お誕生日プレゼントに新しい自転車のリクエストがあった。
12インチの幼児車じゃもう小さすぎるし、なんとか応えてみようか。
長女H氏は写真左のジュニアMTBに乗っている。シュイーンの20インチモデルだ。6歳になるちょっと前に中古で購入した。
H氏はあまり自転車に乗らないが、それでもこのバイクをとても気に入っているのだそうだ。
実は、H氏のシュイーンをY氏へ回して、24インチのMTBをH氏へってことも考えたけど、H氏が手放さがらないし、そもそもお誕生日プレゼントになっちゃったからなぁ。ってことで、Y氏用の自転車を新調することになった。
で、いろいろと物色して、ルイガノのLGS-J206に決めたのだが、2008年モデルは既に完売していて、今秋あたりに出荷開始される2009年モデルを待つしかない。
仕様は好みだし、Y氏の好きなピンク色がラインナップされてるのもポイントが高いのだが…。
次点としていたマングースのROCKADILE AL 20に決めた。
ガールズモデルはピンク色だし、在庫もまだある。12インチの幼児車もマングースだしね。
ところが、ROCKADILE AL 20なら2007年モデルがまだ残っていることを知った。右上のカタログ写真の様に、ボーイズフレームながらレッド&シルバーのツートンな男女兼用デザイン。
次女Y氏がポップなレタリングを気に入ったので、早速発注した。
先ほど届いて、早速次女Y氏に合わせセッティングした。
サスペンションフォークのため、長女H氏のシュイーンよりもトップチューブやシートチューブの上端は高い位置にある。
身長116cmのY氏でも、標準状態のままでは両足の爪先すら届かない。
シートピラーがアルミポストに鉄ヤグラなので、サドル高をすこしでも下げるためにヤグラ返しした。
ハンドルが高過ぎるため、コラムスペーサーを10mm分抜き、ステムを天地ひっくり返す。
ハンドルの取り付け角度も見直し、ブレーキレバーとシフターの取り付け角度もY氏に合わせた。
ブレーキレバーも調整用のイモネジでグリップに近づけた。併せて、ワイヤーも固定し直さねばならなかったが。
シュイーンに付いていたPromaxの3フィンガーレバーは、イモネジを長いものへ換えないと調整しきれなかった。しかし、マングースに付いているPromax BL-81G youth leverは手の小さい人専用モデルらしく、問題なく調整できる。
クランク長が152mmは長すぎると思う。子供用20インチなら、130mm程度が適当だろう。
トレーラーバイクのクランクが127mmなので、スワップした。ところが、チェンリングが40Tから44Tになったため、チェーンが短すぎる。
公園で1時間ほどY氏の練習を手伝ったが、チェーンが短すぎる分ペダルが重いようだ。
夜になって、トレーラーバイクのチェーンを2駒(4リンク)詰め、それをマングースに移植して2駒分長くした。
サドルも前に出過ぎていると思われるので、15mmほど後退させた。
2007年モデルのROCKADILE AL 20は、台湾製となっていた。
フレームの熔接ビートは均一で、補強もしっかりしていて本格的。
焼き入れアルミフレームに丁寧な塗装もなかなか高級感がある。立体的なヘッドマークもマニアックだが、昔の意匠に比べると味がない。
ボクはセンタースタンドである点が気に入っている。H氏のシュイーンもセンタースタンドで、見た目がすっきりするのが良い。
LGS-J206は出来の良いジュニアマウンテンバイクだが、サイドスタンドが野暮ったい。だからといって、スタンドを外しちゃ使い勝手悪すぎるし…。
2007年モデルのROCKADILE AL 20のセンタースタンドは鉄製で、見た目ショボイけどね(苦笑)。
鉄製って言えば、ハンドルバーもクランクセットも鉄で重いな。
サスペンションフォークはクラウンのみアルミで、あとは鉄。リジッドフォークで充分なのにね。
子供は成長するから、自転車選びは難しいね。
トレーラーバイクに乗って慣れているから、Y氏ならすぐに乗りこなしてくれそうだが、ROCKADILE AL 20のボーイズフレームは身長120cmを超えないと厳しいんじゃないだろうか?