでちまちまとライティングを繰り返し、途中で調子が悪くなって、メーカーさんが急遽代替品をバイク便で送ってくださったなんて記憶もある。
まぁ、5.25インチベイに内蔵するタイプのCD-Rドライブとはいえ、12万円程度した代物だったから、今の水準から考えれば当然のサービスだったかも知れない。当時は随分と感謝した。
開場ぎりぎりどころか、2回に分けて持ち込んだっけ?
この時、35mmフィルム用のスキャナとかも使ったな。デジタルカメラはまだまだ適当なものが無かった。
CD-Rメディアは1枚千円ほどしただろうか。CD-Rなんて、今や数円といったレベルだね。
今や、中学生が小遣い貯めてデジタルビデオスタジオを所有できる時代となった。
編集作業も高性能PCでラクチン。自主映画製作なんて、受験勉強の合間でもできるほどだろう。
もっとも、裾野が拡がった分、技術よりもセンスが問われることになった訳だが。まぁ、意外にも、まだまだ技能重視ではあるね。
資格ってシステムは金集めにちょうど良い。お陰で、資格を重視させる工作も盛んで、権威主義的傾向はなかなか是正されない。
その資格は必要なものか?
既得権益を守るための装置の一つでは無いのか?って、たまには考えても良いかも知れない。
そうそう、流行りのUSBメモリウイルス対策は万全に!
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